羊のこととか、リハビリのこととか

朝起きるとパートナーがいない。居間に行くとこたつの横に倒れてました。こっちのほうが寝心地がいいのかなぁ(笑)。
で、定時に出勤。電車はすいてます。ただ、ロングシートの端席に座るとこわいです。というのは、ドアの横に立つ人がリュックをしてると、背中をこちらに向けるとリュックが身体に接近するんですよね。その高さがちょうど肩です。あまりにもこわかったので「すみません。肩を骨折してまして」とお願いしてリュックの位置を変えてもらいました。てか、電車の中ではリュックを前にするのが最近のマナーだと思うんだけどな…。知らんけど。
職場に着いたらいろんな人に退院のあいさつ。ちなみに今日から休校なので、ガッコは静かです。なんとなく若手の同僚と今後の話。その教員「なんか、定時制に行きたいと思うんですよね」みたいなことを言ってます。たぶん、この教員、わたしが担任してた頃にいたらいきいきしてただろな。そんな中から、ふとかつて担当した子のことを思い出しました。

その子、ヤンチャしすぎて進級の見込みがなくなって、学籍はあるけどすでに働いてたんですよね。
ところがその子、ある日久しぶりに授業に顔を出したんですよね。基本的に進級の見込みがなくて仕事もしてたら学籍があっても教室には入れないんです。だって、勉強するために来るわけじゃないですからね。しかも「校則に適合した姿」ではなかった。通常なら「帰れ」って言わなきゃならんのです。でも、わたしは言わなかった。実はわたしの授業のあと「その格好では認められないよ」ってことで、最終的にはその子は納得して帰ったんだけどね。そしてわたしは他の教員から「なぜ帰れと言わなかった」と言われた。
同僚と話をしながら、あの日あの子、なにをしに来たのかなぁと思いました。口では「仕事が休みだから」って言ってたけどなぁ。でも、もしかしたら、「もう一回だけ教室に入りたい」って思ったのかも。そう考えると、もしかしたらわたしが「帰れ」と言わずに教室で1時間つきあったから、次の時間に帰ったのかもしれない。
99匹の羊を放ったらかして1匹の羊を追っかける話はカッコイイです。でも、学校現場ではそうはいかないことがよくあります。なぜなら99匹の羊も1匹1匹に着目すれば、それぞれが1匹の羊なんです。つまり99匹と1匹というわけ方ができないんです。簡単に言えば100匹全部を追わなきゃならんのです。
でも、あの日、わたしは99匹を放ったらかして1匹とつきあった。それは、その1匹を追い切れなかったという漠然とした思いがあったからです。
正解はわかりません。もちろんPC的には、あの場で「帰れ」ということが正解でした。ただ、わたしは「その解」は採らなかった。その同僚は「ぼくもせんせいと一緒の立場です」って言ってくれました。
きっと、悪い教員になるだろな(笑)。

あとはひたすら仕事の中でリハビリです。
キーボードを打とうとしたら、enterキーに届かないのは昨日と同じです。ただ、職場のキーボードはこれなんで、enterキーはすごく離れたところにあります。どうしたものか。いろいろ考えて、一番キーボードが打ちやすいのはジミー・ペイジみたいな感じで方から吊るせばいいのかなと思ったり。どこにストラップをつけようかと思ったけどつけるところがないので断念。ただ、メッチャ疲れます。
てことで、しばしキーボードを打っては保健室から氷をもらってきてアイシング。これを繰り返して1日を乗り切りました。それでも音声入力も混じえながら、ゲンコをひとつ送れたからよしとしましょうか。
それにしても病院と日常生活は、移動距離から身体の使い方からまったく違います。メッチャ疲れます。
そんなこんなで定時に退勤。
帰り道に心が和む風景が。

それを干すか(笑)。
家に帰ると山のような刺し身があります。なんでも桃の節句とわたしの快気祝いを兼ねた手巻き寿司祭りらしいです。ありがたい!
パートナーに巻いてもらってパクつくとこれまたおいしい。幸せやなぁo(^^)o。
こんなの食べたらお酒がすすむやん。

そういや、今日はもうひとつあったな。「水平社創立年の日」じゃん。

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