今日は午後に仕事を切り上げて移動です。新幹線に乗って、特急に乗って、到着したのはなぜか別府。いつも全同教でお世話になっているHし本さんプロデュースの「懇親会」です。でも、今回の目的は従来のものとは少し違います。どういうわけか、某在日外国人教育関係の事務局として、大分のみなさんに「お願い」をするために行きました。お願いの中身は、「某グループを一緒に運営してくださいな」です。
大分は、かつて某グループの運営を一緒にやっていました。が、ものすごく熱心な人が個人として参加しておられたんですが、やはり「持続可能」ではありません。なので、数年前にグループから抜けられることになってしまいました。でも、大分は豊かなとりくみをしている県でもありますし、やはり一緒にやりたいなと思うのです。なので、無理を言って、外国人教育に携わっておられる方々に集まっていただいたということです。
てことで、到着したのは別府市内にある「いづつ」というお店。別府では有名な海鮮料理のお店とのことです。ちなみに、やっておられるのは中国人とのこと。なるほど。
とりあえず乾杯ののち、出てきたお刺身はコリッコリです。こんなに新鮮なのが出てるのかと。さすがは大分です。京都ではあり得ません。
というのはおいといて…。
集まってこられたのは、進路ガイダンスをしている人や日本語指導をしている人たち。いずれも原則的にはボランティアでしておられますが、みなさんガチです。ただ、おそらく全国の情報が入っていない。例えば、大分の外国人の国籍で多いのは、中国とフィリピンだとか。まぁありがちです。となると、在留資格は中国人は「技能」だろうし、フィリピン人は「配偶者等」です。となると、中国人の子どもの在留資格は「家族滞在」です。となると、今関東で一番ホットなテーマです。でも、その情報が入っていない。あるいは、日本語指導の人たちも、とても深いとりくみをしておられますが、蓄積が少ない。それはしかたないです。例えば10年やったとして、その人ひとりなら10年分の蓄積しかない。でも、他に20年とりくんだ人と情報が共有できたら、20年分の蓄積をもつことができる。
わたしはほんとになにもしていないけど、でも情報は入ってくるんですね。情報があれば、いざという時の対処の幅が広がります。なので、そんなあたりの話をチラチラとしたりしてました。
で、トイレに行こうと外に出たら、バックヤードに子どもがいます。どうやらここのお店の子どもらしいです。上の子どもは小学生。その子が2人の小さい子の面倒をみています。すでに時間は21時です。でも、たぶん閉店までここにいるんだろうな。かつての部落の子どもの姿とダブります。ダメダメ先輩曰く「バックドアから入った子どもはバックヤードで育つ」。なるほど。きびしい生活がつきつけられました。でも、日本語指導の方曰く「きっと小学校の先生、この状況を知らないだろうな」。もしもそうだったら、それは厳しいわ。
そんなことを感じながらも、メッチャおいしいとり天とか、メッチャおいしいお鍋をいただいて、お腹いっぱいになって1次会終了。2次会は近くのバーみたいなところですが、バーではないな。なにせ、呑んでるのは焼酎です。ここでグダグダと呑んで、お友だちのM原さんのおうちへ。別府だから温泉に入りたいけど、個人宅に泊めてもらうんだから無理だなと諦めていたら、なんと個人宅なのに温泉を引いておられる。これはびっくりです。てことで温泉に入ってのんびりしたあと、なぜか犬の散歩。夜の知らない街の散歩はおもしろいですね。
そんなこんなで、就寝は2時ぐらい。えーと、明日は…。9時過ぎスタートか…。

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