何回繰り返せば

仕事をしながら、ときおり「更新」しながら情況を見守ります。やがて、なにごともなかったかのように「合意した」の文字が。あまりにも茶番です。

当然のことながら、5時半に仕事を切り上げて四条河原町に向かいます。交差点に行くと、すでに100人を越す人々が集まっています。
デモの出発点に向かう道すがら、なんとも言えない「疲れ」に襲われます。なんなんだろう。この疲れは。
デモの出発待ちの時間、人が続々と集まってきます。やがてデモ出発。
道行く人の反応はさまざまです。
無視をする人。写真を撮る人。拍手する人。子どもに「あんたも入らんと」みたいなしぐさをしている人。

昨日もそうでしたけど、「無視をする人」の顔が一番つらいですね。無表情なんです。でも「そこにそれはない」とする「意思の表情」が伝わってくるんです。
なぜ無視をするんだろう。なぜ拒否ではなく無視なんだろう。実のところ、わたしにはわからない。そして、それがわからないかぎり、無視をする人はこちらを向かないであろうこともわかっている。でも、その無視をする人は、その「無視の意志」を持ったまま、例えばこの国が向かおうとしていく先に向かっていくんだろうか。

デモも終盤に入り、ドラム隊はいよいよ激しさを増します。

再び「怒り」がこみ上げてきます。その怒りは、たしか前にも…。あぁ、この日です。忘れもしない「教育基本法改悪の時」です。あの時と同じ思いを幾度繰り返してきたか。そしてこれからも幾度繰り返すのか。
でも、そこで、無表情にはなりたくありません。無視はしない。

艱難は忍耐を生み出し、
忍耐は錬達を生み出し、
錬達は希望を生み出すことを、
知っているからである。
そして、希望は失望に終ることはない。

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