夏の総括

いや、この夏すべてを総括するわけではないです。単に某在日外国人教育関係の集会の総括会議だったというだけです。
う〜ん。なんだろ…。総括そのものは、まぁいいんですが…。今後の方向性が難しいんですよね。
いかに「人権」とか「反差別」というところから「全体」が遠ざかっているかということがよくわかります。
かつては、それなりの人が集まり、それなりの規模の集会もできました。ところが、いま、どんどん人が集まらなくなっている。これ、単純に「やり方が古いから」ってことで片づけられない気がします。逆に状況は深刻化しているのに、そこに切実さを持つ人が減ってきている感じがするんです。もっというと、「エントロピーが減少している」という感じでしょうか。
切実さを持つ人、関心を持つ人はすごく切実さがあり関心がある。で、その人の切実さや感心さは、もしかしたら、かつてかかわっていた人よりもはるかに高いものがあるかもしれません。ところが、そういう人はごく少数である。
かつてが「1人の100歩より10人の10歩」という感じであれば、今は「1000人の1歩ではなく1人の1000歩」。つまり、その「ひとり」にすごく負担がかかっている。で、他の999人は関心がない。
どこでこんなふうになったのかなぁ…。
みたいなことを、ふと感じる総括会議でした。

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