BENT

で、芝居の開始。
わたし、けっして芝居が嫌いなわけではありません。いや、どちらかというと好きな方じゃないかとすら思っています。かつて労演に入っていたこともあったし、近鉄劇場に行ったこともあるし、アートスペース無門館。に行ったこともあるし。でも、最近なかなか見に行かないのは、もちろん時間の問題と、もうひとつは体力の問題かなと思います。ドラマにしても、映画にしても、芝居にしても、それなりの時間、ある世界に入り込むってすごく体力がいるように思います。
でも、今回はそういうわけにはいきません。気合を入れて座席に座って…。

はじまりました。
やはり芝居はいいですね。特に素舞台はいいです。蓮池さん、普段の顔と全然違います。当たり前なんだけど、それが役者ってもんなんでしょうね。
うーん。
わたしはゲイの人たちのライフスタイルは、実はよくわかりません。ま、当たり前なんですけどね。でも、話には聞くところはあるわけで、なんとなく「フムフム」という感じで見続けていました。
しかし、そういう感じが、ナチスが入ってくるあたりでガラリと変わっていきます。
やがて第一幕が終了。言葉が出ません。出そうと思っても出ないんです。とりあえず
「泣いちゃいました」
のひとことでごまかしながら、お腹が減ったので、楽屋に行ってドーナツなんぞぱくついて、第二幕。
もう、のっけからキツイ話なんですけど、けっして「暗い」わけではありません。でも、重さはズシンズシンとボディブローのように効いてくるわけで。
で、エンディング。てか、それがエンディング?ダメですよ。なんなんですか、この涙は。まったくとまりません。困ったものです^^;;。
てことで、BENT終了。

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