網の目を編みなおす

放課後、生徒会室でちょっと雑談です。
ここでも、なんとなくイメージしていたことが、言葉にすることで明確化できました。
おそらく子どもたちの頭の中にある世界って、とてもフラットなんだと思うのです。で、そこに凸凹(差別とか)ができる。とすれば、その凸凹を均せばいい。もしも凸凹に気づかなければ、本人にとってはフラットなまま。だから、なにもしなくてもかまわない。
で、わたしの頭の中にある世界はもともと凸凹にできている。生きることはそのものが凸凹の中にいること。ある場所を均してもそこを均したからこそ別のところに凸凹をつくってしまったりすることもある。まぁ、素人左官業みたいな。もっと端的に言えば、差別と抑圧と権力関係の網目の中に生きている。だからこそ、生きることと網の目を編みなおすことはイコールであるわけです。
で、新しいアクティビティは、その凸凹の中に生きていることへの気づきにしたいなと思っているんです。

イメージを具体化する作業は、たぶんこんな生徒との会話の中から可能になるのかな…。

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