「うん」と「はい」

昼間はひたすら作業作業。でも、まぁ簡単に言えば講演を読み直す作業なので、おもしろいっちゃあおもしろいです。
「そっかぁ!」
みたいなことが多々あるわけで。でも、そうそうやりたい作業ではありません。
それでもなんとかひと通り終えて、完全に目と意識が飛びました。

で、おべんきょ場所に移動を開始しながら、今日のペーパーを飛ばし読みします。ほんまに泥縄というかなんというか、自分でもあきれます。

で、今日のおべんきょ開始です。
内容は、会話の受け答えの中に出てくる「はい」の果たす役割。
おもしろいです。というか、こんなペーパーを読むようになると、安易に会話ができなくなります。
「あ、今のあの人の「はい」は!」
みたいなことを考えながらやる会話は変です。あるいは、講演を聞きながら
「あ、今のうなずきは!」
みたいなこと考えていたら、簡単にうなずけなくなります。
でも、どうやらそういうものみたいです。誰に教わるともなく、それでも身につけていくものなのかな…。
で、ディスカッションとしていくつかのことがあげられたのですが、そのうちのひとつとして、「権力関係がなくても「うん」と「はい」は起こるのか」みたいな提案がなされたのですが…。
うーん。
もしかしたら、権力関係から解放された会話ってあるんだろうか。例えば、社会的にイーブンな関係の二人が会話をしている時、一方に関心のある内容でもう一方は知らないとするなら、そこに「会話における小さな権力関係がある」という捉え方ができるんじゃないかなと。もちろん、ここでいう「権力関係」は、通常使われているそれとは違う気もしますが…。
ただ、いまのは極端な話で、何が極端かというと、社会的にイーブンな関係って、果たしてあるのだろうかと。もしかしたら、すべての関係の中に権力関係は潜んでいるんじゃないだろうか…。
なんか、「はい」と「うん」から、いろんなことを考えさせられてしまいましたよ。

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