たとえ荒野であっても種を撒く

中倉さんの講演を聞いたのは3年生です。で、1年生は来週の講演のための予備知識を入れる講義。2年生は沖縄研修旅行へ向けて、沖縄にかかわる学習です。ともに「学習」なので、当然のことながら子どもたちの食いつきは悪いです。たぶん担当されている担任の先生方はすごく苦労をされたし、もしかしたら徒労感すら持たれたかもしれません。
でも、放課後に生徒と話をしていると、ちゃんと話の内容を覚えている子もいます。
「あっ!」と思いました。もしもあの学習をしなければ、この子に知識は伝えられなかった。やったからこそ伝わったのです。だからこそ、やった意味があった。
そりゃ、誰もが楽しんで知識を吸収できる教材をつくれたら、それにこしたことはありません。でも、そんな「普遍的」なものってあるんだろうか。少なくとも、わたしの力量ではとても難しい。
その時に、「聞かないからやめる」なのか「ひとりでも聞く子がいるならやる」なのか。効率を求めるなら前者です。でも、わたしはそうはありたくない。
例え荒野に種を撒くが如き営みであっても、だからこそやる意味があるのかなと、ふと思いました。

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