あるチャレンジ

今日は午後から人権教育研究会の出張です。
この研究会はなかなかおもしろい。というのは、けっこう話題がはずむからなんです。以前聞いた講演の感想を交換したり、互いの職場の状況を交流したり。けっこう新たな発見があります。
今年度に入ってから、この研究会では、毎回だれかが実践報告をすることになっています。で、やっぱりはじめのうちは前からこの研究会に参加している人間があたるわけで…。
先月は緊急を要する課題として、「改定入管法」について報告をしました。付け焼刃の知識で報告するのはつらい(;_;)。でも、しゃーないです。
で、今日は前からやりたかった「トランスジェンダー生徒交流会」の報告をすることにしました。ちなみに、ここで報告したのが都道府県レベルを通過すると、全国人権・同和教育研究大会でのレポートになります。いろんな人に知ってもらうまたとない機会です。それは、「わたしたちがやっている交流会」という意味だけではなく、「それぞれの地域で教員が主体になって立ち上げる」という意味を含んでいます。
これ、前からしたかったんですが、諸事情があわず、なかなか機会がありませんでした。まずは、3年前はまだまだできる状態ではありませんでした。2年前*1は、レポートできない役まわりでした。昨年*2は、その前のステップが踏めませんでした。
ということで、今年はやっとその機会がめぐってきたということです。さらに、今年の大会の場所は岡山だったりします(笑)
ただ問題は…。
わたしたちの交流会は、ひとつの学校のとりくみでもなく、ひとつの地域(都道府県)でもありません。スタッフも参加者も近畿一円から来ています。これを、特定の都道府県からのレポートとして出すことができるのか。たぶん、過去に例はほとんどないんじゃないかと思います。
しかし、ほんとうに人数が少ない「ある属性」の人を集めようとするならば、一定の人数を確保しようとすると地域を広げる以外方法がありません。従来の同研組織がいままで経験してきたのは、一定の地域に一定の人数がいる課題であり、そうではない課題に直面した時、どう判断するのか。
このチャレンジをしたいなと。
もっとも、それ以前に「内容」という話はたぶんにあるわけですが^^;。
まぁ、チャレンジがはじまったということで^^;。

*1:佐賀大会

*2:鹿児島大会

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