部落問題の伝え方

午後から人権教育関係の会議。
会議の中で、新入生からとったアンケート結果の分析があったんですが、やっぱり昨今の状況が顕著にあらわれていますね。一番大きな変化が、中学時代に在日問題・部落問題の学習をしているパーセンテージが、いまや25%程度になっているということです。
で、
「なぜなのか?」
という論議がちょろっとあったのですが、その中で
「伝えにくくなっている」
という話が出てきました。
たしかに、部落の歴史はかつてのような単純なものではなくなっています。また、部落を取り巻く状況も、「貧困」とか「低位」という一言で表せなくなってきています。もっと言うと、
部落民とは誰か」「部落とは何か」
ということが、ひとことでは言えなくなってきています。
でも、一方では、これこそが「部落差別」なんじゃないかという気がしています。
つまり、部落差別は「差別事象」にあらわされるものではなく、社会の構造そのものの中にあるんじゃないかということです。
でもこれ、確かに伝えにくい。でも、逆に、だからこそ伝えなくちゃならない。

う〜ん。

2 thoughts to “部落問題の伝え方”

  1. 部落とは何かは私も、知らない事が多いです。ほとんどです。
    私は、幸運にも友達に恵まれています。今、友達の中に部落の子がいます。
    はっきり言って、部落やからって意識したことは、たったの一度もありません。
    ですが、その子に聞いた事がありました。「部落って何?」って。
    その子は、「複雑だから上手く言えるか分からないけど、、、普通の人間は10あるけど、部落の人間は一本たりない。この1本の差を、普通の人間が見下してる、、、差別する。差別が、牛、豚、鳥の解体。ゴミ処理。とか、普通、嫌がる仕事をやらしてる。 就職も、書類だけで大半、ほとんど落とされる。住所だけみて、部落の人間やから、関わったらアカンって事やろな〜。」

    この会話で部落がなんなのか、うっすらとしら分からなかったんですが、、、部落、部落問題に触れるというか、高校で初めて知った問題だった。
    ですが、自分には関係ないとは思ってないんです。ただどうやって解決、きちんと納得できる方法かが分からない、だから、手も足も出ないんです。

    注:
    この会話は一字一句間違えないように書いてますが、語弊があったら、お手数おかけますが、削除してください。

    いつだったか、2年の夏だったかな〜。
    人権学習で、警察官かなにか公務員さんだったか、少し怖い感じのお兄さんおっちゃんが、部落について語ってくれた時あったじゃないですか。
    自分が結婚するときに、部落の人間だから反対された話です。
    あの話は、ずーっと覚えてますよ。

  2. いい友だちがいてよかったね。その友だちが「自分のこと」を話しておられるんだから、たとえわたしが「ん〜」と思ったとしても、それを削除する気はありません。
    大切なのは、互いが互いの経験を語りあい、少しずつ共有しあう作業をどうすすめていくのかということなんだと思います。

    あたしゃ、卒業生がこういう形で自分の経験を書いてくれるというだけで、すごく幸せなんだよね。ありがと!

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