厳しくも優しい人たち

で、向かったのは、O郡中学校。
今日はO郡中学校とO郡小学校の合同研修会です。
考えてみると、小中で合同で研修会を持つって、けっこうめずらしいかも。それだけ連携がとれているということになるんでしょうね。
まずは校長室に通されます。けっこう若い校長さんです。話をしていると、いろんな本を読んだりしておられるみたいです。もちろん、セクシュアルマイノリティ系の話だけじゃなくて、解放教育系の話もかなりできます。「松村智広」「外川正明」といった名前が出てきます。これはファイトがわきますね。
思わず
「◯◯さんはいつもネタが一緒ですがな」
と言うと、
「いや、◯◯さんはひとつのネタを育てる、ちょうど古典落語みたいなもので、あれでいいんです」
と、極めて肯定的な発言をされます。う〜ん、かなりファイトがわいてきました(笑)。
さて、研修会の部屋にはいると、かなりの人数です。で、みなさんけっこう優しげな表情をしておられます。これはいい雰囲気です。
てことで、定番の話。かなり笑ってもらえました。
てことで、校長さんの最後のあいさつのあとに
「◯◯さんと同じぐらいですか?」
と、ついいらないことを言ったのですが、校長さんは、ちゃんとOKマークを下さいました。よかったよかった。
もっとも、こんなのんきな話ばかりじゃなくて、真剣なやりとりもありました。
小学校の先生からは
「小学校では名簿は混合で、それが当たり前なんだけど、中学校ではそれが当たり前ではない。小学校でできることがなぜ中学校でできないのか」
といった発言がありました。で、わたしにコメントを求められました。んなもん
「いや、わたしがどうこうというよりも、そういう論議を小学校と中学校でやることに意味があると思います」
以外の答はないですよね。
でも、校種間の物言いって、つい控えめになってしまうのですが、こうやってきちんと話ができるのは、やはりそこに信頼関係があるからだろうなぁと思いました。

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