友だちがいるとやっぱ緊張するなぁ…

今日はA住町の人権問題研修会とのことです。
会場に到着してしばらく友だちとダラダラしていると、「あの〜」と言いながら入ってこられた方がおられました。阿波木偶箱廻しを復活する会の方です。
おどろきました。だって、前にお会いしたのは宮崎全同教の時でして、それも瞬間お会いしただけでしたから。そんな、わざわざあいさつに来られなくても…。ほんとうに恐縮です。でも、機会があったら「木偶」を見に行きたいなぁ。
さて、いよいよ時間。午前中にムラを案内して下さった方もおられます。それだけじゃなくって、徳島のお友だちが何人か観客席に座っておられます。ちょっと緊張です。まぁ、「真っ正面」に座らないだけ優しいんですけどね(笑)。
なんでも今日は町の婦人会の研修講座も兼ねているそうです。年配の女性の方々がけっこうおられます。こちらのほうは「話しやすい」パターンですね。
で、はなしをはじめたら、きちんきちんと要所要所でウケてくださいます。さすがは四国の中の関西圏。
おかげさまで、気がついたら1時間半があっというまに終わっていました。
終わってから、いろんな人がこられて、ごあいさつ。こんな活動をされている方もおられるんだ…。
あとはバスに乗って家に帰って風呂入ってご飯食べて寝るだけです。

布団に入って携帯を見たら、今日の話を聞いて下さったお友だちからのメールに気づきました。

自分の感性くらいって詩を思い出し…

という一節がありました。

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難かしくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感性くらい
自分で守れ
ばかものよ

「自分の感性くらい」(茨木のり子)

読みながら涙が出てきました。
わたしの話が直球であったとしたら、それをまっすぐ投げ返してくれる友だちの存在が、ほんとうにうれしい。

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