朝学校に行ったら「今日、よろしく」という内線。「へ?」と聞き返すと、「今日、出張やんか」という返事。orz
まぁしゃーないです。とりあえず、その時間だけはなんとかあけて、一日作業の日。こんな日に、iPodがあってよかったなぁと実感します。とにかく、雑音をさけて、延々と作業。
今やっている作業は、まぁ村上春樹的にいうならば「右手のコインを左手に移すだけ」というか「雪かき仕事」というか。でも、大切なことは、続けていればいつかは終わるということ。もちろん、終わったら次の仕事は来るのですが、まぁそれは考えないことにします。
てことで、夕方には終わりが見えてきました。このあたりになると「ワーキング・ハイ」という感じでしょうか。やたらめったら陽気になって、音楽にあわせて踊りながらキーボードを打っていました。他の人に見られなくてよかった(笑)。
で、6時に終了。やれやれ…。
どんだけたまってるねん…
とにかく、パソコンのハードディスクが飛んだことと、家庭訪問の嵐のおかげで、ぜんぜん事務作業が進んでいません。タイムリミットが今週末。でも、まだ半分も終わっていません。もう、気持ちが焦るばかりです。しかも、仮パソコンなのでFEPIMEがいまいちなじみません。効率が悪い。
で、こういう時に限って、またまた出張が入っていたりします。往復の時間も含めると、約2時間のロス。いったいどうなんねん…。
それでもどうにかこうにか、5時過ぎには目標にしていたあたりまでこなしました。
さて、帰ろうと思ったら、ある生徒の担任さんから「あの子、やめたいって言ってますねん」という衝撃の報告があったりして…。また家庭訪問か…。
今年はどうにかしてるわ…。
子どもたちの交流会
今日は、在日外国人生徒交流会。
はたして子どもたち、集まってくれるかなぁと思っていたら、いつもとは比較にならないくらいたくさん集まってくれました。
まずは、昼ご飯づくり。キムチチゲとチヂミと水餃子という、代わりばえのしないメニューです。それでも、みんなでつくると楽しくておいしいものです。
で、昼ご飯を食べながら自己紹介。放っておいたら、学校名と名前くらいしか言わないので「ルーツは?」「民族の名前は?」などというツッコミがあちこちから入ってきます。さらに、「質問タイム!」などというのがあって、「自分の民族名は好き?」などという鋭い質問を浴びせかける人もいます。
でも、こういうのを投げ込むことによって、その後の会話がおもしろくなるんですよね。まぁ、わたしはひたすら食器を拭いていましたけど…。
なんだかんだで、あっという間に4時過ぎ。終了の時間です。
家に帰ったら、突然眠気が襲ってきて、そのままダウン。おやすみなさい…。
祭りの後
きのうの晩、家に帰ったのは夜中の1時。でも、今日は3学期の終業式。なので、仕方がありません。いつもの通り6時起床です。とは言え、さすがに体が動きません。久しぶりに(笑)、パートナーがお弁当をつくってくれました。
てことで、とりあえず、眠い目をこすりながら出勤。まぁなんだかんだとつつがなく終業式も終了。
昼からは、新入生説明会。どれくらいの時間やるんだろうと日程表を見たら、2時間半ほどあります。ごくろうさまです。
夕方からは、家庭訪問。どういうことになるだろうと思ったのですが、最終的には、先日のお母ちゃんが愚痴を言いたかったというのが真相のようです。まぁ、愚痴につきあうのも仕事のうちです。結局4時間ほど愚痴につきあったんですけど、なかなかおもしろかったです。そうそう、このお母ちゃんの先日の語録、大切なことが抜けていました。
「あんな、自分のことをわかってほしいと思ったらあかん。その前に、自分の心の中に、相手が入れる隙間をつくるんや。そうしたら、相手がその隙間にものを入れることができるやろ。相手がそこにものを入れたら、相手の心の中に隙間ができる。そしたら、自分のことも相手の心に入れることができるんや」
まぁ、そういう人です。
お腹が減ったなぁと思っていたら、「ラーメン食べるか?」ということで、半ちゃんラーメンをいただきました。帰りには、ミノを自家製タレで焼いたのももらってしまいました。
なんだか、なにしに行ったのやら(笑)。
それにしても、ねむい…。
帰り道
レポート第4部・懇親会
レポート第3部
- 総会
間にあいませんでした。
- シンポジウム1「GID特例法の改正に向けて」
聞こうと思ったけど、外でしゃべっていたら終わってしまっていました。シンポジスとのお三方、すみませんでした。
- シンポジウム2「ガイドライン第3版について」
聞こうと思ったけど、外でしゃべっていたら、塚田さんの話は終わっていました。あぁ…。ところで、「自己責任」なんですけど、本来はその前に「自己選択」「自己決定」つーのがあるみたいです。そこらあたりについて触れられていた野宮さんの話は大切だと思うんだけどなぁ…。でも、半分くらいしか聞いていないから…。で、もしかして、まだ公表されていなかったんですか…。てことは、あの本(汗)。
まずは、故事の説明から。てか、故事の説明をしなくちゃならない説明で細かく笑いをとってくるあたりが…。しかし、ちょっとジェンダーバイアスが…。まぁええけどね。しかし、形成外科ってすごいことをやっているんだなぁ。
- 針間克己さん:イブニングセミナー2「当事者の方々のための研修会」
そうそうたるメンバーの参加の下、ほぼ満席。柄にもなく緊張してしまい、講師紹介するのを忘れてしまいました。あと、きちんとネタあわせをしていなかったので、ところどころぎくしゃくした場面も…。次にやるときは、事前にネタをくっておかないといけないなぁと大反省。でも、んな機会あらへんわな(笑)。プレゼンテーションの小ネタはさすがです。
そうそう、カミングアウトの順番なんですけど、一番しやすいのは「関係ない人」なんだと思うんですけど。だって、切られてもその場限りだし、関係が切れる怖さってないですから。やっぱりしんどいのは近い人。そして何よりも「自分自身」へのカミングアウトが一番しんどい。まぁ、たぶん単に「トランスやねん」みたいなのじゃなくて、もっと深いカミングアウトのことを言っておられたんでしょうけど。
で、みなさんのご協力の下、無事終了。やれやれ…。
そうそう、久々の女装、やみつきになりそう^^;;
大正解!
レポート第2部
一般演題3は血みどろなのでパス。
一般演題4。
- 桑原タケル他:トランスジェンダーと育児・性別移行と子どもの狭間で
「トランスとして」と同時に「親として」という提起は大切です。そして、「だからこそ書類の(以下略)」となるのではなく、それ以前のところでの話をしていることも大切。でも、少々耳が痛い…。あと、桑原さんの横に立っていた猫背の君は(以下略)。
- 山田奈々さん:「親の性別変更による子への影響と、特例法「現に子がいないこと」要件の問題点」と「子どもを持つ当事者の実態調査と、各医療機関での実数調査」
う〜ん(汗)。まぁいろいろ考えました。なので、「当事者みたいな人」として質問しました。ついでですから、わざわざ名前も言いました*1。「子なし要件」は家族制度や戸籍制度とのからみで存在しているので、そこまでを射程に入れた論議をしないと結局「ほつれ」を他のところにもっていくだけだと思うんですよね。その時まずは「自分の所からほつれが移動したからいいんだ」というところからはじめるのか、移動するであろう先との連帯を考えながらやるのかということを質問したんですけど、答えてもらえなかったかな。さらに続けようと思ったんだけど、座長が怒っていたのでやめました(笑)。
- 山本蘭さん:「性同一性障害に関する政策提言」と「特例法施行における当事者の実態調査」
う〜ん(汗)。厚生労働省直属の「トランス公安委員会」ができたら怖いなぁ(笑)。で、偽造手帳が出回るとか。いや、貴重な資料もたくさんあったし、提言も「そうそう!」と思うのはいっぱいあったんですよ。でも、ついこういうところに反応をしてしまうんですよね(笑)。
てことで、午前の部、お開き。
*1:事務局の人、ごめんなさい←謎
レポート第1部
一般演題2は、大期待の演題があるので、さすがに会場へ。
- 三橋順子さん:日本最初の「性転換手術」について
永井明子さんとペアルックの着物で、細かく笑いをとってこられるあたりがさすがです。しかし、「事実を調べる」ということが、いかにたいへんなことかを感じさせられる発表でした。あとで聞いたら、見出しのないコラムなんかに、大切な情報が入っていたとか。それだけに、「事実の重み」ということもまた感じさせられました。
- 佐々木掌子さん:ホルモン療法、手術療法とジェンダーアイデンティファイ
FTMはSRSとジェンダーアイデンティファイの正の相関関係が有意に存在するけど、MTFは相関関係がないという話。もちろん、研究者や医療側としては細かいツッコミどころはいろいろあるんでしょうけど、個人的にはガッテンボタンを連打。しかし、あとでロビーで先輩*1から厳しい指導・助言*2を受けておられました*3。
- 櫻庭京子さん:Transsexual voice therapyにおける話者性別推定技術の臨床応用
女声にするためには声帯を狭く緊張させるんですね。あたしゃ、声楽をちょっとだけだけどやったのでまったく逆に声帯を広げていかに緊張させないかというのが勝負でした。数値化された声パスの道は厳しいなぁと思ったけど、それだけが声パスの道ではないのは、あきらかですよね。てなことをいろいろと思ってたけど、最終的に「声が低くても女声に見える人」「学習能力が高い人」への対応ができていないことを正直に話されたので、「あぁ、この人いい人だぁ」と思いました。でも、あのソフト、おもしろいなぁ…。
- 伊東聡さん:FTMサポート10年の歩みと諸問題
もう、日本3大FTM*4のお一人ですから…。あのまじめなキャラで「大門軍団・ゴルゴ13・のび太・鶴本直」の4分類をされるというのがなんともいいです。あれ、あくまでもFTMに特化をしているので、MTFに拡大して援用して「ちゃうやん」としても伊東さんの意図とずれてしまうことに注意をする必要があるとは思いますが、それを越えても、なかなかのヒットでした。
ここで、中座。いろいろいらん情報も入ったことなので、今後の作戦を立てました。あ、阿部先生の優しい笑顔が印象的でした。