「2人会」が終わったら、当然飲み。あとのことを考えて、天王寺まで出ることにしました。と、携帯に留守電が入っています。なんだか、先回りして待っている人がいるそうな(笑)。やるなぁ…。
てことで、その人と合流して、お店探し。天王寺のあたりって、たぶんちょっと前まではずいぶんとおもしろい街だったんだろうけど、「再開発」の名のもと、そうした怪しさがどんどんなくなっているみたいですね。「路地裏」って「街の隙間」みたいなもので、とても大切だと思うんだけどなぁ…。
てことで、しゃーないから「ごちビル」に行って飲み。そこへ、今日の「2人会」に来て下さった中学校の先生も合流。しかし、予定日があさっての人を連れてくるか(笑)。
ここでひとくさり、GIDをめぐる状況のことから解放教育のことまでダラダラガンガン話。
そこそこのところで、いちおう解散。その後、「もう少し飲みたい」という人と一緒に、京橋まで移動。わたしとしては、帰りの経路なんで大助かりです。京橋の店で、もうしばらくあまり発展的ではないけどなごみの時間をしばらく過ごしていると、あっという間に終電の時間。駅まで走ってかろうじて終電に間にあいました。って、今日もかい!
2人会
で、今日のメインイベントである「2人会」です。相方はO阪医科大のKさん。
事前の打ち合わせでは、1人30分ずつ話をしたあと質疑応答のつもりだったんですが、出席者の人口構成比(笑)をみて、Kさんは作戦を変えたようです。それにしても、淡々と「原則論」を話ながらも、自分の経験をうまくおりまぜる*1あたり、かなり興味深い話でした。もっとも、かなり高度な感じはしましたが…。でも、熱心にメモをとる方もかなりたくさんおられて、「マジメだよ、この人たち!」と驚いてしまいました。実は私はそういう人たちは苦手なんですけどね(笑)。
で、わたしの番。Kさんの作戦変更は、「質問が出てこないという事態を考えて、自分の持ち時間を30分から40分に伸ばして、質疑応答の時間を減らす」ということのようです。で、わたしもその作戦に乗ることにしました。ってか、もともと30分では無理(笑)。
わたしのほうは、いつもの通り、言いたい放題です。はじめは固かった雰囲気も次第に和らいできて、まぁなんとか持ち時間を終えることができました。
で、質疑応答。やっぱりおられるんですよね。身近にトランスの子どもがいるという方。そういう方にとっては、「どうしたらいいんだろう」という思いがいっぱいなんだろうなぁ。「基本」がわかれば、すべてはその「応用」なんで、ほんとうはそんなにむずかしいことじゃないはずなんだけど、「応用である」っていうことがわかりにくいんだろうなぁ。結局は「だれもが生きやすい社会をどうつくっていくか」ということと、「多数者と少数者の間には権力関係がある」という自覚を、だれもが持つことなんだと思うのですよ。で、それを実現するために「知る」ということが必要になる。そんなところじゃないのかなぁ…。
食後の散歩
お昼ご飯を食べ終わったのが、12時過ぎ。次の予定まで1時間ほどあるので、お客さんに「散歩しませんか?」と言うと「イヤ」とひとこと。いやぁ、ハッキリしていらっしゃいます。わかりやすいです。まぁ、もともと自分の趣味なので、そのあたりをグルグルと歩きました。
町の中のあちこちを見ていると、「このあたりは、かつてはこうだったのかな?」とか、「いまこの町はこういうことを課題にしているんだな」とか、「この町の人口構成比はこんな感じかな」とか、いろんなことが伝わってきます。もっともっと時間があったら、そこで出会う人と立ち話でもするんだけどなぁ…。
韓国からのお客さん
正確には東京からですけどね。
先日、お友だちから「なんか、いつきさんの連絡先を教えてくれっていっている人がいるんで、教えてもいいっすか?」というメールがありました。「いいっすよ」と返したのですが、その人が来られた、ということで。
つっても、取材の時間は30分ほど。これくらいだと楽ですわ。しかも、日本では流れないし(笑)。
その後、お客さんとドライブ。行き先は、富田林です。
ドライブはなかなかスリリングでした。なにせ、ドライバー*1、飛ばす飛ばす。「えらい飛ばしはりますねぇ」と話すと「韓国仕込みよ!」とのお言葉。納得…。
予定では2時間半ぐらいかかるかなぁと思っていたのですが、2時間ほどで到着。まいりました。
とりあえず、車のナビに入れておいてもらった到着地点は、お好み焼き屋さん。やっぱ、出先で昼ご飯の定番はお好みでしょう。
カメラさんは「お好み焼きよりチヂミがいい」とか言っていましたが、一口食べて「これはおいしい!」と納得しておられました。ディレクターの方は「さっぱり系がいい」とのことで、ちょっとお口にはあわなかったようです。詳しくはエントリを変えて後ほど。
あ、「お酒持ってこなくてごめんなさい」って笑っておられましたよ>ひろみ姫さん
*1:じつは、カメラさん
飲み会・1日目
夕方は、久しぶりにお友だち4人で飲み。目指したのは京橋。
さすがに金曜日の夜は混んでいます。でもまぁ、予約してもらっていたので、きれいな座敷に座ることができました。で、テーブルを見るとカラオケの予約機。かと思いきや、これが、注文用の機械でした。なんだかすごいことになってきましたわ…。
2時間ほどその店で飲んで、ついでなのでお友だちがやっている京橋のお店へ。このお店、すんごくおしゃれで、しかも世界のビールがあります。わたしにしてはめずらしい選択*1なのですが、そういう面もあるっていうことで…。
久しぶりのお友だちとおいしいビールって、時間を忘れさせます。気がつくと、終電に間にあうかどうか、ギリギリの時間です。「すんません!」と店を出て駅まで走ると、ちょうど特急がくるところでした。はぁ間にあった…。
しかし、終電かよぉ…。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
朝、職場の机のところに座ったところ、いきなり来ました。思わずわたしは駆けだしていました。そして向かった先は保健室。
「すんません、これ、ください!」
返事が返ってくる間もなく、手を伸ばし、「それ」をもらってあてがいました。そしてようやく一息…。あぁあぶなかった。
てことで、こんな顔をしています。
あ、もちろん来たのは「花粉」です_| ̄|◯
I氏、えらい!
家のパソコンのwin2kを再インストールしつつ、いままでものすごくたくさんのソフトを放り込んできたんだなぁということに気がつきました。もちろん、これ、無駄ではなかったです。いろいろと試しながら、「これは自分にとって使いやすい」「これは使いにくい」と判断してきたわけで、それがCドライブの肥やし*1になってきたということです。もちろん、「(・∀・)イイ!」と思って使っていて、その後、さらに「(゚д゚)ウマー」みたいなソフトを見つけて、そのうちだんだんと使わなくなったソフトもあります。
そんな中で、「使わざるをえないけど使いたくない」ソフトもあるわけで、わたしにとっては、その代表格が「iTunes」なんです*2。とにかく、中で何をやっているのかがいまいちわからないし、ipodの中身もブラックボックス化されていてよくわからない。基本的にはあの手のものって、単なるUSBストレージに再生ソフト+DAコンバータ+アンプがついたものなんだとはわかっているのですが…。
さらに、OSの再インストールをした関係で、いちおうiTunesのデータのバックアップをとってはいるのですが、再度バージョンの違うiTunesをインストールした時バックアップファイルを認識してくれるかどうかも不安。もちろん、やってみたら簡単だったりすることもよくありますが…。
で、ありがとうipodを見ていて、一度使ってみようと思って行ったところがドラQをこさえようでした。
いや、わたしにはあっています!これ。
とにかく、自動的には何もやってくれない。基本的には、すべて自分で明示的にやる必要がある。しかも、特別なドライバを入れるんじゃなくて、単にストレージデバイスとして認識するだけでいい。助かります。
せっかくなので、最近聴きたいなと思っていたCDをCD2wav+lameでmp3にして、「I氏のつぼ」で登録→ipodに転送とやると、ちゃんと転送されていました。
しばらくは、これでやってみよう。
対立候補?
ある人の感想
今日、某人権文化センターに行って雑談をしていた時のことです。
そこの人権文化センターでは、この間部落史についての連続講座をやっています。で、センターの職員の方は興味と義務の入り交じった形で参加をしておられるようです(笑)。あ、けっして「義務だけではない」ということです。おそらく、すごく関心を持っておられて、だからこそ参加をしておられるんだと思います。
で、その雑談の内容。
「部落史の講演を聞いていて感じたんやけどな。結局な、オレら『賤民』は『賤民』っちゅうこっちゃなぁ(笑)」
いやぁ…。この「賤民」は、ある意味「選民」におきかえてもいいんだと、個人的には思うのですが…。
黒川さんの講演にもあったように、つねに部落民*1への周囲のまなざしは、新たな「徴」をつくりだしながら、差別を再生産しています。そのことを、部落の歴史をたどる中で感じられたんじゃないかと思うのです。で、それに対してどう対抗していくのか。
その時のわたしの答。
「そうなんとちゃいますか(笑)。もちろん、権利として同等のものを求めていくというのはあたりまえやけど、一方で『賤民で何が悪いねん!』と言い切ることが必要なんじゃないですか。まぁ『おかまで何が悪いねん』っちゅうのもあると思うんですけどね(笑)」
う〜ん。昨日といい、今日といい、なんでこんな話に落ち着くんだろうな(笑)。
*1:とされる人々≠部落住民