壁に耳あり障子に目あり

文化祭準備でフラフラとしていると、いろんな生徒としゃべることになります。
そんなうちのひとり。
突然、
「先生、舞子浜、行ってたやろ?」
と聞いてきました。
「なんで知ってんの?いたん?」
「うん、トイレで会った。プライベートやから声かけへんかったんやけど…」
それを横で聞いていた教員。
「プライベートやから…。えらいなぁ…」
ちょっと論点がずれてる気がする…。

ちなみに、その教員、
「スカート涼しいですよねぇ」
と言ったら
「先生もスカートはかはったら?」
と言ってこられました。でもそのあと
「あ、バイク乗れへんか」
って、訂正しておられました。
ちょっと論点がずれてる気がする…。

年々進度が遅くなる

今週は、午後からは文化祭準備で授業はなし。つまり、午前に4時間しか授業がありません。なので、わたしは2年生の1時間だけ。
で、その1時間、内容は「一般角」です。まぁ、360゜以上の角やマイナスの角をどう定義するかということなんですが…。内容的にはものすごく簡単。わかる人ならば一瞬で理解してしまう。ところが、これをやるのに1時間かかってしまいます。というか、1時間かけてできなかったという_| ̄|◯
もちろん、あまりグイグイ進む気もないからダラダラとやっているのも原因なんですが、生徒の声にいちいち反応していると、ほんとうに進まないです。
まいったなぁ…。

でも、ここ、大切にしたいんですよね。というのは、きちんと作図ができるようになるって、実は本当に大切なんじゃないかなと思うのです。例えば、30゜・45゜・60゜の書きわけができるかどうかが、あとで響いてくる気がします。なので、まぁ、時間をかけた意味はあるかもしれない…。
と、自分をなぐさめてみますわ。

やりきれない思い

ここ数週間、まともに新聞も読めないしニュースも見られないという状況が続いていました。今週に入って、ようやく「情報」に触れられるようになりつつあったんですが、そんな中でほとんど最初に触れたニュースが、「ペシャワール会の伊藤さんの事件」です。
もちろん、人の命に重いも軽いもないわけですが、それをふまえたうえで…。
「そうか、ペシャワール会の人までもか」というのが率直な感想でした。

なんでこんなことになったんだろう。誰がここまで追い込んだんだろう…。

回復の途中

昨日からやっと生活リズムが「日常」に復帰しました。
とは言え、身体のリズムが「日常」に復帰しているわけがないわけで、正直厳しいものがあります。
まずは、昨日の夜。9時半にはおねむです。
で、今朝。目が覚めたのは一応6時ですが、まったく睡眠時間が足りている気がしません。でも起きなくちゃ…。
昼間。とにかく眠いです。淡々と仕事をこなします。
で、夜。家に帰ってお風呂に入ってごはんを食べたら、やっぱり眠いです。しばらくニュースを見ていたものの、あまりの眠さに断念。就寝は10時です。

まぁ、涼しいのがせめてもの救いですね。

小ネタの神様降臨

もうひとつ、この季節にわたしがやらなくちゃならないのが、教職員劇の台本づくり。
これ、「小ネタの神様」がやってこないと、どうしようもありません。
毎年やってくるのが9月だったんですが、今年はそれでは遅い。なので、ひたすら待っていました。すると、3時頃に突然降りてきました。そこから2時間、台本が完成しました。
てなくらいですから、たいした芝居ではないですけどね。でも、ホッと一息ですわ。

年に1度、わたし抜きではまわらないことがあるらしい(笑)

うちの職場の文化祭は、2・3年生が会場を変えて演劇をします。で、2年生は、小体育館で仮設の舞台を使った小演劇。これがいい雰囲気なんです。
ただ、仮設なので、暗幕張りなんかはすべて自分たちでやらなくちゃなりません。なかでも、舞台のまわりの幕は、空中に吊らなくちゃなりません。そのため、小体育館の端から端までロープを張ります。
これがやっかいです。なにしろ、暗幕が7〜8枚ぶら下がるわけで、普通に張るとだらーんと垂れてしまう。で、わたしの登場らしいです。
大学時代キャンプ場で松の木と松の木の間にロープを張って、そこに毛布を数十枚干していた経験が、こんな時に役に立ちます。まぁ、ねじり結びとトラックノットでちょいちょいとやればすむだけの話なんですが…。毎年やり方を誰かに伝えるんですが、みなさん1年経つと忘れるみたいで、結局わたしがやってしまっている、と。
こんなことが積み重なって、転勤できなくなっているんだよなぁ…。

驚きの…

今年、うちの職場は年間行事予定が大きく変わりました。なんと、始業式が今日!
と言っても、たいていの学校はもっと前から8月に始業式をするようになっているんですけどね。
もちろん、これは「授業時数確保」という流れの中で、全国的に見られている傾向を反映しているわけで。にしても、はたして授業時数を多くしたから学力があがるかというと、実証的な研究はおそらくはないんじゃないかなぁ。で、よく言われているのはフィンランドの授業時数は、現在の日本の授業時数より少ないとか。まぁ、内容が違うだろうし単純な比較はできないんだろうけど、なんだかなぁ…。
まぁ、例年と違って、妙に涼しいのがせめてもの救いですわ。

ちなみに、生徒たちは、中学校ですでに経験済みなので、平気だったりします^^;;

遠方より友来たる・夏休みのゴール

京都に帰って、友だちと待ち合わせ。
このAくん、大学時代にほんとうによく遊んだ何人かのうちのひとりです。
「さて、晩ご飯を食べに行こう」ということになったのですが、Aくんはお酒が飲めません。どこにしようかと思い
「萊萊に行こうか」
と言うと、
「相変わらずだなぁ!」
と、大笑いされてしまいました。
結局、ミュンヘンで晩ご飯。
やっぱり大学時代の友だちって、話しはじめたらとまらないですね。「今」と「昔」を交錯させながら、どこまでも話が進んでいきます。
実は、わたしは高校時代の友だちは大学に入学して切れてしまい*1、大学時代の友だちは教員になって切れてしまい*2、教員になってからも転勤した人とは切れてしまいと、友だち関係が長続きしないんですよね。きっとそれは、自分に「冷たいところ」があるからなんだろうなと思っていたのですが、案外そういうものでもないのかもしれないなぁという気が、ここしばらくしてきました。
実は、ちょっと早めに帰ろうと思っていたのですが、結局10時過ぎまでうだうだと話し続け、再会を約束してお別れしました。
てことで、11時過ぎに家に帰って夏休み終了。

ところで、家に帰ったら夏休みがまだ続いているヤツがいました。下の子どもでした。必死で漢字ドリルをやってましたよ(笑)。

*1:2人ばっか残っていますが…

*2:つながり直した人はいますが…

夏休み・最後の直線・ゴール前

今日は分科会の日。
で、会場に行くと、向こうに見たことのある人がいます。ん?ん?ん?あ、ロニーさんだぁ!と行くと、あっさり『ポーポキ、平和って、なに色?』を買わされてしまいました(笑)。
でも、それからあと、延々とロニーさんと話。
パレスチナで教わったワークショップなのよ」
などと言いながら、ポーポキ・ピース・プロジェクトの人たちと一緒にやっているワークショップに混ぜてもらったりしていると、あっという間に午前が終了。分科会には出なかったけど、こちらはこちらでそうとう有意義というか勉強になったというか、そういう時間を過ごさせてもらいました。
そうそう、分科会場におられたもうひとグループ、「とよなか国際交流協会移転問題」にとりくむ人たちも忘れちゃいけませんね。この問題、わたし流に解釈するなら「自分たちがつくりあげてきたホームを追い出されるのはイヤだ!」ということなんだと思っています。「ホーム」があるからこそ人が集まれるし、「ホーム」があるからこそ安心して活動ができる。「ホーム」を失うことは、「活動」ができなくなることにつながるんだと思います。この移転問題の本質は、おそらくは、「国流つぶし」なんだと思います。*1。昨日は「Kよぽん」が来ていたのですが、今日はいないのがちょっと残念。でも、いつも飲み会に参加させてもらっていて、みなさんに知ってもらっている関係でけっこううだうだといろんな話をすることができました。

昼ご飯は、A久澤さんとたこ焼き&お好み焼きです。二人で粉モンをつつきながら*2、人権運動の現場でのジェンダーについていろいろな話が飛び交いました。
最近感じることがあるのですが、トランスって、トランスならではの「話し相手」になりうるんじゃないかという気がしてくるんです。
なんというか、トランスの過程を通じて、あるいはトランスの結果の「場所」での経験を通じて、「男性/女性」に2分されない立ち位置から感じる「風景」って、実はとっても独特なものがあるのかもしれない。そして、その風景から出てくる「言葉」を必要とする人が、案外いるような気もします。
まぁ、同時にそのことは、その人にとってわたしは、しょせんは「トランス」であって「女性」ではないということでもあるのですがね(笑)。

午後は再びロニーさんと「やっぱ、stn、元気のでることやりたいよね」みたいなうだうだ話。
にしても、こういうところでロニーさんと会えるって、すごくおもしろいです。
てなことをやっているうちに、今年の大会も終了。兵庫の皆さん、お疲れ様でした!

*1:詳細は、リンク先のブログを見て下さい。

*2:途中、「一味」「七味」をどちらがたくさんかけられるかという勝負もしましたよ。ムキになるのはやめましょうね、お互いに(笑)。って、こんなとこ見てないか…。

ピンの集まり

大会初日の夜は全国交流会です。
交流会では各地の紹介をそれぞれの府県ごとにやるのですが、京都の参加者は濃いぃわ。O濱さんの語りからはじまって、Kん玲子さんT川さん…と続きます。考えてみると、全員が「ピン」で立っている人です。だからバラバラなんやな(笑)。
交流会のあとは、ホテルにチェックインして、2次会へ。ここもまた濃いぃところが集まりました。K井さんとかA久澤さんとかも確かに濃いぃのですが、それぞれの場所で長く実践をされている方もまた濃いぃです。
なので、「じゃぁ自己紹介を」と語りはじめると、ひとりひとりがすごく長いです。まぁわたしも全外教との出会いや交流会との出会いを延々としゃべりましたけどね(笑)。
最終的に、12時頃にお開き。ホテルに帰って気がつくと寝ていました。