交流会の会場に着くと、なんかえらい熱気です。この面積に100人はいるのか?という感じ。
乾杯の後は、メチャクチャ暑い。そりゃそうです。人がたくさんいるだけじゃなくて、メニューが鍋。もう、なにがなんだかわかりません。もちろん狭い部屋で大声でしゃべるものだから、誰がなにを言っているかもわかりません。まぁいいです。この熱気が、この交流会なんです。
日本各地で「点」として実践している人たちが、その実践を持ち寄って呑む会なんです。いや、実践ができていなくても、たぶんいいんです。「しなくちゃ」「やりたい!」という思いを持っている人が、元気をもらう会でもあります。そして、来年会う時は、きっと自分も実践を持ってくるぞと決意する会でもあります。
気がつくとあっという間に3時間ほどたっていました。
その後2次会。近くの串屋さんで呑み。松下さんも合流。でも、なにがなんだかわからなくなりつつあります。なんか途中でもめていたみたいですが、1時に終了。
部屋のみや!とか言っていたけど、気がついたら寝ていました。すみません。
で、シンポ・全同教1日目(その2)
- 「それぞれの立場から…」
みなさんのビデオ、一度見たとは言え、やっぱりいいなぁ。それぞれの人となりがあふれています。中でも山口さんや池田さんのビデオに出てくる子ども達の笑顔はすごい!その笑顔をとりもどすために、守るために、どれほどのことをしてこられたんだろうなぁと思います。藤田さんのビデオは、藤田さん自身の笑顔がいい。でも、その笑顔の裏側にはいろんな葛藤があるんですよね。
で、わたしか…。
「まずはビデオの冒頭のシーン、気づかれましたか?あそこででているビールはヱビスなんです」
笑ったのは、最前列の数名だけ。またやってしまいました。
やがて、休憩をはさんで、シンポは佳境に入っていきます。
- 生きづらさを抱えている子どもたち
それぞれがかかわっておられる子ども達の現実が出されます。わたしは、暴走機関車の話題を出してみました。もっとも冒頭は、手話通訳の方に向かってお詫びからはじまるんですけどね。
「すみません、また早口です」
めっちゃ嫌そうな顔されましたよ。
で、暴走機関車の話を出したのは、なんちゅうか…。厳しい現実にさらされている子どもの「生きづらさ」に比べたら、もしかしたら暴走機関車の「生きづらさ」は「楽」に思えるかもしれない。でも、そういうものじゃないだろうと、わたしは思っているんですね。そんなことを提案してみたいなぁと。
- 子どもたちにとって居場所とは
おそらく他の3人の方々のかかわっている年齢層は、わたしがかかわっている子ども達よりも下なんですね。なので、やっぱり「安全・安心」というところにすごくこだわっておられます。
それに対して、わたしのかかわっているのは高校生以上がほとんどです。なので、おそらく「その次」を考えている。そこの違いを出してみたいなぁと思ったんですね。ただ、時間がなかったので、メインになる話は最終セッションにもっていくことにして
「診断書で自己紹介をする人にはなってほしくない」
とだけ言っておきました(笑)。
- 私たちおとなにできることは?
で、最終セッション。もう、池田さん、語りまくりです。最前列の仲間たちが時計を見ながら心配しています。その態度、完全に主催者やし(笑)。でもねぇ。語りたいことがあふれているんですね。子ども達の姿を語りたくてしかたがないんです。逆に言うなら、それほどまでに子ども達への眼差しが厳しいということなんですね。それが伝わってきます。
山口さんは、すごくクレバー。すきっとまとめてこられます。でも、実は自分が話をする内容を考えていたので、きちんと聞けていなかったんですよね。すみません、すみません。完全にカラオケ状態です。
藤田さんの話で一番印象に残ったのは、「居場所はふるさと」でした。そうなんですよね。ムラの子にとっての居場所は「ふるさと」なんですよね*1。
で、わたしは…。「「居場所」は自分でつくるもの」という。どれだけ居心地がよくても、やがてそこから出て行かなくちゃならない時に、「居場所」って、自分の居心地のいい居場所をつくるための「力」をつける場所なんだと思うのです。まぁそんなことを…*2。
で、松下さんの〆。最後に大きな拍手をもらえました。さすがに体育館いっぱいの人の拍手は鳥肌が立ちましたね。
ってことで、シンポは無事終了。けっこうよかったんじゃないかなぁ。
とうとう来たか…・全同教1日目(その1)
とりあえずホテルから会場までは歩きです。全体会会場まで歩けるって、けっこううれしいかも。
受付をすませて、とりあえず会場に入らずに、あちこちウロウロします。ウロウロしている最中も、数人のお友だちからメール。全国から続々と「なかま」が佐賀に集まって来ていることを、肌で感じます。あっちで立ち話をして、こっちで座り込んで話をして。たしかに集会にはいるのも大切だけど、こうやっていろんな人と話をすることにも、きっと「集まる」ことの意味があるんでしょうね。
でも、あんまり遊びすぎるわけにはいきません。なにせ、10分+5分+5分+5分しか時間がないんですから、いつものように口から出任せしゃべっていたらえらいことになります。
てことで、人生において2度目の発表原稿づくりです*1。ひたすらノートパソコンで原稿を打ちます。それにしても、原稿打っている最中に
「すみません」
と隣に座った人が、元同僚ってどういうことよ(笑)。
昼食後、いよいよ本番です。
ちょっと早めに会場に入ると…。ちょwwwおまwwww。
最前列に知りあいが陣取っています。それも一ヶ所じゃありません。あちらにもこちらにもいます。
そのうちの1人、N倉さんにいたっては、コンビニ弁当を食べてます。
「こんなとこでなにしてんねん」
「笑ろたらええんやろ」
「そや」
阿吽の呼吸でした。さてさてどうなることやら。
*1:1度目は熊本全同教のレポートの時です
で、打ちあわせ(笑)
それでもとりあえず打ちあわせ・第1弾が終わったので、第2弾の会場へ。
いやぁ、場所が変わると人の雰囲気も変わります。池田さん、(・∀・)イイ!!
お酒は飲めないらしいのですが、ウーロン茶で「場」を盛りあげてくださいます。つられてわたしたちもいろんな話を出してしまいます。なんか、裏のコーディネーターって感じですね。おかげさまで、みなさんとの「距離」がずいぶんと近くなった気がします。
うん、あした、なんとかなりそうだ。
さぁ、ホテルに帰ってお風呂に入って寝よう。
で、打ちあわせ
佐賀に到着したところで、コーディネーターの松下一世さん&もうひとりのシンポジストの藤田さんと合流。佐賀大学へ向かいます。大学でさらにもうお二方のシンポジスト山口さんと池田さんと合流。松下さんの研究室で打ちあわせです。
とりあえずシンポジウムの進行に従って、それぞれがなにを話すかを出しあうんですが、実はわたしはぜんぜん考えていなかったんですよね。てか、ちょっとは考えたんですが、それは行きの「かもめ」の中だったりするわけで。
でも、話をしてるうちに、だんだんと自分の役回りがつかめてきました。
結局、シンポジウムってプロレスなんですね。それぞれのシンポジストが自分の技を紹介して、その技を受けて、次の人にどんな技をかけるかを点検してみたいな。
てことで、なんとなく行けそうな気分になってきました。なので、資料をふたして「次、行きましょう」のオーラを出すのですが、みなさんまだ資料を見ているよoπ。
で、原稿書き
新幹線の中は、いつものように原稿書きの時間です。実は朝の通勤途中に60%書けていたので、残り50%を書いて(笑)、10%削れば終了です。
てことで、今回も自分的〆切には1日遅れたけど、言われている〆切には1日余裕があったので、よしとしましょうか…。
さて、行くか・全同教0日目
今日から第62回 全国人権・同和教育研究大会が佐賀であります。今回は特殊任務があるみたいです。詳細は
http://zenjinkyo-saga.net/site_files/file/1120sinpo.pdf
ですね。いったいどうなることやら…。
異様な雰囲気…
4時間目の授業。いわゆる「普通クラス」なので、そんなに勉強熱心な子どもたちばかりではありません。にもかかわらず、だれ一人として遊んでいない。
いや、試験前というのはありますよ。ありますけど、やっぱり驚きます。1学期の時には「ほぇ〜」としてた子が、必死で問題を解きながら質問をしてきます。それがまた、いちいち真剣なんですよ。
実はこのクラス、この状態が2ヶ月近く続いています。ほとんど私語がなく、シーンと静まりかえった環境で、みんなが勉強しています。
「50分ならこれくらい進むだろう」
と思ったところを40分で終わってしまうので、最近時間が読めなくなっています。
どないしよう…。
今日はパートナーの日
とりあえず、淡々と仕事を終えて、家に帰る前にお医者さんへ。頭の傷を見てもらいます。
で、家に帰ると、子ども達はパソコンで遊んでいます。とりあえずご飯は炊いたみたい。
「かぁちゃんは?」
「出かけた」
そうでした。今日はパートナーはギター教室の先生のライブに行っているんでした。冷蔵庫を見ると、つくり置きはなにもない。てことで、お手軽クッキングといきますか。
鶏ミンチに玉ねぎのみじん切りとジャガイモのみじん切り、卵、ゴマを入れ、みりん、しょうゆで味つけ。つなぎに片栗粉を入れてこねます。こいつを一口大にしてごま油で焼きます。仕上げに、みりん・しょうゆ・おろし生姜で味つけしたあんをかけてできあがり。あっという間にできますね。
野菜がないので、白菜に薄切りのひら天を入れて、ダシ・みりん・しょうゆで蒸し煮にします。これもあっという間にできますね。
ちょっとボリュームが足りないので、ジャガイモの厚切りスライス、スライスオニオン、ハムの千切りにチーズをかけてオーブントースターで焼きましょう。大人用には少ししろワインを垂らしてね。
うん、それなりになりましたよ。
帰ってきたパートナーも喜んで食べていたから、よかったよかった。
サシ呑み・第3弾
いったいこんな状態がいつまで続くねんという感じの、サシ呑みが延々と続く今日この頃ですが、今日も今日とて行くわけで。今日の相手は、やっぱりこの人かのA久◯さんです。
とりあえずお店に落ち着いたところで、
「いつ以来だろうね」
と顔を見あわせます。確かに前回呑んだのは先月ですが、「サシ」となると、ほんとうにいつ以来だったのか、見当もつきません。
てことで、まずは趣旨説明。そこから互いの近況報告とか、夏の「帰りの話」とか。
たくさんで呑んでいると、たしかに楽しいけど、「あの時自分はどう考え、どう行動したか」みたいな話はなかなか出せません。なんといっても、そのメッセージが「多数」に向けられるのではなく、直接「わたし」「あなた」に向けられるわけで、ほんとうにカスタマイズした内容がやりとりできます。そういう意味で、やっぱり「サシ」は大事だなぁと、あらためてつくづく感じました。
てことで、あんな話やこんな話をのんびりしながら、9時半頃に終了。
外に出ると屋台のラーメンがでています。思わず食べてしまったのは、まぁええかと。
てことで、今日もさっくり呑みは終了。
これで、当面の「サシ呑み」は終わりなわけですが、この終わりは新たなはじまりだと思います。また、誰かを誘うんだろうなぁ…。