幾多の試練と困難を経て、とりあえず沖縄人権学習のビデオが完成しました。
てことで、夕食後はうちの家族対象の上映会です。いや、上の子どもはともかくとして、パートナーが最後まで起きてくれていたら、それだけの刺激があるということで、下の子どもが理解してくれたら、うちの生徒たちも大丈夫かなと。まぁ家族は実験台になり得るわけです。
で、結論。
上の子どもは「きちんと」見てくれました。まぁ、そういうヤツなんです。パートナーは…。寝ていました。「すごくおもしろかった」って言っていましたが、まぁそういうことでしょう。下の子どもは…。途中で横になったから、かなりしんどかったのかな。でも、内容は頭に残っていたみたいです。
さて、前途多難だな。
やっぱり炭酸分が必要だ
今日は夕方からヤクの調達&骨密度の測定です。
まずはホルモン値の報告。
「まぁこんなものでしょう。いいと思いますよ」
ちょいと一安心。てか、少しホルモンを増やそうかと思っていたんですよね。で、そのことを言うと
「いや、できるだけ薬は減らす方向で考えたいんです」
とのこと。うん、その通りです。
続いて骨密度の測定。こちらも相変わらずです。まぁたかだか半年で何かが変わるとも思っていなかったので、想定内ですね。
〆呑み
朝はとにかくホテルでゴロゴロ。チェックアウトギリギリの11時までいて、そこから信濃町まで移動。今日は、この時お会いしたY里さん@LADD リーガルアドボカシー 〜障害をもつ人の権利〜とS々木さん@ピープルファーストジャパンと3人でランチビールです。向かったのは、canal cafeなる、かなりおしゃれな川沿いレストランです。
とりあえず、席を陣取って、まずはビールで乾杯。どうやらS々木さんはストロー派ではなく直接派らしいです*1。
そこからは、障害・セクシュアリティ・部落・外国人と、会話は縦横無尽に広がります。
青い空、涼しい風、汚い川(笑)、楽しい会話。もう、最高です。当然ワインが進みます。あっという間に一本あいて、さらにもう一本。Y里さんは
「自分はルーツのせいか、蒸留酒は無敵なんだけど」
と言いながらもつきあってくださいます。
3時半頃の新幹線を予約していたけど、結局4時半に予約し直して、浴びるようにワインを飲みました。
さぁ、妙に興奮した3日間だったけど、これで終了。あしたからは日常だ。週末までだけど(笑)
*1:どーでもいいけど
はじめての世界
終わってからホテルにチェックイン。その後カントクに連絡。
「会場近くのカフェにいる」
ということだったので、そちらに移動。到着すると、カントクの友だちたちがいました。
考えてみると、わたしはいつも「いつきワールド」にカントクを誘っていました。でも、カントクには「カントクワールド」があります。そんなあたりまえのことを、あらためて感じました。その瞬間、
「あ、今日はいつきワールドはやんぺ!」
と決めました。ふだんなら「コラボ」とか思うのですが、今日は単身「カントクワールド」に行くことが、自分の礼儀というか、お礼というか、そういうものだと思いました。
「カントクワールド」の話は、それでも「いつきワールド」との接点をたくさん持っていました。それは、カントクがそういう人だからなんでしょうね。
なんかダラダラと呑んで、ダラダラとラーメンを食べて、10時過ぎに解散。
そこから新宿に行きたい気もしたけど、カントクが
「帰った方がいいよ」
と言ってくれて、それに従いました。
ホテルに入った瞬間に落ちました。やっぱ疲れてたんやな…。
初公開
朝、体調は悪いです。そりゃそうだ。フリースにくるまって寝ていただけだし。
のそのそ起き出して、新幹線に乗りに行きます。と、なに?遅れてる?最大55分?原因は保守車両の脱輪?それ、保守と違って破壊やん(笑)。それでも、新大阪始発の電車だったのが幸いして、少しの遅れで東京に到着。ハチ公前でカントクと合流してランチ。で、青山スパイラルホールに向かいます。
今日は東京国際レズビアンゲイ映画祭で、「coming out story」が上映される日です。なぜか上映後、カントクとわたしのトークがあるそうな。
実は、「coming out story」については、試写会とか私的上映会は2〜3回しましたが、きちんとした上映はこれがはじめてです。ちゃんとしたスクリーンとちゃんとした音響で、どんなふうに見えるんだろう。わくわくします。
そうそう、それよりもなによりも、いままでは「私的」だったので、基本的には皆さんわたしのことを知っておられます。でも、今回はわたしのことをなにも知らない方々が見られるわけで、そういうみなさんの反応もとても気になります。
で、上映開始。
あぁ、すごくきれい…。葉っぱの間を差す光がいいなぁ…。一緒に過ごした6月から12月の半年間を思い出します。
で、トークの開始。
前から見て、あらためて満席だったことを知りました。すごくうれしいです。
30分のトークの時間、あっという間に過ぎました。いろんな質問を受けました。笑いもとれました。よかったよかった。
こんな感じだったみたいです。
次の映画「We were here」にも興味があったので、そのまま引き続いてみました。すごい映画だなぁと思いました。「伝えたいこと」が、オブラートにくるまれることもなく伝わってきます。
映画のあとの長谷川さんたちのトーク。なかでも長谷川さんの
「単なるエイズの映画としてとらえるだけではなく、ひとつのグループがどのように成立し、どのように成熟していくのかを知る映画でもある」
という総括にはビビっときました。やっぱ、この人すごいな…。
で、合宿へ
で、大阪へ移動。今日〜あした、トランスジェンダー生徒交流会の合宿です。
とりあえず夕方に集合して、そこから買い出しです。現役高校生はとりあえず2人。その子らを買い出しに連れ出します。ちなみに、トランスを含め大人がえらいたくさんいます。でもまぁいいでしょう。
で、焼き肉の準備をしているあたりから、現役高校生が徐々に集まりはじめます。で、焼き肉開始。当然わたしは「呑み」開始です。あとは、てきとうにやるだけです。
9時を過ぎたあたりで、いったん焼き肉終了。一度全員で円形に座って自己紹介。いつもの通り、ツッコミ入れまくりです。ちなみに大人についてはツッコミを入れてもしゃーないので、
「自分のチャームポイントを一言」
にしておきました。
あとは完全フリータイム。
おもしろいもので、初対面の子ども同士がなんとなく円形に座って、そこに先輩を交えていろいろ話をしています。そんな風景を見るのがとても好きだし、すごくうれしくなります。不登校系の子どもを持つ親同士も、いろいろ真剣に話をしておられます。たぶんしんどいんやろなぁ。うちの交流会は親のサポートはしないことにしているけど、来られることを拒んではいません。参加されて、そこで話をされたら、それはそれでいいと思います。親も子どもの先輩の話を聞きたいんだろうな。
そうそう、途中でKさん@某クリニックが来られていろいろ雑談。たまたま来ておられたM谷高校のRさんと世代間の違いを感じさせるトークをしておられました。これはかなりおもしろかったです。他のマイノリティ(というくくりはあまりにもおおざっぱすぎますが)の話が聞ける交流会であることも、この交流会の楽しさなんだろうな。
子どもたちの話込みは延々と続きます。でも、わたしは疲れてきたのでダウン。
やっぱ楽しい
今日ももうろうとした朝です。とりあえず、小さな庭の石畳に煉瓦を追加したりしながら、復活を待ちます。
で、昨日の夜中に電話したことを詫びる電話をして、スマホをとりに行って。帰りに子どもの自転車のパーツ(ワイヤ)をゲット。なにやら最近子どもが
「自転車、漕いでも前に進まない」
とか言っているみたいなので、ちょこっと整備をしようかと。どうやらリアブレーキの引きずりと、ディレーラーが動かないのが原因みたいです。
家に帰って、リアディレーラーとリアブレーキのワイヤ交換。こうやって自転車触るの、久しぶりです。子どもからは
「とーちゃん、楽しそうやな」
といわれてしまいました。いや、楽しいです(笑)。子どもに
「乗ってみ」
と乗らせてみたら、えらい楽だったそうで。子ども、喜んでいました。
結局それか…
夜は学校祭の打ちあげ。
5000円で飲み放題なのはいいんですが、ここ、お酒がまずい。日本酒なんざ、単なる甘ったるいアルコールでしかありません。なので、去年から個人的に持ち込むことにしました。まぁ飲み放題のところに持ち込むんだから、お店の人もなにも言いません。てか、お店としたら助かるかな(笑)。去年は日本酒だったけど、今日は赤ワイン。これが、けっこう好評で、なんかまわりの人に結構呑まれてしまった気がします。まぁいいけどね。楽しめたから。
で、なぜか2次会にさくっと参加。そのつもりはなかったんだけどなぁ…。
で、帰りは同僚に京阪の駅まで送ってもらって、無事終電に乗…。
う、スマホがない…。さては同僚の車の中に落としてきたなOπ。同僚の電話番号は…。スマホの中じゃん。どうするねん。
家に帰ってしばらく考えたら、
「おぉ!gmailに同期してある!」
と気づいて、さっそく電話。って、1時過ぎだよ。ダメじゃん<自分
方向が見えた日
今日は体育祭の日。なにが悲しくて5時半に家を出なくちゃならないのやら^^;;
で、いつも通りセッティング開始。うん、今年の放送部員はいいな。動きがいい。もちろんまだまだなんだけど、それでも一発で意思が伝わるので助かります。おかげさまで、8時半以前にセッティング終了。まぁ、合宿の成果ですね。
てことで、今一番頭を悩ませている「教材づくり」に着手。
ずっと悩んでいましたが、ようやく方向が見いだせました。救ってくれたのは、「深く掘れ 己の胸中の泉 沖縄学のまなざし」という番組でした。ただ、この番組、長い!それをどうするかが今後の課題です。
でも、方向さえ見えれば、あとは作業の問題です。作業は続ければ終わります。さぁ、早くつくって、担任さんたちに「把握」してもらわなくちゃ!
より厳しい指導
よく「より厳しい指導」っていう言葉が、うちのギョーカイで言われるのですが…。
いったい、「より厳しい指導」っていったいなんだろう?
いや、そういう言葉を発することはできます。でも、その中身がわからない。
たぶん、「指導をしたことがない人」には、その中身がわかるんだろうな。あるいは、「他の人に指導をしてほしい人」にもわかるんだろうな。
でも、「自分が指導しなくちゃならない人」にとっては、それが具体的に何を意味しているのかが明らかにされないと、その中身がわからないし、それが具体的に提示されたとしても、それが「より厳しい指導」とは思えないんだろうと思います。
そういえば、先輩教員が言っていました。
「話し込むしかないな」
これこそが「より厳しい指導」なんだと思うんだけど、これまた、「話し込む」って、中身を自分でつくることだから、これまたその言葉自身には中身がないんだな(笑)。