パートナーが
「早く帰ってきてね」
と言っていましたが、やっぱりそのまま帰るわけにはいきません。結局打ちあげにつきあってしまいました。でも、今回も有意義な打ちあげでした。いろんなことを話せたし、いろんなことを話してもらえました。できることを協力していこう。
勉強会
大阪まで行くかどうか、ずいぶんと考えた末、やっぱり勉強会に行くことにしました。やっぱり、最前線の話を聞かなくちゃなりませんからね。
うん、有意義でした。
で、打ちあげ
「別の高校」は、見事に統制がとれています。とにかく、担当教員がしっかりしています。それに対して、うちの学校はバラバラ。なにせ、担当教員が(笑)。というより、わたしは仕事じゃないですから。
その代わり、バラバラだからこそできることがあると、わたしは思っています。なので、生徒たちの一部とNPOの打ちあげに参加。ちょこっとビールを呑んだところで、本日の総括会議です。
「やっぱり動きがなぁ…」
とひとくさり話をしました。でも、考えてみると打ちあげまで来た子は、基本的に動きがよかった子です。中には3年生なのに
「来年も参加していいですか?」
と聞いてくれます。
うん、今からでもいいから、少しずつ慣れていけば、きっとそのうちきちんと動けるようになる。そう思います。
慣れやろなぁ…
キャンプ場の片づけは子どもたちにまかせて、朝、京都府南部の「第2のふるさと」へ向かいます。今日は地元の人権NPOと作業所の人たちの交流会のお手伝いです。ちなみに、生徒会の連中も一緒です。
で、作業所の人たちが来られたのですが、みなさん、基本的に知的障害を持っている方々です。ふだんだととても会えないくらいのたくさんの方々が来られます。で、生徒たちを見たら、半分以上の生徒がドン引きしています。う〜ん、君たち、何をしに来たんだ?ちなみに、別の高校生も来ていて、この子らは「福祉クラブ」の部員だそうです。こちらは動きがいい。NPOの人が
「慣れてるんやねぇ」
としみじみおっしゃっていました。そうなんやろなぁ…。
卒業生たちと呑み
今日は恒例の放送部の卒業生たち主催の焼肉パーティー。現役と卒業生の交流の大切な機会です。場所は京都府南部のキャンプ場です。
てことで、夕方卒業生の車に乗っけてもらってキャンプ場へ。わたしが到着すると、すでにみんな焼肉をつついています。わたしも負けじと参戦。心配していた雨も、なんとかもっているみたいです。
ひと通り食べたところで、恒例の「儀式」です。現役たちを従えて、河原におります。
で、儀式終了。まぁ今年もなんとかなったな…。
あとは鍼灸をやっている卒業生に鍼を打ってもらったりしながら、ダラダラとした夜を過ごします。ほどほどに呑んだところでダウン。
それにしても、こんなことやっている時間、ないんだけどなぁ…。
最近のマイブーム
とにかく、ここ1ヶ月くらい、いろんなことを考えなくちゃならなくて、完全にマルチタスクを要求される状態です。で、そんな状況ですから、当然のことながら、ひとつやふたつタスクが落ちて、killしなくちゃならないわけで。ちなみに、system自体もけっこう脆弱なんで、たまにsystem全体も落ちるのは、ことの道理というものです(笑)
というのは置いといて、いま一番優先順位をあげているのが、やはり人権学習です。メインになるものはほぼできたとして、「もうひとつなにか」を探していました。そんななかで、すごいヒーローがやってきました。「琉神マブヤー」のDVDです。送ってくださったのはこの間東京でご一緒したY里さん。
もう、すっかりはまってしまいました。
単なる戦隊ものかと思いきや、第1シリーズはピンもの。はじめはおちゃらけかと思いきや、最後はかなり深いところまでいっちゃっています。
もう、完全に決まりです。こいつの上映会をやったらおもしろいやろなぁ。
そらもう…
朝、目はさめました。あまり二日酔いっぽくありません。でも、身体が動きません。これはまいった^^;;
ちょっとゆっくり目に行かせていただきますか…。
さらに夜は続く
9時頃に呼び出しがかかったので、別の場所へ。ちなみに、内地留学の方々は、
「串を食べに行く」
と夜の街に消えて行かれました。
で、少々酔っぱらいながら呼び出しのかかった場所に行くと、みなさんすでに盛りあがっておられます。まぁちょうどわたしもどっこいどっこいですね。
ワインだの日本酒だのを呑んでいるうちに、ふいと記憶がなくなって、目が覚めると1時…。
どないしよう…。
残波って案外うまい。
大正区まで来て、そのまま帰るはずがありません。何人かの人を誘ったのですが、誰も来られません。
「ひとりでもいいや」
と、そのまま居酒屋へ。と、後ろを見ると、3人ほど来られます。うれしいなぁ…。
来られた方々は、現在内地留学をしている人たち。校種も小・中・高とバラバラです。当然経験してきた内容もバラバラ。だからおもしろい。当然話をするとすれ違っていくのですが、そのすれ違いをすりあわせる作業の中に豊かさがあります。そうこうするうちに、金城さんも来て下さいました。ここでみんな、今日の感想を興奮しながら話しはじめます。金城さん、少々面食らいながら?ていねいに話を返して下さいます。ありがたいです。
てことで、9時頃まで呑み。
というか、途中から残波を呑んだんですが、わたしでも呑めるんですね。特に25゜はなかなか軽くておいしかった。こちらも収穫です。
隙間をつくる
てことで、無事大阪に到着。
向かうは大正区です。今日は関西沖縄文庫の金城馨さんの案内でフィールドワークです。
わたしは金城さんのフィールドワークは2回目なのですが、みなさんははじめて。なかなかみなさん興味津々で歩いておられます。わたしも前回のことを思い出しながら、
「あぁ〜、そうやったなぁ」
と歩きます。
途中、デーゴの花のことを話されたり、エイサー祭の話をされたり。すごく味わい深いフィールドワークでした。
その後、関西沖縄文庫に行って金城さんの講演。
前回聞いたのは6年ぐらい前になるでしょうか。その時よりも今回の方がよりわかりやすい気がしたのは、わたしがこの間少しではあるけど勉強したおかげなのか、はたまた金城さん自身もこなれてきたからなのか。
中でもすごくおもしろいと思ったのが「隙間をつくる」「隙間を広げる」という発想です。
AとBが
「A||B」
みたいな感じで壁をはさんで隣同士の状態だったら、Aであることから逃げる時Bに入るしかない。ところが、
「A| |B」
みたいな感じで壁と壁の間に広い隙間があったら、Aであることがら逃げる時、隙間に入れる。すなわちBに入るという選択肢以外のものができる。
いま、金城さんにとっては、関西沖縄文庫もエイサー祭も、そのような「隙間」であるということなんですね。
これを聞いて、もう、いろんなことがストンと落ちてきました。なるほどなぁと。いままで自分が出会ってきた/やってきたさまざまなことを言葉化できた気がしました。
やっぱり異種格闘技戦はおもしろいなぁ…。