.jp公開シンポ

今日は午後から.jpの公開セミナー。それにしても、なんというかなメンバーでもありますね。なにせ、三橋順子さん・山本蘭さん・鶴田幸恵さんにわたしなんで。でも、論客としては、わたしはあきらかに一段下。かなりなアウェイ感があります。
朝起きていろいろチェックをすると、きちんと講演原稿をつくっておられるかたもいらっしゃいます。う〜ん、まだなにを話すか考えてないわたし^^;。でも、役回りとしては理解しているつもりなんで、その線でいきましょう。途中でVTRを見てもらおうと思ったけど、与えられた時間は30分。編集しなきゃ。で、ソフトをダウンロードしてきて編集準備を整えたところで、ホテルをチェックアウト。
会場近くでガソリンを補給して、会場へ。画像の編集なんかをしていると、シンポジストのみなさんが続々と登場。みなさん、なごやかにあいさつをしておられます。と、鶴田さんがふと質問しておられます。
「いつきさんは?」
「あそこに」
「え?あぁ!いた…」
なんでも完全にオーラが消えてたみたいです。えー、ふだんはそんなにオーラがやかましいのかなぁ^^;。
と、そこに山本蘭さん登場。わたしよりオーラがありません。もう、仕事が大変で、ろくに休む暇もないらしいです。大丈夫ですかいな…。

で、シンポ開始。
まぁ、内容は多岐にわたるのでおいといて。でも、互いの立ち位置の違いがはっきりしたという意味では、なかなかいいシンポだったのかな。
ちなみにわたしの立ち位置は…。

わたしは 「活動家」とか「運動家」では ありません。人々がわたしにどういう レッテルを貼っているかは知りませんが、少なくともわたしのアイデンティ ティはそこにはありません。では、 わたしのアイデンティティの基盤は何かという と、「学校教育労働者」です。 つまり「学校教育」というある種 の権力関係に基づいたフィールド、教育という労働をしているということです。
で、なぜこの確認が必要かといいますと、わたしの物事への判断基準は「0− 100」ではないということです。言い換えると、「正しさの中にも間違いがあり、間違いの中にも正しさはある」と考えてい ます。と同時に、わたしは「弱さ」や「情けなさ」や「あいまいさ」や「もろ さ」なんかを、とても大切だと思っています。なぜなら、そういうものの中に真実が含まれている可能性があると思っているからです。

ある意味、とてもずるい立ち位置だと思うし、「弱さ」や「情けなさ」や「あいまいさ」や「もろさ」に依拠した瞬間に、限りない自己肯定というか、自己弁護というか、ベタに言うなら「いいわけ」がなりたってしまうので、そこのバランスが難しいのではありますが^^;。
で、そんな話から、結局、トランスジェンダー生徒交流会をしながら考えたことを話してみました。
他の3人とはまったく異なるアプローチなんで、やっぱりアウェイ感満々だったのですが、わたしが語れることはそれくらいなんでねぇ。
あと、論議の中で
「あ!」
と思ったのが、「GIDは病気か否か」という話なんですが…。みなさん、「精神疾患だ」「身体疾患だ」「脱病理化だ」みたいな話をされていたのですが、わたしの発言は
「どーでもいい」
でした。結局、わたしの感覚はそういうことなんです。正しさを求めないわたしですから(笑)。
そうそう、アウェイ感のもうひとつの原因は、わたし以外が全員関東(東京)を拠点にしておられるということもあったかもしれません。それは、LGBTにかかわる論議になった時に感じました。まぁ、ここに関してはわたしは語るべき言葉は持っていないので何も言えませんでしたが…。

まぁ、そんなこんなで4時間半に渡るシンポジウム終了。
さすがに疲れた…。

で、当然の…

当然のことながら、懇親会です。今回は、お友だちのCゃ木さんを誘っていて、ここで合流。せっかくの地元同士なんで、ぜひ出会っていただきたいなと。たぶん、ごく近くにいるにもかかわらず、なかなか出会えない人たちを、思いもよらない形でつながりをコーディネートする。そういうのが好きなんですよね。それは、わたし自身もそうやっていろんな人々につないでいただいているし。もちろん、迷惑な時もあるだろうけど、そんな時はごめんなさいなわけで。
てことで、なんかつながりのスタートをつくれたみたいで、よかったよかった。
その後スナックに行くわ、うどんを食べに行くわ、元気な夜は続くのでした(笑)。

今年度初お座敷

夜は東大阪でお座敷。
去年の6月に話を聞いて下さった方が「ぜひ」と声をかけて下さって、今回のお座敷になりました。
にしても、東大阪、ちょいとビビるんですよね。去年の12月に話をさせてもらった時、あまりウケなかったんですよね。はたしてどうやろ…。
で、お座敷スタート。
う^^;、か、固い^^;。
ヤバイです。てか、それだけじゃなくて、今朝の寝不足がかなり効いています。しかも、今年度初のお座敷。セリフ(笑)を忘れているかも。
それでも途中から
「あー、こういうノリなわけね」
とペースをつかんでくださる方が徐々にあらわれだして、少しずつ和やかな空気に変わっていきました。最後はすごく聞いていただけた手応えがあって、拍手がことのほか大きく聞こえた気がしました。
今年度の初が東大阪でよかった…。

手を出しちまった

きのうの「おべんきょ」で、レジュメの中に引用されていた文章が、あまりにも響いたのでつい図書室に行って探してしまいました。で、当然のことながらあるわけです。リルケの「若き詩人への手紙」(笑)。
いやー、いいです!でも、なんかヤバげな昼下がりですよ。
もっとも、読みながら廊下を歩いてたら、同僚から
「柱に頭をぶつけないでくださいね」
って声をかけられたりする程度なわけですが(笑)。

やっちまった^^;

今日の授業は図形の導入部。まずは数直線上の点について。当然数直線を書かなきゃ話になりません。
てことで
「今から数直線の書き方を教える!」
とか気合いを入れてみました。
「いいか、まずは水平線を引く!」
「続いて、点をとる!こいつは原点だ!決して動かすんじゃない!人生にも原点はある。君たちに原点はあるか?!」
みたいな。
で、定番の「20歳の原点」とか言いながら、
「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である」
と引用した瞬間、ふと
「わたしにも50歳の原点があるだろうか」
と思って、その瞬間、声が詰まってしまった朝のひとときでしたよ。
もっとも、子どもたちは「50歳」に笑ってましたがね(笑)。

今年もこの日がきた

今日は、年に一回の「これが仕事でいいのか(笑)」の日です。
なんしか、子どもたちをバスに乗せて目的地へ。到着したのはわたしとしては2年に一回来ているキャンプ場。
で、今年は。
いちおうファイアースターターを持っていったけど、けっきょく使わなかった。いいことです。
で、何といってもおもしろかったのは、メニューの豊富さ。
例年だと、まぁ、焼肉・ヤキソバ程度なんですが、今年はお好み焼きありーの、焼き飯ありーの、チーズフォンデュありーの、チョコフォンデュありーの、なんか、バラエティに富んでました。ピザ焼いてるところもあったし。
まぁ、考えようによっては、それだけ冷凍商品が充実してきたわけで、でもそれはそれでおもしろいなと。逆にいままでの「バーベキュー概念」にとらわれなくなってきたということなのかなと思いました。
おかげさまで、仕事の「つまみ食い」も、いろんなものを食べられました。
だけど、「火の管理」ができないな。どうも炎があがってないと不安らしい(笑)。

半信半疑で

中間試験も終わって、今日から授業再開。とりあえず、今日はテスト返しです。
最近、あえて生徒たちに点数の分布を紹介するようにしています。というのは、クラスの傾向が丸わかりになるからです。ただ、そこからどういうメッセージを伝えるかは、伝える側の問題というか、さじ加減なわけです。こいつを自分の都合のいい方向に解釈して人民を操作することもできるし、子どもたちを勇気づける方向にも使えます。
でも、大切なのは、そこに意図があることを意識することかな。意図を忘れて自分のメッセージを自分自身が信じてしまうのが一番こわい気がします。

ずいぶん歩いた

今日は午前も午後も出張。それらを電車通勤でつなぐことにチャレンジしてみました。
まずは、朝、職場までゆるい登りを約1km歩きです。で、一時間ほど仕事をしてから、駅までもどります。
午前中の出張は、山の上にあるセンター。距離にして2km弱でしょうか。でも、けっこうな登りです。センターに着いたら汗だくです。そりゃそうです。京都市北部の早朝にあわせた服だと暑いわな(笑)。
で、会議が終わったらまたまたその道をもどります。
「送ってあげるよ」
の言葉はあえて断りますか。
で、電車に乗って、次の場所まで。次は山の上にある学校です。まぁ、そこの生徒さんはみんな歩いて通っているわけですから、歩くのはありでしょう。にしても、広い両側に家のない道で雷がなると、さすがにこわいですね。思わず走ってしまいました。
で、会議が終わったらまたまた同じ道をくだって駅に向かいます。最後は快速が来たので、そいつに乗って家に向かいました。
いやぁ、お風呂気持ちいい!ビールおいしい!ごはんもおいしい!
そして、誰かに送ってもらわず、一人で歩いたおかげで、いろんなことをいっぱい考えられました。

おだやかな時間

この間グダグダやったけど、とりあえず今日もおべんきょ。
教室に入っていつものメンバーと会うと、不思議とおだやかな気持ちになりました。たぶん、職場とは全然ちがう空気なんですよね。
で、読書会に没頭。
時間はおだやかに過ぎていきました。