きっと今日はえげつなくなるはずなので、車出勤です。ふだんより30分早く職場に到着して、朝ごはんを食べたら、速やかにセッティング開始です。とにかく生徒がイスを並びはじめる前にプロジェクターをセットしなきゃなりません。
ちなみに、8時40分にイスのセット完了とか書いてあるので、完全に勤務時間外にやらなきゃなりません。ひでぇ。てことで、機材の位置を決めて、セッティングをやってる最中に、生徒がやってきて、イスを並べはじめました。やばかった(笑)。
最初のセッションがはじまったら、すぐにお迎えです。今年も薬物乱用防止教育の講師に谷家さんに来ていただきます。うちのセクションのチーフが「ぜひ」と言ってくれるのがうれしいですね。
帰ってきたら、校歌練習の直前です。放送セットの組み換え&歌詞の投影があります。しかし、電子ピアノの音量、小さいな。
その後、谷家さんの講演。相変わらずすんごい大切なことを話しておられますが、生徒たちに伝わってるかな?まぁいいです。一発で伝わるのではなく、ジワジワといろんな形で伝えていく、その突破口をつくってくださってるんです。
ただ、講演の最後まではいられません。授業です。てか、授業の開始時間と講演の終了時間が同じってどうよ。とにかく授業開始のあいさつをすませたら「待っててね」と言って、谷家さんとおつれあいにごあいさつ。
そして授業を2発。
授業がすんだら、速やかに体育館に移動して、機材の撤収です。なにせ、イスの撤収をする前に機材を片づけなきゃなりません。わたしが撤収をしてる間に3年生はもうひとつの体育館の放送セットをしているはずです。てことで、機材の撤収が済んだら、速やかにもうひとつの体育館へ。部員と一緒にセッティング。部員たちが役割分担を決めている隙におべんとです。
午後は部活紹介です。おもしろいけど、いろいろハラハラします。約2時間の部活紹介が終わったら、「15分後から部活体験」というアナウンス。えーと、放送部のことは考えてくれてないな。それでも、何とか15分以内に機材を撤収して、部室へ。ところが1年生の見学者が来ない。このままでは部の存続が危ぶまれます。なので、部員に危機感を注入しました。そしてわたしはレスト。
ここでようやく7時間の切れ目ない仕事が終わりました。
やがて「1人来ました!」という連絡が入ったので、再び部室へ。まぁUNOでも楽しんでくれ。
そんな感じで、1日が終了。さて、帰りましょう。
今日は久しぶりに夜桜の焼肉です。終盤に火が元気になるのは、まぁ仕方ないか。
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再び決戦当日
朝、体調はまぁまぁかな。出勤途中にM田さんと会ったので「どないでした?」と聞くと、「土曜日は倒れてて、日曜日は出勤してました」とのお言葉。こんなふうにしなきゃならん仕事って何だろうとは思うけど、そんなもんでしょうね。
とりま、職場に着いたら朝ごはん。ただ、朝ごはんを食べてる最中もひっきりなしに生徒が来ます。
「あの、スリッパ貸してください」
ゲタ箱が変わるので、スリッパを引き上げてて、持ってくるのを忘れてるってことです。勤務までの時間に朝ごはんを食べてるんだけど、落ち着いて食べられない仕事って何なんだろうと思うけど、そんなもんでしょうね(笑)。
その後、放送機材のセットです。午前は始業式です。滞りなく始業式が済んだら、子どもたちはホームルーム、教員は午後の入学式の準備です。この時間帯に、なぜか「あの歌」のリハーサルをしはるんですが、なんでそんなに繰り返しかけるのかなぁ。どのボタンを押せばいいかだけの問題だから、1回でええやろと思うのですが、しつこいほどかけます。気分が悪くなったので、職員室待機(笑)。
昼ごはんを食べたら、すぐに放送室へ。明日のためのスクリーン吊りと、午後のためのセッティングの変更です。
そして入学式。こちらも滞りなく終えて、崩しです。
崩しを終えたら、そのまま明日のための機材準備。子どもたちはポーカーをはじめました(笑)
「せんせいもやりませんか(笑)?」
「やらへん(笑)」
みたいな会話。
職員室にもどったら、誰もいません。なるほど、巡回してるのね。
てことで、労働者の権利を1時間行使して、向かうは夜の仕事です。
こちらも今日からスタートです。子牛控室に行って、まずは事務の方と新年度のあいさつ。そして教室へ。しばし待っていると、突然
「お久しぶりです」
と声をかけられて、びっくりするなど。2年前に「進路相談」をしてくださった学生さんがもどってきておられました。わざわざ教室まで来てくださるとか、うれしいですね。
そして、夜の仕事開始。2年前はドキドキものでしたが、今回は少し慣れたかな。まずは自己紹介から。そして学生さんにも自己紹介してもらいました。どんな自己紹介になるかと思ったら、けっこうしっかりとした自己紹介をされて、よかったかな。あとは、いろいろ学校の裏話の話なんかをして、終了。
さすがにすべての「決戦開始」なので疲れました。帰ってビールだな。
初「さと」
今日は午後から某人権教育研究会の最終会議があります。なので、午前は労働者の権利を行使しましょう。
今日も第6章です。昨日、いろいろ挿入した内容を「正しい位置」にはめ込む作業です。そういう作業をしていると、だんだんと「謎」が解けていくのがおもしろい。確かに「実践」はしていないけど、実践してはります。その実践、個人的にはめっちゃわかります。
「大切なんは、そこだよね!」
と、思わず膝をポンと叩きたくなりますね。そういう感じ。そんなこんなで、昼頃まで作業をして時間切れです。
で、京都府中部の高校へ。最終会議の内容は、来年度の人事と来年度の年間予定です。完全に頭の中から抜けていたけど、必死でこちらの方に脳みそを割り振ります。で、なんとか思い出して、速攻依頼のメールをするなど。
17時過ぎに会議終了。その後、お疲れさん会です。向かうは「さと」です。ちなみにこの間
「さとでやります」
という連絡が来たので、思わず
「さと(笑)」
と返事をしてしまいました。ここで晩ごはんを食べるのかと思いきや、思いっきり宴会です。もちろん、しゃぶしゃぶ食べ放題です。それもスタンダードです。
しかし、牛は固くなりますね。その点、豚は柔らかいままです。お一人、ガンガン頼む方がおられて、わたしはもっぱら火力調整係です。
会話はいつしか子どもの話。お一人、最近子どもさんが結婚されたみたいで、そういう話題なんですが…。なんか、「結納」とか「仲人」とかいう話が出てきます。古風です。てか、イエ制度じゃん。家父長制じゃん。そこと人権教育がシームレスにつながっているとしたら、それはこわいな。
そんな感じで、8時ごろに終了。さてと。帰ってさっさと寝なくちゃ。
と思ったけど、帰ってからモトGPの録画を見てしまったり。やばいな。
新年度がはじまる
今日は一日会議の日です。とは言え、最初はセクションのチーフの会議。わたしたち「下々の者」は関係ありません。そんなところに、前の若い衆が乱入してこられました。この方、1年仕事から離れて山に行きまくって、でも今年うちの職場からオファーを出して来てもらったという、ほんとうにすごいひとです。よく来てくれるなぁ。
やがて会議です。冒頭は離任式。今年のみなさんは少しウェットですね。まぁいい離任式でした。そして総括会議。最後は来年度の校内人事の発表です。まぁだいたいわかっていたけど(笑)、そうなりましたか。もっとも、わかっているのは、いろいろ情報を仕入れざるを得ないからです。実は金曜日にM田さんと密談しましたが、まさか密談通りになるとは思わなかったでしょうね。密談通り、よろしくお願いします。
最後は支店長の人事です。前支店長の言葉も、それなりに考えることがあったけど、今回の言葉もいろいろ来るものがありましたね。そう言えば、35年ほど前に不当人事にあいかけた頃思ったことは
「自分はこの学校には不要な存在なんだ」
ということでした。だから当時の卒業記念の寄せ書きには「人から必要ないとされることは悲しいことです」みたいなことを書いてましたね。考えてみたら、ひどい話です。ちなみに今は「叡智の悲観主義、意志の楽観主義」です(笑)。これ、事務職員の方が「誰の言葉ですか?」って質問紙に来られて、それでもりあがったりもしました。
で、支店長の最後の言葉が
「ひとつお願いがあります。みんなで記念写真を撮らせてください」
で、これまたなんとも…。ほんとうにいい職場なんだろうな。
で、セクションの会議。今年は1人増なので、少し楽ですね。
会議が終わったら、新しい生徒会担当の人がツツツと寄ってきて、ひとこと。
「わたし、レインボーウィーク、したいんです」
やりましょうやりましょう!
そして教科の会議。どのクラスを持つかで、1年が決まります。そんな時も、若いセクションリーダーは「いいですよ」と自分を捨ててます。まぁ、自分を捨てない人がいるから捨てざるを得んわけで、そういうことです。ちなみにわたしはというと、「ターゲットの子がいる」という理由で、原案を通させてもらいました。もっとも、原案は「ターゲットの子がいる」のを伝えておいたからその原案になったんですけどね。
そんなこんなで、会議は終了。そして、来年度の準備も完了。
その後、いろいろごちゃごちゃしていたら、6時前になってしまいました。車出勤だとこうなってしまうんだよなぁ。
まぁ帰りますか。
アクシデントからはじまる
今日は午後から京都府南部の人権教育担当者の会議です。もともとは出勤しようかと思っていたけど、せっかくなのでおべんきょするために労働者の権利を半日行使することにしました。
ということで、朝ごはんをのんびり食べて、それからおべんきょと思っていたのですが、いきなりアクシデントです。
ごはんをもぐもぐしていたら「ゴリ」という感覚。口の中に固いものがあります。これは…。詰め物がはずれましたね。下で歯を探ると、穴が開いてます。金曜日に検診だったのになぁ。まぁでも、労働者の権利を行使しているから、行きますか。
ということで電話したら、とりま予約がとれました。
ということで、おべんきょです。今日もアグネス姐さんです。うーん、違いはあるけど、共通点もある。なにより大きな共通点は、アグネス姐さんもAさんも、その実践のすごさには差がないというところかな。そう言えば、かつてセンセが「涙ぐましい実践」って言っておられたけど、その意味はここにあるんじゃないかなぁ。てか、査読者の人たちもAさんのことを「現代のアグネス姐さん」ってわかってたんじゃないかなぁ。だから掲載したかった。もしかしたら、わかっていなかったのは、わたしだけかもしれません。そのことに5年たって気づくわたしは、ほんとうにダメですね。でもまぁ、それに気づかずにスルーするよりはマシか。
そんなあたりで歯医者さんです。
歯を見たお医者さん、いきなり
「真っ黒やねぇ。わかってた?」
とのお言葉。
「まぁそうやろうなと思ってました」
と返事すると
「詰め物がはずれるのは、たいていそういうことやからねぇ。神経をしょちしないとあかんなぁ」
またまた通院決定です。
「麻酔するね」
覚悟を決めました。が、案外痛くない。麻酔の前に、なにやらひと刷毛されたのが表面麻酔なのかな。あとは、ゴリゴリやっておしまいです。
てことで、出勤です。職場に着いたら、まずは「お迎え」の準備です。その後、今日の会議の資料づくり。資料をつくりながら、いろいろ憶測が飛び交う職員室を楽しんでみたり。まぁ明日が校内人事の発表なので、みんなザワザワするんですよね。そうだ、支店長のところに行かなくちゃ。
そんなことをしていたら、会議の時間が迫ってきました。ということで、会議室へ。
今日は和やかに会議が進みます。よしよし。
てことで、会議終了。そのまま夕食会です。参加者は少ないけど、それでも久しぶりに5人を超えました。お店は地元の名店です。ここ、先代は、かつてわたしが担任した子どもの親御さんでした。その後、いったん閉店されましたが、最近復活されたんだとか。ということは、現在は、かつて担任した子が店主ということです。うれしいな。
お店に着いたら、いきなりオーナーが
「せんせい、いきなり餃子15人前って言わはったんやけど、6人で15人前は多すぎひんか?」
とのお言葉。うん、久しぶりにここの餃子が食べられるから興奮してるんですよ。でも多すぎます。
「12人にしといて」
ということで宴会開始。出てきた餃子はこれ。
ちなみに6人前です。
久しぶりやなぁ。幸せやなぁ。
あとは呑んで食べてしゃべって、久しぶりに府立高校の人権教育の呑み会を堪能できました。もっとも、半分は「走り」の話でしたがね。
ということで、おなかいっぱいになったので、帰りましょうか。
これでいいのかな
今日の午前は、最後に今年度1年を振り返る会議があります。そこまでは特になにもないので、のんびりと雑務。しかし、寒いです。
で、会議。今年の人権教育を振り返ります。各学年各学期の人権学習については、おおむね「良」のようですね。毎年のことだけど、ホッとします。それもこれも、すばらしい話をして下さる講師のみなさんのおかげです。ただ、担任のみなさんにひとことだけお願いしました。
「人権学習の翌日、1分でいいからショートホームルームの時間にみなさんの感想言ってください。ぜひ「余韻」を残していただければと思います」
みなさんメモをとっておられました。
かつてだったら「担任は忙しい」のひとことでボツになっていたような話も、「そりゃそうだな」と思ってもらえるのがうれしいですね。
ということで、つつがなく会議も終了。
午後は、校区の小中学校との連絡会です。まぁ内容をいえば学校がわかりますが、外国人生徒が多数在籍している小中学校と、そこから生徒さんが来てくれている高校が集まる会議です。おそらく京都府内で唯一の「外国人に特化した会議」がこれなんじゃないかなぁ。
会議の方は、ひととおり報告を終えたら、いろいろ意見交流。これまではけっこうわたしが発言することが多かったけど、今回は、日本語指導が必要な生徒が在籍してる2校の教員がいろいろ発言。というか、なにもしない本店に対するグチを言いまくっておられました。会話権を手放さないので(笑)少しイラッとしたけど、「いや」と思いました。これまでわたししか発言しなかったのに、こうやって発言する人がでてきたということは、外国人教育のニーズを肌身で理解する人がようやく複数人出てきたということですよね。それは歓迎すべきことなんじゃないかと。ただ、クギを刺しておかなきゃならないことがあります。なのでひとこと。
「こんなことは今にはじまったことじゃないです。在日朝鮮人教育を30年以上やってきたけど、誰も見向きもしなかった。みんな部落問題はやらなきゃっていってたけど、在日のことは誰もやらなかった。教室で在日の子が本名を名のる場に居あわせた京都府の教員は、たぶん3人くらいしかいないんじゃないかな。それが今につながっている」
まぁそういういことです。と、某事務局長がわたしに
「誰が悪いんですかねぇ」
と言ってきたので、
「それは、わたしでしょう。30年間広げられなかった。それが、日本語指導を必要とする生徒が進級できないことにつながったと思っています」
と答えました。それはそういうものでしょう。
そんなこんなで、会議も終了。また来年度お会いしましょう。
帰り道、歯医者さんに寄って検診です。まぁ大丈夫かなということで、ひと安心。じゃぁ帰りますか。
今年もつつがなく
今日は特殊業務part2の日です。なので、ふだんより1本早い電車で出勤。最寄りの駅で降りようと思ったら、けっこう同僚が乗ってて、考えることって大差がないなと思ったり。
とりま職員室で朝ごはんを食べながら雑務です。なにせ、特殊業務に入ってしまったら、ネット関係が使えなくなりますからね、いちおう(笑)。
こちらのほうがさっくり終わったら、放送室に移動して、ストーブと機器に火を入れます。部屋を温めておくのも「読み」の人への心づかいのつもりです。
てことで、特殊業務開始。と言っても、特に何もなく。まぁ「やり方」は確立してしまってるので、トラブルの起こりようもないです。あるとしたら、完全に人為的なことなので、わたしの責任ってことです。そうならないように、頭の中でシミュレーションしてるんですけどね。
しかし、わたしがいなくなったら、ほんとにどうするんだろ。もちろん、わたしのやり方がベストなわけじゃないし、やろうと思えば誰だって、やればできます。ただ、たぶんたいへんだぞ(笑)。まぁでも、わたしも引き継ぎなしでイチからやったから、大丈夫か(笑)。
昼ごはんは懇親会費のおべんと。
午後、少し眠くなったけど、なんとかこなして、つつがなく終了。空き時間に、年一回の書類整理もできたし、よかったよかった。
4時には全体もほぼ終わり。てことで、定時に職場を脱出。今日はゆっくりしましょうか。
競争率は低いな
今日は卒業式です。少し早めに行きたいので、車出勤です。とりま、始業1時間前に到着したので、今日が締め切りの書類の作成をしてみたり。いや、たぶん、今やらなかったら、あとにやる時間がなくなったりしそうです。
で、早めに式場へ。放送部員も来ています。が、みんなスマホをぴこぴこやってます。うーん。放送ブースでそれをするの、やめてほしいなぁ。
と、「あの曲」が突然流れました。うるさい。てか、何回も流しています。しつこい。おそらく「テスト」のつもりなんだろうけど、なぜにこれほど流すんだ?
というか、「あの曲」を無批判に流す神経が、わたしにはわかりません。まぁ、無批判に流す人からすると、なぜわたしが「絶対に流さない」のかわからないかもしれませんがね。それは元号もまたしかりです。わたしは「絶対に使わない」。でも、カジュアルに使う教員がいます。それどころか、人権教育担当ですらカジュアルに使います。おそらく元号の意味がわかっていないでしょうね。
仮に「元号を使わないというのは教条的だ」という批判をされたら、それに対する答えは「自分で考えているし、考えろ」としか言えません。そりゃそうです。納得しているし、それが血肉化しているから「絶対に使わない」という生き方を貫けるんです。
ということで、「うるさい」「うるさい」とひたすら言いながら、こちらの作業を続けます。しかし、わたしがいなくなったらどうなるだろう。おそらく放送部員にやらせるんだろうな。いや、もしかしたら卒業式の放送すらやらせなくなるのかもしれないですね。
なぜわたしが卒業式という、まぁある種失敗が許されない、かなり責任の重い仕事を放送部員のさせるのか。かつて支店長から
「頼むから教員がやってくれ」
と言われたことがあったけど、拒否しました。
理由ひとつです。責任がある仕事をした経験がないと、責任のある仕事はできないからです。だから放送部員に任せる。もちろん、横から口出しはします。が、卓を触るのは部員です。その場をつくるのがわたしの仕事です。そして、その場をつくるのがわたしである限り、「あの曲」は、放送部のラインからは流さない。それを30年以上貫いてきました。もちろん、言い方の問題はあります。
「わたしが管理しているラインから流したら、その時突然トラブルが起こるかもしれないよ」
って、優しく脅しています(笑)。ただ、たぶん支店長も副支店長も、わたしにやらせるのは忍びないと思っているんでしょうね。だから、今のようなやり方をしてくれている。ただ、繰り返し「あの曲」が流れるかどうかチェックしているのも、放送部の顧問です。どうしたものか…。
そんなことを思いながらも、式がはじまりました。
冒頭、「あの曲」が流れます。「ミスれ!」と思うのはもちろんですが、ちゃんと流れたらほっとしてしまうのは、放送屋の悲しいサガですね。ちなみに、わたしは「あの曲」の間は紅白幕の下から部員に指示を出します。「I’s my job」です。
その後、淡々と式は進んでいきます。まぁ気になる小さなミスはないわけではないけど、大きな影響もなく、無事に式は終了。
さっくりと機器を撤収。今年は3年生の部員はいないので、片づけが終わったら解散です。
その後、いったん職員室にもどりますが、なかなかセクションの人たちが帰ってきません。これは校門にいるのかなと思ったら、やはりいました。卒業式の日は、いろんな人が来られます。中に入れてもらえない人は、校門のあたりにたむろされるので、適当に遠くに行っていただかなくちゃなりません。近隣からの苦情が来た時、たむろされている方は責任をとらなくてもよくて、責任をとらされるのが学校という、理不尽な世の中ですからね。迷惑なら、迷惑をかけている人に直接言えばいいのに、「学校が原因をつくった」というロジックでくるから、その予防線を張らなきゃならないということです。
てことで、3時前まで校門のあたりにいたら、身体の芯まで冷えてしまいました。が、それでも卒業生たちの最後の姿を見ることができるのも、「ここにいる者」の特権です。そうそう去年担当した生徒がお母さんに
「この人がどひちゃん」
って紹介してくれました。なので、お母さんには
「去年1年間、一緒に遊んでました」
と答えておきました。
ようやく卒業生たちが帰ったので、すでにはじまっている「3年担任を祝う会」に向かいました。ほとんど終わりかけです。担任さんたち、うれしそうですね。やはり主役は担任だなと思います。まぁでも、もう担任をすることはないよな。
「祝う会」のあと、用事があったのでM田さんのところへ。ここでひとくさり「スタッフ論議」をしてみたり。まぁ「裏方は、ほんとうはかっこいい」って話です。
そんなこんなで、定時が来ました。そうだ、せっかくだから帰りにウトロに寄ろうかな。
ということで、スファンさんとしばしダラダラ話。と、ホワイトボードを見ると、飲み会らしきものがあります。行こうかな(笑)。
しかし、ウトロに行ってこんなことができるというのが、これまで自分がつくってきた人脈なのかな。大切にしたいし、それを誰かにつなぎたいな。きっと他府県なら「つないで!」って言う人は山のようにいるんだろうけど、不思議なほど京都府にはいませんね。まぁでも競争率が低いということにしておきましょうか(笑)。
さてと、帰りましょう。
特殊業務・その1
今日は特殊業務の日です。なので、いつもより1本早い電車で出勤。
とりま朝ごはんを食べて、放送室のストーブに点火。今日のペアの「読み」の人ははじめてなので、快適に過ごしてもらいましょう。その後、職員集合があって時間あわせ。いちおうgarmminをつけてるから、時間はあってるはずです。で、チャイムのPCはgarmimにあわせてるから、PCもあってるはずです。ただ、1秒くらいズレてるかもしれません。そんな話をすると
「いいですよ」
とのお言葉。まぁ、明石標準時で動くことよりも、試験時間が確保されることが大切ってことです。
そうこうするうちに放送業務開始です。まずはチャイムが鳴るかどうか(笑)。この間、
「こういう時って、専用ソフトが本店から来るんですか?」
と言われたので
「そんなの来ませんよ」
と。まぁ一昨日チャイムのテストはしましたが、なにせフリーソフトやからなぁ。まぁでもこれもつつがなく鳴って、いよいよ「読み」です。はじめの30分はたくさん読まなきゃなりません。でも、ここを乗り切れば、あとはルーティンになります。当然のことながら、きれいにクリアされます。こういう時、教員のポテンシャルって高いなと思います。生徒ではこうはいきません。まぁ生徒がやる業務じゃないですけどね。
そんな感じて、「読み」もつつがなくすんで、午前最後のイベントは、わたしのターン、リスニングの放送です。ここは毎年手が震えます。んー、音が波打ってるな。ソースのせいかソフトのせいか。わからんな。まぁでも大きな影響はないでしょう。
昼ごはんは懇親会で共同購入したものです。
おいしいけど、量が多いな。おかげさまで、午後はものすごく眠い。
それでも午後のタスクもこなして、後かたづけも終えて、とりま終了。
部屋にもどってPCを見たら、なんでも午前に地震があったとか。知らなかった…。うちの職場はそれくらいだからよかったけど、受検生に影響があったところもあるんじゃないかなぁ。
しかし、区議会議員選挙におけるヘイトなぁ。在特会が路線変更したのと同じですね。ひでぇとはもちろん思うんですけど、東京新聞の記事の下に、ヘイトに抗する記事へのリンクがあることがうれしいですね。
東京新聞の記者さんってカウンターもやっておられたし、そういう経験がここにつながってるんだろうな。
じゃ、例えばさっきの選挙公報みたいなヘイトに対して、当事者はなにができるのか。もちろん、提訴された方のように、直接のカウンター行動は大切です。
でも、きっとそれだけじゃない。カミングアウトしなくとも、クローゼットのドアを全開にしてバレバレを生きること。華やかでなくとも、リアルの世界で「生きる」ということ。
「1000円お願いします」「はい、1000円」「あ、50円お釣りでした」「ありがとうございます」
というふうに、淡々と生きること。そうやって、ぜったいにひっくり返らない「オセロの隅」をとること。これは当事者でなくともできるけど、当事者が一番やりやすいことかな。
まぁ闘ってないけどね(笑)。
そんなことを考えてたけど、眠い。とにかく来週の書類を出して帰りましょうか。早くお風呂に入って、お酒は控えめにして、さっさと寝ましょう。
つくってみた
朝、目が覚めると6時15分です。ヤバイ、寝坊です。まぁでも金曜日は車出勤と決めてるので、なんとかなるでしょう。てことで、なんとかなりました。
朝はいつものように立番をして、おみくじ引いて[1]おみくじを引いて、出たのにそってお菓子がもらえるというのを、ある教員がされてる。(笑)、仕事開始です。
今日やりたいのは入稿です。そのためには原稿が来ないと組版できません。待ってる原稿は2本です。来るか来ないか。
少し時間があるので、ついblueskyのアカウントをつくってしまいました。SNSはけっこう人権教育の情報源だったりします。まぁ「現場」のうちのひとつだし、人権教育の専門家がいろんなこと発信してるので、得るものが大きいです。しかし、mastodonとfacebookとtwitterとinstagramとthreadsとnostrとタイーツ(笑)に加えて、新たにblueskyまで手を出してどうするねんと。まぁでも、mastodonが一番好きで、facebookはリアルな関係がメインで、他は読むだけなんで、blueskyは別に使い方があるんだろうな。
午前の授業が終わったら、原稿が1本来ました。サクッと組版して終了。あとはまた原稿待ちです。
と、いきなり「おべんきょ」のことに脳みそが振れました。きっと、明日からの3連休に向けて脳みそが動きはじめているんでしょうね。なので、本の原稿をチラチラ見てみましょう。ただ、椅子に座ってがしんどいので、ソファに寝転んで読みましょう。と、その様子を見た若手教員が
「うちのオカンみたいですよ」
と。なんでも、歳がほぼ同じ。そうか、オカンの年齢か(笑)。
しかし、ひとつ挿入すると、そのあとのところも変えなきゃならないですね。それをどう整合性を保つかが問題です。
そんなことを考えていたけど、放課後は職員会議。大切な内容だったけど、結局勤務時間をオーバーして終了。そしてメールチェック。やはり原稿は来ませんでしたか。
ということで、印刷屋さんに電話。まぁなんとかなるかな。その旨、お願いしている人にメールしたら
「ようやく1/3終わりました」
との返事。ほんとうにもうしわけないです。何もかも、仕事が遅い「こちら」の責任です。
講演→文字起こし→一次校正→二次校正→講演者による校正→組版→入稿→印刷・製本→配布
という流れで仕事をしています。ちなみに、組版の仕事は
組版→目次制作→出力
で入稿です。入稿後は印刷屋さんが
出力チェック→すりあわせ→印刷→製本→発送
です。このあたりはプロとセミプロ(笑)の仕事なので、超速でやります。で、入稿から1ヶ月たたずに発送までやってしまいます。ただ、これが可能なのは、そもそも入稿データがそのまま輪転機に出せるものだからです。もしもwordあたりで出していたら、たぶんもっとかかります。時間もお金も。
ただ、いかに下流が超速で仕事をするとしても、もっとも上流の仕事が遅くなると、下流の仕事がどんどんきつくなるのって、わからないのかなぁ。いや、2ヶ月待ちとかで「忙しかった」って言われたら、そりゃそうかと思うけど、途中に夏休みをはさんで半年かけて「忙しかった」は、もうすでにないです。ちなみに、ほんとうはもうひとつ原稿があるはずですが、こちらは完全に上流が詰まってしまって、組版以前の話です。こちらはあまりにもひどすぎます。というか、これまでなかった展開です。
こんなことを、いかに誰も読んでない[2]たまに「読んでますよ」と言う方がおられて、「マジですか」と思う今日この頃とはいえ、ここで書くというのは、かなり怒っているということです。
ちなみに、今お願いしている人に謝るのは、上流の人ではなく、わたしです。まぁそれはしかたないです。それがとりようのないこととはいえ、責任をとるということです。そんなこともわからんやろなぁ。だから「教員は世間を知らない」とか言われるのか。知らんけど。
まぁでも、かつてウトロの厳本さんから
「土方は雨には勝てん」
と教わりました。ここでジタバタしても仕方ないです。できることをできるときにやる。それまでは別のことをやる。そういう3連休にしましょうか。