15日〆の原稿がふたつ。
もう少し正確に言うならば、ひとつは校正。もうひとつは7900字の原稿。
校正の方は、半分くらいまで終わりました。もうひとつの原稿は、まったく手つけずです。どないしよ…。
この間、急ぎのテープおこしがあったり、その前には文化祭もあったり、ばたばたやっていたので時間がなかったのですが、それはしょせんは言い訳に過ぎません。とにかく、やるしかないです。
他の仕事はすべて放って、まずは校正。これ、某所でしゃべった内容のテープおこしなんですが、よーこんな話してるな、と。1時間半(実質1時間50分ぐらい)の内容のうち、セクマイにかかわるのは30分ぐらい。あとは延々と与太話です。もうちょっと「ええ話」をせんといかんのじゃないかと思うのですが、できないんですよね。これが…。だって、ネタがない。
てことで、せめて読めるようにするのが校正の作業です。しんどかった。でも、とりあえずファイルの訂正まですませてプリントアウト。家に帰って3連休中に再校をします。そうそう、電話も忘れずにしなくっちゃ。「あの、連休開けてメールボックス開いたらそこに入っているようにしますから、なにとぞご勘弁を」これでよし。
問題は7900字のほうやな。真っ白や…。
カテゴリー: work
文化祭・第2日目
初日にバタバタしたので、2日目は基本的にはつつがなく終了。
とはいえ、クラス演劇は楽なんですが、軽音楽部とかの音響はけっこうたいへんです。ギターとかベースとかキーボードは自前で音を出すんですけど、ボーカルだけはうちの担当。せっかくだからリバーブをかけようかとか、返しも必要だなとか、いろいろやりはじめると、それはそれなりにたいへんです。さらに、生徒会企画とか言って、リハーサルなしでバンド演奏とかあると、完全に出たとこ勝負です。かなりあせった2時間でした。
午後からは閉会式。そして後かたづけ。ふだん通りの体育館にもどると、「祭りも終わったな」という気持ちが実感されますね。
文化祭・第1日目
文化祭当日、放送部は8時集合。珍しく、ほぼ全員そろっています。部員もちょっと気合が入ってきたかなという感じです。
なにせ、今日は大忙しの日。体育館の演劇と武道場の小演劇を立ち上げて、昼休みには中庭で仮装パフォーマンス。もちろん、中庭については、仮設の放送セットをつくらなくちゃなりません。そのあたりの段取りをして、とりあえずスタート。
と、武道場の放送セットの音が断続的に切れるというトラブル発生の報告が入ってきました。あわてて幕間にチェックをしに行きます。ところが、音楽を流しても、とても安定しています。まぁ、メディアのせいだろうということで、流しました。ところが、次の演目がはじまると再びトラブル発生の報告が。キツネにつままれた気分で、再度幕間にチェック。ところが、特になにもなさそうです。そうこうするうちに、次の演目がはじまりました。おかしいなぁと思いながら念のために放送席にしばらくいたのですが…。
その時、ふと気になって、放送機材の電源をとっている電工ドラムに触ってみました。すると、メチャクチャ熱い。たかだか放送セット程度ではこんなに熱くなるはずはありません。でも、尋常じゃない熱さです。てか、ケーブル溶けかかってるし。で、ふと目にとまった見慣れないケーブル。そのケーブルの先を見てみると、電工ドラムの先にスポットライトがあります。しかも、その電工ドラムにはもう一本ケーブルが。その先には、もう一大のスポットライトが…。誰や!んな無茶なコトしたヤツは!とにかくあわてて暗転の間にスポットライトのコンセントを差し替えて、扇風機の空気をドラムにあてて冷やすことにしました。
演目が終わってコードを出すと、中の方は被覆が溶けかかっています。もしも気づかなかったら火を噴いていたな…。まぁんなこともあるわなぁ…。てか、放送部が電工ドラムを溶かしたの、これで2回目だな(笑)。
文化祭前日
明日から文化祭。なので、いろいろと仕込みが必要です。
まずは、屋外の受付用の電話線引き。簡単なことですが、でもできるだけ高いところをはわせるためには、それなりのノウハウが必要です。なにせ、前にちょっと低めに電線を張ったら、トラックが切っていきましたから…。
あとは、体育館とか武道場とか中庭なんかの放送セット。いちおう、毎日練習で使ってはいるのですが、体育館は授業でも使うので、毎日片づけています。ふだんは、2・3年生が組むのですが、たまたま1年生しかいなかったりしたので、いろいろ指示を出しながらやらせてみました。
それにしても、昔は走り回っていたけど、今年はなんとなくのんびりムード。なんでかなぁ…。
そうそう、このあたりのことって、対教員の引き継ぎって、しようがないところなんですよね。どちらかというと、部員に引き継いで、部員が次の世代へ引き継いでいくというふうにした方が、確実なんだと思っているんです。なので、他の教員にはなにも言っていませんねん(笑)。
夕方セッティングの終わった体育館を見渡すと、「久しぶりに芝居が打ちたいなぁ」と、つい思ってしまいます。来年こそやろうかなぁ。
仕事と趣味の境界
今日の午後は、文化祭準備とか前から懸案事項だった視聴覚教室の改造に着手しようとこころに決めていました。
まず最初にやったのは、コード類の点検。長い間放ったらかしにしてあったコード類なんで、接触不良がおこりまくっています。なので、まずはコイツの修理。キャノン端子をいじるのは久しぶりです。横から放送部員は「なにをしてるの?」みたいな感じで見ています。いや、君たちもできないといけないのよ。
ケーブルをミキサーにつないで、コネクタ部分をチョコチョコといじると不良個所がわかります。ねじをくりくりはずすと、ガンガン断線しまくっています。こりゃあかんわ…。で、半田づけ。修理をすると、当たり前ですが、すっきりとした音がなります。いい気持ち。
次にやったのは、視聴覚教室の改造。といっても、プロジェクタ用のコネクタボックスの取り付けをして、コードを引き回しただけですけどね。金曜日につくったボックスを机にねじ止め。コードを引き回して、じゃまなドアの角っこを切り落として、おう、見栄えがよくなった。満足満足。
最後にやったのは、舞台設営。うちの学校の文化祭は、1年生は仮装パフォーマンス。2年生は小演劇、3年生は演劇となっています*1。で、小演劇の劇場は武道場。ここ、なんにもないフロアなんですが、底に柔道部の畳を積みあげて仮設の舞台をつくります。そのまわりに暗幕を張り巡らせるわけですが、これがやっかいなんです。ロープ一本に暗幕の重さをすべてかけなくちゃなりません。
で、役に立つのがローピング。だいたいこういう場所でにわかに元気になるローピング自慢のおっちゃんってどこにでもいるんですが、ウチの学校では、おばはんが元気になるわけです。
ロープを肩に担いではしごをよじ登る姿は、ヒゲの頃も今も一緒です(笑)。端っこはねじり結び。終端はトラックノット。グイグイ引っ張ると、ロープは見事に張れます。暗幕をかけたところでもうひと張り。いい感じです。あとは、端末処理のインクノット。
それにしても、この「芸」を誰に伝えようかなぁ…。
てことで、始業の日
ウチの学校、9月の初め頃に文化祭があります。なので、今日から学校ははじまるものの、授業は午前中だけ。午後からはホームルーム活動です。そんな合間をぬって、「音響講習会」とか「照明講習会」とか、まぁ機材の取扱いの説明会が目白押しです。担当は、わたしと放送部。めんどくさいので、最初にちょこっと説明をして、後は部員にまかせました。いや、結局はそのほうが来年度以降への「申し送り」ができるんですよ。
で、わたしはというと、昨日買ってきたパーツで工作三昧。工芸室に行ってドリルとか電動糸鋸を借りて、ちまちまとものづくり。楽しい!
廊下で出会う教員に「こんなんつくったよ〜」と見せびらかして遊んでいました。その後に、「いや、遊んでいるんとちゃうし」とフォローすると「そんなこと言うてへんやん(笑)」とツッコミが入りました。いや、遊んでいるんです。
てことで、楽しい一日でした。
職場の研修・2日目
午前は、教務部の研修。「どうすれば学力があがるか」という、「そんな方法があったら知りたい」というテーマです。
で、グループにわかれて、ブレインストーミング→発表ということになったのですが…。まぁそれぞれのグループごとにずいぶんと違いますね。わたしのグループの人たちは「まぁ、学力は低いけど自分の甲斐性でなんとかできるし、授業規律を維持するのはたいへんといえばたいへんだけどこれまた自分の甲斐性でなんとかしてきたなぁ」というのが多かったためか、「そんなんなんとかなるやん」という意見が大半でした。でも、そうじゃないグループもあるわけで、曰く「担当者会議*1が必要だ」とか「みんなで基準をつくってそこをまもらせるようにしないとしんどい」とか。うちのグループの人たち、そんな他のグループの発表を聞きながら「担当者会議なんて、担当者が楽になるだけのもので、時間のむだ」とか「職員室の雑談で充分できるやんか」とか「基準をつくるなんてストレスがたまるだけやん」とか、私語しっぱなし。
まぁ、研修中に私語をするような教員に習っているから生徒も授業中私語をするんだといわれたら、「ごもっとも」となるわけですがね(笑)。
*1:しんどいクラスの授業担当者が集まって状況を報告しあう会議
職場の研修・1日目
午前は進路研修。某教育産業の人を講師に招いて、大学受験の現状と、ウチの学校の改善点についての話を聞きました。
大学受験の状況って、激変しているんですね。特に、理系の易化が激しいとか。たぶん、人気がないんだろうなぁ。か、そもそも高校段階で理系選択をしていないので、選択の範囲外になっているのかなぁ。そこへもってきて、そもそもの大学受験人数の減少がある。なんかえらいことになっていますわ…。
後半の「改善点」の話。模擬試験(みたいなもの)からウチの学校の学力の変化を分析して、対応策を簡単に話をされたのですが…。まぁ分析はあたってますわな。実感として、学年進行に従って、学力が下がっているというのは、よくわかります。でも、その原因が某教育産業の人が言っているような、授業のノウハウにかかわるところとはずいぶんと違う気がします。なので、「成功例」として出された他校のとりくみ*1とか聞いていても、「ハァ?」という感じしか残りません。でも、学ぶところは学ばなくっちゃね。
午後は、国際教育*2をどう授業に活かすかという話。講師の方は、開発教育の方でかなり有名な人です。ただ、同じ府立高校の教員なので、話にくそうでした。あと、教員の側が「なんだかなぁ」な雰囲気で、これがまた話にくさを倍増させていたみたいです。でも、参加体験型をつかったりして、アイスブレーキングをうまくされたせいか、後半はいい反応があったんじゃないかなぁ。
内容的には、数学科としては、かなり厳しいものは感じましたが、根本的なところで「そう!そう!そう!」というものでした。ちなみに、この人を呼んだ分掌は、開発教育の持つ根元的な意味を知らなかったみたいで、イトしていたであろう内容とのギャップに、思わず笑ってしまいました。
*1:例えば、国公立大学に数十人合格するような学校における習熟度授業のありかたとか…。
*2:≠国際理解教育。詳細はhttps://blog.ituki-d.net/20060714#p1
定例の家庭訪問とか
いつも夏休みの最後に行く家庭訪問ですが、今年は延び延びになっていました。
ちなみに、この家庭訪問、夏休みの最後に「もうすぐ2学期やなぁ…。元気でおいでや…」と学校の空気を入れに行くという、誠に生徒達にとって迷惑な家庭訪問です。でも、これが必要な子もいるわけで…。
で、今日、あまりにも天気がいいし、ちょうどバイクで学校に行ったので、行くことにしました。
今日の家庭訪問先は山の向こう側にある家です。ということは、途中山道。抜け道なので、地元の軽トラ以外はほとんど車は通りません。でも、その割にいい道で、上に方に行くと杉林の間を抜けていく気持ちのいい道です。
走りはじめると、エンジンが新しくなった関係で、すごく楽。いままでだったら6000回転以上をキープしなくちゃならなかったのが、下の方からトルクが発生するので、ミッションをいじらなくても普通に走れます。それでいて、確実にいままでよりも早く走れます。下り道がまた気持ちいいです。わたしは、アクセルオフにした時の「パパンパン」という音が好きなんですけど、これがまた気持ちよく鳴ります。いい気分転換でした。
あ、家庭訪問の方は、いい出会いもあったりして、見事に目的を達成でした。
午後は、一昨日途中までやって、昨日は投げてしまった雑事の続き。これもようやく完成。
と、そこに一通のメールです。7900字程度で、締切9月15日とか。たしか月末までの原稿もあったはずだし、もう一個9月15日〆のがあったような気が…。どうやらトドに追いかけられそうな希ガスorz。
なので、雑務
夏休みがはじまって、昨日までに学校で仕事ができた日が3日という、過去に経験のない出ずっぱりの日々も、とりあえず終わりました。で、3日しか学校で仕事をしなかったということは、残りの20日以上の雑務がたまっているということです。いったい何から手をつけたらいいんだろう…。
幸い、長期休業中は雑務が少ない期間なので、数日あったらなんとかなるかという程度でした。
まずは、30日にある人権教育研修会のレジュメの印刷。
先日講師の方がレジュメを送ってこられたのですが、それを見てびっくり。A3じゃん!しかも縮小コピーしたらウチの学校の教職員、読めなくなる人続出(笑)くらいの大きさの文字じゃん!う〜んとしばらくうなったあと、A4で11枚の印刷→紙取り→ホッチングに突入しました。まぁ、やればやったで2時間程度で終わる仕事なんですけどね。
午後からは、某グループの名簿の整理。これがまたややこしいです。参加履歴も考えなくちゃならないし、住所変更もある。思わず「ええかげんにせい!」といって投げたくなったのですが、投げても明るい明日は来ません。てか、投げると事態はよけい悪化するので、大人になりました(笑)。
とりあえず、一段落ついて外を見たら夕暮れ時です。時計を見ると6時半頃。陽が落ちるのも早くなりました。もうすぐ秋なんだなぁ…。