午前中は、ひたすら事務仕事。とにかく、某在日外国人教育関係の仕事が遅れに遅れまくっているので、それを少しでも取りもどそうと。まぁ、わたしができることはたかがしれているというか、村上春樹流に言うならば「右手のコインを左手に渡す、ただそれだけのことだ*1」みたいなものなのですけどね。
午後は、会議をしている人たちの横で、少々暇な時間。適当に事務作業をしたり、しばしなごみの時間があったり、電話の番をしたり。そんなときも必要です(笑)。
夕方は、家庭訪問。中国人の子どもの家に行ったのですが、これがなんともいえないいい感じ。家庭訪問中にお父さんが帰ってこられて、そこからいきなり盛りあがりまくりです。「そこの鴨居、自分でつくったねん」「この机も自分でつくったねん*2」。なかなか器用な人です。
さらに、「わたしのつくる中国料理を食べていけ!」と、これまた定番のお誘い。ところが、わたしは今晩ちょっと用事があるんですよね。こんなことだったら用事を入れるんじゃなかったです。しまった。それでも、お父さん「せめてこれだけは食べていけ」と出されたのが、蒸したての饅頭。これに手づくりのミソをつけたり、手づくりのキュウリのキムチ*3をつけたりして食べます。メチャうまい!家庭訪問中にむさぼり食ってしまいました。で、とりあえず饅頭をひとついただいて、おいとま。何しに行ったんだろう…。
カテゴリー: work
これも年度末
今日は、新入生の学力診断テスト。
正直言って、入試の成績では学力は測れません*1。さらに、内申書ではもっとわかりません*2。なので、一番手っ取り早いのが、独自のテストを実施することです*3。
テストを実施するのは簡単だけど、めんどくさいのは採点。はじめはなごやかにやっているのですが、みんな午後から仕事を抱えています。だんだんとタイムリミットが迫ってくると、無口になってきて、やがて殺気が走りはじめます。それでも、「ゴメン、面談が入ってるねん」「ゴメン、出張が入ってるねん」と先に出ていく人がいたら、「ごくろうさん」「お疲れさん」と声をかけるのは当たり前です。てか、教科っていうのは、きっとチームワークなんですよね。だから、基本的には*4仲がいいです。
それにしても、あー疲れた。
午後からもちょこちょこ仕事をして、それでも仕事がさっさと終わるのは、やっぱり「春休み」です。家に帰ると子どもたちが「お〜!メチャ早い!」と驚いてくれました。犬の散歩に行くと、パートナーからも感謝されました。でも、普段の生活、やっぱりなにか間違っている気がする…。
*1:20点満点で、10点と12点なんて、差はわからん
*2:いくら「絶対評価」といっても、その集団の学力に引きずられるので、別々の中学校の3という評価は同じになりません
*3:ちなみに、ウチの学校で全国一斉のテストをしても、個々の生徒の間の学力差はほとんど出ない希ガス。100点満点の10点と20点はほとんど学力差がない。しかも、そんなものやっても自分の成績に影響がないから、ますますマジメには受けないっす^^;;。学校間格差を知るためには簡単だけど、そんなもの誰もが知っているから結局意味がないっす(笑)。
*4:あくまでも「基本的には」です。全員に協調性があることが前提です。って、わたしがいうのもなんだけど…
終業式とか
成績会議だからなぁ…
朝、目覚ましが鳴ります。6時です。朦朧とする頭でそれでも動きます。弁当をつくってパートナーにつめてもらって出勤。いつもの朝がはじまりました。
今日は、一年の総まとめの「成績会議」の日です。休むわけにはいきません。
とにかく職場について、会議の開始。ふだんはそんなに長くはない職員会議ですが、今日ばかりは長いです。しんどいです。結局昼過ぎまで延々とかかりました。
しかしなぁ…。
昼からもなんだかんだと雑事です。金曜日休んだツケがきています。サクッと帰ろうと思っていたけど、その思いはかないませんでした。
決戦前夜
あしたからは3連戦。その初日が金曜日ということで、年休を取らざるをえません。てことは、金曜日の分の仕事は今日やらなきゃなりません。そんな日に限って、「〆切が今日!」みたいなのが山のようにどかんとやってきますorz。しかも、今日は夕方5時過ぎには職場を出たいんですよね。どうすりゃいいんだ…。
てな感じでごりごりと仕事を片づけて、さて終了かと思った瞬間、「あ、あの原稿、今日中に書いといて」のひとこと。さらに、「あと残ってる仕事は◯◯やなぁ…」。思わず心の中で「ちょっと、ちょっと」。そんなプレッシャーをわたしにかけてどないすんねん。
とりあえず、原稿を書き上げて、さっさと職場を脱出。
火事場
昨日は半日遊んだ(笑)ので、その分の仕事は今日回し。もっとも、ひとつ頼まれていた仕事に泣きを入れたところ「どうせ間にあわへんし、3月いっぱいまで許したる」というメールが返ってきたので一安心(笑)。ま、ゆるゆるやりますわ。
とはいえ、火のついたような状態でどんどん仕事が降りかかってきます。それをこなしているうちに、あっという間に昼。ちょっと一息ついたら、すぐに職員会議。会議中の記憶は飛んでいます(笑)。
会議が終わったら、すでに疲労困憊。帰りの体力は残しておかなくっちゃね。
特殊業務の日
朝起きると、やっぱり「腰痛」。つっても「ようつう」っていうより「こしいた」程度ですけどね。よくはってます。まぁ、2〜3日で治るでしょ(笑)。
さて、今日は特殊業務ですね。
数年前までは、この日は「外部との連絡は一切ダメ!」ってなっていたんです。ところが、今はぜんぜん不問になっています。まぁしゃーないですよね。かつては、外部との連絡手段は有線電話しかなかったけど、いまやみんな携帯を持っている時代だし、ネットは常時接続だし、連絡手段を切りようがないです。ややこしい世の中になったものです。ここへもってきて、ユビキタスとかいいはじめたら、もっとややこしくなるんじゃないかなぁ。なにせ、わたしたちはともかくとして、「特殊業務のお客さんたち(笑)」が、自由に外部と連絡を取れるようになる可能性もあるわけで、もう、えらいことになりそうです。
ま、それはおいといて…。
わたしの役割、もう少していねいに言うと、タイムキーパーをキープする仕事になります。タイムキーパーはしゃべらないといけないけど、わたしはしゃべらなくてもいい。何ごともなければ、おそらく特殊業務の中で一番楽な仕事です。その代わり、いったんなにかことがあれば、下手すると始末書ものです。なので、さすがに緊張します。
それにしても、厳密に時間に拘束される仕事って、けっこうストレスが高いですね。もちろん、学校っていう職場は時間に拘束されて動いているんですけど、それほど厳密ではないところはやっぱりあります。ところが、今日の仕事は秒単位で時間をキープしなくちゃなりません。
でも、そんな緊張感も、特殊勤務が終われば一気に解放されます。しかも、それが普段より早いというのが、このギョーカイのおもしろいところです*1。あとは、雑務を淡々とこなして、定時にアガリ!担当の人にはゴメンやけどねm(_ _)m。
*1:だれかの日記で読んだな(笑)
腰痛(涙)
明日は特殊業務の日。なので、今日は授業は午前中まで。午後は特殊業務の準備があるので、生徒たちは学校に残ることはできません。
で、準備って何があるかというと、担当者は、そりゃたいへんですが、担当じゃない人たちはせいぜい会場設営と掃除くらいしかないんですよね。で、わたしはというと、担当じゃないので、掃除をすることにしました。つっても、長〜〜い廊下を端から端まで掃くというだけのことです。
ところがこれがしんどい。なにせ、わたしの掃除分担区域は1階の渡り廊下。当然地面から少しあがっただけのこと。上履きと土足の入り乱れるところです*1。てことで、砂がいっぱいあがっています。しかも、ゴミもけっこうあったりする。さらに、ネコのンコもあったりする*2。とんでもないところなんですよね。
でも、やりはじめるとトコトンやらないと、気がすみませんよね。で、かれこれ1時間ばっか頑張ってしまいました。のはいいんだけど、なんでほうきってあんなに短いねん。おかげさまで、あしたあたり腰にきそうやわ_| ̄|◯。
卒業式
22年間ウチの学校にいるうち、卒業式の放送担当をしたのは19回。で、残りの3回は何をしていたかというと、担任だったので前に並んでいた、と。つっても、担任席から「ボリュームちょっとage」とか「ハウってる」とか適当に指示を飛ばしていましたけどね。いや、何かおこると、つい腰が浮いてしまうのがクセでして、この間もS賀県で話をした時、前に座っていりゃいいのに、ハウリングが出た瞬間アンプのところに走っていっていました。まぁ、ベストなのは、そんなコトしなくていいように事前にきっちり詰めておくということなんですけどね。
で、ウチの学校の行事の放送関係は、すべて生徒がやっています。わたしは横につくだけ。横についてボーっとしながら、要所要所で指示を飛ばす。これでいいんだと思うのです。何かあった時の責任は、横についているわたしがとるわけで、そのために横にいるわけです。こんなふうにボーっとしていると、生徒たちが勝手にいろいろ気をまわして、勝手にいろいろな行事の放送をやるようになりますから。
ま、そんなこんなでつつがなく卒業式も終わり。
担任をやっていないし、3年生の授業も担当していないしという教員にとっては、卒業式の日はヒマです。誰かがお別れのあいさつをしにくるわけでもないし*1、放送部の卒業生なんざ、これからもしょっちゅう会うだろうし。
なので、午後はのんびりと雑事をこなしました。
*1:来たけどね(笑)
普通の一日
朝、劇薬*1づくり。あっという間に終了。これだから数学の教員はやめられない。まぁ、他の科目5分の1ぐらいの時間でできるだろうなぁ。しかも、最近のソフトは数式を入力するのが簡単になったし。そういえば、TARO3の頃はたいへんだったわ。1/4上付とかなんとかやったり、罫線で分数をあらわしたり。凝りはじめると、行間を詰めたりなんだかんだとやるわけで、これがさらに高じるとTEXのはしるんだろうなぁ(笑)。その後、P1exe plusが出た時は、驚愕のまなざしで見たなぁ。もう、ものすごくきれい!同時期の松ver.5よりもp1のほうがよかった。windows全盛になって、p1はpublisherになって、どちらかというとDTPっぽくなったまま、いまはどうなったんだろう。あの数式描画の部分は今でも使いたいんだけどなぁ。
劇薬を仕込んだところで雑務が一本。授業に行って帰ってきて、程なく終了。表作成にTAROを使うもんじゃないですね。やはり、oOOのcalcのほうが圧倒的に楽できれいということがよくわかりました。てか、いろんなツールを細々使うのが結局いいんだと思う。なんでもかんでもひとつのソフト(ファミリー)でという囲い込みの発想は、ソフトの進化を阻害するなじゃないかなぁ。てか、これはソフトに限ったことじゃないんだろうな…。
てなことをやっていると、電話が一本。「今日、カギ閉め行きましたし」。忘れてた…orz。空き教室のカギ閉め当番。「ごめんなさ〜いm(_ _)m」「あ、いいですよ(笑)」。ほんまありがとう。
その後授業。昼は校門の立ち番。立ち番が終わったら、保健室で一息ついて、たまっている生徒と雑談。
で、自分の机のところに帰って、遅めのお昼ご飯を食べながらメールチェック。いろいろはいってるわ。ほとんどスパムやけど。nPOPを使ってガンガン削除した。あ、わたし宛のメールは、あきらかにスパムじゃないとわかるタイトルをつけて下さいね。「ずっと待っていました」とかいうのはダメですよ(笑)。
6時間目が終わったら、掃除。つっても当番が来ない。しゃーないので、そのへんにいる生徒と雑談。
その後、職員会議。まぁ、火種があるとおもしろい。
その後、某児童館で学習会。入試直前の中学生って、ほんとうに一生懸命勉強するなぁ。苦手な子は苦手な子で、精一杯誠実にやっている。その気持ち、高校に入っても忘れないでね。
1時間ほどで学習会も終了。あとはお家に帰るだけ。
途中、ふと思い出して「さいぼし」を探す。大手筋にある肉屋においているっていううわさを聞いたけど、閉まってた。あとは、S地区かなぁと思っていたけど、途中通るK地区にあるんじゃないかと思い、寄ってみた。まずは、肉屋さん。ムラ中ならどこにでもある品揃え*2が入ったショウウィンドウ。その向こうでは、焼肉をやっています。むっちゃええ臭い。ドアの外に立つと、店のお客さんが一斉にこっちを見ています。照れますやん(笑)。で、ここはなし。おばあちゃん曰く「予約してくれたら入るで」。2件目はよろず屋さんのような食料品店。店の外には鍋があっておでんが泳いでいます。ショウウィンドウを見ると、ここもムラ中ならどこにでもある品揃え。聞くと「生はないけど、冷凍やったらあるよ。さいぼしは火曜日に持ってきはんねん」てことで、とりあえず今日必要なので冷凍を買った。そうそう、I地区では「土曜日に売りに来はんねん」って言ってたなぁ。
帰りに整形外科によって被曝しようと思っていたけど、定休日。なので、そのまま家に直行。あとは、晩ご飯を食べて、子どもたちとおしゃべり→ラグビー観戦→爆睡。
まぁ、こんなんが平均的な高校教員の一日ですね(笑)。