朝、部員たちは発声練習。でも、卒業生と顧問はお寝坊(笑)。
まぁ、合宿なんて、子どもたちが企画して、子どもたちがプログラムを考えて、子どもたちが実施するものですから、わたしが出る幕なんてないわけで。だから、別にいいんです*1。
でも、さすがにそれではまずいので、発声練習の終わり頃から参加。子ども達といっしょにメディテーションのひとときも持つことにしましょう。
午前は「研究発表」。う〜ん。もう少しきちんとした内容がほしいなぁ。でも、研究することや発表することのトレーニングを受けていないからしゃーないか…*2。
午後は、恒例の「山登り」。今回は、「山登り班」と「山歩き班」にわけることにしました。なにせ、年々ハードになってきていて、今年は無理な子はほんとうににっちもさっちもいかなくなると思われるコースなんで。
「山歩き班」は信頼できる卒業生2人にまかせます。わたしは「山歩き班」。昨日一度登っているとはいえ、やはりしんどいものはしんどいです。そうこうするうちに、ペースの違いから「ゆっくりコース」と「どんどんコース」にわかれてしまいます。わたしは「どんどんコース」の先頭*3。「ゆっくりコース」は、これまた信頼できる卒業生にまかせることにします。
「どんどんコース」は順調にピークを踏むことができました。今回、一部同じコースを往復することになるので、ピークからの帰りに「ゆっくりコース」と会えるかなと思っていたのですが、まったく来る気配がありません。ふと、頭の中をイヤな言葉がよぎります。と、ある卒業生が「わたし、もどりましょか?」と言ってくれます。ほんまに助かります。わたしは残った生徒をつれて下山開始。「山歩き班」との合流をめざします。で、合流地点に着くと…。いません。どないなってるねん。またまたイヤな言葉が頭をよぎります。しかたがないので、元気な部員をふたり、「山歩き班」がいると思われるところまで派遣します。で、ひとりには「会えたら報告にもどってくるように」。酷かもしれませんが、しゃーないです。
やがて30分ほどしてもどってきました。てことは、こちらは合流可能だな。とりあえず、「どんどんコース」全員を引き連れて「山歩き班」と合流。先に宿舎に返すことにします。さて、問題は「ゆっくりコース」ですわ。「山歩き班」と合流したあと、ふたたび下山口にもどります。と、「ゆっくりコース」の一部がいます。どうやら、「ゆっくりコース」はほんとうにおしゃべりを楽しみながらゆっくりと歩いていたみたいです。
まぁ、全員の無事が確認できたので、一安心。あとは宿舎に返すだけです。
それにしても、卒業生たちが大活躍ですわ。でもまぁいいんです。彼らをマンツーマンでつけることができるからこそ、安心して山を登れるんですわ。
夜は、恒例の「儀式」。今年も無事すんで、わたしの役目もほぼ終了です。
あとは、卒業生と現役生が交流しているのを確認しているうちに爆睡。
カテゴリー: work
合宿1日目・死のロード(笑)再開
朝、荷づくり開始。前の晩にやればいいのですが、疲れていてやる気が起こらなかった&ケンミンショーを見ていた関係で、やらずに寝てしまいました。
待ちあわせ時間には間にあいませんでしたが、そこは顧問の強さで集合場所をどんどん北へずらして、なんとか合流成功。そのまま一路、現地に向かいます。やがて、生徒とも合流。いよいよ合宿の開始です。
初日の午後は、子どもたちは機材講習だそうです。で、わたしは卒業生と一緒に、明日の午後のプログラムの下見。目指すは「頭巾山」山頂*1。登山口までは完全な林道です。完全に普通の車でそろそろと走ります。
で、登りはじめたのですが…。ひどい道です。単に尾根をひとつ直登するだけ道です。あとは、ひたすら尾根道をずっと歩き続けます。途中、思わず「帰ろうか」と話しあいましたが、それでもいくつかのピークを踏み越えながら、1時間半後には山頂に到着。それまでの疲れが吹き飛ぶような山頂の景色です。
でも、遠くでは雷の音がしています。危険です。山頂のすぐしたから、いきなりふもとの林道に降りる道があります。ここをまっすぐ降りて、林道着。あとは1時間ほど林道を下って車の置いてある場所に向かいます。しかし、途中でサルの呼びあう声は聞こえるわ、鹿の後ろ姿を見るわ、思いっきり自然を満喫させてもらいました。にしても、ひとりで歩くには怖い道ですね。
そうとうヘトヘトになりながら、それでも4時間のコースを3時間で踏破。
にしても、あしたもう一回か…。
夜は、恒例の卒業生との交流。なんだかんだとしゃべっていたら、気がつくと2時半。あしたもプログラムがあるし、寝よう…。
*1:もっとも、宿の方からは「危険だからやめておけ」と言われていたのですが(笑)
てことで、実質初日
土曜日から夏休みがはじまってはいたんですが、まぁ、勤務を要する日としては、実質今日からという感じですね。
でも、普段通りの時間に出勤。
3日間の間に仕事の「ネタ」は来ているかな…。と、来ていました\(^o^)/
いや、仕事が来るのは困るのですが、このネタが来ないともっと困るわけで。これさえ来れば、半日でこの間懸案事項だった用事がすべて終了します。あ〜、これで気分も夏休みだ…。
それにしても、生徒が少なくて、しかものびのびしている学校って、こちらも和むなぁ…。
暫定的な総括
ようやく今日で1学期の授業が終わります。
まぁ、ひとことで言うならば、おおむね良好な1学期だったかな。
連中も言いたいことを言っていたみたいだし、わたしも言いたいことを言っていたし。それでいて、特にもめごと(笑)も起こらずに、楽しく授業ができました。そうそう、いろんな新しいことにもチャレンジできました。
いいことか悪いことかわからないけど、教員生活20年をオーバーしても、まだ新しいことにチャレンジできるというのは、個人的にはうれしいことです。まぁ、それだけ「未熟」であるということなんで、ここは「伸びしろがある」と考えることにしておきましょう(笑)。
てことで、1学期最後の授業は、軌跡の答え合わせ&文化祭のとりくみでした。
あー楽だ(笑)。
今年はおどろきだわ…
夏休み前の最後の1週間。昨今の流れの通り、ウチの学校でも「授業時数確保」の呼び声の元、授業があります。
それにしても、今年はびっくりです。
例年だと「まだやんの〜」「え゛〜」「やめよ〜」の大合唱ですが、今年は淡々と授業が進みます。なぜだろう…。
まぁ、小学校・中学校も最近はえらい時間数授業をしているみたいなので、慣れているのかなぁ。にしても、驚くほどの変化だなぁ。
てことで、淡々と2次不等式の授業をやっています。
これも仕事
今日の放課後は、わたしの属してるセクションである「人権教育部」主催の映画上映会。上映するのは、「パッチギ!」。
さてさてどうなるのかと思ったのですが、10人弱の生徒が見に来てくれました。
で、当然わたしは映写担当でそこにいるわけで…。でも、当然ノントラブルなわけで…。
結局、放課後約2時間映画を見て仕事が終わりました。
でも、これも仕事なんだよね(笑)。
反響
きのうのプログラムを動かしてみたのですが…。
興味を持ってみてくれたのが半分。わけわからん感じなのが半分。でもまぁ、半分もいたら「よし」とせにゃならんかな。
それにしても「うつらへん!」と思って焦っていたら、原因がケーブルをつないでいなかったというのは、ダメダメでした。
グラフの見方がやっぱわからんか…
まぁ、タイトル通りなんですが。
おそらく「わたしたち」は、グラフは動点の軌跡というイメージを持っているんだと思います。でも、子どもたちは静的な図形というイメージなんじゃないかなぁ。もっとも、これは「定規」をつくったりするからなのかもしれませんがね。
てことで、授業を終えたあと、ちょっと考えました。で、やっぱりビジュアルにやろうということで、久々にwinbas95なんぞを引っ張り出して、
10 cls
20 dely=0
30 tate=39/3600
40 for i=1 to 119
50 locate i-1,dely
60 print” “
70 locate i-1,39
80 print” “
90 y=-abs(tate*(i-60)^2)+39
100 dely=y
110 locate i,y
120 print”*”
130 locate i,39
140 print”x”
150 for j=0 to 1000
160 next j
170 next i
180 locate 0,39
190 input”OK”;yn$
200 if yn$=”y” then end
みたいなのをつくってみました。
あぁ、それにしてもbasicとはorz
結果
今年はラジオ番組部門は全滅。まぁ、編集で失敗があったらしいからしゃーないです。来年リベンジといきましょう。
一方、朗読部門では久々に一人予選通過。こちらの方は、わたしは一切ノータッチなので、純粋に子どもたち自身の力で突破したわけです。決勝では9位までに入らなかったものの、たいしたものです。けっこう大きなホールの壇上で一人、朗読をするわけですから、他では得られない経験ができたわけです。きっとこの経験は来年に生きます。
さて、コンクール終了後、ホールの前でミーティング。
「この中で悔しいと思った人」
何人かが手をあげました。ホッとしました。
今年はどうかな?
2年連続で全国に行くことができましたが、今年はどうかなぁ…。
なにせ、番組部門はまったく放ったらかしです。たったひとつのアドバイスは「ドキュメントをつくれ」でした。
放送部に来る子って、いくつかのパターンに分類できます。
ひとつは、機械いじりが好きな子。
もうひとつは、声優関係に進みたい子。この子らは、さらにアニメ系とか萌え系とかいろんなパターンにさらに分類されます。
さらにあるのは、文章が好きな子。このパターンの子らは、やはり「ドラマ」をつくりたいんですね。
ところが、ドラマをつくるのって、相当大変です。一昨年全国に行って本当にそう思いました。おそらくドキュメントをつくろうにも、素材がないとか、それをストレートに表現したのでは伝わりきらないとか、そういう「伝えたいこと」を載せる方法として「ドラマ」があるように感じました。なので「ドラマをつくりたい」からスタートしたのではドラマ部門では勝てない。「ドキュメントをつくりたいけどその手法を使わない」くらいからスタートしないとおそらくダメなんだと思います。
さて、過去のクラブの「ドラマ」を見てきたら、これが見事に「ドラマをつくりたいから」なんですね。これでは勝てないな、と。なので、「ドキュメントをつくれ」がアドバイスということにあなるわけで。
ところで、わたしが放送部の顧問として決定的に不足しているのは「読み*1」がわからないということです。なので、ぜんぜん指導なんかもしたことがありませんでした。その甲斐あって(笑)、うちが朗読・アナウンスで全国に行ったのは、、わたしが放送部の顧問になる前。つまり、30年近く前になります。てか、京都府予選すら通過しなかったし。まぁ、練習方法もわからないから放ったらかしですしね。
ところが、今年はいつになく朗読にかける熱意が例年と違います。どうやらわたしのようなええ加減な顧問には頼らないと決めたのか、研修講座に行って勉強して、毎日発声や朗読の練習をしているみたいです。もしかしたらもしかするかも。というか、これで予選通過や全国となると大きな自信になるし、そうでなくても「悔しさ」をバネにするスパイスをふりかけてやったら、今年の総合文化祭や来年のコンテストにつながります。
結果は、明日の午前8時40分ですわ。
*1:「読み」というのは朗読とかアナウンスのことです