いやぁ、長い長い、濃いぃ濃いぃ一週間でした。
「お座敷」〜玖伊屋にはじまって、放送部の番組制作のごたごたが延々と続いて、とどめは昨日のまんまるの会。もう、体力は限界点に達しています。
なので、今日はダラダラ。でも、授業はあります。
2年生の授業は、最近メチャクチャ楽。子どもたちと会話を楽しみながら、それでもみんなが少しずつ授業を向いているんですね。こんなクラスが最高です。でも、これもギリギリの線なんですよね。一歩間違えると、崩壊していく。そうならないために、わたしだけじゃなく、クラスのみんなが授業を向き続けることの必要性を認識し続ける営みが必要なんです。
1年生の授業は、ちょっと崩壊の兆しを見せかけています。でも、まだまだどこに行くかわからない。今日あたりが勝負所でしょう。てことで、ひとことハッパをかけてみました。すると、みんな驚くほどいい反応をしてきました。やっぱ、目標を見失いかけていたんやなぁ。ちょっと安心です。
クラスって、遙か彼方にある目標をめざしながらも、そこへ向けて、常に明確でかつ達成できる具体的なタスクを提示し続けることが大切なのかもしれません。よし、来週もがんばるか。
カテゴリー: work
秒針との勝負
昨日の夜「明日の朝は何時からやる?」と聞くと「7時」とかぬかしてました。んな時間にわたしが行けるわけないです(笑)。
てことで、いつもの時間に行って、放送室を覗きます。
昨日の夜、
「朝、とりあえずラフな感じでいいから順番につなげておいて」
と言っておいたのですが、なんでも8分ちょいあるそうな。規定では7分以内なので、1分ちょい切らなくちゃなりません。
1時間目があいていたので、とりあえず切れるところを探します。ナレーターの部分が少し。インタビューの部分が少し。あとは、細かく0.5秒単位で切れるところが数カ所。
こいつを次の休み時間に生徒のところに持っていって指示を出します。
昼休みに編集開始。
ダメです。あと10秒ほどカットしなくちゃなりません。極限までカットしたものから10秒そぎ落とすのはそうとうきついです。どうしたものか…。と、見つけました。ナレーターのしゃべりに無駄がある。で、そこをカット。ところが、なんかイントネーションがおかしい。
「放課後、ここだけ録りなおして、再度はっつけて」
と指示を出します。
放課後、6分52秒くらいに縮まっているのを確認。再度聞いてみます。あかん、切りすぎて「間」があらへん。「間」を入れるように指示。で、ようやく完成。
ここから台本づくりです(笑)。ナレーターが確定して、インタビューの使用個所が確定しないと、最終台本があげられません。実は、編集作業と平行して、インタビューの部分の文字化をする生徒がいました。ところが、どうしても聞きとれないところがあります。ものすごく集中して聞いて、やっとわかりました。
「石積みをしたりな…」
と言っておられます。
まぁなんだかんだで、ようやく作品と台本を封筒に入れることができました。
郵便局が閉まるまで、あと10分。雨の中、バイクを飛ばします。ふぅ、今年もなんとか間にあった。
てことで、今年のラジオドキュメントのテーマは「部落問題」です。子どもたちがやるって言いました。
さて、予選は土曜日。決勝は日曜日。結果はどうなるかな…。
大丈夫かいな…
今回は、いろいろとあって、いつになく番組制作に介入をしています。
子どもたちがつくってきた台本を読んで、激しく赤入れ。訂正してきたものもふたたび赤入れ。それが、毎休み時間繰り広げられます。
放課後の段階で、ようやく台本のもとになるものがほぼ(笑)完成。夕方からようやくナレーターの部分の収録開始です。夜にはとりあえず収録はすんだみたい。ここから編集開始です。
で、提出期限は「11日(木)郵送必着」とのこと。ってことは、明日の7時がデッドラインじゃんorz
ヤツらもテンパリはじめた
ヤツらというのは放送部のことです。
なにせ、番組のMDの提出が、「今週の木曜日郵送で必着」とあります。てことは、水曜日には完成していないといけない。にもかかわらず、ラジオドラマは編集中。ラジオドキュメントは編集どころか台本作成中という異常事態です。
てことで、「頼むし、もうちょっとやらせて」と頼まれてしまいました。頼まれるのはいいけど、その間は学校に残っていなくちゃなりません。まぁやることがないわけじゃないので、ダラダラと仕事をやっていたのですが、さすがに8時半をまわったあたりで、一気にやる気が萎えてしまいました。てことで、「糸冬了!」と号令。
あしたもこの調子やろなぁ…。
晒しプレイじゃないけど…
いやぁ追認指導、たいへんですわ。もう、数学の苦手さはホンマモン。でも、この子ら卒業させるためには、なんとか追認を通さなくちゃね。
追認は「落とすため」にあるんじゃなくて「通すため」にあるんだよなぁ…。
晒しプレイ・2発目
晒しプレイが終わったら、午後に向けて「ネタ」の仕込み。さらに、担任さんのためにホームシアターづくり。
で、昼の立ち番*1を経て、午後の晒しプレイへ。
2年生が体育館に集合しています。その前で話。
はじめて担任した時に留年させてしまった子どもの話や、部落民宣言したこの話、「やっぱり言えへん」と言って卒業していった生徒の話なんかをしながら、自分の話をちょこっとします。で、最後にセクシュアリティの基礎知識みたいな。
全部で30分しかないので、メチャクチャ駆け足です。が、それでもオチがいまいちでした。
でも、やっぱり子どもたちはえらい。
95%ぐらいの子が、わたしのほうをまっすぐ見つめて話を聞いてくれています。しかも、途中から99%にあがります。
うちの子ら、「自分の話をする」ということのしんどさや、そのことの大切さを知っているんだと思います。それは、うちの子らの生い立ちの中にそれが大切であることを感じさせるものがあるのであろうだけではなく、やっぱりうちの学校のとりくみの中に「大切なんだよ」というメッセージが組み込まれているんじゃないかと思うのです。
話し終わったら、何人かの子が寄ってきました。「部落ってなに?」という話をしてくれたり「実はわたし、リスカの経験あんねん」という話をしてくれたり。わずか30分だったけど、クタクタに疲れました。でも、心地よい疲れをクールダウンしてくれる子らでした。
*1:といっても、机を持ち出して校門でお弁当を食べているだけ
晒しプレイ・1発目
さて、長い長い1日がはじまりました。
まずは1時間目。研究授業です。
授業がはじまると、うしろにずらりと教員が並びます。中には、管理職なんかもいます。まぁしゃーないけどね。
わたしの授業は基本的には「ライブ感覚」を重視します。まぁ早い話がいきあたりばったりということなんですが(笑)。
でも、マジメな話、生徒のつぶやきや・誤答・別解の中に、授業のエッセンスがつまっています。それを見逃さないようにして授業にいかしていくことが大切なんだと思っています。てことで、ぬる〜い授業をやってしまいました。
それにしても、だれがえらいかというと、生徒たちです。きのう「いい子にしていてね」と言ったら、ほんとうにいい子にしていました。
授業が終わって「協力、ありがとう」とお礼に行くと「寝そうやったけど、がんばったねん」と答が返ってきました。たいしたもんだ…。
職員室にもどって、管理職と話。で、一発かましてやりました。
「先生、授業の留意点ってなんだったかわかりますか?」
「なんや?」
「笑顔です(きっぱりこん)」
あぁ、恥ずかしい(笑)。
忘却の彼方に
とにかくこなす
今日はタイトなスケジュール。にもかかわらず、仕事は山積み。しかも、試験監督は2時間。
とにかく、前へ進むしかありません。
こういう時は、「何をどの順番でどうやるか」と考えているヒマがあるなら、とりあえず小さなことをどんどんこなしていくことが大切みたいです。ややこしいことをするのは、時間がかかることをしている最中、たとえばお弁当を食べている時にすればいいわけで。お弁当を食べるという動作も、細かく考えると、お箸を使っている時間帯と噛んでいる時間帯にわけられる。噛んでいる時間帯は手があいているので、その時に作業をする。
なんてことは世間では常識なんでしょうけどねぇ…。
やばい…
今日から中間試験。
でもやばいです。昨日の後遺症は確実に残っています。
1時間目、監督。フラフラです。50分間もつんでしょうか。はっきり言って、授業の方が楽。しゃべって気を紛らわせられるし、「この問題解いとけや」といって休憩もできる(笑)。監督はそれができない。
なんとか1時間目終了。2時間目は巡回だから休めるなと思っていたら「◯◯先生がお休みで」との声。へ?2時間目も監督?最悪です。
まぁ最悪なのは、後遺症を残すほど呑んだわたしなんですけどね…。