今年はどうなるかな?合宿1日目

朝、しんどいなぁとは思いながらも準備をします。というか、その前に洗濯です。なにせ、ここしばらくの洗濯物が山のようにあります。でも、干す時間はありません。すみません>パートナー
で、とりあえず職場に向かいます。ここで荷物を積み込んで、奈良県南部の街へ移動。今日から10日まで放送部の合宿です。
到着したら、とりあえずちょこっと用事をして、ふたたび合流です。
夕食後、ミーティングの開始です。なにしろ、1年生を鍛えないと、これから先が大変ですから。それにしても、わたしたちが小さい頃って、オーディオと言えばコンポだったので、いろいろ機械と機械をつながなくちゃなりませんでした。でも、今はそんなことは全然ないから、子どもたちはそういう感覚がまったく身についていません。
「必ず入力があって出力がある。その出力を入力につなぐことで、機械と機械がつながるんだよ」
「コードには動脈と静脈があって…」
とにかく、そんなことを話します。まぁ正確じゃなくてもいいんです。感覚的につかんでくれたら、そこからその先のことはまた話せばいい。
「耳はね、だいたいの人は2つあるよね。だからスピーカーは2つあるんだ」
「口はね、だいたいの人は1つだよね。だからマイクは1つでいいんだ」
もう、ほとんどメチャクチャな説明ですが、それはそれでいいんです。その先のことはその先にまたあるわけで。とりあえず、「使いもの」にならないと、この先の文化祭が乗り切れません。そこでもまれたら、その先のことがわかります。

まぁそんなことを話をして、「ドキュメントの実際」ということで、「例の映画」を見せます。まぁ自分たちも登場しているし、いい教材になるだろうと思います。
で、いよいよこの3日間の課題発表。まぁがんばってくれたまえ。
とりあえず、あしたは早い。寝ましょう。わたしも寝ますわ。

生徒との会話

授業中、放心状態になっている生徒が今した。思わず
い「起きてる?」
と、生徒。
生「起きてるよ」
い「そうかぁ。起きているように見えないんだよね」
生「うん、よく言われる」
い「いいかい。聖書の中に「いつも目を覚ましていなさい」って書いてあるんだ」
生「…」
い「それからね、「すべてに時がある」とも書いてあるんだ」
生「…」
い「つまりね。その「時」が来たことを感じるためには、いつも心の目を覚ましていないといけないということなんだよ」
生「…」
い「わかるかな?」
生「なにを言ってるのか、ぜんぜんわからへん…」
まぁそうやろうな(笑)。

で、放送コンテスト

今日は読み部門。だけど、わたしは超眠いです。どうしよう…。とりあえず車の中で休憩です。と、寝ちゃいました(笑)。
子どもたちは自分の予選が終わったら、なにやらのんびりしています。まぁこんなことでは*1今年もダメでしょうね。で、3時前に読み部門の予選発表。やっぱり全員ダメでした。でもまぁ、まともに練習もしないでもしも予選を通過したら、他の人に悪いわなぁ…。
すべての行事が終わって、部員相手にミーティングです。これまたいつもの風景か…。

てな感じで、今年の放送コンテストも終了。さぁ、あしたから来年へ向けたコンテストがはじまる。

*1:含む、顧問

今年も放送コンテスト

今年も放送コンテストの日が来ました。
とは言え、これは「当日」が来ただけで、コンテストのはじまりは、去年のあさって*1ですけどね。いずれにしろ、この1年間、放送部の連中がどういう過ごし方をしてきたかがわかるわけです。
今年の日程は例年とは違い、初日は番組部門・研究部門なんかの予選と決勝、2日目は読み部門となんじゃかんじゃの予選と決勝となっています。例年は初日にすべての予選があって、結果発表は翌日にあるから、とりあえず自分の所が終わったら帰れたのですが、今年はそうはいきません。長丁場になりそうです。
8時半頃に会場に集合して受付をします。が、この時いきなり「ラジオドキュメンタリー部門」が制限時間オーバーをしていることが判明。失格にはならないものの、思いっきり減点をされるので、結局エントリーとりやめにしました*2。なんとなく今年の結果が予想できます(笑)。
さて、子どもたちは各会場に入ります。わたしは…。廊下で英語の勉強です(笑)。
そんな感じで夕方まで過ごして、結果発表。
結局「ラジオドラマ部門」は入賞はしたものの、全国には行けずです。
ここ数年、入賞校の常連メンバーにはなるところまではきたのですが、全国には手が届きません。まぁ、そこには高い壁があるんだと思います。
さて、あしたは読み部門か…。

*1:つまり、去年のコンテストが終わった翌日

*2:エントリーしてしまうと、他のコンテストに出せなくなる

企画側

うちの職場の人権学習、基本的には担任さんがそれぞれのクラスでやるスタイルです。わたしが着任した頃は
「話す内容に違いがあったらまずい」
という名目で、人権担当*1が体育館で講義をしていたみたいですが、わたしが担任をしはじめた頃に、「自分のクラスで自分が好きなようにやる」というスタイルに変わっていきました。というよりも、当時の先輩の「命」を受けて、わたしが切り込み隊長でそういうスタイルをやっていったんですけどね(笑)。で、その後20数年間、そのスタイルでやっているわけです。
ただ、わたしが担任をしていた頃と大きく変わったことがあります。それは、「好きなようにやる」人が減ったということです。

かつて自分が担任をしていた頃って、人権担当の人がいうのは
「自分を語れ」
のひとことでした。なので、必死で自分を掘り下げて、自分の中から言葉を見つけて、自分の言葉で生徒たちに語っていました。でも、それがわたしにとってはとてもよかったと思います。なぜなら、わたしのクラスでは、わたしにしかできない授業が展開できる。それは隣のクラスも同じ。そういうのが、実は大切なんだと思います。
昨日の講師の話を借りれば
「経験的に蓄積した差別観念に対して、知識で対応しようとするとミスマッチを起こす」
ということになるのでしょうか。
もちろんみんなでいろいろ探してきて「共通教材」を使ったりすることもあるんですが、その料理法はそれぞれにまかされていました。

ところが、現在は全クラスが同じ教材を使います。しかも、ワークシート。そして、解説・解答付きです。これはなぁ…。
でも、そういうふうにしてきたのもまた、わたしなんですよね。
自分が担任をしていたら、隣の担任とフラットな関係で情報交換できるのですが、「企画側」になると、そうはいかなくなるんですね。いろんな人がいろんなことを言ってくる。なので、リファレンスみたいなのを出してしまったんです。これがいけなかった。去年出したものは今年も使わざるを得ません。こうやって、膨大な量の印刷をしなくちゃならなくなってしまうという。

こういう状況を、「企画する側」としてはなんとかしたいと思うのですが、まわりはじめた歯車のまわり方は、そう簡単には変わりません。
てことで、「やる側」もしんどいけど、「企画する側」はかなり前から気が重いという話です。

*1:当時の同和部

やっと一息

考えてみると、先週中頃から中間試験。試験中は基本的にはヒマなはずなんですが、なぜか出張が山のように入っていました。ということは、当然採点ができない。しかも、土日が玖伊屋。採点なんてできるわけがない。
てことで、採点の祭典は金曜日の遅くにようやくやったという状況。
あけて月曜日はけっこう授業や会議が詰まっている日。あっという間に一日が過ぎます。てことで、雑務はできず。火曜日は本来出張日なので出張のない日は結構仕事ができる非難ですが、今週は遠足だったんで、これまた雑務はできず。昨日は教職員の人権教育研修会で、その事前準備とかなんとかで、あっという間に一日過ぎて、結局それにかかり切り。
今日は今日で、明日の全学年一斉人権学習の資料の印刷((1年・3年各8クラスに対して、A4の資料がそれぞれ7〜8枚あります。なので、合計5000枚近くの印刷をしました。これだけで2〜3時間かかるというものです。
てことで、今日の午後ちょい遅めになって、ようやく一息です。
さて、いろいろ気になっていたメールに返事をしたり、なんだかんだと優先順位を下げていたことを処理しようかな。
ふぅ…。

さて、あしたは人権学習か。

これも仕事

今日は年1回の遠足です。今年は1クラスについていくだけなので、とても楽。しかも教えてるし。
バスに乗って琵琶湖湖畔のキャンプ場へ。到着したらすでに11時過ぎ。とりあえず炭おこしです。子どもたちも一生懸命やっているし、わたしも秘密兵器を使って炭をおこします。
で、班ごとに買ってきた食材をみんなが出しはじめます。
いやぁびっくりしました。
もう、出てくる肉出てくる肉、みんな、すごい高価なものです。もう、サシが入ってメッチャうまそうです。軽くあぶって口に入れると、口の中でとろけます。
それにしても、君たちなにを考えているんだ?こんな高級な肉を…。うれしいじゃないですか。
で、一つ悲しいのは、仕事だからビールがないということ。とりあえず、お茶で焼肉をする悲しさは、どうしようもありません。

で、一通りごはんを食べたら、なにやらやんちゃ系の子どもたちはそわそわしはじめます。そりゃ、琵琶湖です。「ハンドブック」には「水遊び禁止」と書いてありますが、そんなことを守るのは子どもじゃないです。あっという間にジャージに着替えて、いつ濡れてもいいようにしはじめます。でも、自分から水に入るわけじゃないあたりが、まぁかわいいかな。
「おい、押すな。押すなって!」
ジャブン。
まぁこういう感じですね。で
「こらぁ、お前、やったな!」
ジャブン。
で、ふたりとも水に入れると。
まぁのどかなものです。

途中、ある生徒が水鉄砲をわたしに向けて
「先生、かけてもいい」
と聞いてきます。
「やだ」
と答えたら、
「あ、女が出てきた。やめよ」
とやめてくれるあたりが、これまたかわいい。

てことで、いっぱい肉を食べて、いっぱい遊んで、片づけをして、遠足終了です。
でも、日にあたって、ちょっとしんどいかも。

チャレンジ

今年は1年生の数学が週6時間になりました。てことは、一日2時間の日が週1回あるということです。この時間をどう有効にするか。
で、みんなで出した結論は
「演習の時間にしよう」
ということです。でも単なる演習じゃなくて、学年の半分を一教室に集めて、数学の教員全員で見るというやり方です。当然クラスを担当している/していない関係なしです。担当していない教員にとっては、まぁ言ってみれば、ボランティアなわけです。でも、それをやってみようと思える、今のメンバーは、なかなかすごいと思います。
で、今日がその初日。
案の定、うるさいヤツは増幅するけど、全体的には一生懸命やっていました。やった子にとっては、もともとのクラスでやるよりもよほど勉強になったんじゃないかな。教員もていねいに接することができるし。

とにかく、攻めないとどうしようもないから、攻めの姿勢だけは忘れないようにしないとね。疲れてくると、守りばかり考えてしまうから。

不気味に静かだけど

4月の授業はとても気持ちがいい。みんな真剣に聞いてくれますからねぇ。
去年サボった子どもたちも、
「今年こそは」
と気持ちを新たにしてくれているのがよくわかります。その気持ちに応える授業をきちんとすれば、おそらくは1年、それなりに持つんだと思います。
お互いがんばるしかないよな。

で、入学式

午後は入学式。
わたしはいつもの通り、放送担当です。放送担当が何をやっているかというと、紅白幕の裏側にいて、生徒に指示を出したり*1、いろいろ移動して段取りをしたり、その他諸々いらんことをしているわけです。
ちなみに、式の中で唯一わたしたちの放送器具を使わずに音を出す「イベント」があります。今のシステムにして、こういう切り分けができるようになったのが最大のメリットですね。
このイベント、たいていトラブルが起こります。なぜかいつも曲の最初が切れるんですね。で、今回も期待に違わずトラブルが起こりました。まぁなんかの呪いなんでしょう(笑)。
あとはまぁノントラブルで無事終了。

*1:たぶん生徒にとったら単なる邪魔(笑)