今日の午前は通常プログラム。なので、午前中はゆっくりします。
昼は各部の活動があるので、ここからはセッティングの変更の嵐です。どのマイクをどこに持っていくかとか、いろいろ考えないといけません。このあたりを子どもたちができるようになったら楽なんですが、まぁ難しいだろうなぁ。考えてみると、ヤツらにとっては3回しか経験できないんだもんなぁ。それに比べて、わたしは…。まぁいいか(笑)。
バタバタしながらも、なんとか文化祭も終了。さて、崩しだ。
仮設の芝居小屋を崩す時は、ちょっと心が痛みます。ほんとうに「ハレ」が終わって「ケ」が帰ってくる感じ。
さぁ来週からは平常授業がはじまる(;_;)
カテゴリー: work
文化祭1日目
前夜
今日が文化祭の開会式。そして、明日あさってが文化祭です。
てことで、今日は午後からひたすら準備準備準備です。気がついたら6時過ぎ。それから明日の打ち合わせをしたり、ほとんど壊れ物になっている同僚の相手をしたりして(笑)、気がついたら7時過ぎ。あかん。あしたは7時半集合やから、早く帰らなくちゃ…。
あ、その前に、今日〆切の原稿、「ごめんなさい」のメールをしなくちゃ…。
やっぱり死んどる・合宿3日目
いちおう昨日の夜部長と
「起床何時にする?」
「そうですねぇ。6時45分で」
と相談しておいたので、それくらいの時間に子どもたちの部屋を見に行くと…。
屍累々…。
その中で、黙々と編集作業をしているヤツがいます。いい景色です(笑)。やはり放送部はこうでなくちゃ。
全員たたき起こして、
「外の空気を吸ってこい」
と指示。そして朝ご飯。元気に食べるヤツもいるから不思議です。
で、作品発表会&総括です。
あんな短時間でつくったのに、なかなかおもしろかったりもします。短時間でつくらなくちゃならないからこそ、BGMなんかに頼ることができないからこそ、それがけっこういい束縛になって、結果的にいい作品になったりするのがおもしろいです。ラジオドキュメンタリーは時間切れでできず。まぁ、パソコンが一台しかないからしゃあないです。時間切れでできない悔しさを知ることもまたトレーニングです。
そんなこんなで、総括をして、帰路につきます。
まぁ、ヤツらはたぶん家に帰ったら倒れるだろうな。それでいいんだと思います。
今日が山場・合宿2日目
今日の子どもたちの起床は6時。当然わたしはつきあいません(笑)。いや、そんな時間に起きたら、あと身体がもたないし…。
で、7時の朝食に間にあうように食堂に行くと、子どもたちは外で発声をやっていました。まぁ、今日はできるだろうな。
午前のメニューは「シチュエーショントレーニング」です。まぁ、カタカナで書くとカッコイイですけど、結局は
「今日のホームルームの時間は体育館で学年集会」
とか言われたら、どういう機材を持っていって、どうセッティングしたらいいのかみたいなことを考えさせる練習です。子どもたちは、基本的に頭がグチャグチャになっているので、その頭の中を整理させる方法を身につけさせないと、無駄なものを持っていったり、必要なものを持っていかなかったりして、えらいことになってしまいます。
なんだかんだと1時間ほどやって、その後は
「なんでスピーカーはふたつあるのか」
みたいな話。きちんと定位する音源を聞かせると、やっぱりびっくりしますねぇ。あと、マイク一本でも、パンで左右に振ると定位する場所が変わるので、目を閉じさせて
「どこにいる?」
みたいなことをすると、けっこうおもしろいです。さらに、極性を間違えるとえらいことになるので、そんなことも経験させます。
てなことをやっているうちに昼になりました。
「12時半、足元を固めて玄関集合!」
途中、コンビニで昼ご飯を買って、目指すは天理のトレイルセンターです。ここに車を置いて歩きはじめます。
山を登ると、いろんなことがわかります。ペース配分を考えずに飛ばすヤツ。速攻足が動かなくなるヤツ。淡々と登るヤツ。ひたすらしゃべり続けるヤツ。黙々と登るヤツ。ふだんはわからないこういう姿を互いに見せることが大切なんだと思います。もっとも、子どもたちから
「なんで山に登るの?」
と聞かれたら、定番の
「そこに山があるから」
が答なんですけどね。
そして、山頂に立った時に爽快感は、やはり最高です。
山に登ったら降りなくちゃなりません。実はこっちの方がしんどい。歩いているうちに、やっぱりひざがカクカクしはじめます。ほっとも子どもたちを見たら、みんな
「武者震いや〜」
とか言って笑っていますから、いっしょなんでしょうけどね。
で、ようやく山を下りて、車に乗って宿に帰ります。約3時間の山行でした。ちょっと短かったかな(笑)。
入浴→夕食後に夜のミーティング。
「ぜんぜん収録してへんやろ?みんなそれで明日の朝作品発表できるんか?」
ところが、イマイチ動きが悪い。しばらく見ていたのですが、なんかバラバラです。と、いきなり2年生が立ちあがって思いをぶちまけはじめました。いい感じです。こういうのがほしかった。
このひとことから、ようやく子どもたちが動きはじめます。って、もう9時過ぎてるよ。どうすんねん。
まぁお前らたぶん今晩は徹夜やな(笑)。
わたしはもたんから寝るしね。
今年はどうなるかな?合宿1日目
朝、しんどいなぁとは思いながらも準備をします。というか、その前に洗濯です。なにせ、ここしばらくの洗濯物が山のようにあります。でも、干す時間はありません。すみません>パートナー
で、とりあえず職場に向かいます。ここで荷物を積み込んで、奈良県南部の街へ移動。今日から10日まで放送部の合宿です。
到着したら、とりあえずちょこっと用事をして、ふたたび合流です。
夕食後、ミーティングの開始です。なにしろ、1年生を鍛えないと、これから先が大変ですから。それにしても、わたしたちが小さい頃って、オーディオと言えばコンポだったので、いろいろ機械と機械をつながなくちゃなりませんでした。でも、今はそんなことは全然ないから、子どもたちはそういう感覚がまったく身についていません。
「必ず入力があって出力がある。その出力を入力につなぐことで、機械と機械がつながるんだよ」
「コードには動脈と静脈があって…」
とにかく、そんなことを話します。まぁ正確じゃなくてもいいんです。感覚的につかんでくれたら、そこからその先のことはまた話せばいい。
「耳はね、だいたいの人は2つあるよね。だからスピーカーは2つあるんだ」
「口はね、だいたいの人は1つだよね。だからマイクは1つでいいんだ」
もう、ほとんどメチャクチャな説明ですが、それはそれでいいんです。その先のことはその先にまたあるわけで。とりあえず、「使いもの」にならないと、この先の文化祭が乗り切れません。そこでもまれたら、その先のことがわかります。
まぁそんなことを話をして、「ドキュメントの実際」ということで、「例の映画」を見せます。まぁ自分たちも登場しているし、いい教材になるだろうと思います。
で、いよいよこの3日間の課題発表。まぁがんばってくれたまえ。
とりあえず、あしたは早い。寝ましょう。わたしも寝ますわ。
生徒との会話
授業中、放心状態になっている生徒が今した。思わず
い「起きてる?」
と、生徒。
生「起きてるよ」
い「そうかぁ。起きているように見えないんだよね」
生「うん、よく言われる」
い「いいかい。聖書の中に「いつも目を覚ましていなさい」って書いてあるんだ」
生「…」
い「それからね、「すべてに時がある」とも書いてあるんだ」
生「…」
い「つまりね。その「時」が来たことを感じるためには、いつも心の目を覚ましていないといけないということなんだよ」
生「…」
い「わかるかな?」
生「なにを言ってるのか、ぜんぜんわからへん…」
まぁそうやろうな(笑)。
で、放送コンテスト
今年も放送コンテスト
今年も放送コンテストの日が来ました。
とは言え、これは「当日」が来ただけで、コンテストのはじまりは、去年のあさって*1ですけどね。いずれにしろ、この1年間、放送部の連中がどういう過ごし方をしてきたかがわかるわけです。
今年の日程は例年とは違い、初日は番組部門・研究部門なんかの予選と決勝、2日目は読み部門となんじゃかんじゃの予選と決勝となっています。例年は初日にすべての予選があって、結果発表は翌日にあるから、とりあえず自分の所が終わったら帰れたのですが、今年はそうはいきません。長丁場になりそうです。
8時半頃に会場に集合して受付をします。が、この時いきなり「ラジオドキュメンタリー部門」が制限時間オーバーをしていることが判明。失格にはならないものの、思いっきり減点をされるので、結局エントリーとりやめにしました*2。なんとなく今年の結果が予想できます(笑)。
さて、子どもたちは各会場に入ります。わたしは…。廊下で英語の勉強です(笑)。
そんな感じで夕方まで過ごして、結果発表。
結局「ラジオドラマ部門」は入賞はしたものの、全国には行けずです。
ここ数年、入賞校の常連メンバーにはなるところまではきたのですが、全国には手が届きません。まぁ、そこには高い壁があるんだと思います。
さて、あしたは読み部門か…。
企画側
うちの職場の人権学習、基本的には担任さんがそれぞれのクラスでやるスタイルです。わたしが着任した頃は
「話す内容に違いがあったらまずい」
という名目で、人権担当*1が体育館で講義をしていたみたいですが、わたしが担任をしはじめた頃に、「自分のクラスで自分が好きなようにやる」というスタイルに変わっていきました。というよりも、当時の先輩の「命」を受けて、わたしが切り込み隊長でそういうスタイルをやっていったんですけどね(笑)。で、その後20数年間、そのスタイルでやっているわけです。
ただ、わたしが担任をしていた頃と大きく変わったことがあります。それは、「好きなようにやる」人が減ったということです。
かつて自分が担任をしていた頃って、人権担当の人がいうのは
「自分を語れ」
のひとことでした。なので、必死で自分を掘り下げて、自分の中から言葉を見つけて、自分の言葉で生徒たちに語っていました。でも、それがわたしにとってはとてもよかったと思います。なぜなら、わたしのクラスでは、わたしにしかできない授業が展開できる。それは隣のクラスも同じ。そういうのが、実は大切なんだと思います。
昨日の講師の話を借りれば
「経験的に蓄積した差別観念に対して、知識で対応しようとするとミスマッチを起こす」
ということになるのでしょうか。
もちろんみんなでいろいろ探してきて「共通教材」を使ったりすることもあるんですが、その料理法はそれぞれにまかされていました。
ところが、現在は全クラスが同じ教材を使います。しかも、ワークシート。そして、解説・解答付きです。これはなぁ…。
でも、そういうふうにしてきたのもまた、わたしなんですよね。
自分が担任をしていたら、隣の担任とフラットな関係で情報交換できるのですが、「企画側」になると、そうはいかなくなるんですね。いろんな人がいろんなことを言ってくる。なので、リファレンスみたいなのを出してしまったんです。これがいけなかった。去年出したものは今年も使わざるを得ません。こうやって、膨大な量の印刷をしなくちゃならなくなってしまうという。
こういう状況を、「企画する側」としてはなんとかしたいと思うのですが、まわりはじめた歯車のまわり方は、そう簡単には変わりません。
てことで、「やる側」もしんどいけど、「企画する側」はかなり前から気が重いという話です。
*1:当時の同和部