最終会議と夕食会

朝、起きたくないですね。でも、仕方ないので出勤です。
朝ごはんを食べて、メールチェックをして、大職員室へ。実は、昨日、とある相談電話があったので、それへの対応をしなくちゃなりません。教務部長といろいろ話をして、なんとかなりそうな感じになりました。やれやれ。
で、若い衆と一緒に出張です。谷間の町→第2のふるさととまわります。が、新しい道ができた関係で、ものすごく時間の余裕ができてしまいました。せっかくなので、道の駅に寄ってお茶を買ってみたり。なんか、春のドライブ気分です。
出張から帰ってきたら、ちょうど昼です。新入生を呼び出しているので、その対応です。
対応が終わったら、午後の会議の準備かな。その合間を縫って、郵便局に行って、切手を買ってきたり。とにかく郵送料が上がった関係で、前に買っていた切手に足さないと使えません。しかし、郵便局もそのあたりは考えているんですね。26円切手とかあるんだな。
郵便局から帰ってきたら、「会議があるんですか?」とか聞かれて、なんでやねんと思ったら、会議開始45分前なのに、すでに参加者が来ておられるんだとか。早すぎる。人のことは言えませんが。
会議の準備をして、ちょこっと用事をして、そして京都府南部の人権担当者の最終会議です。この間のフィールドワークの感想を言いあったり、それぞれの学校のとりくみの交流をしたり。あっという間に1時間半が過ぎて、会議終了。今年1年、いい会だったなぁ。
そして、最終会議恒例の、夕食会です。かつて担任した子がやってる中華料理屋さんに行くと、かつて授業を担当&一時放送部に所属した子がバイトしています。まぁ、地元ってこういうもんなんでしょうね。
しばらく飲んでると、支店長が来てくれました。これもうれしいですね。忙しいだろうになぁ。ここで昔話をしてみたり、今の話をしてみたり。あっという間に2時間くらい経って、おなかいっぱいになってしまいました。
まぁ来年への不安はあるけど、とにかくやるしかないか。とりま、帰りましょう。なんか、慌ただしい1日だったな。

年度を終え、年度のはじまりがはじまる

朝、目覚めはまぁまぁですね。昨日も早めに寝たからかな。とりま出勤。今日は午前が終業式。午後が入学生説明会です。しかし、合格発表の翌日が説明会って、たいへんやな。
職員室で朝ごはんを食べながら、ふと外を見ると、雪が降っています。なんか、教室の方から歓声が起こっています。単純な子らですね。わたしはいつもの通り、まずは職朝→立番だけど、今日は放送機材のセットです。今日はなぜか時間が短いので、かなり急がせました。もしも機材忘れがあったら崩壊するんだけど、放送室に走ることもなく、無事セット完了。ただ、今回テストしようと思っていたbluetoothについては、ペアリングできず。たぶん、部員のスマホとペアリングしてしまってるな。それにしても、機材をセットしてる最中に、「放送部の用事で掃除を休むときは言いに来い」と指導するのはやめてほしい。人手がいるんだから、せめて全部が終わったからにしてくれ。
終業式は、今年度最後ということもあってか、みなさん、力のこもった話をされました。が、そんなにしゃべったら、前の人の話を忘れてしまうぞ(笑)。
終業式が終わったら、機材の撤収。とにかく新入生を入れようね。
ここでいったんレスト。おべんとを食べたら、プラカード持ちです。プラカード書いてあるのは「校内は駐車できません」「付近に駐車しないでください」です。このあたり、当たり前のことですが、まぁ念には念を入れてということで。それにしても、風が強いです。寒い。そして、目に来ます。45分ほど立って、任務終了。その後、ほんの少しだけ公用車でサイクリングです。うーん、お店、しまってるか…。
職員室にもどったところで、思い出しました。そうだ。担任さんにインタビューに行かねば。ただ、説明会に張りついている教員もいれば、クラブをやってる教員もいます。まぁしかたないです。聴ける人から聞いていきましょう。さらに、データももらって入力。これで一段落ですね。まぁ、こうやってひとつひとつ年度を終えていくんですね。
やがて、定時が来たので退勤。帰りに母親がいた施設に寄って、いろいろ話。帰りにウィスキーを買って、ついでに500では足りなくなるだろうから、インドの青鬼を追加して。
今日は、パートナーの誕生日にわたしの誕生日をくっつけてパーリーです。メニューは年末の忘年会のビンゴであたったカニでカニ鍋です。が、家に帰ったときにはすでに解体されていて、かつ写真がない。残念です。でも、メッチャおいしかった。カニ鍋のあとは下の子の手づくりケーキ。こちらはせっかくなので、写真つき。

一緒に飲むのはクリスマスイブにもらったボウモアと、ハーブティー。

さてと。10時半を過ぎたから、そろそろ寝ましょうか。パートナーにヘッドをやってもらっているうちに爆睡です。

スピーカー修理・続報

朝、しんどいです。まぁでも、昨日が飲み会で、今日がこれくらいだったらマシかな。とりま出勤。立番ではMさんと車談義(笑)。
しかし、立番の時って、みなさんとにかく「会話」をしておられます。なにをそんなにしゃべるネタがあると思うけど、しゃべっておられます。ちにみに、わたしは「パーティートーク」が苦手なので、あまり話をしません。必然的に立番ではひとりでいることが多いです。そんな中、去年のM田さんとか、Mさんは比較的会話ができる相手かなぁ。もっとも、向こうがどう思っているかはわかりませんが(笑)。
ただ、この「会話」の中で、きっとお互いいろいろ確認をしているんでしょうね。例えば「同じ種類の人間」とか「同じ方向を向いている成員」みたいな感じの確認です。なので、そういう輪に入らないわたしは、「同じ種類/方向」とはみなされない。そんなことはあるかもしれません。そういう意味では、「教員の雑談」の参与観察はおもしろいかも。
立番が終わったら、午後の教科会議まで特にやることがありません。なので、しばしのんびり。
午後、教科会議までかなり時間があるので、スピーカーの修理です。まずはツイーターのチェック。音は出てますね。ということは、ネットワークがダメと言うことです。なので、とりあえず、ツイーターをネットワークの基盤から切り離して、単独でネットワークをつくるという方向になりました。同僚さんがコンデンサーを持ってきて下さっているので、そいつをつかって鳴らしてみると、鳴りました。いい感じですね。
ということで、組みつけて視聴。音源は「バッハの無伴奏チェロソナタ」です。きれいになっています。いいですね。念のために「バッハのゴールドベルク変奏曲」も鳴らしてみましょう。アリアはいい感じです。が、第1変奏曲のアタックのところで歪みました。ダメじゃん。ということは、ツイーターの交換ですか。作業は明日に持ち越しです。
その後教科会議。まぁなにがなんということもなく終了。あとは成績処理をしたら、今日の仕事は終了です。
さてと。帰ってお風呂に入ってビールを呑みましょう。

修理屋さん

朝、やはりしんどいですね。疲れが取れている感じがしません。土日は休まないとダメってことですね。
とりま出勤。メールチェックからの職朝→立番です。
遅れてくる生徒がいても、厳しく怒ることは誰もしません。「どうしたんや」という声かけをします。えらいしんどそうな生徒がいたので
「どうしたんや?」
と声をかけると
「しんどかったんです」
とのお返事。まぁしんどそうに見えます。が、ふと気になって、立番してる教員に
「教員ってすごいね。しんどくならないんや」
と言うと
「しんどくなりますよ。でも、がんばって来てるんですよ」
とのお言葉。さらに
「30過ぎるとガクッときます」
とおっしゃるので
「わたし60過ぎてるけどな」
とだけ言っておきました。
しかし、35歳くらいの時って、しんどかったやろうかと思い返すと、しんどかった記憶がないですね。ひたすら走りまわってたけど、「しんどいけどがんばって来た」という感覚はなかったなぁ。なぜみんなそんなにしんどいんだろう。わたしが鈍感なだけか(笑)。
ちなみに、今はしんどいです。でも、わたしがしんどそうって、みんな思ってないだろうな。走るしな(笑)。
立番が終わったら、スタジオづくりです。今日はネットで配信があります。機材セットしながら、教務部長に
「こんなん、誰がするんやろなぁ」
と不安を口にします。ずっと「どうせやるなら」と思いながら、その時その時のベストを模索してきて、今があります。
「きっとみんな、わたしが仕事してないとおもってるやろなぁ。でも、実はわたし、メッチャ仕事の密度をあげてるねん」
と言って、わかってくれるのは、たぶん同年代なんやろなぁ。
お昼をまわると「ながら」になりました。今晩あるおべんきょ会のペーパーを読んでいたら、メッチャ眠くなりました。ヤバイな。
そうだ、スピーカーだ!ということで、わたしより年長の教員のところに行って
「いま、ヒマですか?」
というと
「スピーカーやな」
と反応してくださいました。
視聴覚教室に行って、音を流しながらチェック。どうやら、左のスピーカーは端子がダメなんだとか。左のスピーカーについては使ってない端子と交換したらOKでした。
問題は右のスピーカーでツイーターがダメらしいです。しかたないので、ネットワーク部を見るために裏のフタをあけましょう。が、固着しててあかない。てか、プラスのネジの穴が錆びてふさがってます。どうする?なんしかkure556をふってドライバーをハンマーで叩いてねじ込みますか。まわりました。
しかし、イマドキの教員、こんなことするんだろうか。そもそもスピーカーを修理しようとは思わないだろうし、ネジをはずそうとも思わないんじゃないかなぁ。ましてや固着してたら「ムリ」ってなるかなぁ。
まぁ、kure556とかハンマーとかがある放送室もどうよって話ですが(笑)。
で、同僚さん、ネットワークを見て、コンデンサーがブラブラしてるのを発見。
「持ってますか?」
と聞くと
「あるよ」
とのことで、修理は明日に延期になりました。しかし、家にコンデンサーのスペアがある人もたいがいです。
そんなこんなで定時に退勤。家に帰ってzoomです。今日のおべんきょ会は4人あらため5人のおべんきょ会です。
いつものようにセンセがお題を出して、育てられるかどうかを、とりとめもなくディスカッションします。これが、なかなかまとまりません。いや、まとめるつもりはないんだろうけど、方向性がイマイチわからない。それでも思いついたことをあれやこれやと出しあいます。か、8時をまわったところでまだ続行しようとされたので、思わず
「いつまでやるんですか?」
と口走ってしまうなど。いや、結論が出るまでやってたら、ほんとにいつまで続くかわかりません。てか、2時間が限界です。
てことで、5人のおべんきょ会、終了。メッチャ疲れたけど、シャワーを浴びてビールにしますか。

特殊業務・第2弾

今日は特殊業務・第2弾の日なので、またまた少し早めに出勤です。とりま、放送室に出勤して、ストーブをつけて、放送機材に火をくべます。別に真空管じゃないので早めに入れる必要はないかと思うけど、ついつい入れてしまいます。
そして朝ごはんからの打ち合わせ。
で、いつものように業務は進行していきます。が、何やら「ハム音」が聞こえるらしいです。えーと。とりま休み時間ですね。あちこちスイッチを切ってみて、廊下のスピーカーに耳をすませます。結果、メインボリュームを下げるとハム音がなくなったので、原因はパワーアンプだなと。てことは、経年劣化ですね。しかし、この機材、わたしよりも後輩なんだけどな。
あとは淡々と業務を進行するだけです。空いた時間は、いつもの「作業」です。が、昼前に「作業」も終了。おべんとは豪華です。

食べすぎました。午後は作業も終わったので、読書かな。が、眠くなりそうです。が、コンソールの前に座ると、目が覚めました。そりゃそうだ。
そんな感じで、無事、特殊業務終了。しかし、これ、誰に引き継ぐんだろう。
帰り道、髪をカットしてもらってさっぱり。春仕様やなぁ。

木を植えるように・再び

今日は午前も午後も出張です。午前の出張は第2のふるさとです。なので、朝は少しゆっくり。最寄りの駅からは相わからずの登山です。雨はつらいな。
会場に着いて、資料を机の上に並べて、しばし雑談。やがて会議開始です。
まずは保育園の報告です。とりくみの報告のあと、絵本についてのアンケート結果報告。なぜかここで盛りあがります。
「今日日、絵本の読み聞かせの重要さみたいなことは保護者に伝わるのか?」
って話です。まぁそりゃそうです。youtubeにあやしてもらうのは、すでに定番です。しかも、絵本は高い。思わず
「絵本をpdf化してタブレットに放り込んで、タブレットの読み聞かせとかどないですか?」
と提案するなど。まぁ、著作権をパスできないか。ただ、絵本の読み聞かせって、例えば
「そこ、もう一回」
みたいなことができるし、もっと言えば「読み手」と「聞き手」の相互行為として成立するので、そのあたりが大切なんじゃないかなと思ったり。
その後、高校からの報告です。わたしも持っていったペーパーの説明をしたり。さらにその後、内田さんのレジュメをめぐってディスカッション。あらためてレジュメを見たけど、なかなか示唆に富むレジュメですね。ただ、読み込まないと読めないので、うちの教職員はどれくらい読んでくれたのかなぁ。
そんな感じで、午前の会議終了。終了後、来年度へ向けて、少し謀議。そして、午後の出張先に向けて移動です。
午後の出張先は7年前に来た木を植えるように家を植えるムラです。ちなみに年末のツーリング先です。しかし、小雨がぱらついてます。どうなることやら。
なんでも後半天気が悪化するので、まずはフィールドワークから。ただ、このムラは平坦路がなく、急坂しかありません。会館を出たら、まずは登りです。あきれるほどの急坂です。ちなみに、ムラの中には大きくは2本の山道があるのみです。それらが合流して、ひとつの峠道になります。その後、地区改良事業で、中腹にもう一本横に道を通すことで、合流地点まであがらなくても横移動が可能になったとのことです。当初、合流地点までしか登らない予定だったらしいですが、つい
「一番上まで行きましょう」
と提案。結局行くことになりました。ちなみに「一番上」とは峠ではなく、さらにその上にある「火葬場」のことです。しかし、この急坂を遺体を担いで上がるって、どうやってやねんと。そして、「火葬場」のあたりの風の強いこと。たぶん、狭い谷間を風が吹き上がるから、上の方は強風になるのかな。
で、再び急坂を降りて、合流地点からもう一本の坂道へ。坂の横に手すりがついてます。そりゃそうです。高齢化が進むこのムラで、手すりなしは考えられません。
ただ、前から不思議だったのは、家がけっこうしっかりしています。そして、なんとなく栄えていた感があります。なんでだろうと思っていたら、どうやら急坂は旧の街道だったんだとか。なるほど!しかし、難所やったんやろなぁ。
てことで、坂道を降りきると、風はやんでました。でも、上は吹いてるんでしょうね。会館に入ると
「どうぞ」
ということで、温かいお茶を準備してくださってました。ありがたい…。ひとくち飲むと、温まります。優しさもじんわり伝わってきて、なんとも言えない気持ちになりますね。
その後、支部長さんの話とか質疑応答とか。支部長さん、講話ははじめてとのことで、メッチャ緊張しておられました。もうしわけないです。
そんなこんなで、今年のフィールドワークも終了です。とても有意義でした。帰り道、
「また数年後、よろしくお願いします。わたしはいないと思いますけど」
とあいさつしておきました。
「ぃやいや」
と笑っておられましたが、マジでいないぞ(笑)。
てことで、帰りますか。
帰り道、身体が冷え切ってるので、角打ちに寄ることにしました。今日もレジェンド席にはレジェンドがおられます。
「きざみ、あるよ」
「そしたら、きざみ」

ここはいつものおだやかな時間が流れています。レジェンドのみなさんの中には、来られなくなった方もおられたり、復活された方もおられたり。少し寂しかったりもするけど、ゆるくつながり続けたいな。

どのように語ったか

朝、いつもの6時に起床です。まぁでも身体は楽ですね。休養がとれてる感じです。逆に言うと、これくらい休まないと、休めたことにならないってことです。
てことで出勤。みんな
「大丈夫ですか?」
と聞いてくれます。どうやら、今日も休む予定にしていたらしいです。しもた(笑)。
まぁでもいいです。今日出勤しなかったら、いろんなことが崩壊します。
ということで、まずは明日の出張の準備から。と言っても、コピー機にがんばってもらうだけのことです。便利な世の中になりました。
お次は学年末試験関連です。幸いにして、今日も休むことを見越して、4時間目は他の授業に振り替えてくれてました。ちなみに、その授業は時間が足りなくて困っておられたとのことで、win-winです。
と、『資料集』が来ました。25冊ごとの包を解体して、14冊の包を14包と8冊の包をつくらなきゃなりません。これがあるので、今日は来なきゃならなかったのです。
おべんとのあとは、久しぶりに授業です。
まずは「感染」報告から。続いて今週のトピックです。
「やっぱあれやな。ゼレンスキーとトランプの会談やな」
生徒らが「きたぞ」という感じでこっちを見ます。
「いや、会談の中身もさることながら、会談のしかたがひどい。会話分析ってのがあってね。往々にして「割り込み」「沈黙」「さえぎり」ってのを使って会話をコントロールすることがあるねん。で、会話において「何が語られたか」ではなく「どのように語られたか」を分析することで、その場における権力関係とがわかるねん。そういう観点であの会談のゼレンスキーとトランプ・バンスの間でなされた会話の仕方をみると、あの会談がいかにひどいものだったかがよくわかるねん。だから、キミらも動画で見る機会があったら、そういう観点でみてごらん。いかにひどかったかがすぐにわかるから」
まさかじぶんが「どのように語られたか」という話をする日が来るとは思いませんでした(笑)。
そのあとは、積分範囲の最後のチェック。「どのように答えるのか」を伝えておきました。
掃除カントクをしてたら、支店長が「ちょっと来て」というので部屋に行くと「合格通知」を渡されました。なので、ついでに心が揺れた話を報告しておきました。
再び職員室にもどって、あれやこれやしてると、あっという間に定時です。でも、今日は急いで帰らなきゃならないわけではありません。仕事もないわけじゃないから、しばらくいましょうか。てことで、小一時間残っていろいろやって、帰りにウトロへ。
しかし、わたしがウトロに来るの、たいてい他の人が帰ってからなんですよね。なにやってるんだろうと思うけど、けっこう大切な話をしてると思います。もちろん、会議の場所で話すべきことなのかもしれませんが、大きな流れの話というよりも「すき間を埋める」雑事みたいなことなので、こんな感じで話すことが大切なんじゃないかな。わたしの役まわりってことです。
と、Mょんすさんから「おもしろい話」が舞い込んできました。うーん、どうしよう。少し考えなきゃなぁ。でも、おもしろいかもなぁ。しかし、「わたし」かぁ(笑)。
さてと。いろんなことをやったので、今日は充実してました。帰ってビールを飲もうかな。
しまった、今日は水平社設立集会記念日だった^^;

在宅勤務とか工作とか・こもりん3日目

今日は卒業式本番です。もちろん、職場には行けません。が、なんとなく緊張です。
とりま、部員や副顧問に連絡して、準備状況を確認です。なんでも「式歌」は加工バージョンを使うことにしたんだとか。まぁそりゃそうでしょう。
やがて保護者が入ってくる時間になりました。このあたりからは「待つ」ことしかできません。
が、その最中に、印刷屋さんから電話があったり、あれやこれやと各種連絡です。そんなこんなをしていると、11時をまわります。念のために職会資料に出ていた大雑把なタイムテーブルを確認すると、11時40分くらいまであるみたいです。てことで、頃合いを見て
「そろそろ片づいた?」
と連絡すると
「まだ片づけ途中です」
とのお返事。
「ごめん」
と返すと
「あとケーブル1本です」
とのお返事。そういうことかい!
その後副顧問とも連絡が取りあえて、とりあえずひとつアクシデントはあったけど、なんとかなったらしいことがわかりました。よかった…。ただ、課題は課題なので、「今回のアクシデントをいかにして回避できるようにするか」「アクシデントが起こったことをできるだけ早く確認するためにはどうするか」ってことは、ミーティングで話しあった方がいいかな。
まぁそれでも、3年前に引き続き、わたしがいない状況で卒業式ができたのは、将来的にはとてもいいことです。
ということで、午後はフリーになった気持ちですね。
それにしても、ふだんは職場のPCがメインで、家のPCはあまり使わないけど、今回のように家のPCを使う時間が増えると困るのが、実はマウスだったりします。現在はこんな感じです。

キーボードの位置はちょうどいいんだけど、マウスがビミョーに遠いです。さらに、手が固定できないので、肩に力が入って、メッチャ肩こりになります。キーボードスタンドにステーを噛ませて、マウスの台を近くに持ってくることを考えていましたが、それもめんどくさいなと。そう言えば、職場に使っていないタッチパッドがあるので、水曜日にそれを持って帰ってきてキーボードの間に入れようと思っていました。が、学校に行けなくなりました。さてどうするか。
つくるか…。
高さが250mmで、幅が200mm、できれば長さが400mmほしいですね。いろいろ探していたら、ちょうどいい「素材」が見つかりました。210x150x220の本が40冊入っていた段ボール箱でした。ということで、つくりました。

単に段ボールを半分に切って押し込んだだけです。それでも、ものすごく快適になりました。さらに、箱の中に入っていたものも入っていたものなので、愛着がわきますね。それにしても、なぜもっと早くつくらなかったんだろう。

工作のあとは読書です。
メッチャおもしろいですね。「教職アイデンティティ」のあたりとか「社会化過程」のあたりとか、「がってんボタン」を100回くらい連打したいですね。というか、若手教員はもちろん、中堅教員にとってもいい学びになるはずです。
てことで、読書に疲れたところでお風呂に入りましょう。きっとビールがおいしくなるはずです。
しかし、今日の前半は在宅ワークだったけど、後半は有意義な時間だったかな。

摩擦係数を増やす・こもりん2日目

朝、ムダに目が早く覚めます。が、とりあえず寝ましょう。が、昨日ほどの体調の悪さではないですね。検温すると、ほぼ平熱です。頭痛も、たまにズキンと来る程度で、悩まされるほどのことはないです。
とりま、朝ごはんを食べて、さてどうするか。
最大の難問は今日の午後にある卒業式の予行と、明日の午前にある卒業式本番の放送です。とりま昨日副支店長に「今週休みます」という話はしてあります。
そうそう。今回は「感染してすみません」は絶対に言わないでおこうと思いました。やはり現在もcovid-19にかからないための「予防」的なことはあります。が、それが行きすぎると「予防に失敗した人」になってしまう。そして、その自認があるから「感染してすみません」になる。でも、相手はウィルスです。なので、感染は起こりべくして起きる。感染したときに「とりみだす」。それでいい。だから「とりみだしたこと」は話しても「謝らない」。
と同時にもうひとつ、「ありがとう」はいっぱい言おうとも決めています。教科に、セクションのみなさんに、そしてなにより放送部に。
ただ、放送部に「ありがとう」という前にやらなきゃならないことが山のようにあります。
てことで、今日の予行についての諸連絡をひたすらします。さらに副顧問にも同じ連絡をします。同じ連絡をすることで、何が起こっているかを共有してもらうこと、そして適切なアドバイスをしてもらうためにです。
まぁ、機材セットはそれはそれ。予行の進行も、まぁそれはそれ。と、なんでも「式歌」が3番まであるのを1番しか使わないんだとか。うーん。予行ではフェードアウトで処理したみたいだけど、不細工だよな。やるか。
ということで、いつものsound engineとradio lineでちょこちょこいじって、無事加工を終えました。こいつを副顧問に送って、今日の業務は終了です。さすがに疲れた。
さてと。あとは読書の時間にしましょう。何を読もう…。そうだ!『〈しんどい学校〉の教員文化』だ!

読みはじめると、とまりませんね。おもしろい。ただ、たぶんこの世界は、いまのうちの教員にはわからないだろうなぁ。
例えば、しんどい生徒が踏みとどまるのは、教員の力じゃないんですよね。子どもたち同士の「摩擦」の中で漏れ落ちないんです。でも、子どもたちの間にある摩擦係数が低ければ、漏れ落ちてしまう。わたしたちができることは、その摩擦係数をいかに増やすかってことです。それが「集団指導」であり、具体的には「クラスづくり」なんです。<しんどい学校>の教員は、教員だけではどうしようもない状況を経験しているから、やはり集団の力に頼らざるを得ない。ところが、そこまでしんどくない学校だと、教員の力でなんとかなってしまうから、集団の力に頼るという発想も経験もなくなってしまう。すると、全部ひとりでやらなきゃならなくなって、つぶれる。
わたしが担任していたとき、同時に3人くらい謹慎になったこともあったけど、のんきなもんでした。毎日生徒の家に行ってしょーもない話をして、クラスの話をして、次の日はクラスの中で謹慎の子どもたちの話をする。それだけでも摩擦係数は増えます。そして学校に帰ってきたときに受けとめてくれるのは、クラスの子どもたちです。だから漏れ落ちない。
もちろん中村さんがインタビューしたり参与観察した小中学校よりは、はるかに楽なシチュエーションだったとは思います。それでもやっぱりそういうやりかたは有効なんですよね。
てことで、もちろん全部読み切れないので、明日の楽しみにしておきましょう。

自分を解放するための人権・同和教育

朝、体調は悪くないです。やはりウィスキーを減らしてハーブティーがいいようです。
いつものように出勤。昨日に引き続き、歩いている途中にM田さんが追いついてきたので、おしゃべりです。かつてはこんな感じだったんだけど、一緒に話をしてた人がみんな転勤してしまって、こういう時間がなくなったんですよね。久しぶりです。
今日は午後から出張なので、あまり時間がありません。とりま、職朝→立番ののち1・2時間目の連続授業です。
「試験範囲は終わってるけど、とにかく数学は毎日触らないと、すぐに忘れちゃうよ。今、数3とか教えられるとか思わへんもん」
と言うと、みんなざわつきました。
「来年、オレら、数3やるん?」
とか言ってるので
「あ、キミらは数Cね。おもしろいよー」
と言うと、またまたざわつきました。
「あ、ごめんごめん。わたしが「楽しい」って言ったら「難しい」と同じことやったね(笑)」
まぁそんなこんな。
授業が終わったら、明日のためのプリントを準備したり、あれやこれやと雑務をして、おべんと食べて、ひと息ついたら出発です。
今日も出張先は第2のふるさとです。今日は人権・同和教育研究会の総会です。ちなみに高校教員はオブザーバー参加です。
まずはいわゆる総会で、いろいろ総括です。総括はいつもあっという間に終わります。と、講師の土田光子さんがこちらに来られました。
「もしかしたら、ここ、ちゃんと同和教育やってるところ?」
「やってますよ。メッチャやってます。ちなみに全同教の熊本大会でご一緒した時のレポートの子、ここの子です」
てことで、そして記念講演開始です。
いきなりつかみは
「みなさんのところがちゃんとやってはるの、わかりました。今日みたいな話をしなくてもいいと思いますけど、やります」
です。そういやわたしもミッション1やるときに「近くの川」について聞き込みしたり、この日は「ジャーマンスープレックス」についての情報を仕入れたりしてましたね。
そして本論へ。まずはワークをふたつです。実は一昨日の会議でワークの話を聞いていたので、どんなのかなぁと思っていたのですが、なるほど、うまくつくりこまれてますね。さすがはODEN(大阪多様性教育ネットワーク)です。まぁでも、ワークはそれそのものじゃなくて、それを振り返り、気づいたことを指摘すること、さらにはそこから得られるものをきちんと予想し、把握してないと、単なる遊びになるんだなぁということも、同時に思いますね。
ワークのあとは、いよいよ「解題」の講演です。相変わらず切れ味が鋭いですね。理論と実践を往復しておられるからでしょうね。そして最後にこの日の講演のネタをされました。そうか、前はマクラだったけど、これがオチになるのか。
そんなこんなで、やはり刺激的な講演終了。
「これからポルトガルに行くので」
と言いながら帰っていかれました。ちなみに、ネタではなく、本当にこれから行かれます。が、それとてもネタにする精神は、こんなことこんなことをするわたしにはわかります。
電車の時間があるので、しばらく第2のふるさとの人たちとお話をして、さてと、帰りましょうか。お風呂とビールが待っている。