今日は朝イチ、リハビリです。ずいぶん可動域が改善されてるらしく
「ここまで動くとは思いませんでした」
とのお言葉。てことで、リハビリは終了しました。4月から5ヶ月間、ありがとうございました。
「もうケガしないでくださいね」
うーん、二度あることは…。やめとこ。
で、出勤。
いきなり進路担当教員からこんなこと言われました。
進「卒業生が来てね、いろいろ話してて「一番印象に残ってる人って誰?」って聞いたら、いろんな先生の名前をあげてたわ」
い「ほうほう」
進「で「誰かひとりだけ」って言ったら、せんせいの名前が出てきた」
い「へー」
進「理由はね、「最後まで見捨てなかったから」だったんだって」
これはそうとううれしかったです。たぶん、クラスでこの話をしたんだろうなぁ。それが残ってたんだろうなぁ。
で、職員室へ。
同じセクションの若い衆から
「せんせいの顔を見ると「夏も終わりやなぁ」という気がします」
と言われました。わたしはツクツクボウシかよ(笑)。まぁでもそうでしょうね。
今日のタスクは放送部の機材講習と文化祭用のセットです。いつもは部員に任せてたけど、今年はやらなきゃなりません。
まずは機材講習。ところが1年生が半分しかこない。まぁふたり来たからそれでもマシか。
機材講習の最初は「音って何?」からはじまります。そして「小さな音を大きな音にするのが、放送部の仕事なんだよ」と。そんな感じで、そのふたりにはガッツリ教えておきました。
機材講習のあとは文化祭準備。
放送機材のセットのあとは、照明のセットです。これが力仕事です。1年生が
「照明もやるんですか!」
と驚いてたけど、こうやって信頼をかちとってきたんですよね。
てことで、スポットライトをセットして、フットライトをセットして、調光器を持ち込んで、ケーブルをネジ止めして。終わったら5時過ぎ。機材講習から4時間、ノンストップでやりきりました。
「今日はやせたで(笑)」
と部員を励まして、月曜日の予定を決めて、終了。
今日は昨日とは違う意味で、ビールがうまいやろなo(^^)o。
カテゴリー: work
座椅子にて
ようやく収録した
朝、Aっちゃんに家まで送ってもらって、ひと息ついたら、ガッコに行くことにしました。本来は行かないはずなんですけど、参加費の処理とか、使った機材を持っていったりとか、いろいろいった方がいいかなと。その後、リハビリです。
リハビリが終わったら昼過ぎ。家に帰って昼ごはん。

どうしようかと思ったけど、定番のカップ焼きそばですね。ビールを呑んだら当然眠くなります。なので、しばし昼寝。だけども、こんなことをしているヒマはない。なにしろ、お盆明け仕事の前段にあるオンデマンドの公開開始日があさってに迫っています。にもかかわらず、動画の収録をしていません。
てことで、zoomを使って収録です。うーん、教科書の内容が頭に入っていないな。ヤバイです。それでも、なんとか30分弱の動画を3本収録できました。ということで、角打ちへ(笑)。いや、移転されたので、早く行きたいと思っていたのでした。
お店には初めて会うお客さまがひとり。お酒を買いに来た若者が4人。なんとなく賑わっています。
わたしはいつもの通り、お酒です。アテは…。スジとこんにゃくの炊いたんがあるので、それにしましょう。

うまいな。なのでお酒をもう半分いただいてと。
お店の中の会話は、ひたすら野球の話です。みんな好きなんやなぁ。てことで、閉店時間までいてお勘定。えーと、日本酒1.5杯とすじこんにゃくで690円。やはりおかしいよ、この店。
とにかく仕上げなければ
朝、リハビリに行きました。作業療法士さん
「お、いいですねぇ!」
を連発されました。手術の縫い跡は相変わらずひっつれています。あと、外旋も、あとほんの少しほしい。さらに握りこぶしが完全にはつくれないので、例えば茹でた野菜を絞れない。まぁでも、このあたりは結局自分でストレッチをするしかないようです。なので、次回の予約はペンディングしました。
で、出勤。
恒例のゲンコ、昨日、ほんの少しだけ書いたけど、その続きを書いて完成させてしまいたいです。とにかく思いついた文章をダラダラ書き並べ、少し調べた文章を書き加え、さらにちょこっと文字起こしも入れてみて、それらを並べ直したり切ったり貼ったり。うーん、なかなかピタリとはまりません。てか、職員室の中、うるさいし(笑)。
午後はzoomで会議です。2時間くらいとられるかと思いきや、1時間で終わったのでラッキーです。まぁ簡略化する方向に話を持っていったんですけどね。
と、来週金曜日に講演していただくもののスライドが送られてきました。うん、おもしろそうです。なんといっても、インクルーシブ教育についての依頼をしたのに、同和教育からはいって同和教育へと抜けていくのがいいです。ただ、いくつか誤字があったりしています。なので
「誤字見つけたけど、このあと修正されて最終稿をつくられますか?」
とたずねると、
「見つけた誤字を修正してもらったら、それを最終稿にするから送って」
とファンキーな答が返ってきました。もちろんOKです。それは信用していただいているからこそのこと。なので、サクッと修正して送りました。
帰り道もひたすらゲンコのことを考えます。ピタリとあてはまらないのはなんなんだろう…。と、突然気づきました。
「「まなざし」を問題にしているのに、その「まなざし」の答を書いていないからだ!」
てことで、メモφ(..)。家に帰って微修正です。これでひと晩寝かせて、最後の修正をしたら完成だな。てか、所要日数3日、実質1日か…。
飲んだくれの土曜日
朝、眠いけど起き焼ければ。今朝は「夜の仕事」の補講日です。まぁ仕方ないです。この日入の夜は入院してましたからね。
てことで、朝から夜の仕事場に行きました。仔牛控室には当然誰もいません。教室に行くと明るい。そりゃそうです。
やがて学生さんが来ました。まずはマキコミヤの話から。せっかくなので番宣動画を見てもらいました。そして本命の動画上映です。最後に竹花センセイに協力してもらうことにしました。
これまで見た動画は「生野南小学校」「大空小学校」「松原高校」「西成高校」と、すべて大阪の学校です。これらの特徴は、個人のとりくみではなく学校のとりくみというところにあります。それは当然なわけで、教育課程上に位置づけたとりくみなので、全校体制になります。たしかに全校体制ってすごいけど、その学校に行けばやらなきゃならなくなるし、他の学校だとやろうとしてもできません。なので、最後の最後に個人のとりくみを見てほしいと思いました。
あらためていい動画ですね。もちろん、あちこちにというか、ほぼ前編にどこかで聞いたというか、どこかで話した内容が散りばめられてます(笑)。でも、それはコピーではない。やはりオリジナリティを持って存在している。そういう意味で、わたしがやってきたこと、考えてきたことを引き継ぎながら、それをあっちゃんなりにカスタマイズして「自分のもの」として実践しているんですよね。まぁ、今のわたしの立場ではできないし、やらないことをやっていて、かなりうらやましかったですね。
学生さんも涙ぐんでいました(笑)。
その後、学生さんと軽く呑み。大学生相手はいいなぁ。
てことで、生まれてはじめて持った半年間のお仕事も終了。
帰りに買い物をして迎撃準備。帰って昼寝をして体調を整えたところで、KうさんとIずみちゃんを迎えに行きました。本来は今日は宴会の予定でしたが、このご時世なので宴会はやんぺ。ただ、Iずみちゃんはそれとは別に関西に来るとのことだったので、それなら会おうかと。なんちゃってダッカルビをつつきながら、なんだかんだで26時くらいまで話をして、シャットダウンです。よく呑んだ。
出張があるとタイトだな
今日は午後から出張です。ということは、それまでに今日やらなきゃならないことをしなくちゃならないということです。出張の出発時間は2時。てことは、11時までが使える時間です。
まずは昨日やり残した資料づくり。お次は印刷。あとは明後日の段取り。そうそう。昨日のリアクションペーパーの入力。そんなことをしてたら、あっという間に授業の時間がきました。
まずは土日の報告です。
「バス運転してな。ドライバーチェンジした次の瞬間にプシ!やで。到着したら生ビールサーバーがあってな。スチロールの箱の中はカキとサザエや。生ガキ食べてな。ビールをこう。そらもう、うまいで」
生徒の視線が熱かった(笑)。
あとは淡々と授業。
おべんと食べて、あとひと仕事したら出発です。
電車でひと駅。そこから歩きです。20分ばっか歩いたら汗だくです。ただ、途中、気がつきました。

ここからウトロが見える日が来るとはなぁ。
出張先からもパチリ。

ウトロ平和祈念館が見えます。
で、会議は外国人生徒の話。
日本語指導を必要とする生徒をどうしたらいいかとか、日本語ができない保護者との意思疎通をどうするかとか。ようやく京都の、それも高校を交えたところでこういう話ができるようになったんだなと。もっとも、まだまだですけどね。
その中で、そうだと思いついたことがあって、これは明日のタスクだな。はたしてやる時間はあるだろうか。
帰りは歩く気が起こらないので、車に便乗させてもらいました。
で、帰り道にauショップへ。故障保障を解除せねば。これがSIMフリーの世界なんですね。少しずつ身軽になっていく解放感があります。
さてと。今日はよく仕事をした。帰ってビールだな。
そして日常
金曜日に職場を出るとき
「次来るのは木曜日」
と言ったら、瞬間セクションのリーダーは絶句してたけど、ほんとにそうでしたからねぇ。
てことで、ようやく出勤です。が、眠い。まぁ、昨日が昨日でしたからね。
とにかく出勤して、火曜日の復命書を書いて、机の上にあるプリントをチェックして、職朝です。今日は試験最終日。
1時間目の試験カントクは3年生です。
「昨日飲んでてな。眠いねん。とにかくカントク中、寝んようにするわ」
とぼやくと、教室から笑い声。さらに
「大人だって悩むことがあるねん」
と言うと
「深いなぁ」
と反応されて、こいつらええやつやなぁと。
2時間目は1年生。んー、やめとこ。知ってる生徒はいないわけじゃないけど、たぶん「call and response」が成立しない。まぁ、まだ幼いってことです。
試験が終わったら、組版です。ようやく最後のゲンコが来ました。組んだところで印刷屋さんに電話。すぐにきてくれるとのこと。なので、あわてて目次づくり。さてと、ようやくできた。
てことで、速やかに採点開始。まずは明日の1時間目に返さなきゃならないクラスから。まぁ返さなくてもいいんですけど、わたしのなかでそこの歯止めをなくしてしまうと、とめどなく後ろへずれ込んでしまいそうです。なので、やるしかない。
しかし、貧富の差が激しいな…。
続いてもうひとクラス。こちらも激しいです。
数学2の「図形と方程式」という単元は、ひたすら公式にあてはめるだけの分野です。でも、なぜか点がとれないんですよね。そんな中でガツンと点をとってる子もいたりして、できれば勉強法を披露してほしいなぁ。
その後ノートチェックをして、本日のデスクワーク終了。
お次はリハビリです。関節はずいぶん柔らかくなってるみたいです。でも、自動運動ができてない。これは限界域まで自分で動かす筋トレをしないとダメならしいです。ハードやなぁ。
さて、リハビリが終わったところで帰りましょう。今日はビールを飲んで「クセすご」見て、さっさと寝られる日です。睡眠不足を解消せねば。
切れ目ない1日
朝起きたら7時前。それはかまいません。なにせ、今日は午前も午後も出張ですから。
てことで、8時スタート。まずは恒例の病院です。今日はレントゲンがないのでさっくり終わるはずです。診察が終わったら、そのまま山間の町へ。この町に行くためにはいくつかのルートがありますが、一番早いのは第2のふるさとからの山越えです。そこそこ走り慣れた道を快適に走ります。路面が濡れているから、スリップだけは注意しましょう。で、40分ばっかで到着。間にあいました。
午前の会議は中高連携です。生徒の情報を共有したり、はたまた人権教育の情報を共有したり。こういうの、ものすごく大切です。だって、世界人権宣言の授業ひとつとっても
「中学校でやったよね?忘れた?OK。じゃ、もう一回やって思いだそう」
って言えます。
午前の会議が終わったら、少し地域の集会所によってごあいさつ。なにせ、今年度は年度当初に突然やってきて、そこからバタバタで、ごあいさつができていません。ここで、10分ほどムダ話。でも、このムダがのちのち生きてくるかもしれません。まぁそんなことはないほうがいいのですが…。
で、午後の会議の前にどこで昼ごはんを食べようかと。どこかラーメン…。そうだ!お好み焼き屋さんがあった!
ということで、お好み焼き屋さんへ。あいてました。てことで、詳細はこちらに書くことにしましょう。
午後の会議は京都府南部の人権教育担当者の会議です。会場は、京都府最南端の支援学校。
ここ、昨年度まで定員の120%くらいの生徒さんがおられて、えらいことになっていたところです。それが今年度から新しい支援学校ができて、ようやくひと息つけたんだとか。まぁいろいろモヤるところではありますが、まぁそういうことです。そうそう、支援学校って、地域や他校との交流を大切にしておられます。それそのものはいいことだと思うのですが、それは裏を返せば、日常の交流かないということをあらわしています。そんなことを考えながら、支援学校の中を見学し、やがて会議へ。
会議の方は、いつもの通り、なにがなんということもなく、仲良く終了。
さてと、ここから再び移動です。夜の仕事に行くためには、ここから最速で帰らなければなりません。そのためには高速道路一択です。幸い近くにICがあるので、そこから乗って、一路京都市内へ。京都駅近くに車を置いて、京都駅へ。おぉ、いつもの時間の新快速に間に合いました。台風も近づいているけど、特に遅延もありません。
で、夜の仕事の場所へ。
今日の内容は「キャリア教育」です。テキストは「キャリア教育の推進に関する総合的調査研究協力者会議報告書」です。まずは前段として、横山明子, 2019, 『生徒指導・進路指導・キャリア教育論 主体的な生き方を育むための理論と実践』教育図書を使って、進路指導やキャリア教育の歴史についてざっと話をします。ただ、ここに書いてあることを鵜呑みにしてはいけません。なので、ところどころでコメントを入れます。例えば、1980年代の「教育の荒廃」という記述がありました。でも、その荒廃はなにによってもたらされたのか。そこには「今日もあの子が机にいない」から「非行は教育の宝」へと至る道筋があった。そして、その後輩は社会のありようを映す鏡だったはずです。でも、そういう観点では書かれていない。だから、そういう話をコメントしなきゃならない。さらに、報告書に関してもキャリア教育が必要となる背景が書いてあります。はっきり言って、あれ、目の前の学生さんたちのことを書いてあるわけです。ひでぇよ。しかも、その背景にある社会についても書いてあるけど、そんなの子どもたちになんの責任もありません。子どもたちに「キャリア教育」とか「e-ポートフォリオ」とか言う前に、まずは今の人財を使い捨てにする社会を変えろよと。とにかくてっぺんに来る内容がてんこ盛りです。さらに、生徒指導提要にも報告書にも「生きる力」とか書いてあります。そんなの、わたしらずっと前から言ってきたよ。それは「受験の学力か解放の学力か」論争をアウフヘーベンしたところにあったものですよ。それは、被差別の立場に置かれた子どもたちが自身の生きざまを通してつくりあげてきた言葉ですよ。そういうのをさらっとかすめ取って、ちょこんと置く。怒りしかない。まぁそんなのをぶつける、暑い90分になってしまいました。アカンなぁ。
その後、せっかくなので、近くで1杯。
ポテサラ頼んだら、出てきたのはこれ。

自分でつくれと(笑)

ありがとうございます。
しかし、「シャリキン」って初めて知りました。

切れ目ない1日は、おいしいビール&シャリキンとおいしい話で締めくくられました。
本店からの客
今日は午後に本店からお客さんが来ます。なので、迎撃準備だけはしておかなきゃなりません。といっても、わたしのためではなく、支店長のためですがね。それにしても、とにかくここしばらく余裕がないです。いったいなんなんだろう。おそらく某在日外国人教育関係がアカンな。
そうそう、カチンときたメールへの返事はこんなのでした。
日曜日中に提出ということは、わたしの作業は月曜日以降になるということです。つまり、授業や仕事の合間をぬってやらなきゃならなくなるということです。
提出される日程が後ろに行けば行くほど、わたしの首が絞まるだけのことです。言いかえるなら、他に仕事があっても書籍づくりを優先しなければならなくなって、単位時間あたりの仕事量が増えるということです。さらに提出が遅れている原稿が一度に来ると、その分だけさらに仕事の密度が上がります。
そしてデッドラインを過ぎたら書籍そのものがつくれなくなるということです。
先週末というのはマージンを見ていましたが、今週末から月末あたりになると、かなり厳しくなります。
今はわたしが組版をして、ほぼ版下状態で印刷屋さんに出していること。また、印刷屋さんの営業の方が細かな校正をして下さっていることで、入稿をギリギリまで遅くしてなんとかしのげています。そのあたりの事情をわかってもらえるとうれしいですが…。
マジできついです。
ちなみに、今日も1時間目は若い衆の代講なので、1・2・3と詰まります。時間があくのは12時です。午前中は何もできないということです。そこからの2時間半ですべてを揃えなきゃなりません。まぁそれでもわわわとやったらなんとかなるか。
休み時間に「賞与」の明細をとりに行ったら、またまたやる気メーターがダダ下がりです。
6時間目の授業を終えて、しばし待機。やがて呼び出しの電話。
本店からの3人の客を前に、人権教育の今後のことについてしばし話。結局、「人」なんだよな。だって、大阪だって、たしかにとりくみはすごいけど、ほんとうのほんとうに中心を担っているのは「人」です。その「人」は少数です。京都よりは多いけどね。ただ、システムがあるから、全体がまわる。「人」がいなくなったらシステムはやがて止まる。やはり「人」です。そこをわかっているかどうかですね。とにかく、そういう「人」をとれと。クラブで採用するなと。と言っても、アカンやろな。
そんな気分で終了。
さぁ、疲れた。帰ってビールを呑もう。
「わたしのとりみだし方」と暴走すること
人権学習月間2日目は、2年生の人権学習です。テーマは在日外国人について。ゲストスピーカーは金和永さんです。去年までは、このテーマは三木幸美さんに来てもらっていました。でも、今年はすでに講演依頼がはいってたとのことで、断念。ならば誰にお願いしようかと。というところで、ここはふぁよんさんにお願いしようかと。タイトルはもちろん「わたしのとりみだし方」です。
てことで、午前2時間の空き時間は準備。しまった、4時間目がつまってるってことは、迎えに行けないってことじゃん。幸い、同じセクションの若い衆がいってくれることになってホッ。
授業を2発終えて、昼休み。ふぁよんさんと「久しぶりー」とあいさつして、体育館へ。さっそくセット開始です。セットは思いの外早く終わったので、少しゆっくりおべんとです。
で、いよいよ講演会。
ふぁよんさんの語り口がいいですね。幸美ちゃんの語り口は、どちらかというと言葉に力がある。それは、言葉への信頼というか確信というか、そういうのがあるからかな。それに対してふぁよんさんの言葉は瞬間の躊躇がある。それは確信がないというわけではなくて、常に自分と対話し続けてる感じがあるのかな。なので、確信を持った次の瞬間に、その言葉への疑問が湧いてくるという感じ。
そんな中で、ライフストーリーが語られます。もちろん話はひいおじいさんやひいおばあさんのところから。そういうもんですよね(笑)。続いて猪飼野の歴史。ここまではいい。ここから、なぜ自分はこの話ができる/するのか。そして、自分の立場を問い直しはじめる。
話を聞きながら、この話はどこへ行くのだろうという期待感が湧いてきます。
やがて話は「とりみだし」へと入っていきます。自分のとりみだし経験を語りながら、ではまわりはどうするのかと問う。そしてふぁよんさんは
「とりみだしにつきあう。自分もとりみだす」
とされます。
そうなんだよなぁ。それが大切なんだよなぁ。
エンディングはベトナム人のお母さんへのインタビュー。
「子どもがベトナム語を忘れていくことが悲しい」というお母さんの言葉をひきながら、インタビュー中にベトナム語でキャッキャしてるおちびちゃんの姿を映して
「この子に対して日本の教育だけをするのか、ベトナムの教育もするべきなのか?」
という問いを残してフィニッシュです。
いいなぁ。子どもたちはどんな感想を持つのかなぁ。
で、仕事へ向かうふぁよんさんを駅まで送って
「また遊ぼうねー」
てバイバイ。
その後職場にもどって脱出準備。今日行かなかったら、次に行くタイミングがいつになるかわかりません。向かう先は京都府国際センターです。
この間、少し暴走気味に走ることにしています。誰の許可も同意も得ずに、とにかく思いついたこと、正しいと思ったことをしつづけています。そのひとつのことが、この夏の研究大会で日本語指導を必要とする子へについてのレポートを集めてガッツリ話題にすることです。そこにH江さんに来ていただいて深堀をしてもらう。その謀議ですね。
ここでいろいろ情報交換。課題はどんどん明確になってきます。やらなきゃならないこともどんどん増えていきます。でもそれをやろう。H江さんも
「暴走するくらいでなきゃ動かない」
って言っておられましたからね。
結局1時間くらいいろんな話をしました。さて、ロピアに寄って合挽きミンチを買って帰ろうかな。
