午後はヤクゲト

まずは、婦人科へ。今回は血液検査の結果を持って行きました。
Iちゃん「ふぅん、肝臓の数値が上がってますねぇ」
わたし「ええ」
Iちゃん「お酒の飲み過ぎですか?」
それ、ちゃうやろ!と心の中で叫びながら
わたし「いえ、最近本当に弱くなってきたのであまり飲んでないんです」
Iちゃん「それ、薬のせいと違って…」
わたし「年のせいかい!」
Iちゃん「ええ」
あなたね、人のこと言えるの(笑)?そこでにっこり笑うのやめていただけません(笑)。
続いて、精神科の待合室。ふと通りかかったYさん。
Yさん「けがの具合はどうですか?」
わたし「へ?なんで知ってますの?」
Yさん「日記、読んでますもん(笑)たいへんでしたね〜」
そう来たか〜…。
で、精神科へ。のど仏のことの顛末なんかを話したあと、今後の作戦会議です。
その後、支払い。ちょうど病院から出ようとしたところに、向こうから知りあいが歩いてきました。反射的に、杖を脇に抱えて「ドタタタタタタタ!」と発射してしまいました。しもた、新患受付の前やった。深く反省しました。
で、薬屋に行ってヤクゲト。薬ができるのを待っていたら、「あの〜」と呼ばれます。なにかな〜と思っていったら、「すみません、前回自費診療なのに3割しかもらっていなかったので…」2ヶ月遅れの請求が来ました。なので、今日はなんと17割りもお金を払うことに。財布は空になりました。おまけしといてぇな…。

くそ〜…

今日夕方、いつもの通り渋滞をしている道の左をすり抜けをしていました。と、いきなり車と車の間から車が…。
てなことで、つっこんで、一回転してしまいました。飛びながら考えていたことは、「こりゃぁ長引くぞ…」。落ちてから、身体を確認。「ふむ、左足OK。腕、OK。右足、痛いけど動く。首、ついてる。頭、いつものとーり」。どうやら生きていました。たぶん、ボンネットの上を滑るか飛ぶかして、向こう側にヘルメットから落ちて、受け身の状態になったので助かったようです。とりあえず、道ばたで寝ころびながらパートナーをはじめ、必要なところに電話。携帯って便利だわぁ。
あとはもう、まわりにいた人たちが迅速な措置をして下さったので、ぜんぜん楽チン。あっというまに救急車の車上の人になりました。
救急隊員に名前とか住所とか電話番号とか年齢とか聞かれたので、いつもの調子でヘラヘラと答えていたのですが、病院に搬送する問い合わせをしているのを聞いてorz。
「43歳男性、◯◯」
おいおい、性別を言ったおぼえはないぞ。ふーんだ。いいよいいよ。どーせあたしゃパスしてませんよ。結局、病院内でも、わたしは「43歳男性」と呼ばれ続けました。
結局バイクは大破したものの、身体は右膝の下を縫っただけでおしまい。松葉杖すら貸してもらえないという状況でした。そうそう、リュックに入れていたパソコンも無事でした。kりゃ、奇跡だわ。
で、病院にはパートナーが駆けつけてくれました。いや、助かりました*1
と、そこへ、車の運転手の方が来られました。で、パートナーに向かって「お母さんですか?」。パートナー、「いえ、身内のものです」と笑顔で答えながら、裏側で怒ってました。運転手の方といろいろ話をしていたのですが、こちらのほうは「はじめ男の人やと思っていたけど、女の人だったんですね」とのこと。まぁ、ちょっとお年を召した方で、気が少々動転しておられたのかな。
いろんな処理がすんで、帰り道。パートナーとふたりでマクド*2のドライブスルーに入りながら「こんな時しかふたりでゆっくりできないね」と話しあいました。でも、あまりこういうのはイヤだなぁ。
家に帰って、子どもたちと再会。つっても、帰った時間、いつもよりちょっと遅いぐらいですけどね。下の子どもは宿題をしていたみたいで、上の子どももきちんと子守をしてくれたみたいで、どうやらわたしが事故にあった時の方が子どもたちは「えらい」ようです。下の子どもが扇風機の風をこっちに向けてくれたので、「冷やしてくれてるの?」と聞くと、「うん、早くよくなってね」だって。なんとゆーか。
で、パートナーとビールで乾杯。生きていること、家に帰ってこれたことを実感しました。

それにしても、縫った場所、ひざの少し下だし、ミニスカはたぶんはかないからいいけど、傷跡が残ると困るなぁ。単純に男と思われたら困るので*3、ていねいにやってもらうようにお願いはしたんだけど。まぁ、あとはわたしの驚異的な自然治癒能力に頼るとするかな。

しかし、あしたも出勤かぁ…。いてて、麻酔が切れてきた(笑)。

*1:今日だけじゃないです。はい。まぁ今日は特にということで…

*2:関西では「マクド」と略します

*3:多少傷跡が残ってもいいだろうという価値観でやられると困りますわな

突如電話

家に帰って、ダラダラしていると、突然友だちから電話です。この人たち、適当に酔うと、人の携帯に電話をして、順番にまわしていくというクセがある人たちで、かける側にまわると結構おもしろいです。で、今日はかかってくる側だった、と。
で、「今日はどないしましたん?」と聞くと「アサヤンの飲み会や」へ?思わず「浅草橋ヤング用品店」の飲み会かと思ったわたしは、アホでした。プロレス好きの某博物館の関係者の方を囲む会だったようです。
で、いきなり「で、お前手術すんのか?」「いや、見あわせましたけど」「なんでや」「いや、まぁいろいろ考えて」「そうか、ほな次にまわすぞ」「へ?」みたいな、会話かどうかわからないような話がしばらく続きます。で、「まぁ、明日になったら多分忘れてるけど」とか言いながら「ほな、じゃましたな」でおしまい。
愉快な人たちです。
ところが、しばらくして再び携帯が鳴りました。普通、2回目はないんだけどなぁと思いながら出てみました。すると、アサヤンさんが、妙にまじめな声でこう言われました。「手術やけどなぁ、おれはやらんでもええと思う。そのままでええと思う」。
なんだか、すごく「わたし」を肯定してくれる言葉だなぁと思い、思わず、「ありがとうございます」と答えました。
倫理観とか、そういうのじゃないんだと思うんですよね。この人たち、「やる」となったらとことんやる人たちだし、「やったらええやん」と平気で言う人たちです。でも、そういう人(たち)が
「やらんでええやん」ということの重みって、なんか感じることがあったんですよね…。

その後、お客さん

みんなで「なぜ在日外国人教育にかかわったか」というあたりの深い話をしていたのですが、わたしは東京からのお客さんが来る時間になってしまい、またまた途中で失礼。京都駅に向かいました。お客さんは3人。えらい荷物です。で、わたしの家までタクシーで行くことになったのですが*1、あまりの荷物だったので、大型に乗ることになりました。初体験です。どんな車かな〜と思っていたら、なんと、ベンツ!初体験でした。もう、ベンツの力がいかにすごいか、よくわかりました。なにせ、道が割れていきますから(笑)。なので、結構混んでいるはずなのに、意外と早く家に着きました。ちなみに、家までの料金は普通の3倍くらいかな。すげ〜。
で、昼からはお客さんと一緒にいろいろ用事。詳細はめんどくさいのでパス。

*1:つーか、途中で失礼したのは、タクシーに便乗するため

女人禁制のシンポ

詳細はあまりよくおぼえていないのでパス(笑)。
途中、すごく事細かな質問があって、これへの回答として、コーディネーターの方から「ケガレ意識」あたりの話が出てきて、なかなか興味深い展開になりました。
ここで話された「ケガレ意識」って、たぶん「延喜式」あたりから出てくる話なんでしょうけど、この価値観のおよぶ範囲って、しょせんは京都を中心とした当時の都近辺だけですよね。となると、その勢力の外側にある地域では「女人禁制」ってあったのかなかったのか。あったとしても、「延喜式」を元にした「ケガレ意識」というわけにはいかないだろうと思うのですよね。にもかかわらずあったとしたら、もう少し普遍的に「女性を排除する」という文化があったというふうに考えなくちゃならないだろうし、それってどうとらえたらいいんだろう…。
それ以外にも、いろいろ話がありましたが、まぁ、これもここではパス。というか、「祭」のために帰らなくちゃならないので、途中で失礼したという…。

在日外国人の卒業生のうちにお呼ばれ

で、たまたま1年生の時に知りあって、そのまま4年越しのつきあいをしている在日外国人の元生徒の家にお呼ばれで行ってきました。
家に着くと、お母さんが満面の笑みで迎えて下さります。テーブルの上には山のような料理。お母さんのふるさと*1の料理である「エンパナーダ」とか、日本の食材が使えるようにアレンジした魚料理や豆料理など、すごいごちそうです。お母さんがお気に入りのスパークリングワインを飲みながら、話がどんどんはずみます。と、そこへ、南の島で大学教員をしておられる方とそのお弟子さん(?)も到着。いよいよ話はダブルの子どものアイデンティティの持ちようとかの核心をつく話に移行していきました。そんなところに、さらに在日コリアンの高校生やアメラジアンの高校生もやってきて、いきなりえらい感じになってしまいました。話は佳境にいきそうだったのですが、帰りの時間もあるのでお開き。
いや、けっこう身体は疲れていたけど、来てよかったなぁと。

兵庫で話

7月に兵教組で話をさせていただいた時に、「ぜひうちの支部で」という方がおられて、その関係で「兵庫で話」ということになりました。行ったのは、宍粟という町です。
みなさん仕事帰りでしかも金曜日。さらに、家族をお持ちの方はご飯の支度をしなくちゃならないというとんでもなく忙しい状況だったみたいです。にもかかわらず、150人ほどの方々がいらっしゃいました。びっくりです。
で、話の方は…。ふぅむ、やっぱり1時間半では終わりません。2時間かかってしまいます。なので、20分ほど時間オーバー。忙しい人ばかりだろうに、すみません。もしかしたら、会館の閉館時間もオーバーしてしまったかも…。
そのわりに、話の方はいまいち乗りが悪かったようです。やっぱり、ネタをくる時は「間」が必要なようで、焦ってしまうとその「間」がとれなくなるんですね。タメがないから、いまいち笑いに爆発力がない。勉強になりました。
てか、来て下さった人には、ほんとうにすまないことをしてしまったなぁという…。

結局は、自分との対話

で、家に帰ってメールチェック。すると、お友だち*1から一通のメールが…。
「いつきさんの日記を読ませていただいています。のど仏の件。わたしは今まで、のど仏に注目したことなどありませんでした。気になるもんですかね。◯◯さんも、昔は、のど仏のこと気にしておられましたなあ」
そうなんだろうなぁ、きっと。結局、わたしにとってののど仏の切除とかって、「自分の『ボディイメージ』とのズレをどう埋めていくか」という作業でしかないんだろうなぁ。
てか、まわりの人は、きっとそんなに気にはしていないんだろうなぁ。で、「わたし」という人間を知ってくれている人にとっては、きっと「のど仏があるかないか」なんて、どうでもいいことなんだろうなぁ…。
そう思った時、ちょっとうれしくなって、ホッとしました。う〜ん。ありがとうございます。

*1:m(_ _)m

お前はアホか(笑)!

昼、いつものように生徒達といっしょにお弁当を食べて、ダラダラと話。生徒同士もダラダラ話。いつものようなだらけた昼休みでした。お弁当を食べたら、お弁当箱を洗ってきて、イスに座ってグデ〜と脱力です。午前中に2時間授業が終わって、昼からは掃除監督と放課後の補習くらいしかない、まぁだらけた半日が目の前ですから…。
で、イスに座って脱力していたその時、「ハウッ!」。すごい衝撃が走りました。
振り返るまでもなくわかりました。生徒がわたしの脇腹をつついたのです。その生徒「なんや、先生、効かへんと思ってたわ(笑)」。わたし「お前はアホか!いきなりなんちゅうことすんねん(笑)」。生徒「アホて、先生にいわれたら傷つくわぁ(笑)」。

あのね…。そのへん、あかんねん(恥)。てか、職員室で大声出したらはずかしいやんか^^;;。

そうそう、結論…

実は、10月19日に手術の予定だったのですが、とりあえず延期にしました。まぁ、わたしののど仏メチャクチャ目立つし、ある友だちから「わたしがいつきさんののど仏だったら、やると思う」という、これまた貴重な意見ももらっています*1。ただ、削ることができるのが2mm程度ということなんですね。とりあえず、模型でもつくって、どのくらい目立たなくなるかなんていう実験もしてみようかなぁと思っています。

*1:ちなみに、形成外科医のお医者さんも「あなたののど仏は尖っているから」と言ってました_| ̄|○