で、夜の用事

夜の用事は「4人+1人」で話しあい。まぁ、濃いぃメンバーが集まってました。わたしなんざ、あのメンバーの中ではもっとも薄い人なんで*1「こんなところにいていいんかな」と思いながらも、ついついつられてしゃべってしまいました。まぁ、内容はいずれどこかでアップされることと思いますけど…。

*1:きっと、他の人は「自分こそが薄い」と言うんでしょうね(笑)

帰り道

学校からの帰り、突然携帯が鳴りました。「だれかな〜」と思ったら、昨日の日記に書いたテレビの中の人でした(笑)。「せっかく京都に来ているし、渡したいものがある」とのこと。とりあえず、社会保険病院*1前で待ちあわせ。なんでも、きのうの晩はフリーになると思っていたら、プロデューサーから「何言ってんねん」ということで、結局11時過ぎにお仕事。「わたしの京都の夜を返せ〜(涙)」状態だったようです。で、せっかく会えたのだからコーヒーでもと思ったのですが、「いまから今晩の原稿を書かなくちゃ」とのこと。う〜ん、たいへんですわ…。「じゃぁ、23時が過ぎてから(笑)」と冗談を向けると、あしたはあしたで朝の7時に京都駅を出て、どっかから釜山に行くとのこと。
なんか、2〜3日前から風邪をひいているとのことで、咳をしておられました。大丈夫かいな…。
でも、久しぶりに会えたのはうれしかったです。

*1:部落解放センターの向かい

で、玖伊屋の朝

今日、午前から参加という人がおられるので、ダラダラと片づけ。さらにダラダラとテレビ。10時過ぎにおみやげつきで来られたので、おそがけの朝ご飯。ごちそうさまでした。
玖伊屋の朝は、気がむいて天気がよければ、近所のフィールドワークなんかしたりします。今日はおみやげもあったので、いつもよりも気合いをしれてフィールドワークをしました。と言っても、「パッチギ!」の跡を訪ねて〜40番地〜公園散策(笑)〜お好みの街探検〜お好み試食という、定番コースですけど…。
約1時間半歩いたところで、ちょうどお腹も減ってきて、時間もよくなって、いつものお好み屋さんへ。ここ、はじめて行った時に、わたしの性別をめぐってお父ちゃんとおかあちゃんがケンカをしたという店なんです。ちなみに、お父ちゃんは「男の人やがな」、お母ちゃんは「なにゆーてんの、お姉ちゃんやがな」。で、ムラのお母ちゃんはぜったいに口は勝ちます。それ以来、この店ではお母ちゃん公認の「お姉ちゃん扱い」になっています。ソバ入りマンボとうどん入りマンボ、焼きソバ(細いソバ)とホルモン焼き、もちろんわたしはビールを飲んで、フィールドワークも終了です。
ということで、長い長い玖伊屋も終了。次回は、12月17日です。次回のメニューは、クリスマス定番の「鳥の丸焼き」です。

夜は玖伊屋

で、家に帰ってちょこちょこっと支度をしてすぐに玖伊屋。
今日はチゲと焼き肉というやる気のないメニューです。というのは、あまりまくったキャベツと、せっかくある手づくりのたれを使いたいと思っただけです。昨日のうちに会場に放り込んでおいたので、今日は電車でゆっくりといくことができます。
8時前からボチボチと人が集まって、9時頃には集まりは完了。今回は少人数でしたが、わたしもほとんど和室の方にいることが出来て、かなり濃いぃ話で盛り上がれました。で、12時頃にはダウン。ちゃんと自分で布団を引いて、コンタクトもはずして寝ました。よかったよかった。

いよいよ勝負の時(笑)

まずは、身長体重の測定。身長167.5cm、体重54.9kg。まぁええ線です。続いて、視力と血圧。視力はコンタクト入りで1.5と1.2。血圧は117/76。これもまぁええ線です。
続いて、検尿の提出。ここで質問がひとつ。「これ、大丈夫ですね」指先に視線を落とすと「生理中・妊娠中」と書いてあります。まずは、1勝(笑)。
次に、気合いのはいる心電図。入るといきなり「ストッキングははいておられませんか?」「ブラジャーのホックははずして下さいね」。これで2勝目(笑)。
血液検査はとくになにもなし。最後の難関が内科医による問診です。いよいよ緊張が最高潮に達する、聴診器をあてる瞬間です。「ブラジャーを着けたままでいいので、上着の裾をまくって下さい」これで3勝目(爆)。
あとは、デザートの聴力検査。まぁなにもなしです。てことで、3戦全勝という、過去にない大勝利を収めました。去年は負け続けだったからなぁ…。
そうそう、バリウムですが、アンケートに「イヤです」と書いたら、それが通ったみたいでありませんでした。家に帰ってパートナーから「なんで受けへんの!タダやのに!」ともっともな非難を受けましたが、イヤなものはイヤなんです。てことで、胃部検診は不戦ということで…。

準備だよ、準備!

あしたは待ちに待った…、わけじゃなくて、一年間のなかで最も嫌な日のうちのひとつである「職場健康診断」の日です。
なにが嫌かというと、バリウム!あのまずいのを一気に飲んで、しかも発泡性のある薬を飲んで、ゲップができなくて、こぼれたらこびりついて、しかも下剤を飲まないとえらいことになって、しかもそれを効かせるためには大量の水が必要という、あのバリウム。それだけじゃありません。あの恥ずかしいかっこう(笑)!右手をあげたり左手をあげたり、体をくねらせて七転八倒。やりきれません。
そうそう、血液検査なんていうのもありますよね。でもね、この間かなり詳しいのをしたところなんです。肝臓の値がちょっとあがっているのは、わかっているんです。12月にはホルモン値もわかります。だから、これ以上血を抜かなくてもいいんですけど。まぁ、期待できるのは、この間のバイク事故のけがのおかげで白血球の値があがっているかもしれないという程度ですか…。
あと、勝負所というと、内科検診ですね。聴診器が下から入るか上からはいるか(笑)。
てなことで、まぁ「たしなみ」として、心電図の時のためにむだ毛の処理だけしておきましょう(爆)

大阪府立大学社会福祉学会公開シンポジウム

しかし、大阪府立大学って遠いです。交通費をケチるため(笑)、地下鉄→阪急→地下鉄と乗り継ぎ、最後はリハビリ*1も兼ねて歩いたのですが、2時間ほどかかりました。でも、キャンパスにはいると、落ちついた感じで「いいなぁ」と。
打ちあわせの場所に着いてしばらくすると、続々とシンポジストの方が来られました。で、打ちああわせ。実は、今までは好き放題させていただいていて、「打ちあわせ」っていうのをしたのははじめてなんです。打ちあわせのなかでわかったことは「時間がタイト」ということでした。かなり緊張感が走りますね。
打ち合わせが終わってしばらく雑談していると、あっという間にシンポジウムのスタート。
まずは、山中さん・東さんの「セクシュアリティの基礎知識」みたいな話です。わたしは実は又聞き程度の勉強しかしていないので、結構勉強になりました。
で、シンポジウム第1部。トップバッターが、尾辻さん。自分史も交えながら、コンパクトに話をされました。あれだけの内容を30分で、すげー!という感じでした。てか、実は25分なんです。「わたしと同じくカムアウトをされ議員になられた方が…」ということで登場されたのが、上川あや*2さん。話を聞いていると、「おいおい、かぶってもたやんか」みたいなところが多々あって、困ったなぁと。ただ、お二人の話を聞いていると、「『制度を変える』と『社会を変える』の両輪があって、自分(たち)は『制度を変える』ことを政治家としてやるんだ」というニュアンスがあったので、じゃぁ、わたしは「社会を変える」という観点で話をすればいいんだと、一安心。
で、わたしの話。しょっぱなからマニアックでしょうもないネタ*3を振ってしまって、あたるかどうか不安だったんですが、数人が大爆笑をしてくれて、なんとか軌道に乗りました。あとは、「「隠す」社会から「語れる」社会へ」ということで、どこかに書いたネタをたどってみました。しかし、途中に友だちが入ってきたのが見えて、思わず「あ、RZつぶれたねん」とか、わけのわからんことを口走ったりしてしまい、冷や汗をかきました。それでも、なんとか31分で終了。
質疑応答では、「病院などのように、必要な性別記載欄もあるのでは」というのが出てきました。尾辻さんからは、「公的書類の不必要な性別記載欄削除は、不必要なプライバシーを行政に渡さないという意味づけがある」という説明があり、なるほどな、と。で、わたしからは「病院などでは、自分の身体のケアのために必要な情報を提示する。それは、かならずしも性別だけで語れるものではないはず。しかし、性別だけで語ろうとするあり方や、それすら語れない社会のありようが問題」と、自分なりの意見を述べました。
第2部のトップバッターは、こちゅかるさん。介護する側される側を問わず、「女性」のおかれたセクシュアリティにかかわる状況について説明をされ、さらに「障害者のジェンダーを問う前に、介護する側のジェンダーを問うことが大切」という話をされました*4。とてもわかりやすく、かつ切れ味の鋭い話でした。
続いて、横須賀さんの話。SV(セックス・ボランティア)にかかわる話だったんですけど、会場からはすごいきつい話が返されました。わたしは「性的に抑圧された「障害者」がそこから解放されていく途中経過の話かなぁ」とボンヤリ思っていたのですが、あるフェミニストの方からは「まずは権力構造そのものを問う必要がある」と厳しい意見が続出しました。
で、第3部。もちろん打ちあげです。20人くらいの人たちが参加。わたしと上川さんが隣同士。上川さん、熱かったです(笑)。やがて、上川さんは東京へ。そこへ、先ほどのフェミニストの方とか尾辻さんとか東さんが来られて、「いま、なにをアジェンダとするかなのよね〜」と語りあわれます。わたし、ふんふんと聞きながら「むずかしくて、よくわかんね〜!」と心の奥底で叫んでいました。
充分飲み食いして、9時半。そろそろ帰らないとヤバイということで、お開き。みんなで地下鉄に乗って、打ちあげの勢いそのままに話。でも、いい大人が床の上に座って話し込むのはやめた方がいいと思う。けど、かっこよかったよ…。

*1:右膝がいまいち曲がらない

*2:なぜかフルネーム・笑

*3:トランス業界は、刺すか刺されるかの吉野家みたいなところで…

*4:と思う

ばれた〜(涙)

いつもの通り、接骨院に行ってダラダラと話をしていました。すると、接骨医の方が「そうそう、いま、性別はどうなってんの?」と質問をされました。で「別に、そのままですよ」と答えると、「そうやろなぁ」。まぁそれはその通りですわ。で、「実は、整形外科から連絡があったんやけど、「女性」って言ってはったし、訂正しておいた」と言われました_| ̄|○。まぁ、それはそれでええんやけどね…。
で、そのあと整形外科へ。カルテを見ると、「女性」に◯をした上を斜線で訂正して、「男性」に◯をされていました_| ̄|○。ま、書類上は正しいんやけどね。
でも、考えてみると、自賠責なんかの請求をしなくちゃならないわけで、その時に「女性」では通らない。なので、書類上は男性にしておかないとダメはダメなんですよね。なので、お医者さんに「あの、書類上はこれでいいんですけど、病院内での扱いはこっちにしておいてくださいね」と一応お願いをしておきました。もっとも、「扱いって、なんやねん」という気がしますね。せいぜい、レントゲンの時に「ブラジャーははずしてください」の声かけくらいじゃないかという気もしますが(笑)。
ケガの方は、ほぼ順調なようです。結局9針縫ったみたいで、そのうち5針分の抜糸がすみました。でも、一部壊死をしているみたいで、膝下に傷が残りそうやなぁ。まぁ、スカートはロングの方が好きやし、さらに言うとジーンズが一番好きやから、どうでもいいっちゃどうでもいいんですけどね。

へっへ〜!

で、看護士さんが持っているレントゲンの受付票をひょいと見ると、性別欄が「女」に◯されてます。で、技師さん曰く「シャツ一枚になって下さいね。ブラジャーはとって下さい」。\(^o^)/。でも、首の骨を撮る時「はい、あごをあげて」と言われたのにはまいりました。ばれるじゃん(笑)。やっぱり「のど仏削ろうかなぁ」と思いましたね。
で、病室にもどってカルテを見ると、予診表の性別欄*1、「女」に◯がしてあります。う〜ん、保険証出したのに見てないな(笑)。その後もらった診察券を見ると、性別記載欄はないし、年齢欄は空白だし。気に入りましたね、この病院!
ということで、とりあえず、女で通院することになりそうです(笑)。

*1:わたしは空白にしておいた

集まり

7月から、病院近くの「まんまる」という授産施設で、「ジェンダークリニック受診者の会(もうちょっとかわいい名前にしたいなぁ)」をやりはじめました。今日は2回目。支払いを終わって、ヤクゲトしたら、すでに皆さん集まってよもやま話をしておられました。
まずは、ひとりひとり自己紹介。それぞれに自分の思いを語られました。わたしの番がまわってきたので、「待合室での時間が、少しでも退屈しないようにと思っています」と、自分の思いを語りました。だって、みんな牽制しあっているんだもん。さらに「きのうのど仏を切るはずだったんですけど、怖くなってビビッたので、やめました」というと、爆笑されてしまいました。
その後、改名のことをめぐって名前を変える意味*1とかいろいろな話が出ました。なかなかいい感じです。
たぶん、次回は12月かな?てことは、忘年会か…。車を置いて行かなくちゃ…。

*1:「名前を変えることで、昔の名前を肯定的にとらえられるようになった」「名前を変えたら体調がよくなった。すごくストレスがあったんだと思う」「呼ばれたい名前が名前。だから自分で決めたらいい」など