昨日、あいさつに行かなかった人と職員朝礼のあとにすれ違いました。で、すれ違いざまに「あ、今週よろしく〜」と、向こうから声をかけられてしまいました(笑)。
カテゴリー: trans
Xデー・続報
あまりにもリアクションが何もないので、養護教諭の先生のところに行って「なにかありました?」って聞いてきました。すると、「なんもないねん」とのこと。やっぱりみんな読んでいないみたいです。でも、自分のところは見ているだろうし、同じ班に他に4人いるわけで、その人たちは「見てない」わけがないでしょう。う〜ん。
で、帰りがけに「あの〜、掃除当番同じ班になりまして、よろしくお願いします」と野壺のふたを踏みに行きました*1。すると「あ、ご苦労様です」と何事もないんですよ…。で、さらに「あの〜、だれもなにも言わないんですよね〜」とさらに野壺の上ではねるような発言をすると、「言ってもらっても困るでしょ?」と軽くいなされてしまいました。
ついでに、もうひとり同じ班の人がいたので、こちらにも「よろしくお願いします」と言うと、「あ、よろしくお願いします」でおしまいでした。
それにしても、どないなってんねん…。
*1:「地雷を踏む」という表現はあまり好きじゃないので、こちらを使っています。でも、今日日の若い子「野壺ってなんですかぁ?」状態でしょうねぇ
とうとう来たXデー
出た〜!
座談会・変わりつつあるトランス/GIDの意識と行動(上)
多様な生き方を阻む?「性同一性障害者特例法」
http://www.medical-tribune.co.jp/ss/2006-2/ss0602-3.htm
で、読んでみて…。
反省点は多々ありますが、なんといっても最大の反省点は「しゃべりすぎ」ということです。まぁ、針間さんは医者なので、守秘義務とかのからみでなかなかしゃべりにくいこともあっただろうと思うのですが、中村さんの話をもっと聞きたかったなぁと。
そういえば、かつてこの時に「いつきさん、あなたしゃべると長いわね」と言われたんですよね。なんにも反省していないってこってすm(_ _)m。
で、行ってきました
朝、パートナーはハンコを押してくれました(笑)。
で、授業が終わったら病院へ。お医者さんに「ブツです」と言って渡すと、「あ〜、ハンコが足りないんですよね〜」とのこと_| ̄|○。さらに、「あれ?セカンドの先生の予約、前回とりましたっけ」。
まぁ、前回は年末で、そのあと忘年会も控えてたし、なんだんかんだで作戦会議もしていたからなぁ。てことで、急遽もうひとりの精神科医に連絡をしてもらいました。「ブツ」は郵送ということで…。
で、しばしもうひとりのお医者さんと話。
- いますぐ手術を希望されるのですか?それとも手術が可能な状態をつくりたいのですか?
「手術が可能な状態をつくりたいんです。「禁止をされた状態」は、かえって的確な判断がしにくいかもしれないと思うのです」
- 合併症のことは考えておられますか。あるいは、体力面で負担がかかることは覚悟されていますか
「合併症については、すべての説明を聞いたわけではありませんが、しかたがないときはしかたがないと思っています。また、体力面の問題については、自分の体と対話をしながら、できる範囲のトレーニングをしていくつもりです」
- 費用や入院期間・リハビリ期間については大丈夫ですか?
「まぁ公務員をしているので、首にならない限りは大丈夫でしょう(笑)」
- 家族の同意についてはどうですか?
「パートナーはとりあえずハンコを押してくれました。子どもたちについては上の子どもは「うちの父ちゃんは男でも女でもない」と言っています。下の子どもは「お父さんは中身は女なのに、なぜおひげがあるの」と言っています。そんなふうに子どもたちを育ったのは、まぎれもなくパートナーの存在があったからです。これからも家族とは話しあっていきます。ただ、おそらく子どもに限らず生徒たちもそうでしょうが、「男・女」以前に「わたし」としてどう関係をつくっていくのかということが、最も大切かなぁと思います」
という感じで終了。
夜中の会話
明日は関西医科大学の精神神経科の日です。前回行ったのが12月だったのでかなり日がつまっているのですが、何をしに行くかというと、「同意書*1」を出しにいくんです。
で、その「同意書」にはパートナーのはんこが必要なんです*2。なので、パートナーと文面をながめながら、話をしました。
前から「さっさとやったらええやん」とパートナーは言っていたのですが、やはりいざ「同意書」という形ではんこを押すとなるとそうはいかないみたいです。あたりまえですよね。「合併症」のことや「手術したあとの身体の使い方(笑)」とか「その後のライフスタイル」のこととか、いろいろ話をしました。
実は、「同意書」を出したからといって、実際にやるかどうかはわからないんです。わたしとしては、あくまでも「できる状態」をつくることが大切で*3、「やる」こととは切り離して考えたいと思っています。あと、なんだかんだと言っても「まな板」の上に乗らないと声が届かないところがあることをこの間感じてきたので、「いっちょまな板の上で踊ってみようか(笑)」と思ったというのもあります。
ライフスタイルについても、たとえばわたしが現在SRSを受けているかどうかなんて、まわりの人はだれも知りません。知っているのは家族+αくらいでしょうか。また、もしも受けたとしても、そのことも言わない限り、誰もわかりません。では、なんのためのSRSか。結局は、自分と肉体との折りあいのありようが一番大切だということです。わたしにとってのSRSはその程度のものですし、それでもやりたいということになったらそういうことなんだということです。なので、たとえSRSを受けたとしても、おそらく今と変わらないライフスタイルをとり続けるだろうと思います。
たぶん、わたしという人間のありように一番大きな変化をもたらしたのは、「トランスジェンダー」という言葉であり、「トランスジェンダーとして生きていこう」と思った時に、いまの自分のライフスタイルへの道筋がついたんだと思います。あとは、ホルモンとかSRSというのは、自分の肉体との折りあいの結果として、あとからついてくるものかなぁ。とりあえず、そのなかで、今の自分の状態がある。そんなふうに感じます。
さて、どうなるか…
朝、ひび割れた(涙)指に絆創膏を貼ろうと、保健室にちょこっと寄りました。まぁ、ついでに体重を量ったり(笑)、雑談をしたりといったこともあるんですけどね。
で、養護教諭の方としばらく年末年始の報告をしていたのですが、そのうち「そうそう、これ言わんとあかんのやわ」とプリントを一枚持ってこられました。なにかなぁと思ってのぞき込んだら「職員トイレの掃除当番一覧」でした。
前にも書いたかもしれませんが、いまうちの職場には職員トイレがありません。で、数年前から、管理棟にあるトイレを職員トイレにしようという動きがあります。最大のネックは、誰が掃除をするかなんです。もちろん生徒の当番をあてるわけにはいきません。で、「自分が使うんだから自分でやればいい」とわたしは思うのですが、「それは本務じゃない」という人もいて*1、そのまま職員トイレを設定しないという状況が続いています。で、それはまぁそれぞれの意見があるのでおいておきますが、わたし的には、もちろん「どっちを掃除するのか」が一番大きな課題です。以前教頭さんから「どっちにするんや?」言われたので、「女性用にしてください」と伝えたわけです。
で、今日当番の一覧表を見たら、きっちり女性用の掃除当番になっていた、と。
「自分が使うトイレは自分で掃除する」のならば、「自分が掃除するならば自分も使う」わけでして、これ、どうなるかなぁと思ったのですが…。でも実際、女性教職員の名前をず〜と見渡すと…、特に問題はなさそうやなぁと。数人を除いて、ほとんどの人とは、なんらかの形で話をしてきた人ばっかりのような気がします。
まぁ、結局掃除のことで頓挫をして、この一覧が誰も読むことなく破棄される可能性もあるわけですが、そうなったらちょっと残念やなぁ…。
*1:実際に、1ヶ月に一回程度業者がやっているところもあるそうな
みささんからの続報・ちょっと整形しました
某所のタイトル
某所には「GID研究会交流会」とあるのですが、う〜ん。
一昨年の埼玉の時の交流会の名称をめぐってさまざまな論議がありました。で、昨年度関西では「実行委員会形式」で行い、最初に行った論議が名称問題でした。全員一致がした点は「GIDは使わない」ということでしたが、さらにつっこんだ論議をふまえて、「トランス全国交流会」という名称にしました。詳しくは、こちらにあります*1。
個人的には、「交流会」は、GID研究会と日程はあわせてあるものの、そことは切り離した形で、より広範な人々が集える場所*2になってほしいなぁと思うのですが…。
そうそう、GID研究会は3月19日。なんでも、イブニングセミナー*3というのがあるらしいし、そのあとは懇親会*4。で、翌日は平日。しかも、ウチの学校では終業式です。最終の新幹線で帰るか、始発の新幹線で帰るか…。悩むところです。