今日は、夕方からestoの大阪交流会です。コンタクト屋さんを出て、そのまま大阪へ。会場に行くと、すでに真剣な話しあいがはじまっていました。わたし、遅れて入って、そんな空気を完全におちゃらけさせてしまいました。すんません。さらに、遅れてこられた◯島さんも、わたしと同じ路線ですね。ふたりでどうやら破壊してしまったみたいです。
それでも、「中解決」へ向けた作戦会議も練れたし、それはそれで収穫は大きかったように思います。
交流会のあとは、近くのネパール料理屋さんへ。おいしい料理とおいしいビール・ワイン。やっぱり、交流会はこれに限ります。
帰りは、すんごく若いFTMさんと一緒。いろいろ紆余曲折しながらも、自分の道を模索しているなぁ、と。やはり、若年層のトランスの人と話をすると、いろいろと触発されます。それにしても、アドバイス口調になりがちなのは、やっぱり歳のせいかなぁ(涙)。
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コンタクト屋さんにて
最近コンタクトに傷がついて調子が悪くなってきたので、新しく買うことにしました。
コンタクトって、大義名分としては、医者が処方をすることになっているんですね。なので、単なるメガネ屋さんだけじゃなくて、必ず眼科医がその近く(笑)にあります。で、いちおう眼科医の診察を受けるわけですから、「保険証」がいるわけです。
で、受付で保険証を出すと、やっぱり保険証をひっくり返して悩んでおられます。「あの、どちらの方でしょうか?」。せっかくですから新ネタを出すことにしました。「これです」と指したのは、下の子どもの欄です。でも、すぐ弱気になって「つっても信じてもらえないですよね(笑)」と続けてしまいました。さすがに、8歳パスはできなかったです(笑)。そのあとは、定番通りです。助手の方がカルテを見ながら「あの、いつき、さん、ですよ、ね?」。わたしは「そうですよ」とニッコリ。まぁ、年甲斐もなくタンクトップ着てたからなぁ。
玖伊屋の朝
ふと目が覚めると、まだ7時台。まりあさんは帰ったみたいです。あと、若手MTFは、なにやらゴソゴソ戦闘準備に入っています。でも、他の人たちは爆睡。わたしは一度起きてしまうと2度寝ができないタイプなので、あきらめてコーヒーを淹れて、朝の準備です。昨日お寿司にしたご飯が残っているので、炒り卵とゴマの入ったおにぎりなんぞをつくってみました。
そうこうするうちに、みなさんもゴソゴソ起きてきました。で、なんとなく落ちついたのが、なんと9時過ぎ。今回は早じまいをしようと思っていたけど、あまりにも早すぎます。わたしは個人的には次の用事とのタイミングがよくないんです。ほかのお客さんもけっこう時間があったみたいで、あとはテレビをダラダラと見たりして、昼前に解散です。
それにしてもびっくりしたわ。
忘れた頃にやってくる
さらに教頭からひとこと。「M新聞から電話があってな…」
あのね…。どうも副校長は取材に応じてほしいオーラを発しまくっているのですが、さすがにお腹イパーイという感じです。とりあえず「部員に聞いてみます」ということで、昼休み生徒と話し。「どないする?」「わたしら先生にまかすって言うたんやけど」「いや、わたしは君らにまかすって言った」決定権のなすりつけあいですわ。すでに自分で決めるのがめんどくさくなっています。で、最終的には「わかりました」ということで…。
いや、ありがたいことではあるんですが、話のネタが尽きてしまっているのと、なにより写真がねぇ。
わたしはわたしをどう呼ぶのか?
って、たいそうなタイトルをつけましたが、ほんとうにたいしたことないです。
朝、職場に着くと副校長から声をかけられました。「あのな、こないだの家庭訪問の出張伺い、名前ちごたで」「へ?」「いや、前の名前やったわ」「は?」机の上に「名前が違う」というメモと一緒に出張伺いが置いてありました。ちなみに、出張伺いを見た事務室の人たち、みんなで爆笑していたらしいです。
どうやら、まだ「いつき」という名前に慣れていないようです(笑)。
で、夜は玖伊屋
今回は少々人数が少なかったですけど、また〜りとすごすことができました。
今回の趣向は「パスタナイト」でした。てことで、レシピか…。
ミーティング
午後からは、京都駅近くでミーティング。はじめのうちは、そこそこまじめな感じで話をしていたのですが、だんだんと話が盛りあがりはじめて、最後は意気投合しまくりです。なんか最近、こういうの多いなぁ。
てことで、コーヒーだけの予定が、気がつくとふたりで白い液体を飲んでいました。あ、もちろんバリウムじゃないですよ(笑)。
このミーティングの結果、またそのうち報告する時が来るかな…。
で、結論
昨日の取材の件ですけど、あまりにも展開が早すぎます。もちろん、マスコミの側としては、この手のことは生鮮品でしょうから、早いのが当たり前かもしれないけど…。てことで、校長と相談をして「やめとこか」ということになりました。
まぁ妥当なところでしょう。
やっぱり終わっていなかった
職員室に行くと、副校長が「ちょっと時間あるか?」と聞いてきます。あってもなくても結局一緒ですけどね。で、話を聞くと、K新聞から取材の依頼があるとのこと。はぁ…。その後、校長室に行くと、今度は「テレビ局が取材したいといってるんやけど、どうしよ?」。「どうしよ」って、あんた…。「なんでも、今度はモザイクなしとか言ってるんやけどなぁ」。そこまでいったら、わたしの判断じゃないですがな。
姐さんのコメント通りの展開ですわ…。
これで最後だ…
今回取材に来た新聞社は4社。まだ記事が出ていなかったのが「読売新聞」でした。どううやら、日曜日に出たのかな?検索をしたら出てきたので、一応記事をゲットしておきました。こちらです。と言いたいのですが、どっかにいってしまった。また、見つけたらアップします*1。
とにもかくにも、これですべて出そろいました。少々騒がしい1週間でしたが、無事すんだかな。
それにしても、マスコミの力は大きいです。いろんな人から「読んだよ」というメールをもらいました。あと、生徒たちからも「読んだよ」とけっこう言われました。
なんだかんだ言っても、これで全面的カムアウトです。これまでは、「なんとなく」というか「歩くカムアウト」という状態だったけど、はっきりしたというかすっきりしたというか。ただ、既存の言葉に依拠せずに、できるだけ「自分」という存在からはずれないように伝えていきたいなとは思います。
でも、いずれにしろ静かな毎日がもどってくる、と思う(笑)。
*1:見つけたのでリンクはっておきます