受診の後は、「まんまるの会*1」があります。
いちおう、4時〜6時が会の時間なんですが、受診を終えた時点で5時過ぎです。まぁ、時間設定に無理があるんですけど、諸般の事情でこれが一番いいみたいです。
会場に着くと、新しい人が数人。古株が2〜3人。緊張するなぁ。
で、自己紹介をはじめると、だんだんと人が増えてきます。はじめて参加された人から、「親へのカムアウトについて」みたいな質問があったので、久しぶりにまじめな話しあいの時間を持つことができました。やっぱり、こういう時間も必要だなぁとあらためて思いました。それにしても、古株の終了時間あたりの参加って、何が目的かまるわかりやんか(笑)。
で、6時も少しまわったあたりでまじめな話はおしまい。会場を移して晩ご飯会宴会。
でも、最近、夜歩きが多すぎる気がしています*2。なので、「今日は終電より前に帰ります!」宣言。みなさんから「そんなん無理やろ!」という言葉があったのですが、「いや、終電の一本前で帰ります!」と再び宣言。
で、飲みはじめたのですが…。
やっぱり無理でした。気がついたら終電でした。はぁ…。
カテゴリー: trans
停滞期
今日は、通院日です。
まずは、女性診療科から。
待合室で待っていると、となりのおばさまが「予約は何時ですか?」と話しかけてこられます。やばっっっっっ!顔はニッコリ、心はドッキリしながら、そつなく会話を終了。あわてて音楽を聴きながら自分の世界に没頭しているフリをしました。はぁ…。
で、無事女性心療科の受診は終了。診察室の中の会話は、まぁいつもどおり、ろくでもない会話でしたわ。
続いて、精神神経科へ。
「最近いかがですか?」
「いやぁ、なんにもありません」
「そうですかぁ」
「なんというか、燃えるものがないんですよね」
みたいな会話。
もっともO田さんも同じような思いを持っておられるようで、やはりなんとも言えない停滞感があるみたいです。
「もう少し誰もが気軽にジェンダークリニックにアクセスできる状態で停滞期が来たらよかったんだけど、どうしようもない状態で停滞期が来ているのは、よくない状態かなぁと思うんです」
とのことでした。そうですね…。
まぁ、全体的に停滞期な気もするし、個人的にもマンネリだよなぁ…。
わたしの性自認
ついでにメモ書き。
わたしの性自認ってなんだろうという話になって、ふと出てきたのが「女優」でした。そうだったんだ(笑)。
第2回目・名前のこと
郵便屋さんが「速達で〜っす!」と来られたので受けとったら、朝日新聞社からの速達でした。中身はこれでした。
まぁ、写真はやらせ(笑)ですからいいとして…。
今回のテーマのうちのひとつは、たぶん「名前」のことなんですが…。
改名のきっかけについては、まぁ、それはそれです^^;;。てか、ひとつじゃないですよね。いろんなことがあって、「やっぱり変えたい」と思うわけです。でも、親の思いはよくわかるし、「だから変えない」というのもアリだと思います。で、わたしの場合は、名前を変えた後、新聞にあったようなことに気づいたということなんです。
そういえば、かつて「まんまるの会(当時は「受診者の会」)」でみんなで話しあったなぁ…。
「名前を変えたら体調がよくなった。すごくストレスがあったんだと思う」
「呼ばれたい名前が名前。だから自分で決めたらいい」
「親からもらった名前だから変えない」
いろんな意見がありました。それぞれの考え方には、それぞれの歴史があります。でも、それを一人で抱え込むんじゃなくて、つきあわせることで、新たな生き方を模索できるかもしれない。
たぶん、取材されることを通して自分を表現することも、そのうちのひとつなのかもしれない…。
それにしても、1年ちょっと前に姐さんが予言されていたことが(;_;)。
玖伊屋の朝
ひとことで言うと、玖伊屋の朝はしんどいです。でも、家に帰って昼ご飯をつくらなくちゃなりません。なので、一生懸命片づけて、10時には撤収〜。
もっとも、もっと朝早くに出て「いまから勤務です」とかいうメールをくれた人とか、「神戸から船に乗る」とかいう人もいましたが…。
みなさん、すごいよ…。
玖伊屋
このままいかないところが、なんというか…。
今日の夜は玖伊屋です。
出がけにパートナーから用事を頼まれた関係で、ちょっと家を出るのが遅れました。でもまぁ7時にはなんとか着くでしょう。現地にはすでにM木ちゃんが買い出しの場所に行っています。
最近は1週間かけてゆっくりと買い出しをしているのですが、今週はそういうヒマがぜんぜんなかったので、買い出しは今日です。あーだこーだと買い出しをしていると、あっという間に8時前になっていました。やれやれ…。
会場に着いたら、まずは麺うちから。本日は「麺食いナイト」ということにしました。
それはそれでいいのですが…。
けっこう今回はいろいろとお客さんがいらっしゃって、にぎやかな会になりました。中でもびっくりしたのが、某大学の教員の方。「まさか」と思い絶句していたら、「T田です」と名のられました。「やっぱり?東京から?」と聞くと「奈良で勤務しています」とのこと。あらぁ〜、近くなったんだ。これからもいらしてくださいな。
四国からもいつものお客さんが来られました。この人がいると、うどんの味にうるさいから…。
他にも関東から来られたお客さんあり。ふたりの会話です。
わたし「どこから?」
K井さん「成田からです」
わたし「成田って…。三里塚があるところだから、千葉か」
なにかが間違っている気がしました(笑)。
適当にご飯を出し終わったら、四国からのお客さんから借りた服に着替えて遊んでみたりして、なごやかな夜を過ごしました。
そういや出ていたんだ…・家族
どうせ関東版だから直接は読めないし、まぁネットにも出てこないからなぁ…。と思っていたら、杏野さんのところにはってありました。その後、現物も送られてきました。
まずびっくりしたのが、その大きさ!知らなかった。せいぜいが天声人語より少し大きいぐらいかと思っていたら、社会面の半分近い面積をとっているじゃないっすか。さらに驚いたのが写真の大きさ!あれはでかい。しかも、使ってある写真が…。パートナー曰く「不覚だった(笑)」そうとうに恥ずかしかったのですが、ついやってしまったのが命取りでした(笑)。
あの記事、取材の開始は4月なんですよね。それから長い時間をかけて何度も何度も話をしました。もちろん、わたしだけじゃなくて、わたしの家族にも。
きっとその中で、うちの家族がどういうものなのか、伝わったと思います。
きっとうちの家族、べつに特殊な家族でもなんでもないです。どこにでもある家族なんです。日常の些末なことに悩み、日常の些細なことでケンカし、日常のちょっとしたことで笑う。そんな中の一つが、わたしのトランスなんです。もちろん、その時にはずいぶんとたいへんでした。でも、数年かけてそれと折りあいをつけていこうという合意ができた時、それもまたうちの家族のもつ、いくつかの「要素」のうちのひとつになるわけです。
もしもわたしたち家族が「特殊」であるならば、他の家族もそれぞれの「特殊」さを持っている。もしも他の家族が「ふつう」であるならば、わたしたち家族も「ふつう」なんです。あの特集って、そういう「特殊でありふつうである」家族の姿を描き出すものなんじゃないのかなぁ…。
なんしか、あと2回。トータル3回の中で、わたしたち家族の「素」を書かれるんだと思います。
ほんとうのこと…
知らなかった…
ここ数日、昼間はバタバタ、夜は陸上→爆睡というコースをたどっています。で、杏野さんのところを見てびっくり。ぜんぜん知りませんでした。
せっかくですからもとの場所をば…
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007082100183&genre=K1&area=K40
で、読んだ感想は…。
おおむねあんなもんでしょうねぇ。ただ、「体と心の性別に違和感を持ち」っていうのは…、う〜ん。一貫して言い続けているのですが、わたしの場合は「反対の性別への同一感」が強いのです。でも、これって、表現しにくいのかなぁ…。
あ、写真、あれくらい遠ければあらが見えないですね(笑)。