航路変更の方法

大学の頃、キャンプ場でボランティアをしていました。そこのキャンプ場、8人漕ぎとか12人漕ぎのカッターがあるんです。これのスキッパーをしなくちゃならないんです。
はじめてスキッパーをする前に、先輩からいくつかのことを教えてもらいました。

  • 舵を切るのは、子どもたちがオールをもどすために水上にあげている時にすること。

そうしないと、舵が抵抗になって、そうでなくても非力な子どもたちがすごくしんどい思いをするんですね。

  • 舵は急激に切らないこと。

船は急には曲がらない。なので、行きたい方向を考えながら、そこまでに十分な余裕を持って、ゆっくりとめざしていく必要があるんですね。

  • 水の流れを読むこと。

沖から岸に向かって流れていると、しんどいけど安全なんです。逆に、岸から沖だと、楽だけど帰れなくなる。もちろん、それ以外にも右からか左からか。これから行きたい方向とあわせて、行きか帰りかどちらが楽でどちらがしんどいのか、そのあたりを読んでペース配分しないといけないんですよね。

  • 早く漕がせるよりも、息をそろえて大きく漕がせること。

オールは長いストロークで、みんなで息をそろえて漕ぐと、すごく効率よく動くみたいです。

  • 接岸する時は、どこで「漕ぎ方やめ!」を言うかを考えること。

接岸する時は舳先からなんですが、勢いよくつっこむと当然傷みます。なので、惰性で動かしながら、できるだけショックがないようにぴたりと岸につけるのがベストなんですよね。つまり、どこで漕ぐのをやめるのかを、これまた流れを読みながら考える必要があるんです。

他にもいろいろありました。
これ、うまくいくとおもしろいんですけど、なかなか会得するのは難しかったですね。
にしても、こういうのって、人生と似ているよなぁ(笑)。

テンパってきたっていうのに!

先週はO田さんと会えなかったので、今週再び病院へ。
完全に時間を間違えて、1時間遅れの4時半に到着したのですが、ちょうどよかったとか。
そこから、この間あったいろんなことやブログに書いたことをダラダラと話。まぁ、ひとつのターニングポイントを迎えたのかな。
結局診察室を出たら、あたりはすでに暗くなってきています。時計を見ると、もう6時前。久しぶりにゆっくり話をしたかも。
まぁ、今の精神状態も少し収まってきたし、今後の方向性も少し明らかになってきたみたいです。というか、もつれた糸にかかっていたテンションを少しゆるめられたのかな。このあともつれをほどいていくのは、私自身の作業なので、それはそれでOKですわ。

で、まんまるの会

O田さん参りがなくなったので、予想以上に早く会場に到着しました。到着すると、なんだかすでに盛りあがっています。ノンアルコールでみなさん元気です。たいしたものだ…。
で、開始時間になったところで、自己紹介からスタート。みなさん、ご自分の数奇な人生を語られます。
わたしは「自助グループ」には行ったことがないので、こういう時の自己紹介がどういうものなのかは知らないのですが、少なくとも「まんまるの会」の自己紹介は、皆さん長い。でも、ちゃんとオチを考えているあたりは、さすがは関西です。
その後の話しあいは、自己紹介の中から気になった内容をピックアップ。今回は「カムアウト」になりました。
「どなたか?」
と聞くと、ある方が家族へ向けたカムアウトについてアドバイスを求められました。すると、みなさん一斉砲火を浴びせるように、それぞれの体験や考えを語りはじめられます。たぶん、アドバイスを求められた方、ビビられたんじゃないかなぁ。いちおう「参考になりました」とは言っておられましたが…。

てことで、前座が終わって、お待ちかねの食事会。
もう、あとは呑めや歌えやのドンチャン騒ぎです。
今回、某大学附属病院に通院しはじめられた方がいらっしゃったのですが、びっくりしておられました。まぁ、当たり前だわな。みなさん、通院が目的なのか宴会が目的なのかわからないからなぁ(笑)*1

気がつくと、あっという間に10時半。終電の時間です。あわてて同じ方向の人と会場を飛び出して、電車に飛び乗りました。

家に帰ると、パートナーは爆睡中。よかったよかった*2

*1:それは自分のことか(笑)

*2:下の子が校外学習でお泊まり。なので、宿題がない。すると、早く寝られるという…

ストップ&ゴー

今日は病院の受診日&宴会(笑)の日。
午後から休みをとって、病院へ。待合室でボーっとしていると、id:mogi-chanが登場。やがて、待ちあわせをしていたK子ちゃんも登場。3人で女性診療科外来の待合室でダベリ。
にしても、モヒカンあがり・魔女系・わたしの3人、端から見たら異様だっただろうなぁ。「いったい誰が…」みたいな感じだったんじゃないかと思います。で、診察室へ行くのがわたしだという、それだけでもうわけわからん感じでしょうね。
ところが、その呼び出しがなかなか来ません。到着したのが1時過ぎ*1、予約は2時。3時をまわっても音沙汰がありません。そうこうするうちに、滝井の方から「早く来ないとO田さん、出張に出ちゃうよ」というメールが来ます。そうでした。O田さん、今日は出張だったわ。
とりあえずカウンターに行って事情を話すと「ちょうど今呼び出すところでした」とのこと。まるっきり入れ違いに呼び出しがかかりました。
で、しばしIちゃんとダベリ。ひとくさり胸の大きさの話で笑ったところで処方箋発行。
さて、滝井だ。
3人で電車に乗って滝井に移動。わたしは一足先に精神神経科外来の受付に行ったのですが、30分ほど前に出張に旅立たれたとのこと。「予約だけ取っておいてあげて」という伝言はあったらしいので、しばし考えて、来週に予約を入れました。まぁ、なんとなく2ヶ月に1回ぐらいは会わないと寂しいもんですわ(笑)。

*1:もちろん、昼食+燃料補給はすませました

微分と積分

まえに、id:annojoさんのところで、微分積分の話がちょろっと出ていました。
性同一性障害の苦痛は変化に対してである」という3日間(翌日分がこれで、最終回がこれ)の連載がそれです。
あの時は、すごくおもしろいなぁと思ったのですが…。

変化が急激であっても、その変化を受容できるキャパシティがあれば、それはそれなりになんとかなるんじゃないかなぁと、あの時思っていたんですよね。もちろん、そのキャパシティは個人差があるし、時代や社会のありようによっても差があるんですけど。
で、そのキャパシティって、よく「コップ」に例えられるんじゃないかな。で、「コップの水がこぼれた時云々」という言説が出てきて、それが「積分」的なとらえられ方と結びついていく。
でも、キャパシティって、もしかしたら「風船」のようなものかもしれないと思うのです。あるいは、「シャボン玉」とか「ゴム」かな。
中に入っているものが少ない量だったら、それなりに急激な変化であっても持ちこたえられる。ゆっくりとした変化には耐えられるし、その状態だったらそこそこの量まで持ちこたえられる。でも、キャパシティすれすれになった時、それがゆっくりの変化だったらそれでもまだまだ持ちこたえられるのかもしれないけど、少量であっても急激な変化(負荷)が加わった時、キャパシティを越えてしまう。
つまり、前提として、それなりの「受容量(積分)」があり、その先に「変化(微分)」があるのかな、と。

思えば遠くに来たもんだ・再び

そうかぁ、NHKも「トランス・ジェンダー*1」の時代なんだ…。でも、解説文には「性同一性障害」って書いてあるな(笑)

10月4日(日)18:30〜18:50 NHK衛星第1
ニューヨーク街物語 「トランス・ジェンダーに市民権を!」
性同一性障害の青少年を専門に受け入れるホームレスシェルター

*1:「・」はいらないですよね(笑)

正直な人だ(笑)

かれこれ17〜8年のつきあいになる板金屋さんに、ちょっと調子が悪くなった車を持っていきました。
いろいろ話をしていたら、そこの板金屋さんの大将がやってきました。前にたまたま飲み屋であったりしていたので、「最近行ってるか?」「いやいや、なかなか」みたいな話をしていたのですが、突然気がつかれたみたいです。
「胸、ふくらんでるんか!」
「もうかれこれ4〜5年前からですよ」
「えぇ〜!えらいエエ身体してるなぁと思ってたんやけど*1、ちゃうんか!」
とひとしきり驚いた後、事務員さんに
「ちょっと、ちょっと、こっち来て見てみ!」
と大騒ぎです。
まわりの人間*2が「どうしよう…」という顔で苦笑をしています。
まぁ、へんにコソコソ言われるよりもよっぽどいさぎがいいですわ(笑)。

*1:胸筋と間違えてたみたい

*2:すでに知っている人たち

なんだかなぁ…

annojoさんのところが閉鎖か。これで2回目の閉鎖。
もう再開されないんでしょうか。わたしのように、どこのグループにも属していない、しかも関東圏に住んでいないものにとっては、ものすごく貴重な情報源だったのですが…。

玖伊屋ですわ

今回の料理の自分的テーマは、「地場野菜づくし」です。
買い込んだ食材は、「かぼちゃ」「冬瓜」「イモのつる」「とうがらし2種」「なすび」。
まずは、冬瓜の味つけ、そしてかぼちゃの味つけ。このあたりを火にかけながら、イモのつるの皮むき。そんなことをやっていると、スタッフやお客さんがボチボチ集まってこられます。イモのつるの皮むきを手伝ってもらいながら、他の料理に着手。てなことをやっていると、いずみちゃん登場。なんか、座敷の方が一気に騒がしく盛りあがります。やっぱ、「華」がある人は違うよなぁ。
一通り料理をつくり終えたところで、わたしも座敷へ。カストリとかウォッカを飲んでいると、あっという間に酔いがまわります。そりゃそうだ。昨日の夜の睡眠時間は2時間半。しかも、まともにごはんを食べていないし。
途中から、塾と学校の教科教育法の違いとか、数学の教え方の話とかで大盛りあがりをしながらも、1時過ぎに轟沈。
まぁ、ひとりでベッドに行ったから「よし」としてくださいな。