で、大幅に遅刻をしてまんまるの会へ。
会場にはいると、えらい盛況です。はじめての方もおられるし、親子で来ておられる方もおられる。まぁ、時代も変わったというかなんというか。
ある親御さんから
「思春期の頃、カムアウトしようと思ったか」
みたいな質問があったので、
「「変態です」っていうカムアウトをするのは無理でしたね。誰にも言いませんでした」
と答えておきました。まぁ、同年代の人はたいていそうでしょうね(笑)。
やがて第2部。ここでさらにメンバーが増えます。あとからあとから来るわ来るわ。きっと忙しい仕事を終えて、そそくさと「ここ」に来られているんでしょうね。食事が進み、お酒が進むにつれて、だんだんとみんなの話も進んで行くみたいです。
真剣な話と楽しい話は、けっして別々のものではないんだと思います。
真剣な話だけでは持たないし、楽しいだけでもダメ。真剣な話をしている人が、それでも楽しく生きていることが大切だし、はじめてこられる方に対して、そういう姿を見せることが必要なんだと思います。
今のまんまるの会は、その絶妙のバランス点を模索し続けているんだと思います。そして、それが可能なのは、一人一人の参加者が、ほんとうに「ここ」を大切に思っているからこそできるんだろうなぁと思います。
てことで、気がついたら終電の時間です。盛りあがっている最中のみんなの姿に少々後ろ髪を引かれながら、帰ることにしました。
カテゴリー: trans
滝井参り
昼にサクッと仕事をすませて、学校を出ようとすると、生徒から声をかけられました。
「帰んの?」
「ビョーイン行くねん」
「へー、たいへんやな」
「うん、ちょっと心と頭と顔がな」
「笑」
てことで、滝井へ。今日は2ヶ月に一回の滝井参りです。
いままでは枚方→滝井でしたが、枚方がなくなったので、かなり楽です。
待合室に入るとなじみのY也くんが…。しばらくうだうだと話をしていると、病院のY田さんがなにやら忙しそうに右往左往されている姿が…。たいへんやなぁ…。Y也くんも診察室に吸い込まれていきました。隣に座っていたMTF、久しぶりにお姉ちゃんを見ましたよ。若いなぁ…。いろんな人があっち行ったりこっち行ったりする中を、わたしはボーっと待合室ですごします。
と、ひとしきり右往左往し終わったY田さんが来られました。お?ヒマができたのかな。しばらくうだうだしゃべっていると、O田さんから呼ばれました。と、Y田さんも一緒に診察室へ。なんや、わたしの診察待ちやったんかいな(笑)。
診察室では近況報告と、今後へ向けての謀議(笑)。そうそう、次回は「付き添い」があることを連絡しておきました。
にしても、なんにも進展ないよなぁ。ま、いいか…。
トランスでよかったやろ?
なんでもFTMの子が京都市内に来ているとかで、ちょっと相談。
最近の一番の悩みが「振られた」ことらしいです。やれやれ…。「振られたことのない人、手ぇあげて」とか言ったら、恋愛をしたことない/しない人以外は全員あげるんじゃないかと思うのですが(笑)。
で、振られた原因が「レズビアンに見えるから」らしいです。幾重にも「なんだかなぁ」な話です。「まずはセクシュアリティの勉強をせぃ」と説教です。
マジで勉強をすることって大切なんだと思うのです。知識があるからこそ自分が何者かわかります。知識は自分を守り、自分を元気づけるものなんですよね。と同時に、他者を守り、元気づけるものでもあると思うのです。てことで、『セクシュアルマイノリティ第2版』を推薦しておきました(笑)。
とりあえず、えらい傷ついた表情をしているので、傷口にしっかりと塩を塗り込んであげておきました(笑)。
そうそう、「カムアウトが暴力になりうる」という話も出てきましたね。つい先日の話が伝わっているみたいです。まぁそんな話とか1時間ほどしたかなぁ。
で、最後にやっぱり塩を塗り込むだけじゃかわいそうかなと思ったので、一発カマしです。
そやけどな、君がトランスやなかったら、今日君とは出会えてへんやろ?な?トランスでよかったやろ?
君がトランスやなかったら、Sおり先生とも会えてへんやろ?な?君がトランスで感謝してるねん。
トランスでよかったこと、いっぱいあるで。
ちょっと笑ってましたね。
玖伊屋の朝
で、玖伊屋
大阪から京都にもどって、そのまま玖伊屋の会場へ。
到着してしばらくすると、M山さん@リビングライブラリーの仕掛け人が来られました。と、そこへいずみちゃんからメール。予定が繰り上がっていったので早めに来られるようになったとか。にしても、スタッフが来ません。なので、買い出しにいけない。しかたないのでダラダラしていたら、到着したいずみちゃんにだらしないところを全世界に晒しあげされてしまいました。
やがてM木ちゃんが来たので、メニューを考えがてら買い出しに行ってもらうことにしました。
にしても、今回は高知から来た人とか、この時のSさんの友だち@東京とか、遠方からのお客さんが続々です。W歌山からなんて近い近い(笑)!
途中からの話題が、これまた濃いぃ話になりまして。セクトの思想とキリスト教の思想の相関関係みたいな話が出てきて、一同深くうなずいたり、まぁわけがわからない夜が更けていきました。
開拓した
ヤク中のわたしとしては、やっぱりなんらかの形でゲットしなくちゃなりません。
まぁ、いままでは全部がセットという感じだったけど、アラカルトでやっていく踏ん切りがついたのは、もしかしたらいいことかもしれません。
てことで、前から目をつけていた医者に行ってみました。
結論的にはアタリかな(笑)。
にしても「がんばろうね」と言われて「がんばってませんけど」と答えたわたしは、やっぱり除外診断か…。
枚方参り
巷で噂になっている「K西医科大学」にかかわる話ですが…。
まぁ、考えようによっては大学病院なんていうのはそういうものなんだということでしょうね。「なにを診療するか」については、ある程度は勤務している医者の裁量に任されるところはあるのでしょうが、その医者の人事権は医者自身にはない。さらに、その医者もなにかひとつに限定して診察をしているわけじゃないので、他のビョーキにかかわる諸矛盾が起こるとやめることは充分に可能性としてはある。
そう考えると、大学病院に限らず、大きな病院で診察している内容は「永遠に続く」と考えない方が無難なんだと思います。特にそれが一般的でなければないほどです。
てことで、「関S医科大学」の今回の方向転換は、当然起こるべくして起こっていると思いました。というか、いままでがうまくいきすぎていたんでしょうね。だからこそ、「病院として後を引き受ける」ことができなくなってしまったのかな。
でも、考えようによっては、まさにガイドライン第2版で提示された「いくつかの病院がチームになって診察を行う」という状況になりつつあるわけで、それを「与えられる」のを待つだけじゃなくて、自ら開拓していくということも含めて実現していけばいいのではないかと、ちょっと攻めの姿勢で受けとめたいなぁと思う今日この頃です。たしかにSRSは厳しいですけどねぇ。
そんな話をIちゃんさんととりとめもなく話をしました。
にしても問題なのは、新しい医者とウマがあうかどうかなんですよね。まぁIちゃんさんが「わたしとウマがあう」と思ってくださっていたかどうかは不明ですが(笑)。
突然の郵便
プレッシャー(笑)
家に帰ると校正原稿のファックスが届いていました。連絡事項の欄に
こんな感じで楽しい原稿が続けばと思っています。
と書いてあります。ちょっとプレッシャー…。
一通の封筒が来た
家に帰ると、食卓の上に一通の封筒が…。中をあけてみると、JASEの「現代性教育月報」の束がありました。ヘッドラインを見ると「新連載 いつきのつれづれ日記」とあります。
どこかで見たタイトルだなぁと思ったら、ここのぱくりやん!
てことで、よろしくお願いいたします。