タイの学校におけるセクシャル・マイノリティ教育

今日は某所で「タイの学校におけるセクシャル・マイノリティ教育」ちおうテーマでセミナーがありました。サブタイトルが「「第3の性」を学校ではどのように教え受け入れているか?」というものです。なんでも、チェンマイにある大学附属小学校の校長さんが話するとか。これは聞きに行かねばなりません!
てことで、言ってきました。

で、内容は…。
タイのセクマイというか、タイトル通り「サードジェンダー」の話でした。
具体的にはカトゥーイやトムボーイの話です。
で、聞いていたんですが…。
う〜ん、セミナーを開催された方がはじめにビデオを見せながらいろいろ話をしておられたのですが、もしかしたらプロパーではない?セミナー中ではありましたが、ちょいとググってみると、教育工学が専門らしいです。で、ゲストスピーカーは…。いくら「紫トイレ」をつくったとはいえ、研究者ではなくあくまでも教育者ですから、やはりプロパーではない。なので、どちらかというと「現場からの報告」って感じでした。

で、タイ語と英語と日本語が入り交じるセミナーで、全貌がよくわからなかったんですけど、簡単に言うと、タイの社会って、とても「てーげー」な部分と、とても「厳格」な部分が同居してるんですね。だからこそ「サードジェンダー用のトイレ」なんていう発想が出てくるのかな。カトゥーイの子ら、学校ではまわりの子らに受けとめられているんです。でも、どの子もみんな短髪。で、校長さんに質問しました。
「みんな髪の毛伸ばしたいだろうと思うんですけど、なぜ短髪なんですか?」
すると答は
「みんな男の子扱い。だから、高校までは短髪なんです」
とのことでした。厳格じゃん。さらに続けて
「だから、大学に入ると大きく変わります」
はーなるほど。タイの大人のMTFがあそこまで女性ジェンダーを強く身にまとうのは、そういうのもあるんだ。
あと、性教育はぜんぜんやってないみたいです。性についての疑問を親に聞いたら「先生に聞け」で、先生に聞いたらとりあえずは教えるけど…。みたいな。
社会も「能力で評価」って感じですね。だから、身内にいるのはやっぱりイマイチだし、子どもが同性婚ってなると、許容の割合は半分くらい。
そうそう。話の中に「FTMもMTFもほとんどが手術する」みたいなことを言っておられました。真偽の程は定かではないのですが、もしもそうだとすると、それってジェンダーの縛りの強さの反動とみることもできるかもしれません。
だから、タイが「トランスが完全に受け入れられている理想の社会」ってものとはほど遠いかなって気がしました。ま、あたりまえか(笑)。

ま、でも、タイの教育事情を聞けたのはよかったです。

ヘロヘロ

朝、体が動きません。当たり前です。でも試験監督があるので行かなきゃなりません。
試験監督か…。立ってられるかな…。
それでもなんとか監督はやり終えて…。でも、採点する元気はありません。断念です。
で、滝井へ。
今日は待合室がガラガラです。まぁ、診察するかどうかわからなかったからなぁ。
それでもいろいろ話を聞いて、その後セクマイ全国大会の打ち合わせなんかをやって、まんまるに移動。
今日のまんまるの会、たぶん人が少ないだろうなぁと思っていたのですが、やっぱり少ないです。でも、少ない時は全員がひとつの輪になれるので、それはそれで有意義です。
それ以上に、なんか、今日の自己紹介はよかったです。みんなほとんどGIDがらみのことは言わないです。ガジェットのことや、夫婦ゲンカのことや、些細だけど大切な日常のことを話し合います。でも、これがフツーってことなんでしょうね。いや「フツーってなんやねん」という話ではなくて、なんだろ…。もちろん互いのことをすべて知っているわけではまったくないんだけど、でも、一定共有していて、しかもそれぞれに違いがあって、それを前提に、「それ以外の話」をする。で、なぜみんなここに来るかというと、それができる場であることを知っているってことなんでしょうね。
たぶんみなさん、まんまるの会がなくても生きていける人なんだと思います。でも集まってくる裏側には、なにかがあるんだろうな。
まんまるの会にはいろんなことを教えられるなぁ。

玖伊屋の朝

昨日の夜はちょっと荒れてしまって、かなり反省。でも、みんなびっくりしたでしょうねぇ。ほんと、もうしわけないです。でもまぁ、A新聞の記者さん、「楽しかった」って、玖伊屋から出勤されたし、まぁ、総体としてはよかったんでしょう。
さて、玖伊屋の朝は片づけです。
この間、冷蔵庫の中を整理したし、できるだけ冷蔵庫の中にはものを残さないようにしたいなと。てことは、当然「あまった食材は食べる」わけで、いろいろ食べきりました。まぁ、これも片づけの一種です(笑)。
てことで、いつものように昼ごろに閉店。

で、あけて玖伊屋

今日の玖伊屋は気合いが入ります。なにせ、「琉球紅型No RacismTシャツ」のワークショップが同時開催です。
いや、もちろん玖伊屋の主催じゃないわけですが、常連さんのK田さんが講師なんで、そりゃいいだろうと。
で、メニューはどうしようかと…。
そういえば最近してなかったなと思い、粉モンで攻めようかと。で、こないだもんじゃを食べておいしかったから、もんじゃでいこうかと、安易な発想で決めちゃいました。

7時、準備の開始時間です。ワークショップの準備は万端です。

すごいな…。
で、玖伊屋の方は…。誰も来ない。仕方ないので買い出しに行きました。
買い出しから帰ったら、ワークショップはすでにはじまっています。パラパラとお客さんもやってきて、わたしはひたすらキャベツ切り。
そうそう。今日はA新聞の記者さんも来られていて、いろいろ話をしながらのもんじゃ屋さんの店長です。台所と会場を行ったり来たりにつきあわせてしまいました。ま、しゃーないですか。

にしても、今日はお客さんが少ない。スタッフも少ない。
でもまぁいいか。まぁいろいろあったけど、こういうこぢんまりとした時もいいかな(^^)。

子どもは規則正しいな・トランスジェンダー生徒交流会合宿(2日目)

朝、真っ暗です。にもかかわらず、話し声が聞こえます。ふだんの合宿と感じが違います。
そうか、ふだんは徹夜組が電気をつけたまましゃべっているけど、今日は早起き組がさっさと目を覚まして話をしてるんだ。たしかの話し声がキャッキャしてます(笑)。
それにつられて起きて、時計を見ると6時。まあいいけどね^^;;。
やがて子どもたちは散歩。そう言えば、昨日の夜も「肝試し」とか言って散歩に行ってました。元気です(笑)。
やがて、大人たちは朝ごはんづくり。わたしはご飯をつくる元気もなく、ビールをぷしゅ。ますます元気がなくなるじゃん^^;;。
で、朝ごはん。時計を見たら8時前です。えらい規則正しい合宿です。あの怠惰な朝はどこへ行った(笑)?
で、ゆるゆると片づけ開始。と、とある高校生がやって来て
「話、聞いてください」
とのこと。久しぶりです。でも、こんな時間をとれるのも合宿です。話を聞きながら
「みんないろんな荷物を持ってるんだなぁ」
とつくづく思わされます。交流会って、そんな荷物を忘れられるところでもあり、そんな荷物の話をできるところでもあり。そしてそんな荷物をたまにはわけあえるところでもあり。そんな場にしたいなぁ…。てなことを考えながら、その生徒の話を聞いていました。
と、なにやら玄関からいっぱい出てきます。
「どないしたん?」
「鬼ごっこするねん」
は?鬼ごっこ?K子ちゃんとかSキとか、およそ鬼ごっこと縁遠いメンバーが出てきています。これも「子ども効果」ってやつでしょうか。そのうち「はじめの一歩」がはじまったりして、完全に子ども会のキャンプ状態です(笑)。いや、見ている側も楽しいです。
そんな緩やかな朝を楽しみながら、ボチボチと片づけをすませて、今年の合宿も終了!
うん!楽しい2日間でした!参加してくださったすべてのみなさん*1、ありがとうございます!また楽しみましょう(^^)

*1:述べ人数は50人越したかなぁ…

ノープログラム!・トランスジェンダー生徒交流会(1日目)

朝、目が覚めると6時半。何が悲しくてこんなに早く目が覚めるねんと思ったけど、目が覚めてしまったものはしかたないです。しばらくゴロゴロしてから、エイッと起き出して東九条へ。冷蔵庫の片づけを軽くすませて家に帰ってきました。と、パートナーはまだ寝てます。よく寝るな^^;;。
さて、まずは朝ごはんづくり。そして、今日〜明日のトランスジェンダー生徒交流会の合宿の準備です。と言っても荷造りするだけですけどね^^;;。
で、昼ごはんのいりかす入りの塩焼きそばを食べて、さて、スタートです。
今日は荷物が多いので、とりあえず会場に荷物をおいてから買い出しに行きましょう。待ち合わせ場所に行くと、30分前なのにAキさんが来られました。
「早いですね(^^)」
「え?3時半でしょ?」
待ち合わせ時間を間違えていました^^;;。早めについてよかったです。
で、買い出しを済ませて、今回は車を出してくださる方がおられるのでラクちんです。
で、交流会の合宿のスタートです。今回も子どもたちがいっぱい来ています。みんななれない包丁を使って野菜を切ってくれます。もちろん子どもたちには大人がついているわけで、そんな光景が妙に微笑ましいです。
で、お外にテーブルセットをして、焼き肉の開始です。今回は炭火じゃなくてロースターを使っています。これ、ほんとうに役に立ちます。
そうこうするうちに、豚足の差し入れやら豚まんの差し入れやらがあって、なんだか飽食状態です。ちなみに、「白肉」は某高校の冷蔵庫に忘れ去られていたらしいのですが、それでも肉があまるくらいあります。うれしいなぁ。
やがて大人は外でワインタイム。子どもたちは家の中で遊びタイム。高校生たちは子どもたちと遊んだり自分たちで話しあったり。そんな姿を窓越しに眺めながら、ワインを傾けるひとときは、なかなかなもんですね。もちろん飲んでる相手は「飲み友達」のKうさんだったりするわけですが^^;;。
トランスジェンダー生徒交流会の合宿にはプログラムはひとつしかありません。それは「夕方から焼肉」です。あとは完全フリータイム。来たい時に来て、やりたいことをやって、しゃべりたいことをしゃべって、寝たくなったら寝て、帰らなくちゃならなくなったら帰って。
てことで、いろんな人があとからあとから来たみたいですけど、わたしは11時頃には倒れていたみたいです。

にしても、アオザイは胸がないと似合わないのがわかったのが、この夜の収穫のうちのひとつですな^^;;。

とある提案

休み時間、ソファで横になっていたら
「あ、いた(笑)」
と言う声。声の方向を見ると図書のセンセでした。
「あのね、相談があるんです」
「はぁ」
「先生のコーナーつくれないかと思って」
「はぁ」
なんだろ…。人権関係のコーナーを独立させるのかなぁ。
「せっかく先生いるんだから、セクシュアリティについてのコーナーつくりたいなと思って」
「はぁ(笑)?」
うーん。物好きなガッコです。でもまぁ、きっといるであろうたくさんのセクマイの子にとって「書籍から入る情報」ってのも悪くないかなと思ったので、
「わかりました」
と答えてしまいました。
てことで、セクシュアリティ関連のコーナーができるみたいです。さてさて、どんな本を推薦しようかなぁ…。
にしても、ネタバレになるのはおもしろくないなぁ(笑)。

ちょこっと滝井

朝、とてもしんどいです。昨日飲み過ぎたのかなぁ^^;;。
グズグズしているうちに、なんだか微妙な時間ななったので、とにかく家を出て電車に乗って…。ダメじゃん。昼前じゃん。でも、なんとか潜り込んで、診察です。
んー。ほんと、話す内容があるのかないのか。少なくともトランスのことはほとんど出てきませんねぇ。でも、それでいいんだと思います。
てことで、早々に滝井を脱出。

で、玖伊屋

まずは性教協の大会会場へ。打ち合わせに来いと言われたのですが、打ち合わせる相手がいない(;_;)。ま、いいか。パソコンつなげそうなんで、それで十分です。で、事務局長のところに顔を出してごあいさつ。
で、玖伊屋の会場へ。
「今回スタッフが足りない!」
ってヘルプを出したらいっぱい来てくれて助かりましたよ。なんだろ。ひとりではなんーんもできないわたしですが、「ほっとけない」が特技らしいです^^;;。

今日のメニューはそうめんです。ひたすら野菜を切って、薄焼き卵を焼いて、そうめん茹でて。
持ち込みのお酒がまたおいしい!
マッサージ、気持ちいい!
てことで、12時くらいにバタンキューです。

失敗

今日は故あって1年生のクラスの代講に行きました。
で、はじめにちょいと自己紹介をしたりしてたんですけど…。この学年、うちの下の子どもと同じ学年でして…。
い「○○中学の人はわたしのこと知ってるよね?」
A「うん、知ってる。あの人な、同級生のお父さんやねん」
B「え?お母さんと違うの?」
A「いや、お母さんは別にいてよぅ知ってるねん」
B「☆※△?」
しもた、いらんこと言うてしもた(笑)。