幸、多からんことを!

今日はトランスジェンダー生徒交流会です。今回もあちこちからアクセスがあったので、どうなるのか、わくわくものです。
集合場所に行くと、なにやらいっぱいいます。これはえらいこっちゃなと。てか、誰が当事者なのか、ほんとうにわからなくなってきてます。初参加の人は、かなり緊張気味です。が、これまた当事者なのかなんなのか(笑)。
とりあえず、みんなでハンバーグづくり。これは今回最年少参加者のリクエストです。が、来られなかったのは残念。ま、最年少参加者さん、ほんまにおちびさんだから、しゃーないです。
みんなでつくったハンバーグをみんなで食べて、そのごみんなで「だるまさんがころんだ」をやりにお外へ。あ、わたしも誘われましたが、「いつきさんがころんだ」になったらシャレにならんので、わたしは会場の中でワインを飲んでました(笑)。
その後、話しあい。
今回はMTFFTMでわけてみました。もちろん、どちらでもない人はどこでも自由参加です。ちなみに、小学生は「MTFってどういうこと?」と真剣に聞いてくるのがメッチャおもしろいです。でもま、そりゃそうだろな。
で、集まった時点で「しまった!」と。MTFはほとんどが小学生です(笑)。こんなん、どないやって話しあいをせいと(笑)。
と、ここでK子ちゃんが才能を開花させました!ひとりひとりをひざの上に抱っこして、いろんな質問をしていきます。みんな、真剣な眼差してその答えを聞きます。
「次、あんた、こっちおいで」
とK子ちゃんが呼ぶと、素直にひざの上にあがります。
なんか、そんな風景を見ているうちに、涙が出てきました。きっと、こんな風景を見たいからいままで交流会をしてきたんだろうな。
交流会に初参加の子は、きっと同じ思いをしている子と出会うのははじめてなんですよね。そんな子にとって、もしかしたらこの出会いはしんどいことかもしれない。でも、そのしんどさの先に、きっと「いい出会いだったな」って思える日がくるはずです。
そんな時まで、まだまだこの交流会は続けなきゃならんなぁ…。

調査結果が出た

今年1月に通知が出された調査の結果が出たらしいです。便利な世の中なもんで、いちいち新聞読まなくても記事は読めるし、さっそくあちこちでさまざまな論評がされているので、いまさら書くこともないなぁと(笑)。
なので、論評ではなく感想かな…。
まずは「ありがたい」ですね。
一定の数字が出ることは、なんだかんだいってもありがたいです。
で、なにが「なんだかんだいっても」かっていうと…。まぁ、なんだかんだですわ。
とりあえず、把握した限りで全国で606人。てことは、うちの交流会にはその数パーセントが来てる。もっとも、これがまた数値としては出ないんですよね(笑)。だって、来てることを学校が把握してなかったら、それはデータとしてはあがらない。
ま、そんな限界を抱えた調査ではあるけど、やはりありがたいです。

あー
でも、ここからいろんな動きが出てくるんだろうなぁ。うちみたいな手弁当のちっちゃなグループなんて、ブルドーザーみたいな力で押しつぶされるんだろうなぁ。あるいは宣伝上手な人たちが「他に類のない活動」とかやるんだろうなぁ。
でもまぁ、来た人間にはわかります。情けない飲んだくれがやる情けないグループにも、ちょっとはいいことがあるってこと。そして「ちょっとはいいこと」くらいでちょうどいいってこと。

自分探しは「まんまる」で。

今日は「まんまるの会」です。ちなみに、会場の「まんまる」が移転した関係で、使い勝手とかいろいろ変わっている可能性があります。でも、とにかく行かなきゃわかりません。
「まんまる」に着くと…。お店がえらい繁盛しています。よかったのはよかったんですが、「会」がはじめられんな^^;;。ま、ええか。
てことで、2階の会議室みたいなところで今回の第一部をやることになりました。
今回のお題は…。「雨にまつわる思い出」にしようかと思ったのですが、自分でもネタが思いつかないので断念。「まんまる」の移転もあったことで「引っ越しにまつわる思い出」ってことにしました。
みなさん、けっこう引っ越しをしておられるんですね。特にトランスにとっての引っ越しは、いろんな意味を含むのかもしれないと思いました。
例えば、引っ越しを機会に、周囲の環境を変えて、少しずつ性別を移行していく。あるいは、過去の関係を断ち切るために引っ越しをして、トランスの一歩を踏み出す。みんな、最初はお金がないので、はっきり言って苦労話です。「家賃は二万円で」「トイレ・炊事場・お風呂は共同で」。みんな、そんな状態でどうやってトランスするねんというような環境で、それでも少しずつトランスをしていくんですよね。
「引っ越しのことを思い出したら、トランスはじめた時のことを思い出したよ」
なーんて話も出てくる。なるほどなぁ。ライフヒストリーを語ることは、自分史を再編成することなんだなぁ。逆に言うならそうやって自分史の再編成ができるところまでライフヒストリーを語れる。そんな人たちが集まってるんだなぁ。

で、第2部突入。
ここで、最近受診された方からの悩み相談(笑)からスタートした「診察室あるある」です。
「診察時間が短い!」
そんなこと思ったこともなかったので
「何分くらい?」
って聞くと
「5分」「いや、3分」
な、なんで…?あたしゃ、短くても15分は遊んでますよ。下手すりゃ1時間くらい…。あ、診察はしてないな(笑)。
「先生、なんにも言ってくれないんです」
「あー、あの先生、厳しいからなぁ」
みんな深くうなづいています。たしかに厳しいです。
基本的に、トランスなんて、自分がやりたいことがあってそれを実現するために扉を開けていくものだと思っています。で、扉を開けるのは他でもない自分以外にはいない。なので、「開けたい」という意志を自分が持ってない限り、誰も何もできない。
「なんか、話題を持って行ったら?」
「話題、特にないんです」
うーん…。慎重であるなら、それはそれでいいんですけど、「やりたいことがない」なら、そもそもジェンダークリニックに行く必要はないと思うんですよね。「ジェンダークリニックは自分探しの場所ではない」って話もあるわけで…。
でもま、そういう話をしながらも、「集まり方は緩く」がまんまるの会です。まぁ、自分探しは「まんまるの会」で(笑)。

先達から学ぶ

で、今日、昼食を約束している「先達」のおうちへ。
なんか、Macだらけの部屋で、世界と日本のトランス業界の話とか、それぞれの生き方とか、考えとかを交流。とても刺激的な時間を過ごさせていただいたのですが、5時をまわったあたりでそろそろパワー切れです。
あかん。もう帰ろう。
家に帰ったら、お風呂入って、倒れてしまいました。ま、そりゃそうだわな^^;;。

なじみの世界〜半年ぶりの検査

えーと。2ヶ月に一回処方してもらってる「ヤク」が先週切れました。実は「ヤク切れ」はヤバイんですよね。まぁ、トランスなんて行為は、しょせんは「バランスを崩す行為」なんで、メンタル面なり身体面なりにいろいろ歪がくるわけです。その歪と折り合いをつけながらうまく手なづけた先に、ちょっとはマシな世界が広がるわけで。
てことで、行きつけのお医者さんに半年ぶりに行きました。って、メッチャ混んでますやん!これは1時間半待ちか?はたまた2時間待ちか?
でも、ヤクをゲットせにゃならんので、おとなしく待合室に座りました。さてと、どうしよう。
まずは、今日一日忙しくてネットに触ってなかったので、中毒症状を緩和緩和(笑)。
落ち着いたところで取り出したのが「セックス・チェンジズ」です(笑)。「今ごろか(笑)?」って笑われそうなんですけど、今ごろなんです。もちろん「読みたい」と思って買っていたわけですが、なかなか必然がないと読まない人間なんですよね。
ちなみに、昨日あたりまで読んでいたのが「ゲイ・スタディーズ」です。もう、さらに「今ごろか(笑)?」な本です。
で、読んでいたのですが…。なんでしょうかねぇ。体から湧き上がってくる「懐かしさ」。
「ゲイ・スタディーズ」読みながら感じていたのは「アウェイ感」でした。「自分の力になる言説はここにはない」でした。もちろんそれは当たり前です。「ゲイにとって力になる」本ですから。ただ、「そこから学びたい」と思うのですが、どうしても応用ができないところに突き当たってしまうんですよね。ものすごく特化されている。それは「ゲイ」にとってはとても大切だし、「非ゲイ」にとっても、そのアウェイ感こそが大切な問題提起になるわけで、なんら異議をはさむものではない。というよりも「成功している」と言えるわけです。
で、そんなアウェイ感にまみれながら、「セックス・チェンジズ」をパラパラとめくりはじめたのですが…。そこここに「見知った世界」が散りばめられています。もちろん、書かれた時代は少し前ですから、記述として古さを感じる場面があることは否めません。でもそれは、それだけ社会が変わってきた、というよりも少しではあれ変えてきた証左でもあるわけです。そして、その変化のまだ先を行くパトリック・カリフィアの記述に「愛おしさ」すら感じます。
と…。

もしトランスセクシュアリティのすべての痕跡を消し去ることができ、完全に男性として生活できるなら、わたしはそうするだろうか?多くのトランスセクシュアルがイエスと即答することをわたしは知っている。しかしわたしは、この<大いなるジェンダー分割線>にとどまり、苦くはあるが貴重な何かを見続ける。この眺めは、危険なほどの高みからではあるが、心躍る愉快なものだ。共感とは、常に孤独から生まれるものだ。

「誰が先に言った」とかは、なしです。
わたしはわたしなりの生き方や出会いの中で、暫定的ではあれ、ようやくたどり着いたところに、ちゃんと人がいた。そのことの喜びは、なににも例えられないものです。
やっと、自分がなじんできた世界と出会えた。そんな感じがしました。
あと何日かかるかわからないけど、とりあえず読みすすめることにしましょう。

で、半年ぶりの骨密度。

測定日 数値(g/cm2) 同年代女性(%) 若年女性(%) 同年代男性(%) 若年男性(%)
2011.4/1       36.6  
2012.5.11   120 112 98 95
2012.11.22 0.737     97 95
2013.4.1 0.749 125 116    
2013.11.11 0.718 120 115    
2014.5.26 0.752 127 116    

「あがってますねぇ」
「へ?」
受付の人からも
「なかなかあがらないですよ。よくて平行線ですよ」
といわれちゃいました。
よくわかりませんが、治療の成果が出たわけで、よかったよかった(^^)。
とりあえず、あと2年半、ヤクを飲み続けると。

「おたふく」臨時休業につき

朝、ひとつ1時間半ほどかかる用事をしなきゃなりません。
もそもそと起き出して、「用事」をこなします。にしても、今日の「用事」は難航します。なにせ、しゃべってくれない。まぁ予想はしていたわけですが。それでもなんとかかんとか1時間ほどかけていろんな話を聞き出しました。
「用事」を終えて台所に行くと、みんな
「ようしゃべってたなぁ」
とか言います。まぁそれはそうかもしれませんね。その後、しばし「人前でしゃべること」について意見交換。
自分の経験をしゃべるって、簡単に見えて,実はけっこうたいへんだし、「考える」必要があるんじゃないかなぁって思います。「経験」はそのままでは単なる出来事です。
その経験、聞き手が「聞きたいな」って思うものは、たいてい自分にとってしんどかった「出来事」です。できれば思い出したくない。そのしんどさを話す行為は、時として自分にしんどさのフラッシュバックを起こしてしまうこともあります。たとえフラッシュバックを起こさなかったとしても、その「しんどさ」をそのまま表現したのでは、「聞き手」には伝わらない。そのしんどかった「出来事」を一度自分の中をくぐらせて、「言葉」に落とし込む必要があるように思います。そして、その言葉は独りよがりなものではなく、「伝わる」言葉である必要がある。それも、自分が納得できる言葉ではなく、聞き手が理解し納得できる言葉にしなくちゃならない。
まぁ、そんな話をちらちらと話をしながらマッサージをしてもらう、玖伊屋あけの朝です。

で、昼前に閉店。
さて、おたふくへ…。と思って電話したのですが、誰も出ない。どうしよう…。ここはKっくんに電話するしかありません。
「すんません、いつきです。今日、おたふくあいてます?」
「今日はな、臨時休業や」
うーん、残念…。てか、体調崩してはるんとちゃうやろな…。
でも、仕方ありません。そんなときは、おたふくと双璧の「わかば」です。
突然10人で押しかけても、にこやかに迎えてくださる「わかばのおばちゃん」。なにやら、メッチャ店が忙しくなってきたので、ドリンク類はほぼセルフサービスです。
いつものようにおいしいお肉をむさぼるように食べながら、4時過ぎまでわいわい。
さて、楽しい2日間を過ごしたから、そろそろおうちに帰りましょう。
家に帰ると、パートナーから
「あら、早いわね」
とのお言葉。そうか。まだ明るいもんね。
でも、おふとんの上に横になった瞬間に爆睡です。

で、玖伊屋

今日のメインディッシュは「豚のはらみの切り落とし」です。こいつにあわせたらいい食材は…。やはり蒸し野菜かなぁ。
とりあえず野菜をたんまり買ってきてもらって、ひたすら切って、ザルの中に放り込みます。で、ザルごと鍋に放り込んで火にかけて蒸しあげます。根菜類が柔らかくなったら完成です。
うん、甘くておいしい!ポン酢もあいますが、やはりそのまま食べるのがいいです。もちろん、お肉と一緒に食べてもおいしい。てか、この肉、「オン・ザ・ライス」がしたくなります。ご飯にあわせるとおいしい!
最近の玖伊屋は、お酒の持ち込みがおおいです。それも、みなさんが「おいしい」と思うものを持ってこられるので、メッチャ贅沢です。
なんか、呑んで、しゃべって、笑って、泣いて(笑)な一夜が過ぎていくのですが、このままでは徹夜してしまいそうです。とりあえず寝なくちゃ、明日が持ちません。な、午前3時でした。

「すべてのわざには時がある」

天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。

とは、旧約聖書の伝道の書の中の有名な一節なんですが…。
この一節をふと思い出す瞬間があります。今日もそんな瞬間があった日でした。
仮に、トランスというもののひとつの側面が「内と外の不一致を一致させる作業」だとします。あくまでも「仮に」ではありますが…。
で、通常、この「内」と「外」は固定されたものと捉えられている。そして、「一致させる作業」とは、一方を他方にあわせること、具体的には「外」を「内」にあわせると考えられているのかもしれないなと。
でも、実際には「内」も「外」も動いている。で、動いている「内」と「外」の一致は、単に片方を片方へとあわせるだけでは不可能で、あるいはそういう作業ではなくて、「内」と「外」が重なるタイミングをはかることなのかもしれない。そして、タイミングをはかりながら、「ここぞ」という「時」を掴んだ時に「飛び移る」ことなのかもしれない。早過ぎたら届かなくて落っこちてしまう。タイミングを逸する「次のタイミング」を待たなきゃならない。イメージ的には「SASUKE」か、はたまた「マリオ」みたいな(笑)。
まぁでも、「落ちる」より「待つ」ほうが安全ではあるな^^;;。

今日も花見

で、おべんきょ部屋からカセットコンロをかっぱらって、電車に乗ります。向かうは花見会場。今日は「まんまるの会」の恒例の焼肉花見です。ちなみにコンロをかっぱらったのは、会場にあるカセットコンロがふたつとも壊れてるのが発覚したからだったりします^^;;。
にしても、みなさん、寒さに震えているとか。急がねば…。駅のコンビニでワインを調達して、いつもの公園に到着。いつものようにランタンつけてやってます。
とらあえずビール!で、肉!んまい!M木ちゃんご推薦の安くておいしい肉は、かなりいけますo(^^)o。
となると、やはりワインがほしくなるというものです。ゲスト参加のO島さんとワインをガブガブ飲んでいると、なぜかブルーチーズがo(^^)o。至福の瞬間です。
「ここ」に来れば、トランスであることを前提にして、かと言って、別にトランスであることを話さなければならないわけでもなく、単に肉を食べてお酒を飲んで、騒げる。たぶん、そんな時間と空間が大切なんだろうなぁと、酔っぱらいながらわけもなくうれしくなったりします。
とはいえ、そろそろ終電の時間です。京都方面のみなさんに引きづられるようになりながら駅に向かって、なんとか間に合いました。
無事お家に帰れるなと思ったら、目が覚めると山奥の寂しい駅にいたのはご愛嬌。それでも帰れたので、よしとしましょうか(^^)。

で、玖伊屋

すでに昼間にアルコールが入っているので、はじめからグダグダです。さっさと廊下に布団を敷いて、ダメモード満開で飲みはじめます。もちろん料理をつくる体力なぞあるはずもなく。でも、そこはそれ、みんな自分が食べたいものをつくってくれるので、ほんとうに助かります。
今回も「正しいひっかり雑炊」とか「豆乳鍋」とか、いろいろつくってくれました。が、わたしは…。昨日に引き続き、途中で記憶が^^;;。