で、玖伊屋

今日は夕方から東九条マダンの出店会議です。そうか、そんな時期かって感じです。またまた忙しくなりそうです。が、ほんまにこんなんでもつのか?
で、会議が終わったらとりあえず2階に上がってゴロゴロ。玖伊屋の準備をするにはまだ早い。
やがてIずみちゃんがやってきて、ふたりでダラダラ話。そのうちポチポチと人が来たので、さすがに準備をしなくちゃと思い、とりあえず買い出しです。
買い出し行くの、久しぶりやなぁ(笑)。
で、包丁を持ってキャベツを千切り。今日のメニューは「もんじゃもどき」と「蒸し野菜」です。
とりあえずつくった「もんじゃもどき」はどうやらドロドロ過ぎたようです。てか
「もんじゃのキャベツはみじん切りじゃなきゃないの?」
などという指摘が飛んできます。そこはそれ
「もどきだからいいんじゃない?」
という優しい声掛けもあるわけで。
で、2回目は少しゆるめにしたら、お!なんかぽいです。さらに3回目はキャベツをみじん切りにしたら、お!さらにぽいです。なんか、けっこうおいしかったなぁo(^^)o。

そんなこんなで、「塾屋とスキースタッフと教員」の話とか、「教室は劇場だ」な話とか、いろんな話をするわけです。でも、そのうちなんの話をしてるかわからないままに、なぜか時間はグングンたっていって、気がつくと3時半!
ヤバイ!今日は早く寝ようと思ってたのでした。しかも、明日は8時起き!
もう寝ましょう。

今日も呑むだけ^^;;・トランスジェンダー生徒交流会お泊り合宿(2日目)

朝、目が覚めると…。体中が痛い(笑)。ま、しゃーないです。なんしか、もそもそしては目を閉じてを繰り返していましたが、だんだん「無駄な抵抗」とわかりはじめたので、目を開けることにしました。
さてと。片づけ…。やらにゃならんなぁ…。しんどいなぁ。で、再びシュラフ
そうこうしているうちに、なんか、台所に入る人が出てきて、テーブルの上を片づける人が出てきて、よかったよかった^^;;。
てことで、朝ごはんを食べさせてもらい、アップルパイを食べさせてもらい、まだ寝てる人を起こし、また横になり(笑)。
そんなことをしているうちに、11時。これはほんとに片づけにゃなりません。最後の最後だけササッと手伝って、今回のお泊り合宿も終了。

さてと。打ち上げに行きますか(笑)。
新大阪の駅中でとりあえずビール…。でもすぐに飲み終わったので、なんとなくKさんと目と目で合図をして、ワインをボトルで注文。一時間ほど飲んでたら「ラストオーダー」とか言われたので、Kさん、M山さん、わたしの3人が目と目で合図をして、ワインをもう一本。なんかおかしいです。
で、2時半くらいに店を追い出されてもう一軒。まだ外は明るいです。ズブロッカなんぞをチビチビやっていましたか、そろそろ体力の限界ですね。
さてと、帰りましょう。
家に帰ったら7時過ぎ。9時には寝ちゃいました。

なーんにもしなかった^^;;・トランスジェンダー生徒交流会お泊り合宿(1日目)

今日は、まずは某在日外国人教育関係の会議です。
にしても眠い。昨日はなんだかんだで終電になったからなぁ…。まぁいいやと家を出て、まずは東九条へ。ここで夕方からの「ネタ」を仕入れます。で、会議の会場へ。
夏の大会の総括とか、来年の話とか、そのあたりのことをいろいろ相談。まぁ、課題は多いですねぇ。
いったん昼ごはんを呑んで、午後からの会議です。こちらは参加者が多いので、より広範な意見が聞かれます。少人数の会議はスパスパ決まっていくのですが、その分、意見もそろっているからレンジが狭い。人数を増やして論議をすると、広いレンジから話をまとめていくので、時間や手間はかかるけど、やはりそっちって、大切なんじゃないかなぁ。
てことで、5時すぎに会議は終了。
大急ぎで地下鉄に飛び乗って移動開始です。

で、某所の最寄りの駅へ。今日〜明日、トランスジェンダー生徒交流会のお泊り合宿です。今回は、中国地方や東海地方、さらには遠く九州からの参加もあります。さてさてどうなることやら。
駅で友だちと合流して会場へ。
会場につくと、なにやらえらいことになってます。どんだけおんねん!
肉を焼きはじめると、ジュージューとえらい音がしています。10数キロの肉が音を立てて減っていきます。これはたいへんだわ。今回は流しそうめんもあります。なんか、子どもたちがはしゃいでいます。
わたしはというと、KさんとかO田さんなんかと、そんな風景をワインを飲みながらボーと見ていました。
なんだろ…。
こんな日が来たんだなぁ…。という感じですか。
東九条で第一回の交流会をやって、これまで8年。8年!そんなにやってたんだ。途中、当事者ひとり、その恋人ひとり。世話人3人。合計5人なんてこともありました。あの時絶望して「やーめた」って言ってたら、こんな日は来なかったんですね。あきらめずに続けてよかった。
ある参加者の保護者さんが
「もう、子どもは夏休みからずっと楽しみにしてました。今週に入って「平日はいらん」って言ってました」
って言ってくださいました。こんなにうれしい言葉はありません。別の保護者が
「うちの子、5時までクラブでクタクタになって、「もう、行かんでええやん」って言ったら「行く!」って来ましてん」と。その後「でも、明日法事やから今晩帰らなあきませんねん」
と言った瞬間、子どもたちは
「絶対泊まる!お願い!」
と大反乱です。結局その保護者さん、負けはりました。というより、本人が泊まりたかったみたいです(笑)。
「泊まると決まったから、飲みましょう」
とのことでした(笑)。
なーんか、ワチャワチャワーワーしてるうちに夜がふけていきます。気がつくと10時過ぎ。まぁ、帰らにゃならん人は帰らにゃならん時間です。少し人は減ったものの、まだまだ夜は長い。こうやってゆっくりと同じ時間を過ごし、気のあう友だちと枕を並べて寝るのがお泊り合宿のいいところです。

さてと。これからはおとなの時間だわ…。
しかし、眠い。横になったら、寝ちゃいました。
しかし、今回、なーんにも作業的なことをしてないなぁ^^;;。

ありのまま?

今日は大阪で呑み。で、いろいろ話しながら、ふと考えました。

「ありのままの自分で生きようと思った」
これ、まぁ、GIDギョーカイにおける常套句な気がします*1。あー、そう言えば
「本来の自分にもどる」
ってのもありました。某映画でも、某外科医が言ってました(笑)。
んー、なんでしょう。この違和感。
例えば、
「ありのままの自分で生きようとしてジェンダークリニックを受診した」
これ、成立するのかなぁ…。ジェンダークリニックって、ガイドライン上は「精神科領域の治療」であると同時に身体改造のゲートですよね。でも、まぁさきほどのようなことを言う人って、後者のために行くことが多いんじゃないかと。てことは
「ありのままの自分」=「身体改造
てことになる。「身体改造した自分はありのままか?」って話です。
「ありのままの自分でいるために二重まぶたにする」
って話が出てきたら「それはありのままとちゃうやん」ってツッコミが入ると思うんだけどなぁ。
あ!そう言えば、
「男/女として生きようと思いジェンダークリニックに来た」
みたいな話もありがちでして。でも、これも変だなと。だって、さっきの話とくっつけると
「男/女として生きる」=「身体改造
ってことになる?いや、「男/女として生きる」のって、別に病院に行かなくても、体を変えなくてもできるじゃん。
いや、もしかしたら「医療のお墨付きが必要/ほしい?」。んー。でも、性別って精神科医が「認める」もの?いや、あの人たちは、基本的に本人が言ってることを追認してるだけで、あの人たちが認めることは、本来ほとんど意味がないはずなんですよね。

まぁ、これらの言葉は、もしかしたら「はやりの常套句」なのかもしれません。だから、いろいろ深く考える必要なんかないのかもしれない。
でも、「はやりの常套句」を使うことは、すでに「ありのまま」からはずれている。あえて「はやりの常套句」とは逆のことを言う、あるいはあえてそれを使わないということが、実はとても大切なんじゃないかなぁ。

*1:ここはあえて「トランス」ではなく「GID」(笑)。

出会いをつくる人

今日はトランスジェンダー生徒交流会がらみで保護者の方のランチタイム。
おひとりはお酒が苦手ということで、ランチバイキングのお店に行くことになりました。とは言え、わたしは当然のことながらビール→ワインを注文するわけです(笑)。
ま、それはいいとして。
もちろんトランスの保護者にもいろいろおられるとは思うのですが、なんか、みなさんすごいなぁと思いました。
自分の子どもが「まさかトランス?!」みたいな、たぶんすごいショックなんでしょうね。で、拒否と受容の間を大きく振れながら日々を送られます。いや、あるいは「拒絶≒無視」かもしれない。ある時は証拠探しのために子どもの過去を振り返りながら「徴」を探したりする。なんか、そんなのをくぐり抜けて到達した場所で発せられる言葉にはすごい重みがあります。それは、当事者本人には到達できない地平なのかもしれません。
「あの子が今日の出会いをくれた」
「あの子がいなければわたしはもっと狭い世界で生きていた」
「あの子がわたしの世界を広げてくれた」
すごいなぁ。
うん。親にこんな思いを抱かせる子どもにぜひ会いたいなぁo(^^)o。

伝書鳩の会

朝、やはりしんどいものはしんどいです。ま、今日のスケジュールは10時からなんでのんびりしましょう。
で、ギリギリまで部屋で粘って、野口ふれあい交流センターへ。いやぁ、2年前だったかに全外教の大会で来て以来、また来るとは思いませんでした(笑)。
今日は大分でしみじみと開催されている当事者交流会である「伝書鳩の会」です。会長はめったと来ない人ですが、実際仕切ってるのはSちゃんとM野さんなんで、それはそれでちゃんと活動できているみたいです。
それにしても体調が悪いのでモーニングチューハイなんかは飲まずに参加したのですが、えらい驚かれてしまいました。って、なぁ^^;;。
しかし、伝書鳩の会、玖伊屋に負けず劣らずゆるいです。プログラムは自己紹介のみ。あとはてきとうにしゃべれと。まぁ、実際それでいいと思いますけどね。よほどの必要がなければプログラムなんてなくていいと思います。実際、みんなそれぞれ必要な人と話をしていますから(^^)。
さて、わたしはというと、たったひとりヒールを買い出しに行って、おべんと食べながらビーフを飲んでました。そのおかげで、後半は体調がいいものの、ほろ酔い気分でメチャクチャやってたみたいです(笑)。でもまぁ、それも許されるかな^^;;。

で、交流会〜玖伊屋

ひと通り終わったところで、わかばに移動。実はマダンセンターで交流会をしようかと思ったけど、やはりめんどくさいので、日本一おいしいすじ肉を食べてもらおうかと。
ここで、K野さんが語る!そうですよねぇ。

で、8時前にマダンセンターに移動。ここからは玖伊屋です。なんか、シームレスです^^;;。
今日のメニューはガンボーと冷やし汁的なものにしようかと。とはいえ、つくる気はまったくありません。指示だけ出して、あとはダラダラ…。いや、かなり身体が疲れてます。
とにかく、ウォッカのジュース割を呑んで、疲れたところでベッドに寝転んで、K田さん→Iずみちゃんに激痛マッサージをしてもらって「ぐわー」とか言っているうちに寝てしまいました。

カミングアウトの壁

最近、考えが深く潜ってしまって、なかなか世間の話題についていけないのですが…。でも、いろいろ考えることはあるのです。
例えば「カミングアウト」について。
「カミングアウト」ってなんだろう。単なる告白?それとも、互いの関係を揺るがすもの?
「周囲の人にカミングアウトしたけど、みんな変わらず接してくれた」
とか
「周囲の人にカミングアウトしたけど、みんな受け入れてくれた」
みたいな話を聞くことがあります。
「ほんとかなぁ」と思う一方、そんな人には悪いけど「そういう周囲なんだろなぁ」とも思うのです。
ひとりの人間の性別が変わるってことは、その人を取り巻く人間関係が変化するってことだと思います。その影響って、そんなに小さくはないんじゃないかと思うのです。つまり、必然的に「変化」せざるを得ない。あるいは、受け入れにものすごく時間がかからざるを得ない。にもかかわらず「変わらず」とか「受け入れ」ってどういうことなんだろう。
まぁ、例えば10歳の周囲との関係と30歳の周囲との関係は厚みが違うにもかかわらず、それを同レベルで考えてるのかなぁ。
それとも…。
あの「カミングアウト」のくだり、時代とともに変化してきてるんじゃないかなぁ。だって、周囲との関係が希薄であればあるほど「受け入れ」は容易だと思うんですよね。
それとも…。
あ…。
もしかしたら「カミングアウトの成功」のテンプレが「変わらず接してくれた」なのかなぁ。うーん。

まぁなんしか、どうやら「カミングアウトの壁」は、すごく低くなってきているような感覚はあります。その低さは、社会の理解が進んだ結果なのか、人間関係が希薄になってきたことのあらわれなのか。

幸、多からんことを!

今日はトランスジェンダー生徒交流会です。今回もあちこちからアクセスがあったので、どうなるのか、わくわくものです。
集合場所に行くと、なにやらいっぱいいます。これはえらいこっちゃなと。てか、誰が当事者なのか、ほんとうにわからなくなってきてます。初参加の人は、かなり緊張気味です。が、これまた当事者なのかなんなのか(笑)。
とりあえず、みんなでハンバーグづくり。これは今回最年少参加者のリクエストです。が、来られなかったのは残念。ま、最年少参加者さん、ほんまにおちびさんだから、しゃーないです。
みんなでつくったハンバーグをみんなで食べて、そのごみんなで「だるまさんがころんだ」をやりにお外へ。あ、わたしも誘われましたが、「いつきさんがころんだ」になったらシャレにならんので、わたしは会場の中でワインを飲んでました(笑)。
その後、話しあい。
今回はMTFFTMでわけてみました。もちろん、どちらでもない人はどこでも自由参加です。ちなみに、小学生は「MTFってどういうこと?」と真剣に聞いてくるのがメッチャおもしろいです。でもま、そりゃそうだろな。
で、集まった時点で「しまった!」と。MTFはほとんどが小学生です(笑)。こんなん、どないやって話しあいをせいと(笑)。
と、ここでK子ちゃんが才能を開花させました!ひとりひとりをひざの上に抱っこして、いろんな質問をしていきます。みんな、真剣な眼差してその答えを聞きます。
「次、あんた、こっちおいで」
とK子ちゃんが呼ぶと、素直にひざの上にあがります。
なんか、そんな風景を見ているうちに、涙が出てきました。きっと、こんな風景を見たいからいままで交流会をしてきたんだろうな。
交流会に初参加の子は、きっと同じ思いをしている子と出会うのははじめてなんですよね。そんな子にとって、もしかしたらこの出会いはしんどいことかもしれない。でも、そのしんどさの先に、きっと「いい出会いだったな」って思える日がくるはずです。
そんな時まで、まだまだこの交流会は続けなきゃならんなぁ…。