昨日は少し飲み過ぎたかなという朝を迎えて、昼過ぎに東九条に向かいます。今日はとあるギョーカイ雑誌の対談です。対談相手は社納葉子さん。
社納さんとはじめてお会いしたのは…。あー、あの時かぁ…。うーん。いろんな意味で転換点です。でも、あの「事件」にかかわって切れた関係もあるけど、それ以上に新たにできたり深まったりした関係もあります。社納さんはそんな人のうちのひとりです。
それから、ゆるーく関係が続いて、このあたりで再びつながって、この時には「本」として来てもらうことになりました。
そんな社納さんとの対談。はたしてわたしの中からどんな言葉を引き出してくださるんだろう。
対談がはじまって…。
質問の中身が通り一変じゃないのがとてもおもしろい。考えてみると、そのギョーカイ雑誌には、増刊号を含めて4回登場しているのですが、はじめて出たのが2002年。まだ改名前のことでした。それからの名前の変遷とか、その間のわたし自身の変化とか、その変化をもたらしたものとか、「知っている」からこそ聞けることを聞いてこられます。ところどころ「そこ聞く?」というような意外な問があったりして、対談をしながらすごく考えさせられました。
こんな対談があるんだなぁ…。てか、これが対談か^^;;
で、2時間弱の対談が終わったらお散歩です(笑)。
今日はいい天気。たくさん歩けばあとの○ールもおいしいというものです。久しぶりにフルコースをノンストップで歩いて、到着したのは「おたふく」です。
すでに常連さんはカラオケやってます。いい感じです。お店もお客も一緒になってこの店の雰囲気をつくってるんですよね。そんなこんなで2時間ほど楽しんで、「もう一軒行きましょか」とのこと。なにせ、社納さんと編集さんは「千鳥足選手権」の選手です。近くのパブに行ってワインボトルを2本あけたところで本日の呑み終了です。
時間はまだ11時前。こんな時間に終わるのは…。
ここが大阪じゃなくてよかったわ(笑)。
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大破
今日は気を取り直して仕事モードです。事務仕事をサクサク。ちょいとおべんきょもして。参考のためにこんなとこ見たら、メッチャおもしろい!宝庫です。もっとこんなところをあさらなきゃならなかったなぁ…。
そんなことを思いながらダラダラみていると、目にとまったものが…。思わずダウンロードしてみたのですが…。あれ?これ、前に見たな…。あ!と思ってダウンロードフォルダをあさったら、すでにとある研究会の文献として紹介されていたものでした。情けない(;_;)。
自分のコレクション能力の低さにちょっと打ちひしがれながら、パラパラ。うわ!すごく参考になる。
ま、そんな午前中。で、午後からは出張です。会議のメンバーの半数以上が変わりました。しかも、少し若返ったかな。「知りたい」って感じが伝わってきます。とてもいいことです。
で、夜は大阪で恒例の会議。ともすればシャンシャンに終わりがちになりそうな会議ですが、そうはならない。ひとつの事例をめぐって会議の根幹にかかわる論議があるのが楽しいです。
で、会議のあとは、これまた恒例の呑み。
今日は大学時代のこととか、仕事してすぐの頃のこととか、なかなかマニアックな「中の話」をみんなでワイワイ。ま、わたしはわからんのですが、みなさん、たいへんな世界で生きておられるんだなぁと、あらためて実感しました。
で、帰り道。
タクシーを降りた瞬間、衝撃が走りました。どうやら歩道の角と顔が奇跡的な邂逅を遂げたようです。メガネとジーンズと前歯の一部をやっちゃいました(;_;)。
メガネとジーンズは気分転換と考えることにして。ケガはまぁかすり傷なんで治るとして。問題は前歯か…。今度、もちをかぶってみて、歯型がどうなるか見てみるか…。
作戦会議
朝、ゆっくり起き出しました。ふむ。二日酔いはない。あれ、ほんとになんだったんだろ。
てことで、行きつけの小児科で血液検査。センセに
「昨日宴会で、もしかしたら血液がアルコールかもしれません」
とか
「γGTP、えらい値だと思います」
とか適当なことを言っておきました。
昼からはおふとん干したり洗濯したり。そんなことをしながら昨日が締め切りの原稿に向きあいます。うーん。最後の一行が出てこない。
ところで、昨日、Kさんから
「会って相談したいことがあるんだけど、いつがあいてる?」
って聞かれたので
「今日なら宴会のあと、あしたはあいてますよ」
と答えたわけなんですが、昨日じゃなくてよかったなと。
なので、夜、東京帰りのKさんと合流して、京都駅近くで呑み。
まずは「へんこつ」で軽く腹ごしらえ…。ぜんぜん軽くなかったです(笑)。でも、肉の味をよく知っているKさんが「おいしかった」って言ってくれたので、よかったよかった。
続いて昨日満席で断られたお店へ。カウンターに座ると、いきなり
「昨日はすみませんでした」
って謝られてしまいました。覚えてるんだ…。
で、ふたりで軽いおつまみをつまみながら、ワインを一本。ギョーカイの行き詰まり感とか、もっとベタなこととか、その他諸々作戦会議。なんか、理論と政治と実践をすべてやるって、とってもたいへんです。でも、Kさんはそういう位置にいるんでしょうし、わたしも多少は似たところがある。とりわけ「実践」ですね。たぶんギョーカイにはいろんな人がいるけど「実践」してる人はどちらかというと少ないかな。で、「実践」してるからって、必ずしも話があうわけじゃないので、まぁ気があうんでしょう。見も蓋もないけど(笑)。
ワインを飲み干したところで作戦会議です。
「もう一本はきついですね」
「グラスでいきますか」
てことで作戦は決まりました。
「ハイボールちゃんとした濃い目で」
気がつくと、地下鉄最終です。Kさん、大阪までは帰れるけど、そこからは交通手段はなくなったとか^^;;。
ま、ありがちなパターンの土曜の夜でした。
Kさんから「大阪で無事降りた」という報告とともに
「常に自分に言い聞かせていることは、しんどいと思った時ほど一つずつ丁寧にしよう」
というメールが届きました。
そうだよね(^^)。
今年も変わらず
今朝は「登校指導」なるものをやることに。なんでもうちの子どもたちの「道の歩き方」がなってないらしいです。でもねぇ。しかたないです。子どもたちの歩いてる道、「そこしかない」道なんです。だから、みんなそこに集まります。しかも、小学生が逆方向に集団登校をするんです。もう、えらい混雑です。なので、車道にはみ出る。そんな道だから、朝の30分歩行者専用道路にしてくれたらいいんだけど、そうはいかない。というのは、この車道も「そこしかない」抜け道なんです。で、朝、抜け道飛ばす人の感情は推して知るべしです。そういう悪条件が重なった上での「マナーが悪い」なんですよね。
ただねぇ。一人あたりの専有面積考えると、そもそも車って「存在そのものがマナーが悪い」って思うんですけど、まぁ、車を運転してる人はそうは思わないんでしょうねぇ…。
てなことやってると放送部の子からLINEで「離任式、どうします?」と連絡。あわてて職場まで走って、そのまま離任式の放送セット。
その後、10枚両面刷りを400部印刷をして、帳合機にかけて、午前の仕事完了(笑)。
で、滝井参りです。
いつもの通り「カルテになに書きましょ」とか言われたので、ちょいとネタを提供するなど。
その後、某所に移動して、いろいろ手続きをすませて、今度は守口へ。「まんまるの会」4月恒例の花見です。
今回もM木ちゃんががんばってくれてます。ほんとにいつも申し訳ない。でも、そんなことを感じながら、わたしは某所の近くで買ってきたワインを呑みながらしゃべるのでした。
うーん…。
今日は早めに肉がなくなったので早じまい。早く帰れるかなと思ったけど、なんだかんだで終電の時間になってしまいました。ま、終電越さなかったからよしとしましょうか。
今日もスローに
6時すぎに目が覚めたけど、起きる気がおこらないので、ふとんの中でスマホいじっているうちにこんなとこにたどりついてしまい、しばしおふとんの中でのたうちまわっていました^^;;
と、Oくさんからメール。そうでした。今日は「漂っている人」が来るんでした。てか、そのあとは、おさんぽのリクエストもあるんでした。てことで、のそのそ起き上がって、とりあえずM木ちゃんがつくってくれたチゲを食べたり。
で、「漂っている人」を囲んで、しばしセクシュアリティトーク。結論なんか出るわけではないけど、でも、「向き合う」ことを選んでくれたみたいで、なんかうれしかったです。
で、みんなで片づけ。玖伊屋の参加者じゃない人が洗い物をしてくれたりして、ほんとに感謝です。
で、予定通り11時すぎからおさんぽ開始。ちなみに、リクエストされたのは、なぜか去年の途中からうちの職場に来られた同僚。こんなのはじめてです。今日はこの日の続きだったので、いろいろパスして、七条通あたりからスタート。そこからあちこちウロウロしながら約二時間のおさんぽです。
ほどよくお腹もすいてきたところで、いつもの「おたふく」。
今日は3時前に帰らなきゃならない人がほとんどだし、Iずみちゃんも3時半に出なきゃならないし、幸か不幸かYき姐もいないことですから、スローペース&早上がりでいくことにしましょう。
のんびり飲んで、ワイワイしゃべって、さて帰りましょう。
最後にバスの乗り越しというお約束はあったけど、無事おうちへ。
んー、疲れました。
てことで、9時半には寝ちゃいました。
花見からの玖伊屋
今日は昨年から恒例にすることにした「花見からの玖伊屋」の日です。去年は三条河原でやったけど、あまりに寒かったのと、周囲の視線がすごかったのと、なにより桜がない(笑)ことから、今年は場所を変更しました。
雨が懸念されたけど、今日の昼間はもつらしいです。よかった。
てことで、昼すぎにセッティング終了。
まもなく「情報を得た人たち」が徐々に集まってきます。なぜか「Oたふく」のお客さんが顔を出してくださったり、出前をしてくださったり。
ワインにひとひらの桜が。これぞ花見です。
そうこうするうちに、焼肉もはじまったり。
てなことで、5時前まで遊んで撤収。
M木ちゃんとSくらちゃん@徳島とわたしの3人は早がけで東九条へ。
ウトウトしていると(笑)、Kコさん登場。セクシュアリティのことをはじめ、生きづらさについていろいろ話をしたり。なんか、ふと弱音を吐けるこういう時間も大切かも。
Kコさんが帰ってから、しばらく台所にいたけど、あまり元気がないので座敷に移動。と、Fぁよんさん登場。そうでした!今日はp4cの打ち合わせもするんでした。で、しばしいろいろ打ち合わせをして、なんとなく方向性が定まってきたり。と、Yきみちゃん登場。Fぁよんさんを迎えに来たとか。へ?大阪から?もう、わかりません(笑)。
さてと。いろいろ用事もすんだから寝ましょうか(笑)。てことで、10時半頃に沈没(推定)。
ま、しゃーないな
ずっとどうしようか迷ってましたが、踏ん切りつけました。ま、しょせん自己満足ではありますが、ええでしょう^^;;
いい感じだなぁ…。
ええ感じやなぁ(^^)。
もう一発!・GID学会(2日目)
とても眠いけど、6時くらいからノロノロ起き出します。なにせ、簡易宿泊所の撤収のタイムリミットは9時。てか、わたしのおつとめ、9時半スタートです。
とりあえず荷物を外に出して、掃除機かけて、カギをしめて返却。
さてと。会場に向かいましょう。
朝一番はめばさんの講演。聞きたいなぁ…。でも、次のセッションがあるんですよね。なので、当然姐さんの講演は聞けず。
で、「教育」の一般演題です。
まずは岡山大学三連発。教員はフルボッコです。
にしても、「今の壮年当事者」が小学校時代に先生に言えなかったって…。そんなん、20年前に言えるわけがない。というか、言葉すらない。で、「今振り返って、言いたかった」とか言って、それを根拠に「今の教員」をどうこう言うのは、ちょいときつくないかなぁ。あと、「教員は専門的な知識を」ってことで、それはあるに越したことはないけど、例えば同じことは発達障害でも言われるし、外国人教育でも言われるし、いじめのことでも言われるし、いろんなことで言われるわけです。それらをすべて網羅するのは無理。なので、「依存できる先を増やす」ことが必要なんじゃないかと思うのです。
ちなみにそれは「病院」てわけじゃないです。より社会的なサポートを可能にする「先」です。まぁ結局「個への対応」ではないってことなんですけどね。
てなことを考えてたけど、おもしろいデータではあるのです。例えば、言いたかった相手がFTMとMTFでは違って、FTMの場合「父親」が出てくるとか。そんなあたりの細かいところを追求してくれたらもっとおもしろかっただろうなぁ。
ま、会場から活発に意見が出てきたら座長は黙るしかないので発言しませんでしたけど。
で、熊本性教協の演題。すごいなぁ。「「同和教育の総和は進路保障である」って言葉を思い出しました」って最後に感想を言いましたけど、まさにそんな感じでした。
てことで、15分ほどオーバーして最後のお勤め終了。
さてと。今回のメインとなるシンポジウム「トランスジェンダーの権利と健康」です。
もちろんのことながら遅刻です。なので、李さんの話はほとんど聞けず。山下さんの話も頭の中がグチャグチャであまりわからずという、なさけない状態でした。それでも、なんとかジャック・バーンさんのところで持ち直しました。
なんというか…。既知の内容もたくさんあって、でも、そういうものとは全然違う…。なんだろう。例えば、「潘基文国連事務総長の性的マイノリティの人権に関する演説」が出てきた時には感動で身体が震えましたね。
ずっとずっと、「自分の居場所は自分でつくる」って思って、わたしなりの闘いを続けてきました。でも、そんなわたしが「自分って、いてもいいんだ」ってあらためて思えた。そんな講演でした。
で、理事会に出なきゃならない人の質問で少し楽しんだりして、シンポジウム終了。
昼ごはんは姐さんとS井さんとK藤さんと4人で定食屋へ。なんか、すごい唐揚げ定食をさんま定食と聞き間違えるようなマニアックなお店でした(笑)。
会場に帰って、ジャック・バーンさんとしばらく話。その後総会。
さて、午後のセッション…。聞きたいけど、すでに頭の中は飽和状態です。
とりあえず、ロビーに出ると「悪そうな人たち(笑)」がいたので、しばし議論。
で、終了。
クロージング・セレモニーでひとことあいさつ。
さてと。これで公的なGID学会は終了!
今年は忙しい・GID学会(1日目)
なぜかプログラム委員らしい、今年のGID学会。なんでこんなことになったんだろうと思ったら、去年のこれか!
うーん、あの時はなんか乗せられて壇上にあがった気がしますが、あまり自覚なかったよなぁ。
てことで、とりあえず朝から会場の大阪府立大学へ。何回も来たし、これからも何回も来るんだろうけど^^;;、やはり遠い(;_;)。
到着したら、とりあえず「トランス全国交流会」の受付準備。こんな時に「楽しみながら手伝ってくれる友だち」がいることがとてもうれしいです。
そうこうしているうちに、専門家研修が終わった人が来たので、いろいろあいさつしたり、ブツを渡したり。で、学会開始です。
まずは、オープニングセレモニー…。聞けなかった。
で、高垣さんの話。なんらかの「ビョーキ」にするためのアプローチをみんな考えていて、高垣さんはご自分の専門である「脳神経」にその原因を求めようということなのかな。それはそれでいいんですが…。やはりどこかに違和感が残るんですよね。たぶん、わたしは「トランスはQOLの問題」なんだと考えていて、いわゆる「治療」とはなじまないんじゃないかと思ってるのかな。なので、後半のタイの人たちの話があまり聞けなかったのがすごく残念でした。またどこかでそちらに重点を置いた話を聞きたいなぁ。
続いて、「行政」のセッション。ですが、今日は昼休みがないので、なにかをあきらめなきゃならない&午後から3時間出ずっぱりなので、あきらめる場所はここだけです。たまたま会場から出てこられたM橋姐さんとH間さんと3人でラーメン屋さんへ。ここで燃料を補給します(笑)。
で、「子ども」のセッション。
佐々木さんの話、わかりやすい!てか、かぶってるし(;_;)。康さんの話、詳しい!ますます話す意味がなくなっていきます。で、わたし。とりあえず、ここ1年ちょいかけて調べたり考えたりしてきたことを紹介しました。で、日高さんの話。やはりトランスの話をトランス単独で考えるのではなく、セクシュアリティ全体の中に位置づけながら考える必要性をひしひしと感じました。てか、やっぱり日高さん、研修で呼びたいなぁ…。
で、中塚さんとか針間さんから質問。うーん。中塚さん、たぶん「人権教育」と「人権学習」を混同しておられるな。ま、専門外だからわからないのはしかたないんですけどね。
で、会場を変えて、今度は「教育」のセッション。わたしはコーディネーターです。3人の学校教員に話をしてもらいました。なんというか…。人権教育のプロパー的な教員とトランスのプロパー的な医療関係者や当事者関係者のギャップがここでも出てきました。
「人権教育」っていうのはアンブレラ概念なんですよね。例えば、「人権教育の4側面」なんていう話がありまして。
人権のための教育(Education for human rights)
人権を守り育てる教育のこと。教育の目的に焦点を当てた概念。
人権としての教育(Education as human rights)
「教育を受けること自身が人権である」という観点に立って、教育機会を奪われてきた人達に教育を保障することを意味した概念。
人権を通じての教育(Education in or through human rights)
人権教育はその学習過程そのものも人権が守られた状態で展開されるべきことを述べたもの。
人権についての教育(Education on or about human rights)
人権について教えること。狭義の「人権教育」とされている。
で、人権教育のプロパー的教員は、これをどこかで感じながらとりくみをしている。でも、専門外の方はたぶんこんなことはあまりご存知ない。
コーディネーターとしての反省点は、そこをつなぐことを怠ったことかなぁ。でも、発言の時間を極力保障したかったからなんですよね。
難しいわ…(;_;)。
で、「臨床心理士」のセッション。と思ったけど、新聞の取材とかなんだかんだで最後の方しか話を聞けず(;_;)。これ、メッチャ興味があったんだけどなぁ…。
てことで、学会は終了したけど…。