今年の勝負は?

今年も職場の健康診断の日がやってきました。とりあえず、列の先頭に並んで、さっさとすます作戦です。まずは受付。なんか、今年はVPNを使うみたいです。みなさんタブレット持ってピコピコやってます。うーん。てことは
書類上の性別→検診表の性別→データ上の性別→画面上の性別
というふうになるわけですね。で、そうなると、「見た目の性別」よりも「画面上の性別」を優先する可能性が出てくる。もっと言うなら「わたし」を「わたし」と扱わず「単なる(画面上に記載された性別の)人(物体)」として扱うことになるんじゃないかなぁ。そういうの、いやだなぁ。だって、「gender expression」や「gender identity」が無視されるわけですからね。
で、やはりそういう場面は出てきました。なにせ、ほとんどこちらは見ずに、すんごい機械的にわたしを扱うんですよね。そして明らかに「画面上の性別扱い」をしています。ちなみに、画面上に性別が出ない検査項目とか、そもそもタブレットがないところもあって、そういうところでは「gender expression」や「gender identity」で扱われてました。

もう、「transgender」がなにに困り、なにに傷つくかというと、「assigned gender」と「gender expression」や「gender identity」の間の「incongruence」だということが経験できましたよ(笑)。

さすがにしんどい・玖伊屋

朝、何度か目覚ましに起こされましたが、起きたくないです。とりあえず、ダラダラして、9時半頃にしかたなく起きました。が、朝ごはんを食べて、またまたおふとんへ。とりあえず横になって、昨日のフィールドワークの中身を思い出しながらブログの更新。
それにしても、写真がたくさんあるときついですね。

夕方4時くらいに出発。とりあえず「おたふく」で、いずみちゃんと合流です。こないだのイベントの中身を振り返ったり、その後の話を交流したり。

で、玖伊屋です。
今日はさすがにしんどいので、何をする気も起こりません。なので、スタッフのYえさんに完全に任せてしまうことにしました。
そうこうするうちに、眠くなってきたので横になったら「ベッドで寝たら」という極めて正しい指摘があったので、それに従うことにしました。そしたら、あっという間に爆睡しました。

感謝デー

朝起きると「めんどくさいな」という気持ちになりました。なにせ、子どもたちが「文化祭のとりくみしたいから来てくれ」と言ったもんだから、出勤しなきゃなりません。でもま、どうせ合宿で使った機材をなおさなきゃならないので、行かなきゃならないんですよね。ま、順番は逆ですけどね。
てことで、車で出勤。そんなに道は混んでません。まぁ、まだ盆明けすぐですからね。
で、出勤。すると、なんだかいろんな仕事が待ってました(;_;)。なので、ひたすら雑務。ちなみに「来てくれ」と言った子どもたちは来ません。まぁ、予想通りです(笑)。
で、昼になったので退勤。車を家に置いて、再びスタートです。向かうは滝井です。
まずは診察室。この夏の報告なんかをお互いしたりして、特に何もなく終了。まぁ、診察室以外でも会ってるからなぁ。で、10月と12月の予約もしちゃいました。
続いて「まんまるの会」です。なんでも、今日は「感謝デー」だとか。はじめはどこかのお店に行こうという話もあったのですが、それもめんどくさいので、焼肉にしようかなと。てことで、自転車に乗ってお肉屋さんへ。むむむ、焼肉用の肉は350円と760円。どうしようかと迷うヒマもなく350円にしました。当然ですね。お肉屋さん、一緒に行ったトランス男性に「女の子か?」とか「お母さんの買い物の手伝いか?」とか爆弾発言しまくりです。お店を出て、ふたりで爆笑しました。
で、お楽しみの焼肉です。ふだんはあまり食べられないけど、今日はなんとなく食べられるのがこわいです。いったいどうしたんだろう。お肉のおともはウェールズのビールです。濃いぃわo(^^)o。そして、赤ワインへと移行。で、酔っ払うと案の定、なんか、わけのわからんことを話しはじめるのはいつものことです。きっとうざいやろなぁ。
で、9時に終了。後かたづけが終わると10時。少し早めに帰れるかな…。
家に帰ると絶不調。ヤバイ…。

3丁目

で、向かったのは名桜大学
と、道中、一本のメールが…。
「台風の影響で7日のお座敷は中止」
ありゃぁ。でもまぁ、台風には勝てません。急遽、明日出発の関空行きのjetstarを押さえてしまいました。よく座席があったな。
で、名桜大学到着。
ここに「語れない想いのBar」というのがあって、その活動の一環として「3丁目」というのがあります。今日は、その話しあいの場所に乱入です。というか、わたしが行くのでやるという説もありますが。
学生のみなさん、試験中・実習中にもかかわらず、とにかく用事が終わって駆けつけたという感じで、はじめは10人いるかどうかだったのに、最後は20人ぐらいまで増えて、座れるのか?という状態でした。
話の方もおもしろかったです。はじめは「セクマイについてのピアエデュケーションの講座を聴いた時、まわりの人が「知識を得ることで理解できる」みたいなことを言っているのを聞いて怒りがわいてきた」みたいなネタを投下してくれた2年生がいて、そこにみんながくらいついていきました。さらに「受け入れる」みたいな言葉が出てきたので、ここぞとばかりにわたしも「「受け入れる」という言葉でいいのか?」みたいな燃料投下をして、そこから延々と話しあいが続いたりして。
ちなみに、3丁目は、別に結論を出すとかどうとかいうことではなく、safetyな場でdialogueをするということがコンセプトなので、こんなのでいいんですよね。
で、2時間ばっかの話しあいの時間はあっという間にすんで、ここからはお楽しみの呑み会です。向かったのは「やんばる酒場・ななまる」というお店。ここで、みんなで呑んでしゃべって、楽しい3時間を過ごして、ふたたび話しあいをした合宿所へ。
でももうわたしはフラフラです。ほんの少し水分補給(笑)をしたら、そっこう爆睡したようです。
まぁ、そんなもんだな。

うまくいったのかな…

朝、とりあえず出勤です。職場に行けるときは行っておかないと、たぶん職場の人に忘れられちゃいます(笑)。
職場に着いたら、あちらこちらとの連絡開始です。そんな中、ニュースが飛び込んできました。このニュース、「ツール」としてつかってくれたらうれしいなと思いながら取材をうけたものです。と、さらにメールが!とある小学校の宿泊学習で、gender identityに従った部屋の使用が認められた!やった!我がことのようにうれしいけど、実は当たり前のことなんですよね。さらに、とある高校に制服についての働きかけがはじまったという連絡も!なんか、すごい1日です。
さらに、教職員研修の講師のこととか、10月のフィールドワークのこととか、メッチャクチャ動きました。

で、大阪府南部のとある町へ。今日は保幼小中の教職員研修会です。中身はミッション2。さてさて、どうなるかな。
とりあえず、最初のあたりのネタで爆笑しておられる方がいらっしゃるので、つかみはOKのようです。が、途中から、みなさんの顔が真剣になってきました。これはヤバイ。そんなに真剣に聞かれても^^;。
それでも、与えられた2時間を全力で飛ばして、なんとかかんとか終わることができました。担当の教頭とさんが「きっと今日のビールはおいしいですよ」って言っておられたので、できはよかったのかなo(^^)o

帰りにちょいと木津中学に行って教頭さんを驚かせようと思ったけど、タッチの差で帰っておられたみたいで、残念!

変化

今日は夕方から用事があるけど、そこまではなにもなし。なので、読書でもしようかと、かつて修理したデッキチェアを持ち出して、『フーコー』なんぞを読んだりしました。たぶん、原作は難しいだろうけど、解説本はとてもおもしろい!なので、このおもしろさをもとに、原作を読もうかなと。
で、夕方の用事へ。今日の用事はとある新聞の取材です。基本的にはstn21についての取材でしたが、セクシュアルマイノリティ全般にわたる内容、それも、子どもたちについてだけではなく、教職員当事者の処遇にまでわたる内容について話しをすることになってしまいました。
てか、そんなん、わからんがな(笑)。
それでも、可能な範囲で話をしていたのですが、結局どこに行くかというと「シスジェンダーの人間が保障されている権利をトランスジェンダーにも」「異性愛者が保障されている権利を同性愛者にも」という、ごく当たり前の、でもドラスティックは話しか出てこないわけです。つまり、小手先の「対応」なんて、いくら積み重ねてもアカンということです。
なぜ自分がこんな発想をするようになったのかなぁと、あらためて考えてみると、このシンポジウムに至るさまざまな思考かなぁ。で、その原点は「「国際障害者年」連続シンポジウム 「当事者」って何だろう!」だったんじゃないかなぁ。そう考えると、やはり運動の蓄積と継承ってすごく大切だなあと思うのです。
てことで、言いたい放題話をして、最後に「写真を撮っていいですか?」と言われたのですが、記者さん「そのTシャツ…」って言われます。「何がアカンのですか?」と答えたのですが、どうやら「Anti Facist」があかんらしいです。「でも、ファシストは民主主義の敵だし、この社会が民主主義であるなら当然の主張だと思うのですが(笑)」と答えてみたり。まぁ、苦労して写真のフレームを考えておられました。
その後、いろいろ迷った末、角打ちに行って、軽く総括。

それにしても、ただひとつ不安要素が。あの「とある新聞」ですが、文科省教育委員会も愛読しているはずで、そうなると、あの記事、デスクの方がボツにする可能性があるんだよなぁ(笑)。

kgnの市民フォーラム

朝、とにかくしんどいです。でも、今日は昼から関西GIDネットワークの市民フォーラムがあります。杉山文野さんと佐藤かよさんの対談です。行かねば…。
ということで、またもや大阪です。
昼前に会場に到着。あまりにもお腹が減ったので、コンビニでとろろそばとさんぴん茶を買ってもぐもぐ。にしても、みなさん「いつきさんにお茶は似合わない」って、なんやねん。わかってるけど。
そうこうするうちに、参加者の人たちが来られたわけですが、知ってる人だらけです(笑)。ま、そりゃそーでしょう。あまりにも豪華なメンバーですからね。
で、定刻を少しまわったあたりで市民フォーラム開始です。まずは杉山文野さんの話。なるほど、うまいなぁ。わたし、基本的に当事者の講演を聞かないタイプです。なので、他の人がどんな語りをするか知りません。で、昨日の自分のお座敷芸と比較すると、芸風は真逆とも言えます。もちろん、それぞれがそれぞれの意図とか戦略を持ってやってるわけですから、何が正しいというわけじゃないのですが、あらためて「これがメインストリームの語りなんだな」と思いました。まぁでも、メインストリームがあるからこそ「サブストリーム」があるわけで、しかも、サブストリームがあるからこそ「幅」が出てくるわけで、それはそれでええかなと。でもまぁ、ニーズがどこにあるかはよくわかりました(笑)。

続いて、佐藤かよさんとのトークです。かよさん、細い!長い!隣に座ってるSかいさんと「内蔵、足りひんのとちゃう?」とざわめいてしまうほど細いです。で、トークスタート。とんがってますね。なんかもう、「決めた」という感じがあってすごいです。4年前の「(たぶん)講演デビュー」のころとはずいぶんと違います。なんか、言葉に躊躇がない。たぶんかよさんの変化はもちろんだけど、社会も変化してるんだろな。でも、そのぶん遠くに行った感じもしたかな。まぁ、世界が広がれば、他者との距離も遠くなるので、当然といえば当然ですがね(^^)。
てことで、2時間のトーク、終了です。

で、会場を簡単に片づけて、あとは打ち上げです。いつものビアホールに行って呑んで、さらに時間があるのでとあるホテルのバーに行って呑んで、気がついたら10時半やんか!やばい。帰れなくなる!

イベントとか定例の会議とか

お昼ごはんは学食で食べたりします。
で、午後のイベント会場に移動。「SOGIの多様性と学生支援について」です。
これ、なんとなくわたしもかかわってたからなぁ。で、会場に入ると、なぜか学生課の人たちが満面の笑みで迎えてくださるのですが、わたし、学生やし(笑)。てことで、なぜか登壇者控室に放り込まれて打ち合わせ風景を見せてもらったり。で、わかったことは、どうやらフロアから発言をしろということらしいです。

で、会場へ。
中に入ると、Iっぽ&Kんちゃんが真ん前に陣取ってます。なので、わたしはその後ろに座ることにしました。そうこうするうちに、人が増えてきたのですが、なんかもう、知ってる人がわんさかいて、笑っちゃいました。にしても、まさか「めばさん」まで来られるとは…。
で、イベント開始。
まずは、この間の経緯を簡潔に説明されて、行政も背景を説明されて、その後基調講演です。
なるほどな。ICUって、そんなことしてるんだ。すごいな。でも、そんな中でも「切り捨て」もあるんだな。難しいですね。「その人がいないとできない」ことの重要性と「その人がいなくてもできる」ことの重要性は、実は「やること」が進めば進むほどバランスがとれなくなるんですよね。そんなことを考えたり。
で、後半のシンポです。
関西学院大学のとりくみとか、大阪大学のとりくみとかを聞きながら、フロアからの発言の内容を必死で考えます。そういや、こないだもこんなことあったな。まぁ、勉強になります。
とにかく話を聞きながら、キーワードと疑問点を抜き出して、そこに自分の問題意識や専門性をからめる。大切なのは、自分の主義主張をぶつけたり、さらには正当性の主張のために否定したりするのではなく、発言にからめてそれをふくらませたり、新たな観点を提出したりすることなんですよね。そうすることで、論議が広がるんてすよね。でも、そのためには、「そこがつながる?」ってほど遠いものを引っ張ってこなきゃならないこともよくあって、まぁなんというか、頭の中に投網を放る感じですね。
でも、おかげさまで、何点か自分なりに論点を出すことができて、それを話すこともできました。ほっと一息です。
ちなみに、シンポの詳細はこれとかこれを見ればわかるということで(笑)。

その後、みなさんで近所の蕎麦屋へ。シンポジストのみなさんはお蕎麦を、フロアのわたしたちはビールを呑みながら、さらに「その先」の論議をしたりして、なんか、かなり深まった気がしました。
ちなみに、内容はここですね(笑)。

で、夕方に梅田に移動。Kうさんと合流して、少しだけガソリン補給して、恒例の会議に向かいます。
議案書を見ると、「少な!」と思ったので、少しだけしょーもない話もしたりしました。それでも会議は1時間で終了。
その後、これまたいつものお店で晩ごはん。いつもよりゆっくりといられたので、その分だけ話もお酒も深まるというものです。
おかげさまで、家に帰ったら0時過ぎ。でも、パートナーから「早かったやん」と言われるのは、いったいなんでだ?

今年も災難

朝起きると、なにがなにやらわかりません。とりあえず、スマホを見つけてみたのですが、なにやら様子がおかしいです。湿っています。どうやら、前日に溶けた氷に浸かってしまったとか。あかんやん。
しかたないので、いろいろ教えてもらいながら、ジップロックと乾燥剤を探して、1日放置することに。
あとは、なにをしてもどうしようもないので、スマホなしで一日過ごすことにしました。まぁ、それはそれでいいかな。
とりあえず、8時になったのでビールです(笑)。子どもたちは起きた順に海にいったりして。そうこうするうちに、朝ごはんをつくってくれる人がいたりして、座りしままにごはんとビールです。Kうさんは片づけをはじめられますが、どうにもやる気が起こらないので、そのままダラダラジンを飲んだりして。と、Sょうこさんも起き出してこられて、ジン仲間です。ほんとにダメ人間です。それでも昼をまわったあたりでようやく片づけもしなくちゃならんなといことで、片づけはじめたりして。
で、記念写真をとって、2時前に撤収です。
さてと、電車組はどう分乗するかな。さいわい、Nほさんが来て下さったので、わたしの大量の荷物とわたしの身体はNほさん号に載せてもらいました。途中、2年前の事故現場でいつものように昼ごはんを食べて、そのまま京都へ。
諸事情で東九条に行って、さっくりと用事をすませて、再びNほさんに乗せてもらっておうちへ。
ほんとはシャワーを浴びたかったけど、そんな体力もなく、とりあえず炭酸水を2杯呑んで倒れてしまいました。
そりゃ疲れてるわ。呑み疲れ(笑)

今年もキャンプだ!

今日〜明日、恒例のトランスジェンダー生徒交流会のキャンプです。まぁ、恒例と言っても、まだ3回目ですが、3回やれば「恒例」でもいいかなと。それにしても、思えば1年目は大雨と大出血がありました。去年は、なぜかそのまま九州に行きました。で、今年はなにごともありませんように。
今回は、新たに関東からも参加される方がおられます。そんなこともあって、今年は電車組がけっこういます。なので、京都駅に集合してとりあえず特急の自由席を確保。完全に満席です。さすがは3連休初日です。早めに並んでよかったよ。最寄りの駅に着いて、とりあえず外に出ると、たまたま知りあいがおられて「送ってあげるよ」って、マジですか。ということで、ご厚意に甘えることに。
キャンプ場に着くと、なぜかわたしたちが一番乗り。しかたないので、勝手にキャンプ場を開けてしまったり。でも、そうこうするうちにみなさんやってきて、少しずつ賑やかになっていきます。もちろん子どもたちは速攻海に直行です。大人はもちろんビールです。5時になったらカヌーが出せるので、みんなでカヌーを持って海へ。わたしはAちゃんとペアでカヌーに乗ったのですが、せっかくなのでひっくり返したり(笑)。海から帰ってきてシャワーを浴びようと思ったけど、なかなか順番がまわってこないので、しかたなしに水のかけあいしてはしゃいでみたり。子どもですな。
夕方前になると、「そろそろ晩ごはんをつくろうか」となります。今回わたしがつくるのは鶏のもも肉のスモークです。といっても、うちの上の子どもが仕込んでくれたのをスモークするだけですけどね。ちなみにKうさんはローストビーフです。
と、Hがしさんが来られて、すいか割り。みんなでわいわい割っていたと思ったら、すいかの種飛ばし競争が始まりました。ちなみに、的になったのはレインボーフラッグです。やるな。
暗くなると、本格的に晩ごはん。メインはサムギョプサルです。なにやら向こうで焼いておられますが、こちらでは関係になしに大人は酒を飲み続けています。ジンリッキーを呑むわ、ブランデーを飲むわ、もうムチャクチャです。
てことで、気がつくと倒れていました。
きれいな写真はHがしさんがレポートしてくれています。
これとかこれをごらんくださいな。

その後、こんな会話をされたとか。感謝だなぁ。