「LGBTの子どもたちが過ごしやすい学校をつくろう!」

起きたのは8時すぎ。5時間睡眠。もちろん眠いです。が、まぁ、なんとかなるでしょう。
まずは多度津に行って酒蔵開き(笑)。
そうか、あのタンク一本で5万本。

一生かかっても飲みきれないな(笑)。
で、おみやげにワンカップ酒粕をもらって、今日のお座敷会場に移動。
機器の設定をすませたら、当然うどんです。頼んだのは温玉ぶっかけの冷。

かき揚げはいらんかったな。おなかいっぱいです。

で、学習会開始。
まずは、主催者関係の人による現状についてのレクチャー。「10分で」と言われてるのに20分ほどしゃべられたのは、中身が濃すぎるからです。てか、あんなにしゃべられたら、わたしのしゃべるぶん、ないし(笑)。
とは思ったけど、いざマイクをもらったら離せないのは教員の悲しい性です。きっちりしゃべりました。
が、子どもの作文出して拍手もらったのははじめてです。高松の人たち、どんだけノリのよさと優しさを持っているはるねん。おかげさまで、ものすごくしゃべりやすかったです。
が、「もう少しゆっくり」というフリップを出されたのははじめてでした。すみません^^;;。
わたしの話のあとはワークショップ。なかなか盛りあがっておられたけど、わたしはクールダウンです。
さてと、続いて懇親会だ。

今年も呼んでもらった

午前は職場であれやこれや。時間が来たところでさっくりと脱出。一路滋賀県へ。今年もK西中学校の3年生のお座敷に呼んでもらえました。
ここ、何年くらい来てるだろ。毎年この時期に「3年生の最後の人権学習で話をしてほしい」って呼んでもらってます。まぁいわば「トリ」ってことですか^^;;。なので、それなりに緊張します。
話しはじめると、はじめはみんなキョトンとしてます。でも、徐々に話の中に入ってくれる子が出てきました。もちろん入らない子どももいるわけで、それはこちらの問題です。
子どもに話をする時は、最近は別メニューにすることにしています。ふだんの話は2時間くらいかかるから、長過ぎます。なので、構成をイチから組み替えて、力点を置くところも変えてます。でも、まだまだ不慣れだから、こなれてないです。まぁ、こなれるときが来るとも思えないですけどね(笑)。
てことで、手応えがあるところもあるけど、少し間延びしたところもあって、聞いてくれた子どもたちには「ゴメンナサイ」です。でも、伝えるべきところは伝えられたんじゃないかなぁ。
子どもの次は大人から相手にミニレクチャー。でも、なにをしゃべればいいんだ?よくわからかないので、苦しい時の「質問頼み」です。「なにか聞きたいことは?」って質問して、出てきた言葉を拾いながら、大幅にふくらますという形でやりました。
なんか、お茶を濁しただけのような気もするし、でも、自分の問題意識の最先端を話せる気もするし、まぁ、これはこれでいいかなぁ。

ダブルヘッダー再び

今日の午前は北摂のとある市でお座敷です。ここ「3ヶ年計画で」って言われてて、でも「そんなん、ないやろ」と思っていたのですが、ほんとうに3ヶ年計画らしく、今年も声がかかったと。
会場に入ると、なんとなくやりやすそうな人とやりにくそうな人が混じってます。とにかく、ガスファンヒーターみたいな勢いで場を温めてみました。まぁ、半分成功かな。そこからは、とにかく小さな笑いを拾い集めて燃料にしながら話するという、なかなかな感じですすみました。
にしても、前に話をしたのはクリスマスイブ?すでに1ヶ月経過しています。なんか、途中でネタが飛んだような気がしたり、でも飛んでなかったことに後で気づいたりしながら、なんとかかんとか2時間しゃべりまくりました。
でも、終わってから前に来られたみなさんの顔を見てると、それなりに楽しんでいただけたかなという気もしたりして。まぁ、前に来られる方は楽しまれた方だからという説もありますが、そこはポジティブシンキングです(笑)。

午後は播磨地方の小学校へ。ここは、お友だちのTちばなさんという方が勤務しておられます。
こちらは教職員+PTAの方。狭いランチルームにビッシリです。実は、こういうのがいいんですよね。笑いが変に反響しない^^;;。てことで、かなりウケました。てか、Tちばなさんの笑い声もさることながら、PTAの方の笑顔がすごく力になりました。
てことで、こちらは1時間半ほどしゃべりまくって終了。

今年最後のお座敷は

朝、とりあえず出勤です。で、赤点とった子らの勉強会。とは言え、勉強するのは子どもたちです。結局「いるだけ」になりました。まぁ、それでいいのです。

で、昼前に職場を出て、大阪府南部へ。途中、無鉄砲で昼ごはん。天一の濃さとはまったく違う濃さにとまどったり…。
で、到着したのは河内長野市です。
今日はここの中学校区の研修会。実は夏に頼まれていたのですが、死にかかった関係で、ここまで伸びてしまいました。にしても、クリスマスイブになってしまい、すみませんすみません。
ちなみに、ここのある学校では、すでにとあるクリニックの臨床心理士Y野さんが来られていてて、いまさらなにをせいと…。でもま、呼んでいただけるなら行かせていただくわけです。
会場の図書室に入ると、みなさんの「仲いい空気」が伝わってきます。これは、笑いがとれたらとてもよくなるな。でも、失敗したら目もあてられんな。
で、話しはじめたら、これがよく笑ってくださいます。これはうれしい!なんか、うれしいとしょーもないネタを振ってしまうわけで、そのネタに反応してもらえたら、またまたネタを振ってしまう。ヤバいスパイラルになりそうなので、少し自重。ほぼほぼ時間通りに終わることができました。
が、そこから質疑応答がガッツリ返ってきます。時間、ええんですか?でも、振られたネタには返しが必要です。てことで、終了は5時すぎ。
いや、いい時間を過ごさせてもらいました。今日のビールはうまそうだわ!

そんなに心配しなくても

今日は朝から兵庫県のとある高校で生徒さん対象のお座敷です。
生徒さんって、はまるときははまるし、そうじゃないときはシッチャカメッチャカだし、かなり反応は極端に振れます。さて、今日はどうかな。
担当教員の方は「うちの学校整列に時間がかかるから」って言っておられて、まあ、その時点で、「きっとなつこい生徒さんたちなんやろな」って想像がつきます。
で、お座敷の時間。たしかに、スパッと整列するわけではないです。でも、出欠確認は生徒さんがやってるし、なかなかえらい子らです。ちなみに、整列の時に「服装をただして!」とかやっておられるので、ますます親近感がわきます。
で、お座敷開始。
笑いは起こらないのですが、たぶんそれは「笑っちゃいけない感」があるだけとことで、あちこちで笑いをこらえてる姿が見えます。これはいい感じです。
教員のみなさん、子どもたちの間を巡回して、ところどころで生徒さんに注意をしてくださってます。でも、全体的にとても静かに話をきいてくれていて、ところどころで反応もあって、すごくいい感じです。なんか、安心して話ができた1時間ちょいのお座敷でした。
終わってからも生徒さんが何人か話をしにきてくれて、中には各種カミングアウトがあったりして、とてもいい感じでお座敷を終えることができました。

正直に言ってくださること

今日の午前はT槻でお座敷です。大阪医大のお膝元のこの街(笑)で、はたしてうまく話せるのかな。というより、昨日の呑み会の影響で眠いのなんの。
てことで、少々テンション上げ気味で話してしまいました。でも、2時間もらっていたおかげで、ネタもそこそこ入れられたし、それでも10分ほど質疑応答の時間がとれたし。
てことで、質疑応答開始。
最初の方の質問がおもしろかった。
同性婚を認めたら、子どもがほしい同性カップルが出てきて、その同性同士では子どもがつくれないからAIDが必要になる。そうすると、そこでできた子どものアイデンティティが失われる。このようなことは倫理的に問題なので、同性婚を認めてはならないと思うが、いかがお考えか?」
というものでした。
まわりの人はざわついています。まさか、性の多様性みたいなテーマの学習会で反同性婚な意見が出てくるとはね。
さて、どうするかな。

先ほど言ったように、世界がもしも100人の村だったら、現在はそのうち90人にしか結婚する権利が認められてなくて、10人は結婚できない。で、同性婚を認めようと認めまいと、この10人はいます。で、同性婚を認めるってことは、この10人にも結婚する権利を認めるってことです。だから、もとからその権利を持っている人にはなんの影響もありません。
それから、AIDの問題は異性愛カップルにも同様のことがあるので、同性婚とはわけて考えなきゃならないことです。
さらに言うなら、例えば異性愛カップルであっても育児放棄みたいなことが起こっています。例えば同性カップルで子どもがほしいけど結婚という形態がとれないために子育てがしにくいというような状況がある場合、同性婚が認められたら子育てをしやすくなります。つまり、この場合、同性婚を認めるということは「親を増やす」ということになるので、その分だけ社会全体の受け皿が増えることになり、異性愛カップルの負担が軽減されます。
つまり、多様な家族のあり方を認めることは、社会全体がハッピーになるってことなんです。

てなことを話しました。
すると、質問者の方は首をひねっておられましたが、まわりの人はヘッドバンギングしておられました(笑)。
でも、こうやって空気を読むことなく質問をするって、とても大切だよなって思いました。なぜなら、同じ方向向いてる人ばかりが集まっても、学びが少ないからです。わたしも、その質問を受けた時どう返すかはとっさに考えたし、きっとまわりの人も「どう説明したらいい?」って考えた。なぜなら、次に同じ質問をされるのはまわりの人かもしれないからです。そんな中での質問。だからこそ、わたしの返しに「なるほど」と納得してもらえたとしたら、それはとても大切な学びなんだと思います。
もうひとりの質問者も
「自殺させたくない」
って熱い思いが伝わってくる話をされて、それに対して
「自殺を強調しすぎるのもどうかと。もちろんそういう思いを持つ子もいるでしょうが、そうじゃない形で顕在化しない子もいる」
なんて話をしました。そもそも、自殺念慮を誰がつくっているかというと、基本的には社会なわけです。なので、「支援じゃなくて、社会が変わること」が必要なわけです。自殺を強調し過ぎると、「(緊急的な)支援の必要性」に論議が流れる可能性がある。そんなことを話してたら、12時をあっさりオーバーです。
そろそろ終わらなくちゃね。

中学生にはやはりキツイかな^^;;→でも、きっとなにかは伝わっている

朝起きたら9時半。でも、まだまだ寝られそうです。もっかい寝ようかとふと思いましたが、思いとどまりました。だって、あとがえらいことになります。
コーヒーを飲みながらK村さんとしばし話。そうか、大分もたいへんだなぁ…。
で、温泉に行って、昼ごはんを食べに行きました。行ったお店は「気楽里」というところ。山の中にあるすてきなお店です。ランチを頼むと…。

お味噌汁の味噌は手づくりだとか。すごくあっさりとしています。
なんでも、このお店、定期的にピザ焼きの会をしてるとか。また来たいなぁ。

で、お座敷会場へ。
今日は地元の中学生と保護者合同の人権教育研修会です。どうしようか、かなり迷ったけど、温泉の中で「いつものパターン」でいくことに決めました。さてさて、どうなるか。
はじめは緊張気味だった子どもたちも、途中からガッツリ笑ってくれました。
てか、きっと「結局、なんの話だったんだ?」って思ってるだろうなぁ(笑)。でも、それでいいのかもしれません。京都から変な人がやってきて、なんか「笑え」とか言ってたと。それで人権講演会だったと。なんとなく「これでいいのか?」的な疑問が残ったとして、それもまた「余韻」なのかもしれません。

聴く人の力

朝、一通のメールが…。
「午前中に原稿ね」
とのこと…。無理です(;_;)。
でも、そんなに量は多くないし、半分以上できていたので、授業の合間を縫って、なんとか原稿を渡したり。
で、午後の授業もこなして、子どもたちと同じ時間に下校。今日は夜に四日市でお座敷です。
近鉄特急の豪華な旅を終えて、お座敷会場へ。今日の会場は、公民館の和室です。お座敷の前には地域の放送で宣伝が入ります。いや、音、メッチャでかいし。そんなに宣伝せんでええし。
会場に着いてしばらくしたら、なんか、続々と来られます。これはたいへんです。どうなるんやろ。
やがて、和室が満員。和室の満員は、洋室の満員のはまったく違います。メッチャひしめきあって、熱が入ってます。この人らを笑わせられるのか(←なんか違う)。
ところが、つかみからいきなり爆笑して下さいます。これはいけるかなo(^^)o。そこからあとは、なんだかネタにものすごく敏感に反応して下さいます。
考えてみると「ネタに肥えてる人」ばかりだと、確かに高度な笑いは追求できるかもしれませんが、「庶民的な笑い」が成立しないのかもしれません。で、お笑いトランスのはしくれとしては、「庶民的な笑い」でなんとかしたいのですが、「高度な人々」だと成立しない。もしかしたら、それはそれで不幸なのかもしれません。
まぁ言うなれば、高級料理しか「うまい」と思えない人より、O将のギョーザが「うまい」と思える人のほうが、もしかしたら「うまい」と思える回数が多くて、その分幸せなのかもしれません。
てのはひどいかな。
でも、ほんとうにみなさん、とても楽しそうに聞いて下さいます。人によっては、ネタをふる前にネタに気づいて「先行的笑い」をしちゃう人がおられて、それはそれでかなり高度だなと。
そんなこんなで、予定の1時間半を一〇分オーバーして、なんとか終了。いやぁ、聴く人の力は、わたしから力を引き出してくださるんだと、あらためて思いました。

不思議な出会い

とりあえず、午前はサックリと試験カントク&出題の巡回。書類をつくったり採点したり。生徒が「ちょっと相談があるんですけど、いいですか?」なんて言ってきてくれて「いいよ」ってヒマそうな顔をするのがわたしの本務です(笑)。

で、昼ごろに職場を出て、電車に乗って、ちょっと東へ。さらに電車を乗り換えて…。メッチャローカル線です。車窓からの風景がとても好きなんですが、気がつくと寝てました(笑)。てか、あやうく乗り越すところやし。
で、着いたところは水口。実は職場から車で来たほうがはるかに早いのですが、やはりここは電車です。
今日はここの教職員研修。なんでも、小学校から高校まで来られるそうな。
滋賀県は、なんとも不思議な感じなんですよね。たぶん保守的な人はたくさんいるんだろうけど、反差別な人もたくさんいます。たぶん「保守」であることと「反差別」であることは相反することではないんでしょうね。というか「革新」であることと「反差別」であることもまた同じではないのかな。わかんないですが(笑)。
なので、担当の方々と話をしていると共通の知人友人がいっぱい出てきます。
「K原さんがね」
「あー、悪いヤツですね(笑)」
「H田さんがね」
「あー、またまた悪いヤツですね(笑)」
という感じです。ま、わたしも悪いヤツです。

てな感じで話はじめたのですが、いかんせん、眠い。眠気を振り払うように話します。が、エンジンがかからない。
でも、たぶんそれくらいのほうがいいんじゃないかという気もします。フルスロットルで話をすると、どこに行くかわかりません(笑)。
てなことで、笑いも少し少なめです。ちょっと悲しい。さらに、必殺技も時間の関係で、さほど効果を出す前に会場を出なくちゃならなくなって。
これはあかんなぁと思っていたら、帰りの駅までの道を送ってくださったおふたりがメッチャおもしろい人でした。なんだかんだと話をしているうちに、電車にも間に合わないことがわかって、30分ばっか時間が余ることが判明。
「ビールでも飲みますか」
「わーい、そうですね」
ということで、コンビニでビールを買って、駅のベンチでダラダラ呑み。こういう外呑みができる人に悪い人はいません。なんか、またお友だちの輪が広がった気がしました。

マイナーチェンジ

今日は徳島の人権教育担当の人たちへのお座敷です。完全な同業者です。うまくいくんだろうか。
とりあえず、K野さんの家をのんびり出て、まずは温泉です(笑)。で、うどん。うまい!K野さんの言われるところによると、最近のさぬきうどんのトレンドは「グミ系」だけど、このお店のうどんは「昔ながら」なんだとか。
で、会場の高校へ。
実は、昨日のお座敷で「第3コーナー近辺」の内容を少し変えました。ただ、電車の中でスライドを変更しようとしていたんだけど、画面のバックライトがつかなくなったので、会場に着いてから液晶を直して、そこから突貫工事で作業をしたので、少しつながりが悪かったみたいです。なので、今日はそのあたりを調整してトライって感じです。

会場に集まってこられた方は、やはり同業者です(笑)。中には知り合いもいて、少し気分は楽になりました。が、なんか、身体が疲れてるからかな、少し自分のノリが悪い。それを振り切るためには自分の中のスピードをあげるしかないです。途中からなんとかなりはじめました^^;;。
話し終わってからの質疑応答の時間。みなさん、慎み深いのか、なかなか質問が出ないのですが、でも、質問がないわけじゃなくて、出すために少し時間をおいておられるのかな。そのあたりは京都とはずいぶん違います。
てことで、約2時間半のお座敷終了。

帰りのバスに乗るべくK野さんの車に乗りこんだら、疲れがドッと来ました。これはヤバイです。クールダウンが必要です。てことで、ラーメン屋に行って、軽く燃料補給。
バスの中ではウトウト。
家に帰ると9時。
青森からのおみやげが着いていたので、ホタテの処理をして、ひとくち食べて。
うまい!
たまらんなぁo(^^)o