2連発

朝、日射しと暑さで目が覚めました。そうか、この部屋は東向き。しばらくふとんでもがいてましたが、とりあえず起きることに。まぁ、しかたないです。
昨日は朝走ろうと思ってたけど、そんなことができるはずもなく。しばし台所とふとんの間を行ったり来たりしてました。
で、10時前にとりあえずA井さんとスタート。お買い物です。まずはかみはやしハム。A井さん「あいてた!」と大喜びです。中に入ると燻製のいいにおいがします。ここでA井さんがお買い物。続いて向かうは又作です。ここの名物「ポークウェーブ」がお目当ての商品。と、途中に「日本経済新聞」から電話です。御茶ノ水大学関連です。わたしの受け答えを聞きながら、となりでA井さん爆笑しておられます。
たぶん、みんな「トランス女性は見たらわかる」って思ってはるんでしょうね。でもまぁ、たいていは見てもわかりませんよ。特に若い子らで、しかも女子大に行きたいと思うような子であればね。さらに、たいていみんな、あえて混乱させたいとは思ってないです。だって居心地悪くなるもん。それが現実だと思うのですが、みなさん想像力がたくましいんでしょうね。
で、又作でポークウェーブをゲット。いやぁ、お店の人、いい人だ。
で、再び村上市内に帰って酒屋さんを探します。目指すは大洋盛です。なかでも「紫雲」は村上市内でしか買えないとか。てことで、これもゲット。最後に向かったのは鮭乃蔵。塩引き鮭が吊ってあります。

ここで、「ちゅう」とか「ルイベ」をゲットです。
で、今日の会場の高校に向かいました。とりま、体育館でセット。会いたいと言ってくださる生徒さんがいたので、体育館の端でしばし話。そうそうA井さんを紹介しなきゃ。交流会につなぎましょう。
で、いったん離脱して悠流里へ。食べるのはもちろん「はらこ飯」です。

うま!
で、再び会場の体育館に行って、プレゼンの最終チェック。やはりスライドを足してみましょう。
そんなこんなをやっていると、開始時間が来てしまいました。
目の前には全校生徒300人以上。さらに教職員とPTAのみなさん。
基本的には生徒バージョンは笑いが少ないんですよね。そこが難点なんですが、まぁしかたないか。でも、笑いのない中、みんな真剣に聞いてくれています。まぁ中には寝てる子もいるけど、もしかしたら寝てるように見せているだけかもしれないので、それはそれでええかなと。
今回足したのは、かつて書いてくれた子どもたちの作文です。少し引用が長すぎたかな。でも、やはり作文には力がありますね。てか、あの子ら、ようあんな作文書いたなと。
そんなことを思いながら、なんとか80分のお座敷終了。
その後、少し教室をのぞかせてもらったり。
続いて小一時間の教職員研修です。みなさん、先ほどの話を聞いてくださっているので、その続きからです。ただ、あまりにも時間が短いです。なので、超特急で話をして、あっという間に5時になりました。

で、急いで飛行場に向かって、フェアウェルビールを飲んで、あとは帰るだけ。
なんか、名残惜しいな。A井さんとかM本さんの熱さがいいな。

ほんとにこの人たちは強力な味方だな

今日は岡山の青年司法書士のみなさんに呼んでいただいてのお座敷です。
たぶん、みなさんとの出会いは去年の5月になるかな。シンポが終わったら話しに来られた方がおられて、間もなくメールが来て台風に負けずに呑むハメになったということです。でも、まぎれもなくこの時のお座敷が青年司法書士のみなさんとの正式な出会いですね。その後、インフルエンザの中のお座敷やったりワインでマーブル模様になったパーカー着てのお座敷やったりと、いろんなところでお世話になりました。
で、今日です。
とりま、起床は7時半。コーヒーを淹れて精神統一です。そして、静かな心で朝のおべんきょです。なにせ、急遽今度の火曜日に「公開フルボッコ大会」にエントリーすることになったので、そのためのネタをつくらなきゃなりません。2時間半ほどパソコンに向き合って、とりあえず完成。速攻関係諸方面に送って、少し走りましょう。まぁ、出発までの時間を考えたら20分というところですか。ということは4キロ弱。どこ走ればいいんだ?ま、ええかと走ったら4キロちょい走ってしまって、タイムオーバーです。やばい。
急いでシャワーを浴びてギリギリの時間で地下鉄に間に合いました。
で、会場到着。みなさん「We are one」Tシャツを着ておられます。気合入ってます。わたしはというと「Anti Fscist」Tシャツなので、まぁ似たようなものです(笑)。
で、お座敷開始。今回は「思う存分2時間話を」ということだったので、調子に乗って話してたのですが、笑いの代わりに深い頷きがあったりして、これはどうしたものかと。いや、それはそれで実はうれしいのですが、芸風がそうじゃないので、とまどったりもして。でもさすがに鉄板のスライドは笑ってもらえました。
てことで、調子に乗って話してたらあっという間の2時間でした。で、司会の方が動こうとした瞬間「すんません、まだあるんです」と、エピローグ部分を話したら、結局15分オーバー(;_;)。やはり「思う存分」はあきません。
その後シンポです。「マイノリティの方は日常どう過ごしておられますか?」という質問には笑いました。「朝目が覚めて、出勤して、仕事して、帰ってお風呂に入ってビール飲んでます(笑)」という答え。もちろん、そういう答えを求めておられるわけではないんでしょうけど、そういう「生活」を前提にして、そこに+αで考えなきゃね。まぁ、そんなあたりはネタですが、「法律の専門家としてなにができるか?」はすごかったです。
実は、法律の専門家としてできることは、どちらかというと同性パートナーの問題なんですね。つまり同性パートナー契約書みたいなものの作成とか、遺言状の作成とか、いろんなことができるみたいです。たしかに同性が法的にパートナーと認められないために「優遇措置」はないのですが、パートナーとして認めさせるための手続きはいろいろ可能なんですね。つまり「結婚」というやつは、こういう諸手続きがワンパックになっていて、さらに優遇措置があるということで、それをいちいちしなきゃならんというところが問題なわけですが。
でも、こういうことを話しながら「たまにとってもうれしいことになるんですが(笑)」とネタを振られるのがおもしろい。
でもそうなんですよね。つまり、同性パートナーの法的な問題にかかわるということは、顧客が増えることにつながるわけです。「お金に換算は汚い」という向きもあるかもしれませんが、大切なことですよね。そして、同性婚が可能になったら、またそれはそれでニーズが増えるわけで、社会はうまくまわるようになると思うんだけどなぁ。

そんなことをやってると、あっという間の6時前。
ここからはお店に行って懇親会。途中からずっと会場のめんどうをみておられた方ととなりになって、気がついたらOS談義です(笑)。
「NEXT知ってますか?」
「知ってますとも!わたし、けっこうOS/2が好きだったんです」
「やはり理想は堅牢なOSに使いやすいx-windowが載ってる感じですよね」
「結局それがいまはmacなんですよね」
みたいな。
ここでそれをやるかと思うけど、楽しかったです。
二次会はおしゃれなバーです。ビールの種類が多いので、思わずランビックを頼んだり。酸っぱ!
てことで、楽しい岡山の夜です。

ウケたからよかった

今日は午後から「とある学会」です。なので、時間割を変更して1・2の連続授業になりました。ちなみに、昨日「キリのいいところ」で終えておいたので、今日は復習タイムと言いながら、極めて危ない子ら対象に取り出し授業をしました。それにしても危ないな。計算のミスがあるんですよね。
授業を終えたらさっさと準備をしてスタート。途中おにぎりをパクつきながら着いたのはポートアイランドです。こないだのインフルエンザ以来です。今回は大丈夫ですけどね。
とりあえず、打ち合わせの部屋に入ると、なんだかいつものメンバーという感じです(笑)。ここで荷物をおいて、受付して、さらにPCも受付しなくちゃならないらしく、そんなことをやっているわたしをKうさんが心配そうに見ているという図も、まぁいつものことですか…。
で、シンポジウムスタート。トップは針間さん。DSM5やICD11に至る歴史的経緯を説明したあと、DSMとICDのスタンスの違いを簡単に説明されました。なるほど。打ち合わせの部屋で針間さんが言っておられた「危惧」はこれか…。
続いて中塚さん。こちらは保険適用とか特例法とかを含んで、現在のGIDをめぐる状況の中での課題を述べられました。
で、鶴田さん。おもしろい!目の前でとても簡単ではあるけど「会話分析」をしてくださって、いろいろ「なるほどな」と。そんな中で「GIDトランスジェンダーは日本においては「水と油」ではない」という話をされました。「トランスジェンダー」という言葉にこだわって生きてきた自分としては「うがー」となるんですが、だから「GID」と言ってきた人々がシームレスに「トランスジェンダー」に移行できるのかと。
で、最後はわたし。「指定発言」らしいけど、他の人とほとんどイーブンです。向こうの方にKうさん、O田さん、Nわさんが並んでおられます。やれやれ。わたしの話は前半は「ある中年トランスジェンダーAさんのライフストーリー」です。そして後半は「トランスジェンダー生徒の学校経験」。とはいえ、マジメに話をするはずもなく、ネタに走り続けます。Kうさんが苦笑されています。O田さんうれしそう(笑)。会場のみなさんもけっこう笑ってくださっています。ちなみにみなさん精神科医なわけで、まぁそんな人らが笑ってくれるわけですから、よかったよかった。
で、質疑応答ではDSDXジェンダーのことが出てきて、もう混沌です。ということで、予定された2時間はあっという間に終わりました。
その後、会場の前で立ち話。主役はS藤さん。アルコール依存の話なんかで盛り上がってましたが、そろそろ会場を出ないとハッピータイムがもてません。ということで、針間さん・鶴田さん・織田さんと4人でガード下の串カツ屋さんになだれこんで、あれやこれやの話です。でも、わたしを含めみなさん、あまり時間もありません。6時くらいにお店を出て、それぞれの方向へ。鶴田さんとわたしは大阪方面なので、一緒に新快速に乗って、しばし社会学系の話をしたりして、大阪でパイパイしました。

ここからはまったく違う飲み会です。メンバーは交流会参加者と保護者、そして教員3人というわけわからん組み合わせです。でもま、昔はこんなんよくあったしなぁ。ということで、グダグダ飲んで、今日は二次会はなし。さて帰りましょう。
よく飲みました。

当事者枠(笑)

今日は朝の9時に大阪に集合がかかってます。なので、7時過ぎにはスタートです。まぁ、少し早めに行くに越したことはないでしょう。
今日は大阪の臨床心理士の皆さんの集まりの総会があるらしいです。メインゲストで呼ばれてるのは虹色ダイバーシティの村木さん。で、わたしは村木さんから「当事者としてトークをしてくれない?」という依頼を受けました。
当事者(笑)
でもま、いちおう当事者ではあります。
こないだも、ある3人しか受講してない授業で
「わたし、ある分野の当事者なんだけど、わかる?」
と聞いてみました。
S「知らない」
い「わたしの性別、気にならへん?」
S「ならへん」
い「そうなんや。じゃ、わたしが入るトイレは男か女かどっちだと思う?」
S「…。女?」
い「まぁその瞬間の躊躇があるってのが当事者ってことだよ(笑)」
てことで、当事者らしいです。もっともなんの当事者かは言ってないのでカミングアウトではありません(笑)。
で、当事者として話をすることはなかなかないので、引き受けることにしました。が、当事者枠におさまるつもりもないので、与えられた20分のうちの半分は当事者枠で、あとの半分はトランスジェンダーの子どもたちのことを話ししようと思いました。
ちなみに、臨床心理士さんの仕事はある種のトランスジェンダーにかなり近いところにあります。例えば医療にアクセスした時の心理検査は臨床心理士さんの仕事です。あるいはトランスジェンダーの子どもたちが必要に応じて受けるかもじれないカウンセリング、特にスクールカウンセラー臨床心理士の方もやっておられます。なので、当事者としてやってきたことや、子どもたちのことをの届ける意味でも、あえて引き受けることにしたということです。

で、お座敷開始。まずは村木さんから「基礎編」です。「基礎」といっても、内容は豊富だし、多岐にわたっています。つまり、セクシュアリティについて話をするだけじゃなくて、同性パートナーで起こる諸問題やトランスジェンダーのことなんかも網羅されながらも必要最小限に絞り込んでおられます。そして、ところどころに挿入される「自分の話」が、話にリアリティを感じさせます。勉強になるわ。そして予定の1時間ちょうどで終了。勉強になるわ。
お次は伊東カナトさん。なるほど、村木さんが「当事者枠」をつくってるのは、「トランスのことはわからない」という正直な態度なわけですね。「よく知りませんが」と言いながら話すわたしよりもずいぶんと正直なんですね。で、伊東さんの話はなかなかよかったです。てか、わたしが話せる内容がなくなりそうです^^;
で、わたしの番。まずは写真を見てもらいながら「時期」について少し考えてもらいました。もちろん650人ほどおられるので、いちいちインタビューなんかはしません。すみやかにそれぞれの「時期」について説明して、「まぁ現実はそんなもんでして」と落としておいて、子どもたちの話です。こちらはいつもの話ですが、いつもの「ネタ」のところで笑ってもらえたので満足しました(笑)。やはりこの日をひとつの境に、たぶん自分のとるスタンスは変わったというか明確になったというか。なので、そんなあたりを「臨床心理士さん」にこそ知ってほしいと思ったんですよね。
で、村木さんに「あと何分?」って聞いたら「5分残ってるよ」と言われたけど、スライドも終わったからやめちゃいましょう。長いよりいい。
最後にしばし質疑応答。みなさんからの質問に対してことごとく蹴散らすような答えをしたのも、あえてのカウンターです。でも「配慮より権利」は、あとの控室での話題につながったな。

90分2コマに耐えられるんだ

今日は朝から東灘区に行きました。向かうは灘高校。ここの土曜講座に呼ばれました。
呼んでくれたのは片田 孫 朝日さんです。片田さんとのつきあいはいつ頃まで遡るだろう。1998年になるのかな。全外教の神奈川大会でレポートをしてくださいました。当時、わたしはトランスという自認は獲得したけど、まだトランスとして生きてはいなかった頃です。その頃、わたしは、「当時の全外教」というところにとても息苦しさを感じていました。そんなわたしにとって、片田さんの存在は、なんだかとてもホッとできるものでした。それは、決して片田さんがその後「男性学」へと行ったからではなくて、片田さんがパラムの会のメンバーであったことと、レポートが徹底的に自分にこだわり続けていること、そんなあたりが「この人、おもしろい」と思わせてくれたのかな。その後、片田さんは玖伊屋に来てくれたりして、しばし交友関係もありましたが、お互い仕事なんかが忙しくなって、消息もわからないという感じでした。
それが、怖いっちゃ怖いんですが、facebookでつながるわけですよ。で、呼んでもらったと。
それにしても灘高校ですよ。どうすんねんと(笑)。ちなみに、時間としては「90分を1コマでも2コマでも」ということだったので、せっかくなので2コマもらいました。さて、何を話そう…。ずっといろいろ考えたけど、延々と自分を語る、つまり「叙述的自己表現」は避けて通れません。だって、片田さんがおられます(笑)。そしてもうひとつ、セクシュアリティについてもガッツリやりましょう。前者の意図は、実は「叙述的自己表現」だけじゃないんですね。それは、灘高校に来るような子は、おそらくだけど、うちのガッコの子どもたちのような人間と会うことは二度とないんじゃないかな。てか、小学校を卒業して以降?もしかしたら小学校の頃から会ってないかもしれない。そういう「多様性を奪われた」人たちなのかもしれないと思ったんです。だから、間接的にではあるけど、うちの卒業生たちと会わせたいと思ったんですよね。
で、お座敷開始。ウケるかなと思ったら、よくウケます。うれしいなぁ。
灘高校の教員って、勤務時間がすごく短いそうです。そして、例えば片田さんは子ども食堂をしたりもしている。たぶん、そんな人たちだから、授業でもそんな話がポロリと出てくるんでしょうね。だから、話の聞き方がとても柔らかい。おかげさまで調子に乗って、90分自己紹介しちゃいました。
で、後半はミッション3です。さすがに集中力が途切れてくる子もいますが、ガッツリこっちを向いてる子がほとんどです。
てことで、90分✕2の3時間のお座敷終了。
なんでも、あとで聞いたら、灘高校には特定分野がすごくできる子がチョコチョコいるそうな。まぁそりゃそうでしょうね。てか、すべてが高水準とか、逆にありえないかもしれないです。だとしたら、そんな子らになにかが伝わってくれたらうれしいな。

ウケたらしい→玖伊屋

今日は「子どもの権利条約総合研究所」の公開シンポジウム「多様な背景を持つ子どもの権利」です。わたし以外に話をされるのがDPI日本会議崔さん桜本保育園の朴さん、弁護士の佐藤さんです。中でも崔さんとは年に一回は飲み屋でバッタリ会うけど、シラフで会うのははじめてです。どんな話をされるのか期待です。ちなみに、朴さんのおられる桜本保育園にも大学時代の友だちがいます。佐藤さんの「外国人の子ども」にかんしても某在日外国人教育関係の関係でからんでます。なんか、東京なのにホーム感が感じられます。
てことで、新幹線に乗って、とりま東京へ。ここで、なぜかシゲせんせーと合流。こないだ忘れたワインオープナーをピックアップしてもらっての受け渡しでした。ありがとーo(^^)o
で、向かうは早稲田です。
まずは昼ごはんのお弁当を食べさせてもらって、その後、軽く打ち合わせ。そしてシンポです。
トップバッターは崔さん。ところどころに小ネタをはさみながら、がっつりと社会モデルやインクルーシブ教育あたりについて話をされました。それにしても、障害者権利条約の(安易な)批准を阻止するって、すごい話やな。なんか、みにつまされる気分です。
お次はわたしの番。わたしのテーマは「性的マイノリティの子ども」らしいです。広いです。あまりにも広いです。なので、いつものように、LGBは「専門外」とことわって話をして、Tについてはここ数年考えてることを話をしました。にしても、25分で130枚のスライドはアホです。まぁ、使い方知らないからムダなスライドがたくさんあるんだろうけど、それでもアホです。てか、たぶんプレゼンの使い方を根本的に間違えてるんだろうな。本来はデータをじっくり見てもらうためのものなんだろうけど、わたしのはネタのために使ってますからね。それでも笑いがとれたからよしとしましょうか。
そして朴さんです。まずは「名前」の話です。「本名を呼び名のる」という言葉が出てきます。そして「ヘイトスピーチ」のこと。なんか、自分の原点を思い出させてもらう話でした。
最後は佐藤さん。こちらは打って変わって、最近急激に顕在化してきた在留資格をめぐる話です。もちろん「顕在化」なので、潜在的にはずっと前からある話ではあるんですけどね。ちなみに、わたしも去年パネラーやりました。
そんなこんなで、約2時間の問題提起のあとは、質疑応答と意見交流です。「アイデンティティ」をめぐる話や「合理的配慮」という訳語の問題など、けっこういろいろおもしろい話があった気がします。そういや「インクルーシブ」を「包容」と訳すのはアカンやろ。なんかズレるんですよね。というか、ずらして訳すことで骨を抜こうとしてるのかな。
まぁ、そんなこんなでシンポ終了。その後、懇親会に出て、崔さんやMうらさんなんかとダラダラ飲んだくれました。そうそう、日体大の学生さんが来ておられて、シンポの最後に新学習指導要領についての質問をされたんですが、そんな話をしたり。
で、帰りの新幹線の時間が来たので崔さんとMうらさんと3人でとっとと会場を離脱。
新幹線では、なぜかいずみちゃんと合流。

ここからは酒処のぞみです。ふたりで2時間ちょいうぇーいして、向かうは東九条です。なにせ、今日は玖伊屋です。
到着したのは11時くらい。すでに第一弾の食べ物は終わってますが、第二弾の食べ物が出てきたりして、なかなか幸せです。が、ほどなく気を失ってしまいました。

う、ウケたんだよね^^;;

今日は朝から移動開始。それも新幹線です。でも、体調は最悪です。どうしたものやら。とりあえず、新横浜で降りて、石川町に向かいます。そうそう、せっかくだからGAPでパーカーを買いましょう。なにせ、今着ているのはピンクと紫のマーブル状態ですからね。幸い石川町にGAPがあるらしいので向かったのですが、ない。どうやらお店が変わったらしいです。残念というか、グッタリというか。そこから駅の反対側に向かいます。今日のお座敷の会場は「労働センター」だとか。住所を見たら「寿町」とあります。テンションが上がります。
到着したのは開会の小一時間前。準備の時間は充分あります。というか、準備はあっという間に終わったので、あとは今回声をかけてくださったI井さんとのんびり話をしてみたり。ちなみに、今回のお座敷は青年司法書士のみなさんが呼んで下さったのですが、なんと神奈川・東京・埼玉の合同研修会だとか。となると、ハードルはいくつかあるのですが、最大のハードルは「笑いがとれるか?」です(笑)。
ということで、お座敷スタート。やはり昨日の呑みすぎが若干効いているのか、ネタの切れ味がイマイチです。いや、今年度はじめてのお座敷なので、久しぶりすぎてこなれていないのか?さらにいうなら、すでに2回ほど聞かれて、今日が3回目なんていう方もおられるわけで、ガチでハードルが高いです。そんな中、ちゃんと笑ってくださるN村さんの存在が心強いです。そのN村さんに触発されてか、ところどころでニコリとしてくださる方もおられます。そんなみなさんの笑顔に励まされながら、与えられた2時間を無事走りきりました。
まぁでも、関西限定のネタとかふっても、笑ってもらえないのは当たり前ですわな^^;;。
それでも、終わってから話しに来られる方もおられたり、本を買ってくださったり、なんか、それなりにウケてたのかなという感触もあって、ほっとひと息です。

1時間バージョンへ向けて

今日は午後から大阪南部の大都市でお座敷です。与えられた時間は1時間15分。これはきつい。でも、いい機会です。とにかく短い時間のバージョンをつくらないと、あとあと困ります。昨日のお座敷をもとに、さらにスライドを刈り込みます。とにかく、大胆にひとつのトピックを消さないと10分単位で時間短縮は不可能です。昨日のバージョンが最後早口でちょうど1時間半。まぁ15分の短縮はできたかな。
でも、はっきり言って、そもそも1時間そこそこで話をするのがとても難しいです。だって、部落問題に例えると、「士農工商」で部落問題を考えている人に、部落史の見直しにもとづく歴史を話して、部落問題の現状を結婚差別のこととネットのことくらいに限定して話して、さらに複合差別のことを話すくらいのことは話してますからね。
とはいえ、時間がないものはしかたないです。さてさてどうなるか。
今日聞いて下さる人々は「人権推進委員」の方々です。なので、年齢層は高めだけど、人権感覚は豊かだし、知識のある人はそれなりに持っておられるみたいです。そういやこないだも似たような人を相手に話したし、こういうのが多いな…。
で、お座敷スタート。とにかく「英語が多いです」と前置きして、ゆっくりしゃべる(当社比)ことに専念しました。それにしても、スタートが10分遅れはきついな。時計見ながら話をしますが、刈り込みまくって、そこから10分短縮はどう考えても不可能です。そこはあきらめてもらいましょう。
話をしながらわたしが話すスピードを自ら分析。たぶん、力が入ると早口になるんだな。で、どこで力が入りはじめるかもだんだんわかってきました。でも、そこは刈り込めないところなんですよね。
それでも大きくうなずいてくださる方や、やたらウケてる方がおられてとてもうれしいです。手綱を締めながら、話していましたが、最後5分はさすがに超速になってしまいました。
てことで、無事1時間15分ジャストで終了。でも、もっと刈りこまなきゃならんなぁ。

お座敷のあとは推進委員さんたちの「1年間お疲れさま会」に乱入です。向かったお店は「福亭」。食べ飲み放題で2880円!安い!
なんか知らないけど、どなたかが頼んでくださるおかげでどんどん料理が出てきます。そのどれもがおいしい!ヤバイ、食べ過ぎます。でも、最近走ってるせいか食べることへの罪悪感は少し少なくなっています。でも、それがアカンのやろな。
お腹いっぱいになってしまいました。明日も走らなきゃ。

刈り込んだけど…

今日は夜に突然入ってきたお座敷です。ちなみに「突然」の理由は、もともとの講演者だった尾辻かな子さんジュネーブに行かなきゃならなくなったからだとか。えーと、ネームバリューも芸風もまったく違うけどええんかな。
そんなことを思いながら会場へ。到着すると、とてもフレンドリーな空気で迎えてもらえました。まぁ、主催は部落解放共闘なので、フレンドリーに決まってます(笑)。
やがて続々と参加者が来られます。が、お馴染みの顔もチラホラ。てか、はじめて担任した時の卒業生が、お母ちゃんと一緒に来てくれたし。マジかよ…。
ちなみに今日は「1時間半で」とお願いされてしまったので、1時間半になるように、プレゼンをかなり刈り込みました。それでも、スライドの数を見た担当の方が絶句しておられましたけどね(笑)。いや、使い方知らないから、ムダなスライドがいっぱいあるんですよ。
で、お座敷開始。
今日のテーマは「時間を守る」と「ゆっくりしゃべる」です。でも、話しはじめて気づいたのは、わたしもともとメッチャ早口なんですね。つまり、お座敷だから早口だとか、時間が足りないから早口だとかいう話ではなくて、そもそも早口なんですね。これをゆっくりにするのは至難の業ですよ。でも、それがわかったので、練習あるのみです。
お客さんの反応は…。両極端かな。なにせ、前半は膨大な量の「知識」です。でもしかたないです。たとえば、在日外国人のおかれた社会的状況を理解するためには、前提となる在留資格の問題とか歴史的な話とか、どうしても必要になります。それと同じことです。でも、そこに食いついてくる人には、たぶんおもしろいだろうと思うんだけどなぁ。
中盤は現状についての話です。ここはそんなに難しくはないけど、これまたきっとご存じないことが多いだろうしなぁ。
そして後半はわたしの専門分野。背景となる社会構造です。ここはたぶん、話がオセロゲームのようにひっくり返りまくるので、それについてくるのがたいへんかも。でもまぁ、これもついてきてもらえたら脳みそが適度にシャッフルされて気持いいと思うんですけどね。
てことで、みなさんの反応を見ていると、ウケまくってる人と呆然としている人にくっきりとわかれた感じでした。でも、これ、スピードを落とせば、もう少しなんとかなるのかも。なにせ、途中からノリがよくなると話すスピード加速してしまいましたから^^;。
それでもなんとか時間内に終われて、こちらはよかったよかったです。

まだまだ生きている

今日の午前も中学校との連携です。向かうは友だちが支店長をしている中学校。担任さんからいろいろ教えてもらったのですが、ほんとうに細かく子どもたちを観察してられます。すごいなぁ。その後、支店長さんと懇談。支店長さんと担任さんの距離感がいい感じです。こうやって鍛えられるんだな。
で、職場に帰っていろいろ事務作業とジョギングです。今日も30分走れました。これがうれしい。
ジョギングから帰ってきて、汗を拭く間もなく服を着替えてスタートです。京都駅から新幹線に乗って、向かうは東京です。明日あさってと第20回GID学会ですが、その前夜祭というわけでもありませんが、千代田区のMIWという男女共同参画センターが「coming out story」の上映会をされるとか。で、トークをしろとの話があったので、なんだか話をすることになりました。
集まってこられたのは30数人の方々。なかなか個性的なお客さんがおられそうです。てか、いずみちゃんが来るのは知ってたけど、なんで佐倉智美さんがいるんだよ!ふたりで話をした瞬間、そこだけ関西になりました。さらに、30年ばっか前にうちの職場を卒業した元生徒のYさんもいたりして、なかなかトークがしにくそうです。
とりあえず、まずは映画の上映です。久しぶりに見たな。考えてみると、制作は8年前なんですよね。まぁ登場人物はみんな歳もとったし状況も変わったけど、でも、映画そのものに古さを感じないのは、わたしだけなんだろうか。ちなみに、先週も豊島区で上映会があったとか。たぶん、あの映画が扱ったテーマって、別にLGBTと言われる人たちのことなんかじゃなくて、もっと普遍的なんだろうな。ただ単に、登場人物たちがトランスってだけの話でしかない。そんな気がしました。
上映会のあとのトークはグダグダです。ただひとつだけ心がけたのは「ゆっくりしゃべる」ことでした(笑)。まぁそれでも、制作裏話として、山のようにビールを呑んだ話とか、そんなこんなの話のついでに、Yさんにもちょっと振ってみました。
い「あなたが生徒だった頃のわたしはどんな教員でしたか?」
Y「いつもなにかと闘ってる感じでしたね。常にファイティングポーズをとっている感じで。あと、いつも白衣を着てました。今日の服を見て「色がついてる」って思いました。でも、けっこう人気がありました」
マジか…。寂れてると思ってた…。まぁ、一番人気はイケメンの教員だったらしく、それはそうだろうなと(笑)。
その後質問タイム。いきなり特例法の話とか病理化の話とか出てきてどんだけハードな関心を持っておられるねんと。そんなこんなで無事終了。