在日外国人生徒交流会・事前合宿だけど眠い(T_T)。

今日〜明日、全国在日外国人生徒交流会の事前合宿です。
はいいんですが、先週が玖伊屋で今週がこれ、来週が京都の交流会で再来週がウジ。その次の週は「おさんぽ」。6月の週末はすべて東九条です。ダメです^^;;。
は、おいといて…。

わたしは昼間は放送コンテストなので、夜のみの参加です。でも、実はメインは夜なんです。昼間は交流会の事務的な話が中心になりますが、夜は「自分のこと」の話し込みです。
なんというか…。
子どもたちの話を聞きながら、これほどまでに共通の経験をしているのかと思いました。
全然別の地域で、全然別の国籍で、それまで会ったこともない。そんな、なんの共通点もない子どもたちの話が、あまりにも似ている。
そんな子どもたちの話を聞きながら、日本社会の情けなさと、一方で、こういう交流会の存在の大切さをつくづく感じました。
が、眠い。あまりにも眠いです。まぁ、昨日の打ち合わせ、メッチャ遅かったしなぁ…。
メッチャ眠いのに、もう2時ですよ。いつまでしゃべんねん(T_T)。

消耗

朝、けっこうスッキリとした目覚めです。考えてみたら、昨日は9時くらいに寝落ちしたわけで…。睡眠時間はかなりです。
さて…。
ゲンコだ(T_T)。
でも、書けない。書けない。書け…。書けた^^;;。絶対に〆切は無理だろうと思っていたのですが、案外いけちゃいました。
てことは、時間ができた。→行かなきゃな^^;;。
てことで、大阪へ。
「通過する時間」まで少しあるので、なんばウォークの立ち呑みに入って、軽く昼食をとって、とある橋の上へ。なにやら、なにやらな人たちがボチボチと集まってきます。
てな感じで、緩やかにはじまったカウンター行動ですが…。
うーん、大阪は激しいです。
それにしても、前回も感じたんですけど、この消耗感とやるせなさってなんだろう…。

排除する社会、排除に抗する学校・再び

月曜日からやる仕事の段取りを完全に忘れていることに気づいた金曜日は悲惨のひとことです。しかも、午後から出張。こんなの、一人で仕事をしてたらどうしようもありません。幸いチームでやってる仕事なので、他の人に振って、わたしは出張。と言っても、エントリに「趣味」とあるように、まぁ半分趣味みたいなものです。と、あえて言い切っていいかどうかは知りませんが^^;;。
てことで、西田芳正さんの講演です。

前もでしたが、前置きが長い!これは長丁場だなと気合を入れます(笑)。
でも、この前置きの長さって、大切なのかもしれません。レジュメって、大切なことは書いてありますが、文字化できることなんてすよね。でも、自分の問題意識は刻一刻と変化しています。で、案外その部分が「ライブ」としての講演のおいしいところかもしれません。そんなことを考えながら、「長大なプレリュード」を経て、本論に入っていきます。
前にお聞きした時は貧困の再生産のあたりをかなり詳しく話をされたのですが、今回は「学校でできること」に焦点をあてるための前提としての話という感じでした。
途中、なんども「学者風情が何を言ってると思われるでしょうが、それが学者の仕事でして、具体的にどうするかはみなさんの仕事」と言われるのですが、まぁなんというか^^;;。でも、この講演を企画した人たちは、ほんとうに地道でていねいな実践をされている人たちなんです。その中で経験的に知っていることは、おそらくは学者をしのぐものがあると思います。でも、経験だけではダメなんです。その経験を言葉にして相対化する中で、具体的な手立てがわかる。たぶん、そういうことなんだと思います。
で、最後は何度も「カノン」を繰り返し、短いCodaでおしまい。
うーん、時間はかなり超過しましたが、個人的にはおもしろかったなぁ^^;;。

にしても、個人的には西田さんには「遊びのプッシュプルとブレーキ要因」あたりを詳しく話してもらいたかったなぁ…。

アフターイベント

まずは、Divaさん登場。さっきのリハでは「まだ声が寝てる」って言っておられましたけど、なるほど納得。すごいパワーです。シリコンブギが炸裂してます。さすがプロです。
続いて、鈴木重子さんバディタイムのセッションです。やっぱ、生はいい。でもそれだけじゃないですね。なんだろ。歌詞がいいんですよ。心の中の少し疲れた部分が、道端の石ころに座って休憩する感じ?
で、楽しみにしていた重子さんの「アメイジング・グレイス」。ア・カペラはいい!
てなことしてると出番です。さて、どうしたものか^^;;。やっぱり、なーんも考えてません。ま、しゃーないので、いつもの通りの出たとこしょーぶです。
それでも、野口さんやDivaさん、重子さんが話を振ってくださったおかげで、なんとか話をすることができました。
てことで、30分ばっかのトーク終了。
あとはロビーでお友だちたちや、聞いてくださった方がたとしばし話。
さて、東九条に向かわなきゃ!

BENT

で、芝居の開始。
わたし、けっして芝居が嫌いなわけではありません。いや、どちらかというと好きな方じゃないかとすら思っています。かつて労演に入っていたこともあったし、近鉄劇場に行ったこともあるし、アートスペース無門館。に行ったこともあるし。でも、最近なかなか見に行かないのは、もちろん時間の問題と、もうひとつは体力の問題かなと思います。ドラマにしても、映画にしても、芝居にしても、それなりの時間、ある世界に入り込むってすごく体力がいるように思います。
でも、今回はそういうわけにはいきません。気合を入れて座席に座って…。

はじまりました。
やはり芝居はいいですね。特に素舞台はいいです。蓮池さん、普段の顔と全然違います。当たり前なんだけど、それが役者ってもんなんでしょうね。
うーん。
わたしはゲイの人たちのライフスタイルは、実はよくわかりません。ま、当たり前なんですけどね。でも、話には聞くところはあるわけで、なんとなく「フムフム」という感じで見続けていました。
しかし、そういう感じが、ナチスが入ってくるあたりでガラリと変わっていきます。
やがて第一幕が終了。言葉が出ません。出そうと思っても出ないんです。とりあえず
「泣いちゃいました」
のひとことでごまかしながら、お腹が減ったので、楽屋に行ってドーナツなんぞぱくついて、第二幕。
もう、のっけからキツイ話なんですけど、けっして「暗い」わけではありません。でも、重さはズシンズシンとボディブローのように効いてくるわけで。
で、エンディング。てか、それがエンディング?ダメですよ。なんなんですか、この涙は。まったくとまりません。困ったものです^^;;。
てことで、BENT終了。

で、とうとう来たこの日・はじまり

この一年半、ずっとわたしを迷わせていた日がやってきました。
思い起こせば一年半くらい前に一本のメールが来たのが発端です。
「京都でBENTっていう芝居をしたい。協力してほしい」
はぁ?
「な、なにを協力すれば…。観客動員ですか?」
「まぁそうです」
「あー、それは無理です。わたしがからむと、かえって人が減りますよ(笑)」
「いいです」
「いや、それ、本末転倒でしょう^^;;」
というやりとりからはじまりました。
で、半年くらい前に、またまたメール。
「アフターイベントに出てください」
はぁ?
「他に、シンガーの方とかも出られます」
いや、歌を歌える人はそれでいいじゃないですか。
「あの、芸、ないですよ。漫談でもしろと?」
「はい」
って、それならそういうプロがいるでしょーに、よりによってわたしかよ_| ̄|○
で、2ヶ月くらい前に玖伊屋に来られて
「ここで打ち上げさせてください」
あ、これならわかります。了解了解(笑)。
ってことで、今日を迎えたと。

集合時間は午前10時。「服なんかの一部にピンクをつけてこい」という支持があったのでピンクの服を着ようと思ったら、シミがついてます。ダメじゃん(T_T)。てことで、代わりの服を探していたら大幅に時間をとってしまって、出町柳から走るハメになってしまいました。やれやれ…。

会場に着くと、みなさん温かい笑顔で迎えてくださいました。が、わたしとしては、いまだ何をすればいいかがわかりません。わかっているのは、マダンセンターに集合して準備をはじめてくれている「愉快な仲間たち」の進捗状況をチェックすることぐらいです。

にしても、出演者っていいです。
リハをすべて見ることができます。鈴木重子さん&バディタイムのセッション、スゲー!Divaさんのオーラ、ハンパねー!そんなこんなで、リハをたっぷり楽しませてもらって、いよいよ打ち合わせです。
楽屋に行ってみんなで話はじめたのですが…。濃いぃよ。みなさん、濃いぃよ。言葉がスルスルと出てきます。わたしは…。いつもの通り
「うーん、なんだろ…。えーと、こんな感じで…。」
みたいな。で、オチがない(T_T)。
完全に「プロの中に放り込まれた一般ピーポー」です(笑)。ま、いいや。本番になったら、どこかからコロボックルさんが来てくれるでしょう。

頭の中の音

今日は午後から出張。で、おべんきょもなく。時間があるな…。なんとなくスタンドでビールをいっぱいひっかけたい欲望にかられながらも、横目で見ながら家に帰りました。
で、ふと思いたって、レコードラックの前へ。うーん…。これとこれと…。

実はこの間から頭の中にはモーツァルトのレクイエム、ラクリモーザが鳴り響いています。あ、ブルックナーの七番も聴きたい。もちろん指揮は朝比奈です(^^)。あぁ、ポリーニペトルーシュカも聴きたい。ブーレーズ春の祭典〜。グールドのモーツァルト
もうダメです。
てことで、ステレオとパソコンの接続を確認。で、録音開始です。

データのやりとりと違って、等速ダビングの所要時間は演奏時間そのままかかります。でもいいんです。食後のウィスキーを呑みながら、新聞を読んだり、時として友だちとメールしたり、ついったのTLを追いかけたり。でも、その後ろにはお気に入りの音楽がある。
こんな時間、いつ以来だろう…。

完成までにはちょっと時間はかかるけど、通勤途中が豊かな時間になればいいな。

内職とか

昨日はセミナーのあと懇親会という名前の飲み会。ちなみに、こんな時期に京都のホテルが空いているわけもなく、ホテルがとれなかった人orはじめからとる気がなかった人対象に合宿をやって、朝は6時に起きてしまってと、条件は最悪です。にもかかわらず、今日は某在日外国人教育関係の総会で、なーんか、いろいろあって議長をやれとか(T_T)。ま、事務局長も同じ条件なので文句は言えません。
てことで、総会。まぁこれはつつがなく終わりました。で、続いて会議。
んー、なかなか激しい論議ですねぇ。まぁわたしはそんな人たちを尻目に、送られてきた原稿の版組したりしてたんですけどね。
にしても、フォントってめんどくさい(T_T)。常用しているフォントがむかーしのものなんで、縦書きにすると表示されないとかのトラブルが発生したり。これを今のフォントに置き換えて、しかも雰囲気を似せさせるためにはどうしたらいいかとかをひたすら考えていました。
ぜんぜん会議と関係ないけど、こんな仕事もまた必要なんですよ^^;;。

開催者の仕事

今日は某在日外国人教育関係のセミナー。で、わたしは、まぁいわば開催側です。
なにかの集会をしようとした時、その集会の中身をどうするかが問われると思われがちです。で、それそのものは決して間違ってはいないのですが、その手のことを考えるのは、わたしは苦手です。どちらかというと、会場の段取りとか、放送機器や記録関係の機器の段取りやセッティングに意識が行くタイプなんですね。
てことで、今日もずっとスタッフワーク。
にしても、スタッフワークが数種類重なると、さすがにきついなぁ(T_T)。

多文化共生の学校づくり

今日は研究会の総会です。もちろんわたしは録音録画の担当です。なので、午前の総会はダラダラと^^;;。
にしても、総会なぁ。事務局としてはスムーズにことが進むのは楽なんですが、なーんにもないってのも、それはそれで不健全な気もします。
もっとも、みなさん学校の代表とはいえ、必ずしも常連ってわけじゃなくて、「はじめてこの役になった」みたいな人もおられますから、しゃーないんですけどね。なので、そんな人が「来てよかった」と思える中身を準備するのが事務局の仕事なわけです。

てことで、午後は記念講演。講師は榎井縁さん。わたしとしては処を変えたリベンジです。
榎井さんの話、すごくわかりやすいし、気づかされることもすごくあります。でも、言い方を変えると「先に行ってる」感じがあるんですね。なので、例えば校内研修なんかだと「わけわからんかった」みたいなことに陥りかねない。でも、ちょっとでも前向きなところがある人にとっては「すごくわかりやすい」ってなる。
さて、今日はどうかな?
まずは、日本に住む外国人、とりわけ「中長期滞在」にあたる人たちがなぜ日本にたくさんおられるかというあたりについて、歴史的かつ制度的に分析。いわゆる「大状況」です。
にもかかわらず!と続きます。あちこちに、まさに「ほころび」があって。それは意図的であったかなかったか、誰かがそれをつくったのか、いつのまにかできたのか。小さな追い風は、実は逆風のはじまりだったり。そんなこんなが、自分が生きてきた、そしてなんらかの活動をしてきた、あるいは見つめてきた「あの時」だったんだなぁと思いながら聞いていました。
そして、今…。自分がなにができるのかなぁ。そんなことを考えながら片づけをしていると、新採の同僚がやってきて
「途中から、自分が教えているクラスにいる外国人の子のことを考えながら聞いていました」
って言ってくれました。
うん、あらためて、よかった。