朝、目を覚ましたら、たしかにホテルです。
うーん。イマイチ、身体の疲れがとれていません。とりあえずお風呂ですね。
で、電車に乗って京都にもどります。今日〜明日、東九条で「全国在日外国人生徒交流会事前合宿」です。ぐわー、しんどい(;_;)。
なんしか集合場所へ。神奈川どころか、遠く熊本からも参加者があるわけで、その本気度がわかります。
で、わたしの役割は…。
台所ですな(笑)。
とりあえず、参加者のエスニシティをチェック。なになに。フィリピン・中国・タイ・アメリカ・コリア・ヴィエトナム・パキスタン・インド…。どうせぇちゅうねん!
ま、アドボ・水餃子・焼きビーフン・ナムル・生春巻き・マサラでいきましょう。アメリカの民族料理は、わたしにはわからん(;_;)。と、アメリカルーツの子がマムの味、マッシュポテトをつくってくれるとのこと。えらい!
で、みんなで大ごはんづくり大会。
あちらでもこちらでも、切ったはったです。
なんか、お母さんに電話でレシピを聞いている生徒もいます。こちらの無茶振りに答えてくれる親御さんに感謝です。できあがったら、みんな味見してます。
「うん。こんな感じ」
どうやら家の味に近づいたみたいです。
「わたしも味見」
「どうですか?」
「うん!おいしい!」
ホッとした笑顔がかわいいです。
で、晩ごはん大会。
夜の10時くらいから「深ーい自己紹介タイム」がはじまります。ここからが本番ですが、わたしは限界が近づいてます。と、そこに暴走機関車が登場。えらいこっちゃ^^;;。台所でK淵さんと3人で、ダラダラ話。話しあいに疲れた教員がたまにやってきて、ダラダラ話。なんだか、暴走機関車からわたしの悪行を指摘されて、これはえらいこっちゃと。
ま、そんなことをやっているうちに、夜の1時をまわったあたりで、子どもたちの話しあい終了です。一度深い話をともにくぐった子どもたちのつながりはハンパないです。そのあとも延々と話をしているのですが、そろそろ3時ですよ。寝ましょうか。
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突然ミーティング
某所をパラパラ見ていると
「今晩8時に緊急ミーティング」とか書いてあります。ぐえー。しかも、緊急なので京都?
このミーティング、一度も出られてないので、ずっと引け目に感じていて、たまたま今日は出られる。しかも、場所は京都。
行くしかないです(;_;)。
てことで、夜、なぜか東九条へ。
「うどんすきなんていいよね」
「あ、おいしそう!」
って、ミーティングとちゃうん?と思いながらも買い出し部隊と現地部隊にわけて、着々と準備をすすめるのはいつもの交流会です^^;;。
結局、サクサクとうどんすきをつくって、みんなでワイワイ食べて、サクサクと後かたづけ。
これ、ミーティングか?と思ったのですが、たぶんミーティングですね。それなりに話は進んだみたいです。
まぁ、よかったよかった。
でも、自分の首は締めたな(笑)。
あけて生徒交流会
朝、目が覚めると、ちゃんとベッドにいます。
「メガネメガネ」
と探すと
「はい、ここです」
と渡してくれる人がいます。なんでも、みんなでかついで寝かしつけてくれたとか^^;;。
とりあえず、帰る人、朝ごはんを食べる人に混じって、朝からチューハイ飲む人もいるわけです(笑)。
やがて、ほとんどみんな帰ってしまって、取り残された人間は疲れ果てて、もうひと眠り。
目が覚めると11時。いかんいかんと思うのですが、「まぁいいや」には勝てません。
と、誰かが階段を登ってくる音が…。おぉ!現役生がやってきた!
てことで、「京都・在日外国人生徒交流会」のはじまりです。
まずはメニュー決め。今回のテーマは「残りものの整理」です。こんな時、今の生徒交流会の参加者は無敵です。
「そうめん食べたいなぁ…。え、スープが残ってるの?じゃ、そうめん炒めてスープをあんかけにしてかけたらおいしいと思う」
なるほど!絶妙です。
てことで、自転車持ってるSみずくんに買い出しを押しつけて、もうひと眠り。
で、食材が揃ったところで調理開始です。さっさかつくるあたりはいつ見ても感心します。
にしてもマダンセンターでごはんをつくるときは、なぜかごま油に頼ってしまいます。どんな食材が来ても
「味つけどうする?」
「そんなん、ダシ入れて、塩コショウして、ちょっと醤油たらして、最後にゴマ油いれたらええやん」
みたいな会話になってしまいます。バリエーションとしては、そこにコチジャンが入るかプッコチがはいるかぐらいです。
そうめんつゆに、コチジャン入れてゴマ油をひとたらし。うまい!
「ネギとサバの味噌煮を混ぜて…」
「ゴマ油入れたらめっちゃうまいと思う」
「だから!ゴマ油に頼るのやめようよ!」
「ほな、オリーブオイルとニンニク」
どこまでも半島文化から抜けられない交流会です。
そんなこんなしょーもない話をしながらも食事は完成。
うまい!
さすがです。クーラーの効いた部屋でおいしいごはんを食べて。そうこうするうちに、昨日の「おさんぽ」の話になって、そこからなぜか40番地の写真の紹介なんかをはじめてしまいました。でも、みんな真剣に見ています。こんな時、単なる昼食会ではないことを感じるのです。
あるいは
「誰か友だち誘ってきてや」
「うーん。やっぱり、中国人であることをちょっと嫌がってる子がほとんどやしなぁ」
「そっかぁ。でも、こんなとこ来て「あ、でも、ちょっとええことあるなぁ」って感じてくれたらうれしいんやけどなぁ」
みたいな会話。
ガッツリ3時間話すのも交流会。遊んで遊んで、ふとこんな話をするのも交流会。
そんこんなで、5時ごろまでうだうだ過ごして、今日の交流会も解散です。
でも、こんなの、今時はやらんわなぁ…。
久しぶりのおさんぽ〜怒涛の宴会
昨年度「やりましょ」と言われていてできなかった「おさんぽ」、先日「代わりの日をそろそろ」と言われていて、今日になりました。
にしても、あの眉唾だらけのおさんぽを「それでいいんです」と言ってくださるMョンスさんには、ほんとうに感謝です。
にしても、今日は暑い!こんな日の昼日中に「おさんぽ」なんてのは、まったくダメダメです。
てことで、南コースから北コースに移るときに、いったんマダンセンターに退避。ここで少し映像を見てもらうことにしました。みなさん、ガッツリと見ておられます。やはり、映像の力は大きいですね。
で、北コース。
まぁ相変わらず「こんな想像してみて」みたいなごまかし^^;;をふんだんに入れながらおさんぽ終了。締めの言葉は
「まぁ、もっと知りたい人は、もっとちゃんとした人の案内でもう一回」
ってことで。
で、水月亭に移動。16人で水月亭はほんとに久しぶりです。にしても、そんなわたしの顔をオモニは覚えていてくれているのがうれしいです。
「わかってるやろ」
とか言われながら、座敷の準備を手伝ったり。
で、いよいよ宴会開始です。
いやぁ、ビールがおいしい!肉もうまい!「豚足は冷たいまま食べるか温めて食べるか論争」みたいなどーでもいいようでとても大切な論争も巻き起こります。楽しいなぁ。
あまりにも楽しすぎて、時計を見ると8時をまわっています。いかんいかん。
で、マダンセンターに急いで向かおうとすると、Mきゆきみから電話。
「誰もいない」
ごめんごめん。
てことで、卒業生の会の開始です。
水月亭でビール→マッコリときているわたしは、その先電気ブランしかないでしょう(笑)。
と、Mョンスさんが学生さんを連れて参戦。にしても、満面の笑みです。いやぁ、よかった!
なんかみんな肉焼いて騒いでますが、こちらはすでに肉食べてるから、ひたすら飲むだけです。
と、意識が飛びました(笑)。
何度でも聞いてみよう
今日は、第二のふるさとの某研究会の総会。記念講演は神野ちどりさんです。これは行かねば(笑)。
ちなみに「神野ちどり」で検索かけるとこんなのが出てくるのが、かなり恥ずかしいです。
でも、このときに聞いて、そのあと、別のところで聞いて、さらにうちの職場に来ていただいて…。今回で4回目なんですよね。はじまる前にあいさつすると
「同じ話ですよ」
と笑われたのですが、でも、「聞きたいなぁ」って思うのです。それは、やはり聞くたびに新たな気づきがあったり、忘れていたことを思い出させてもらったり、そんなこんながあるからなんですよね。
で、今回も迫力満点です。てか、自分の「しんどかった頃の話」なんかを聞かせてもらって、
「そうだよなぁ」
と自分を振り返り
「自分はまだまだやなぁ」
と反省し。
そんな1時間半でした。
電車通勤の醍醐味
電車通勤になって3年目。朝起きるのは辛いけど、そしてこの5時半起きが定年まで続くのかと思うと(笑)、気が滅入ります。
でも、電車通勤の状態で遠距離の出張があると、例えばこんなことができます(笑)。
他にもいいことがあって、例えばどこかの駅まで迎えに来てもらえたりするわけです。すると、いろんな人と話ができる。車やバイクで通勤してた時には話さなかった人、話せなかった話をできたりするんですよね。ま、よもやま話ではありますが、それはそれで大切かなと。
あと、いろんな車に乗せてもらえる。
これはおもしろいです。それぞれの車の特性がわかるんですよね。トルクフルな車、非力だけどがんばる車、スムーズな車。乗せてくれた人のアクセルワークに対するレスポンスを助手席で感じるんです。これが楽しい。で、感じた特性を乗せてくれた人に話すと、けっこう話が弾みます。
ちなみに、一人になりたい時は電車に乗ればいい。
いやぁ、やはり電車通勤はいい!
ここが某超高級住宅街…
朝、なぜか阪急に乗って、駅からタクシーに乗って、兵庫県内の超高級住宅街へ。
一緒にタクシーに乗っている人たちと
「目が痛いわー」
とかいいながら、まわりの豪勢な家並みをキョロキョロ。と、えらい低い車が…。フェラーリか^^;;。お次は…。ベンツか^^;;。はいはい。いったい、どんな人が住んでいるんですかねぇ。
で、用事を済ませて、再び駅まで。時間は11時。今後の打ち合わせもあるし、ちょいとビールでも…。お、中華料理屋です。「揚げワンタン」とか書いてあります。生ビールもおいしいらしいです。入らない手はありません。
てことで、「済ませた用事」が無事すんだことを乾杯。
「揚げワンタン」「水餃子」「レモンエビ」おいしい!ついついビール→紹興酒と進んでいきます。と、一緒に行ったIさんがいきなり
「日中戦争のように泥沼化…」
とかつぶやきます。あのね、ここ、中華料理店。
と、Bちゃんもつぶやきます。
「まだ盧溝橋事件ぐらいやな…」
マジでたち悪い連中です(笑)。
「うん、ちょうど鉄道爆破ぐらいか」
とか、みんなでつぶやきながら、メッチャおいしい料理をつついて、すてきなランチタイム終了です。
その後、大阪市内に移動して、ちょいとお散歩。で、京都にもどって…。
そんなためか?・鶴橋安寧(その2)
なんか、今日もヘイトスピーチがあるとか。かなり迷いましたが、やはりカウンターに行くことにしました。
少し遅れて駅に着いたら、なるほど、やってます。
にしてもわーわー言ってるだけで、なにがなにやら。ま、カウンター側が圧倒しているわけで、これでいいわけですが…。
しばらく「対岸側」にいましたが、せっかくなので正規部隊の方に行きました。こちらでは、こちらのアピールでヘイトスピーチはまったく聞こえません。と、かろうじて聞こえてきます。なんだろと思ったら、「朝鮮人」を連呼しています。いったいなんなんだ?あとで聞いたら、歌うたってた人もいるとか。
こうなると、いったいなんのためにスピーチしているのかわかりません。こんなことにつきのために、警察は200人。カウンターも150人が日曜日の午後に来ているんです。後ろのお店は貴重な土日の昼下がり、それぞれ2時間ほどの間お客さんが入っていません。多大な迷惑行為としか、わたしには考えられません。
まったく、あきれてしまいました。
なんかもう、暗澹たる気分で、それでもカウンターが終わったところで家用のおみやげを買って、今日も茂利屋へ。と、みなさん、おそろいで^^;;。そうこうするうちに、続々とやって来ます。
ここでしばし、クールダウン。
さて、今日は早めに帰りましょう。
家に帰っておみやげを開きました。
ロックヴィラのキムチサンドに、茂利屋の豚足とチヂミです。
何と言っても、パートナーのカウンターが世界一こわいわけでして^^;;。
人を生かす言葉を・鶴橋安寧(その1)
朝、もそもそ起きだして、大阪へ。午前中は人生を聞かせてもらい、考えを語る二人会^^;;。
ふだん大人数の中で「すれ違い」みたいな声をかけあうだけだったけど、ゆっくりと人生を聞かせてもらうと、その人を見る目がガラッと変わりますね。なんか、いままでいろんな人の話を聞かせてもらってきましたが、たとえ自分よりはるかに若い人であっても、その人がその人の人生を生き抜いているという意味で「リスペクト」です。
で、2時くらいにバイバイして…。
わたしは鶴橋へ。いや、焼き肉食べに行くわけじゃなくて、いや、もちろん焼き肉は食べるんですが、その前にやらなきゃならないことがあるわけです。
てことで、ガード下へ。すでにたくさんのお友だちがそこにおられます。一通りあいさつをして
「ほんまにやるんかなぁ」
「なに考えてるんやろねぇ」
と、ひとしきりグチ。
と、3時前にいきなり緊張があたりを走りました。
「来た?」
とりあえず、わたしは大きな荷物を持つことになったので、「正規部隊」のところに行って、準備をしようかと。で…。あり?マイクがない?てか、電池もない?
どーすんねん。この巨大なトラメガ^^;;。
と…。あり?正規部隊のトラメガとメーカーどころか型番も同じやん。てことは、周波数をあわせたら使えるやん。
コンビニに駆け込んで、電池とドライバをゲット。コチョコチョしてやると、いきなりアピールの声がトラメガから出てきました。
よっしゃ!トラメガ2発あれば強いです。
にしても、ほんとになにやってるんだろと思います。「ヘイトスピーチが趣味」とか、わたしにはわけわかりません。そのためにどれだけの人が傷つき、どれだけの人が「日常」をなくしているか。おそらく「ヘイトスピーチが趣味」な人はそれが楽しいんでしょうね。でも、それが楽しいんだとしたら、それは「悪趣味」です。「ほっとけばいい。騒ぐから増長する」という意見もあるでしょうけど、「傷つける行為」はほっとけません。
途中からトラメガ担当を変わってもらって、対岸へ。しばしプラカをかかげているうちに、なにやら終わったみたいです。帰っていきました。
結局、「彼ら」が言ってることはほとんど聞き取れず。まさに「何しに来たんだ?」状態です。でもそれは、カウンターが圧倒したからできたこと。もしもここに誰もいなかったら、「人を傷つける言葉」が垂れ流されていたんだろうなと思います。できることならば「人を生かす言葉」を使える人間でありたいと思うわたしとしては、それは許せない。許せないことは行動にあらわす以外ないんだろうなと思うようになった、この一年です。
さてと。あとの時間は静かになった鶴橋の街を楽しみましょう。
てか、「彼ら」は店の前で騒ぐだけ騒いて、どっかに行くんですよね。まさに「商店街のじゃまもの」です。
まぁ、どこかに行けば誰かがいる。そんな鶴橋の街です。ここは当然「聖地・茂利屋」でしょう。
ホルモン、うまっっっ!
最後は幸せな時間を過ごせました(^^)。
京都府民の人権意識調査からわかること
今日は某研究会の総会です。眠い目をこすって(笑)参加しました。まぁ、事務局やってるから当然のことです。
で、午後は記念講演。講師は「おべんきょのセンセ」です。
講演の内容は、個人的にはすでに2回ほど聞いていますが、でもだからこそ「みんなに聞いてほしい」と思う内容でした。
とても簡単に言うならば、京都府民の部落への忌避意識は、10年前も20年前も現在も、さほど変わっていないということです。となると「んじゃ、やっても意味ないじゃん」となるのですが、実はそうでもない。それは地域差があるからです。有り体に言うなら、京都府中部・北部は忌避意識が低く、京都市内と南部はそれが高い。なぜなら、中部や北部は人権啓発をかなりていねいにしておりるからなんですね。ま、それ以外に、「部落のありよう(周囲の捉え方)」みたいなのも関係するんじゃないかと、なんとなくは思いましたが、それはおいといて…。
では、どんな啓発が有効かというと、ここで「接触仮説」というのが出てきます。簡単に言うならば「差別と闘っている人間と出会ったことがある」という回答と「差別はいけない(「どちらとも言えない」とは回答しない)」という回答の相関関係があるってことです。で、この時の「差別と闘っている人間」は、別に当事者である必要はない。てことは、例えば、学校で言うなら当事者ではない教員でもいいし、社会教育で言うなら、当事者ではない人権擁護委員でいいわけです。
これはとても気が楽です。だって、自分がやればすむわけですからね。
また「魅力ある啓発」としては、やはり当事者の講演はとても有効です。
つまり、このあたりを組み合わせていくことで、学校教育の中での人権教育のヒントが手に入るわけです。
まぁ、ぶっちゃけな話をするなら、直感的には感じていたし、結局昔からやっていたことなんですけど、昨今の状況の中でくじけそうな気持ちになることもあるわけです。それをデータとして見せてもらうことは、ちょっと後ろから背中を支えてもらえる気がして、やはり元気になるんですよね。
「これまでやってきたことを、もう一歩前へ」
って。