し、知らなかった^^;;。

今日は「関西性教育セミナー」です。今回の講師は村瀬さん。性教育の第一人者です。まだ話を聞いたことがないので、とりあえず一度聞いておかなきゃということで参加をすることにしました。
会場に行くと、いつもの人々が忙しそうに準備をしておられます。で、とりあえずごあいさつ。
その後、K田さんとjaseの人と引き合わせたりして、ゴチャゴチャ用事。
で、会場に再び帰って、さてセミナー。
と思いながら、主催者の東優子さんと話をしていたら…。え?わたし、主催者やったんや^^;;。
ひ「前に言ったじゃない」
い「え、そうやったっけ?」
そ「いつきさん、半年に一回言ってるよ(笑)」
い「あー^^;;」
てことで、主催者として参加(笑)。
村瀬さんの話の内容は…。
なかなか論議を醸しました。
村瀬さんが言わんとすることはよくわかります。が、なにかむずむずする。それがなんかのか、よく説明ができません。
村瀬さんが言っておられるのは
「男の子についての性教育がされていない。そこに光を当てよう」
ということでした。ほんとにそれはそのとおりだと思うのです。が…。なんなんだろ…。このむずむず感は…。とりあえず
「男の子についての性って、懐かしいなぁと、なんか、忘れてたなぁと思いながら話を聞きました(笑)」
みたいな発言だけして、それでもみんなで「なんなんだろ…」と言いながら、とりあえずセミナー終了。

経験豊富な人から学ぶ

今日は職場の人権研修会です。さてさて、どんな内容でいこうかなぁ。
とにかく、ここ数年ずっと言われてきたのが「同和教育の継承」ってやつです。でも、基本的に掛け声だけって感じがします。なぜなら、継承できるシステムをどんどん壊している。
同和教育に限らず、ものごとを継承しやうとするなら、それが可能なシステムをつくらないとダメな気がします。例えば、「師匠の背中を見ながら」みたいな話があるわけですが、それはそれで「師匠の背中を見ることができる」というシステムがあるから可能になるわけです。簡単に言うなら、師匠の背中を見られないシステム、例えば「ものづくりをする師匠と営業にまわる後継者」ってやっちゃうと、「師匠の背中を見て育つ」ことはできないわけです。
で、「同和教育の継承」を謳うのであれば、それが可能となるシステムをつくらなきゃならない。もっと言うならば、仕事をする中で自然と継承できるのがシステムなわけです。例えば、人権を担当するセクションを二人体制にして、ひとりは若者を入れるとか、あるいは人権を担当するセクションの人間を意思決定機関に入れるとか。でも、そんなことよりも「進路」とか「生徒指導」とかを優先してきた。まぁ、「成果」を手っ取り早く出すなら、もちろんそんなあたりを優先するのが方法だろうなと思います。人権なんて、表向きの「成果」にはなりませんからね。てか、「人権の成果」なんてものが形にあらわれるとしたら、それは「人権」という言葉にあらわされないそうとうな深さのとりくみがあって、それが氷山の一角として形にあらわれたみたいなものかなと思います。例えば、「ひとりの留年も許さない」みたいな学校がほんとに実行できるとかね。でも、それってそうとうに教員にとってしんどいことです(笑)。
で、なにはともあれ、継承できないシステムにしてしまった。当然継承はされません。それをどう継承可能にしていくか。それがこの間ずっと考え続けている課題です。
ひとつはシステムを変えるように働きかけていく。これは不可欠です。でも、一方で、システムがないなら、それを補完する「なにか」を仕掛けなきゃならないんでしょうね。おそらくは、キーとなるのは「人権という言葉を使わない」かなと、ぼんやり考えています。

てことで、今日の人権研修は「経験豊富な同僚」に前に出てもらって、いろいろ話をしてもらうことにしました。ちなみに、ここでいう「経験豊富」というのの真逆にいるのはわたしです(笑)。つまり「さまざまな校種や課程を経験している人」という意味です。ですから、中学校の講師経験のある採用2年目の人にも前に出てもらいました。そんな人から、中学校や定時制で経験したことを話してもらおうと。そこでどんなふうに子どもや保護者とかかわったのか。どんなふうに集団づくりをしてきたのか。その具体的な「方法」を話してもらうことからスタートしてみたいと思いました。
結論的には、たぶんわたしが意図を伝えきれていなかったこともあって、少し言葉を引き出しきれていなかったかなとは思いましたが、でも、すごく大切な言葉を引き出すこともできたかなと思いました。
まぁ、だからといって、明日から何かが変わるとは思いません。でも、ほんのすこし「あ、あれならできる」ということを見つけてもらったらいいし、それを実際にやってきた人が隣にいることがわかっているんだから、ノウハウを聞くことができる。そういう関係づくりの最初の半歩ができたなら、それはそれでたとえ小さくても意味のある研修になるんじゃないかなって思いました。

ハグ!

朝、職場に行って、雑務雑務。昨日ギブアップのメールをしたので、ある意味安心して雑務もできるというものです。あさっての研修会の簡単なメモ書きをつくって、パネラーの人たちに渡して、簡単にコメントしておいたりして。
でも、やっぱり少しは心は残っているので、軽くおべんきょ。
いや、この間ずっといろんな文書を漁ってるんですけど、「性の多重構造」を図式化したものの初出がどこだったかわからなくなってるんですよね。たしか順子姐さんの文章で見たはずなんだけどなぁ。さらに言うなら、「性自認」という概念を日本で提唱したのは麻古仙女さんだって話も聞いていて、たしかそんな文書も読んだはずなんだけどなぁ。どこで読んだんだろ…。
でもとりあえず書かなきゃはじまらないので、とりあえず書いてしまうことにしましょう。もっと他に「考え」なきゃならないこともありますし。

そんなことをやって、昼過ぎから大阪へ。
到着したのはこんなところです。

さてと。中に入りますか。
中ではすでに別の回の収録がはじまってます。ウチの交流会の参加者が元気にしゃべってます。ちょっと大人びた意見を話すと、調整室にいる保護者やプロデューサーが笑います。なごやかです。
で、軽く打ち合わせをしたあとわたしの順番です。
番組は「バリバラR」。てことは、パーソナリティはもちろんはるな愛さん。実はこの半月ぐらい、わたしのミーハーメーターは振り切れてました(笑)。
スタジオに入ると、いきなり
は「どこでやったんですか?」
い「いや、名古屋にあるショッカー本部で」
は「体調はどうですか?」
い「あ、掘削作業してないので、別に」
は「えー、しなかったの?」
い「だって、めんどくさくて」
みたいなベタベタな会話です。これ、単なる音量チェックなわけですが、たぶん調整室で聞いてる人、ひっくり返ってただろなぁ(笑)。
で、収録開始。
いちおう台本はあるものの、あくまでも「流れ」です。いろいろお互いの話をしながら話は進んでいきます。はるなさんとわたし、それぞれ歩んできた道が違うから、ちがうことがあるのは当然です。でも、やはり同じ思いをしてきたところもたくさんあります。トランスという存在だから「ひとこといえばわかりあえる」というわけではないのですが、でもトランスという生き方をしてきたから「ひとこといえばわかりあえる」んですね、たぶん。全否定でもなく全肯定でもない。
自分のこと、家族のこと、仕事のこと、いまやってるとりくみのこと。気の利いたことをいうのは簡単です。でも、それはすぐに見透かされてしまう。自分が生きてきた軌跡の中で経験したり考えたり気づいたことを「言葉」に乗せた時、その「言葉」が時として他者の中に共感を生み出すことがある。なぜ共感を呼ぶかというと、それは受け取る側の生きてきた軌跡に「なにかがある」からなんだと思います。そんな言葉をはるなさんは引き出してくださいます。
気がつくと、あっという間に1時間がたっていました。
飛行機の時間が迫っているのに、快くサインに応じてくださいます。

さらに記念撮影o(^^)o。

勢いあまってハグ!

とても柔らかくて、とても優しい感じが伝わってきました。
てことで

バリバラR(NHKラジオ第2)
放送予定は9月28日(日)8時~8時半
再放送は同じ日の19時~19時半

です。てか、玖伊屋の朝じゃん^^;;。

伝書鳩の会

朝、やはりしんどいものはしんどいです。ま、今日のスケジュールは10時からなんでのんびりしましょう。
で、ギリギリまで部屋で粘って、野口ふれあい交流センターへ。いやぁ、2年前だったかに全外教の大会で来て以来、また来るとは思いませんでした(笑)。
今日は大分でしみじみと開催されている当事者交流会である「伝書鳩の会」です。会長はめったと来ない人ですが、実際仕切ってるのはSちゃんとM野さんなんで、それはそれでちゃんと活動できているみたいです。
それにしても体調が悪いのでモーニングチューハイなんかは飲まずに参加したのですが、えらい驚かれてしまいました。って、なぁ^^;;。
しかし、伝書鳩の会、玖伊屋に負けず劣らずゆるいです。プログラムは自己紹介のみ。あとはてきとうにしゃべれと。まぁ、実際それでいいと思いますけどね。よほどの必要がなければプログラムなんてなくていいと思います。実際、みんなそれぞれ必要な人と話をしていますから(^^)。
さて、わたしはというと、たったひとりヒールを買い出しに行って、おべんと食べながらビーフを飲んでました。そのおかげで、後半は体調がいいものの、ほろ酔い気分でメチャクチャやってたみたいです(笑)。でもまぁ、それも許されるかな^^;;。

骨休め・大分遠征(0日目)

明日はなぜか別府でお座敷です。てことで、今日は大分に行ったらいつも行かせていただくお宅におじゃますることにしました。ここのお宅、もう10年を越すかなぁ。北海道で日教組教研があった時のたまたまの出会いがはじまりでした。こういう「たまたま」が長いつきあいになれるのが、組合のいいところのひとつかなと思います。

で、とりあえず新幹線に乗って、パソコンを開いて、レポート作成です。あしたはお座敷ではありますが、あしたはレポートの締切日でもあります。このレポートを出さなかったら、一年間が無駄になる(;_;)。でも、思いつかない時は思いつかないものです(;_;)。うーんうーんとうなりながら、なんとか書き終えたつもりになりました。ま、あとは一晩寝かせて完成です(^^)。

てなことをやっていると、大分に到着。駅で車に乗せてもらって、山の中へ。到着したのは日本一の炭酸泉の小さな町です。
とりあえず、あいさつもそこそこに温泉に連れて行ってもらいました。すごいです。あわあわです。身体に泡がまとわりついてシュワシュワしてます。
小一時間ほど温泉を楽しんで、お友だちのお宅にもどって宴会開始です。大分は、とにかく食べ物がおいしい。「山海の珍味」ってわけではないのですが、普通の食べ物が普通においしいんですよね。ビール飲んで、日本酒飲んで、ワイン飲んでとしているうちに、メッチャ眠たくなってきたので、そろそろお開きかな…。

ダウン・放送部合宿(3日目)

朝、起きません。卒業生が「起きろ!」と起こしているのに、なにやら「あと、1ポイント足りないんです」とか寝言を言っているヤツがいます。わけわかりません(笑)。
それでもなんとか発声練習に送り出して、ほっと一息。
朝ごはんの後は、番組発表会です。
一通り聞き終わって、卒業生たちからの辛口のコメントです。
「おもしろくない」
もう、その通りです。番組のつくりかたがまったくわかっていません。
「おもしろいこと言わはったから、それをみんなに聞かせたらいい」
という発想です。
まぁここから出発するほかないです。それでも、いくつか収穫はありました。それを大切に育てていくことにしましょう。

意味は自分の内側にある・放送部合宿(2日目)

朝、なんか「発声」に行くみたいです。なので、見送りがてら
メディテーションの時間ももっておけよ」
と指示を出します。いや、ヤツら、よくしゃべる。ほんとにしゃべる。でも、あれだけしゃべるのは、おそらく考えずにしゃべっている。であれば、一日の中に「沈黙」の時間を経験させなきゃヤバイだろうと。
朝食のあとは機材講習第2部。のはずが、はじまる時間になってもダラダラしています。で、またまたお説教です。
「君たち、自分の行動の隅々まで意識化しよう。指の先の先まで神経を行き渡せて、それを感じとろう。頭は常に働かせよう。とにかく考えよう。それ以外方法はない」
午後はいつもの山登りです。これ、性格が出ます。おもしろいです。
ヤツらはひたすらしゃべりながら歩きます。うーん、ダメですね。とにかく、ペースが斜度に左右されます。やたら早かったりやたら遅かったり。考えていないからですね。自分のストライドとピッチを意識しながら、足の裏の隅々まで神経を行き渡らせていれば、ペースは一定になるし、下りで滑ったりもしません。ましてやこけたりもしません。それができない。どうすればいいのかなぁ。
夜は、またまたミーティング。といっても、今回はいつもよりもたくさんの卒業生が遊びに来てくれているので、またまた自己紹介。今日は人も多いし、時間は少ないしということで、「学年・名前・ネタ一個」というお題を出しました。3人ほど話したところで、卒業生からダメだし。
「おもしろくない」
きついな(笑)。ネタが宙に浮いているわけです。と同時に、内輪ウケなわけです。そこを気づかせてくれる卒業生はさすがです。
まぁ、ひととおり終わって、あとはフリータイム。もちろん、フリータイムというのは言葉だけで、番組制作の時間です。のはずが…。
もうええ。寝る。

立て直し・放送部合宿(1日目)

体調は激悪ですが、すべて自業自得ですから、どうしようもありません。
とりあえず、合宿の日が来てしまいました。なんしか、細く長く、3日間もたせる以外、方法はありません。
合宿所に到着して、まずは機材講習です。瞬間、卒業生に頼もうかと思ったけど、そういうわけにもいきません。いつもの通り「動脈の線と静脈の線が」とごまかしておきました。
夜は、ミーティング。まずは卒業生もいることなので自己紹介。
「学年・名前とあとひとこと」
というお題を出したら、ほんとに「ひとこと」しか言いません。そうじゃない。さんざん粘って、ようやくそれぞれが自分のことや自分の関心事を話しはじめました。それでええねん。
その後は、これまた今年も「KJ法」。正直言って、いま、放送部は危機的状況だと、わたしは思っています。しかし、どう見ても、子どもたちはそう思っていない。なぜ子どもたちは危機的状況だと思わないのか。そして、わたしは危機的状況だと思っているのか。わたしの考える危機的状況の理由は?そして、顧問と生徒の間の状況把握の乖離はなぜ起こるのか?その理由を考えさせたいと思ったのです。
で、ポストイットに書かせたら、いろいろ出てきました。でも、キーワードが出てこない。さらに子どもたちに揺さぶりをかけます。すると、少しずつ出はじめました。これが一発で出てこないのが、実は危機的状況なんですよね。でもまぁ、そこからスタートする以外ないです。
最後に「反則」ではあるけど、
「みんなの中に答はあるよね?その答を見つけられない。とりあえず、答を探そう。考えよう。何気なく行動するのではなく、自分の行動の隅々まで意識化しよう」
と呼びかけて、夜のミーティングはおしまい。
さて、これから番組づくりの長い夜がはじ…。お前ら、遊ぶのか?それは違う…。なにもわかってないじゃん(;_;)

ちゃんとしたフィールドワーク

今日は午後から、某研究会のフィールドワークです。「お散歩」などとは違う、ちゃんとしたフィールドワークに参加しなくちゃと思い、参加しました。
コースは、「耳塚」→「祇園さん」→「水平社設立記念の碑」です。
感想をひと言で言うと…。よく知ってはりますねぇ。だって、説明のたびに「質問はありますか?」って、ちゃんと聞かれるわけです。「質問はしないでください」というわたしとは大違いです(笑)。さらにもうひとつ、確信を持てないことは言わない。例えば、豊国神社の鐘楼ですが、当然の疑問として
「戦時中になぜ持って行かれなかったのか」
なーんていうことを考えるわけです。で、質問するわけです。すると、案内の方は
「重かったということですけど、それだけかなぁとは思いますよねぇ(笑)」
とは答えられます。でも、本編では語られません。思わずその答を聞いて
「重かったって、ぜったいウソですよね(笑)」
と言ってしまうわけです。で、たぶんわたしなら
「ウソだと、わたしは思います」
と言ってしまうと思うのです。まぁはじめに「ウソが混じってます」と言ってるから、ウソが混じっててもいいんですけどね。
てことで、これがちゃんとしたフィールドワークかぁと思いました。なんしか、もう少し勉強しないと、案内するの、恥ずかしいですね^^;;

ダラダラと・全国在日外国人教育研究大会(3日目)

今日は分科会。でも、さすがにパワーが切れ気味です。本部で少し休んだり、細々した事務仕事をしてみたり。分科会にちょこっと顔を出したり。いろんな人と話をしたり。そんな感じで一日を過ごしました。
さてと。関西はえらいことになっているみたいですが、帰れるだろうか。
これが案外帰れたんだな。新幹線はほぼオンタイム。よかった。
家に帰ったらぐったり。
とにかくお風呂に浸かって、晩ごはんを食べて、さっさと寝ることにしましょうか。