秋の交流会

今日はトランスジェンダー生徒交流会の秋の例会です。
この交流会、毎回何人来るのかがまったく読めません。まぁ、かつてのように「生徒はひとり」みたいなことはないだろうとは思うのですが…。
とりあえず、今日のメニューの「キムチチゲ」と「とり鍋」の材料の買い出しです。ちなみに、「いつきさんの交流会はなべばっかり」という発言が聞かれたこともありますが、今回は〆のうどんは手打ちでいこうかと。にしても、なべの材料はかさばるし重いし。今回も車を出してくださる方がおられて、大助かりです。

で、会場に着くと、すでに来ている人がいたり、でうどんを打っておもてに出たら、家族ぐるみのグループがわんさか来たり。さらに集合場所に行くと、なんか、えらい人です。これはどうなるんだ?
とにかくみんなで鍋の準備をして、さて、食べましょう。って、キムチチゲは瞬間でなくなりました(笑)。まぁ、水炊きの方は2発目があるから、なんとかなるかな。

食後はいつもの通り、公園で遊びの時間。今日は鬼ごっこだそうです(笑)。
帰ってきたら、グループで話し合いです。今日はリーダー役を4人選んで、みんな好きなところに行って話し合うことにしました。意外なことに、トランス女性・トランス男性が固まるのかと思いきや、そうでもないです。にしても、こんなふうにみんなで話し合っている姿を見たら、ほんとうに「やっててよかったなぁ」という気持ちがじんわり沁みてきます。
てことで、少し時間を延長して、秋の例会もおしまい。

さてと!
お次は打ち上げた(笑)
なんか、2軒行ったらフラフラになって、最終的には終電ですよ^^;;。

会議か呑みか…

今日は、某在日外国人教育関係の会議が広島であります。
明日も用事があるので、とりあえず、朝のうちに期日前投票をすませました。にしても、朝からパートナーとあーでもないこーでもないと話していたのですが…。今回の選挙は難しいです。「わたしの考えで」じゃなく、「全体を見渡して」って感じですからねぇ。区役所へ向かう車の中でずっと話し合って、最終的には苦渋の選択をすることを決断しました。
で、新幹線に飛び乗って、途中「おべんきょ」しながら広島へ。おべんきょしてたら、あっという間に到着。すごいな。
とりあえず、事務局長と合流して、お好み焼き&ビールで昼をすませました。
会議の会場は平和公園のあたりなので、おなかごなしにおさんぽ。ふと見上げると…。

そう言えば、こんな場所も…。

これ、本川橋西詰め北側です。かつて韓国人被爆者慰霊碑があったところです。今はなーんにもありません。公園内に移設されたのはとてもいいことなんですけど、排除の歴史が「ないこと」になっているような気がして複雑な気持ちです。

会議の方は2時間ほどではあったけど、かなり真摯な討論になったかな。しんどい「宿題」を出してしまった気もしますが、たぶん必要な宿題だと思います。

会議のあとは懇親会。牡蠣のカンカン蒸し、うまい!穴子の刺身、うまい!さすがは広島です。
そんなこんなで夜はふけていくわけです(笑)。

けっきょくうどんは食べられない・全同教2日目

朝、少々寝坊。と、三重の友だちから
「早く来い!」
とメールが来ました。てことで、急いで分科会会場へ。でも、聞きたいレポートにはちょい間に合いませんでした。ま、昼からの総括討論で話をしよう。
にしても、今日はなんかテンションが上がりません。別に寝不足なわけじゃないし、言いたいことはいっぱいあるし…。あー、論議に絡めないんだ…。
たしかに言いたいことはいっぱいあるんです。でも、多すぎてまとまらない。で、なぜ多すぎるのかというと、この一年間にいろんなことがあって、いろんなことを考えたってことなのかもしれません。しかもそれが全同教のメインストリームとははずれている。
例えば、「進路公開のとりくみ*1」の話がありました。で「親とつなぐ」ってのが大切だと。
いや、わかります。そうなんです。親を否定しつづけた子どもが、その親の背景を知り、自分自身の社会的立場を認識し、親の生き様を肯定するなかで、自らの進路を考え、それを発表することで意識化し、共有する。
わかるんです。
でもね。
例えば、うちの交流会のある卒業生。「わたしは将来ニューハーフになります」って言った時、それを教員や生徒は受けとめ切れるのか?「進路」って言う時、そこに「言える進路」と「言えない進路」があるんじゃないのか。そこに教員の価値づけは存在してないのか?
セクマイにとって、最初の敵は親だったりします。ま、最近は違うかもしれませんがね^^;;。すると、一度親を切るというステップを踏まないとつながらないこともあります。
なんか、そんなことを考えていると…。
95%の子どもには適用できる。そんなとりくみなんだけど、それを推し進めれば推し進めるほど、残りの5%の子どもが排除されていく。信念を持てば持つほど、排除は進む。だから、信念を持ちながら疑い続ける。強い言葉を発する時、強いとりくみをするときこそ、排除の可能性を考えビビりながらそれをする。
そんなことが必要なんじゃないのかなぁと思ったので、そんな話をしたのですが、果たして伝わったんだろうか…。
それが伝わらないとすれば、たぶんその理由は、マイノリティをマイノリティの場に固定しているってことなんじゃないかなぁ。

てことで、全同教大会終了。
考えてみると、今日の昼ごはんは「鳥のキモのお好み焼」でした。大会が終わってすぐに帰ったので、晩ごはんはコンビニの弁当。けっきょくうどんは食べられずじまい。
でも、香川の鶏はうまいってわかりました。

京都に着いて、カウンターの人たちと合流しようかと瞬間考えたけど、かなり身体が疲れていたので断念。
ま、しゃーないな(;_;)。

*1:ギョーカイ用語ですな(笑)。

今日こそうどんは食べられるのか?・全同教1日目

朝、コーヒー飲んで、しばしまったり。
で、全体会の会場へ。前の方に行くと、いつもの仲間たちがいっぱいいます。そりゃそうです。今日、特別報告をされる方も仲間のうちの一人ですから。みなさん、いろんなエールを送りたいわけです。
ただ、もう少し時間があるので、ロビーに出てみると、山口のT部さんとばったり。ここで、しばし近況報告なぞかわしてみたり。そうこうするうちに特別報告がはじまりました。
もうね。王道です。ほんとうにていねいな実践をされていて、それが子どもたちを介して保護者や地域に広がっていくさまが伝わってきます。なによりも、変わっていく子どもたちの姿がまぶしい。
さらに、そんなすばらしい実践であるにもかかわらず、ちゃんと現在の課題も提起されました。「等身大」の報告って感じのほんとにとってもいい報告でした。

で、分科会の会場に移動。途中昼ごはんなわけですが、どこもかしこもうどん屋さんはいっぱいです。そりゃそうですよね。てか、うどんはあるんですけど、大切なものがない。
てことで、うどんはあきらめて、ラーメン屋さんに行きました。
このラーメン屋さんが大正解!赤鶏ラーメンなる、唐辛子の入った鶏と魚のスープのラーメンです。こくはあるし、旨味もあるし。めっちゃおいしかった。

てことで、元気をもらって分科会の会場へ。
会場は超満席です。なんなんだ?これは?どうやら、今日の二本目、わたしがターゲットにしているレポートをみなさん聞きにきておられるみたいです。あー、なるほど。有名人なんだ…。ファイトがわきます(笑)。
一本目の報告は…。いいですね。若い教員の「楽しんでる感」が伝わってくるレポートです。たぶん、子どもからも保護者からもかわいがってもらってるんだろうなぁ(^^)。
で、二本目の報告…。ヘイトスピーチを題材にとりあげたレポートです。
ところが、いきなり自分語りがはじまりました。いや、それ、ええし。実践と子どもの姿を語ってほしい。どうやらレポートの場を勘違いしている、あるいは、意図的に内容を変えているみたいです。ところが、聞いている人はその語りを楽しんでおられます。ワケワカラン。
で、質疑応答で、いきなり「講演ありがとうございました」とかいう人が出てきたりして、えらい皮肉やなと思ったら、どうも本気でそう考えているっぽい。ますますワケワカラン。
ま、レポーターの方、いちおうカウンターに参加したりもしておられるようです。なので、当初考えていたほどではないのかな。
とにかく質問を考えなくちゃ…。んー。
そうか。授業でとりあげた時はカウンターに参加しておられなかったらしいので、「今、授業を振り返った時、「これが足りなかったなぁ」と思われることってなんですか?」ってのでいこう。
ところが、答えてもらえず(;_;)。
しゃーないので、意見の時間に「自分なら」って話をしてみました。まぁ、拍手があったし、それなりには伝わったのかな^^;;。しかし、レポートする時並に緊張しましたよ。
てことで、本日の分科会は終了。何人かの知りあいと再開を喜んで、いよいよ夜の部へと…。

うどんは食べられるのか・全同教0日目

少し早めに職場を出て、あちこち用事をすませて、とりあえず京都駅へ。で、向かうのは香川県高松市
K野さんと合流して、ぁゃιぃグループがやってる「実践交流会」の会場へ。到着すると、いきなり「これ、どない思う?」とレポートのゲラを見せられました。レポート読むより、隅っこに書いてある「.indd」を見て「InDesignか…」と思ったのはここだけの話です。
で、そのレポート読んで、参加分科会が決定(笑)。
しばしみなさんの暑い話を聞いていたのですが、突然自己紹介がまわってきて、ここ2ヶ月くらいのことを少しボヤいてみたりして。
実践交流会は終了間際だったので、二次会へ。と言っても、なんかアレだったので、徳島のKKコンビと香川のT上さんと4人でまたーりと呑み(^^)。で、12時も近くなったことなので、コンビニに寄って宅呑みの材料を買って、本日の宿舎に移動。しばし3人で飲んでたのですが、これはキリがないなと、寝ることにしました。
ま、今日はウォーミングアップだな。

今日はとにかくさくさくと仕事をしないとどうしようもない予感がします。てことで、7時半頃に出勤して、とにかく細かい作業をぜんぶすませてしまいました。で、午前中はカントクだの授業だの。
昼に職員室に帰ってきて、ちょいと「おべんきょ」です。
仁の物語」と「智の物語」をぶっ続けで見て、涙がチョチョ切れました。
で、おべんと。

午後からは第2のふるさとに出張。と、卒業生が出張先で働いていました。てことで、しばし雑談。んー、なつかしいなぁ。20年前にタイムスリップしたような感じです。しかし、20年前にタイムスリップということは、その卒業生を担任していた時のわたしの年齢は、その卒業生の今の年齢とほぼ同じ。なんかこわいな…。

で、夜はおべんきょです。
今日はさっきのビデオをつくられた幸重さんの講演です。テーマは「子どもの貧困」。わかりやすいワークシートを使って「貧困」について考えたり、そういう子どもたちの居場所づくりの話を聞いたり。
子どもの居場所づくりって、「根本的な解決」ではないかもしれません。でも、だからと言って、現実にその「居場所」を必要とする子がいるわけで、それはほうっておけない。まぁ、わたしがやっている「交流会」も似たようなものなのかもしれません。ちょっと違うか^^;;
にしても、一番ウケたのが、講演の後の雑談の時間帯の
「SSWの研修会で話をしたとき、「子どもの貧困ってそういうことだったんですね。わかりました」って言われて、「お前、仕事しろよ!」って思いましたよ」
ってエピソードでした(笑)。

家に帰ったら「本」が届いてました。
ふへへ…^^;;

映画「SAYAMA」

今日は、おべんきょ仲間がやっている自主上映会で「SAYAMA」が上映されるとか。てことで、行くことにしました。
2時半開始ということで、昼ごはんを食べ終えて大急ぎで行ったのですが、3時半からとのこと。まぁ、やることはないわけではないので、雑事をしながら時間つぶし。
で、3時半から見はじめました。

狭山事件というか、狭山差別裁判というべきか。
当然のことながら知ってはいるし、もっと言うなら授業でとりあげたこともあるし。さらにいうなら、1991年かな。狭山現調に行ったこともあるし。
てことで、基礎知識的なことは、まぁいまさらなわけです。ただ、狭山のことをそれほど日常的に意識し続けているわけではありません。なので、あらためて見る中で「あぁ!そうだよなぁ」ということが多々ありました。
それからもうひとつ。石川さんと早智子さんが普通に生活をしている場所に行き、その日常も含め映像にしている。あ、もちろん、カメラが入った時点で「日常」ではなくなるのですが、それも含めて「日々の暮らし」が映されている。これは二重の意味で衝撃的でした。ひとつは「石川さんにも日常がある」という当たり前のこと。そしてもうひとつが「その日常の中にあまりにも再審請求闘争が深く入り込んでいる」ということです。
もちろん、頭では理解できます。が、それを映像として目の前に出された時、やはりそれは衝撃的なわけです。

この映画を「映画」として見た時、実はよくわからないところがないわけではないです。まぁ、わたしは映画ファンではないのでよくわからないのですが、「狭山差別裁判」あるいは「石川一雄さん/早智子さん」という強いテーマ性をもったものが題材であるだけに、すごくつくりにくいんじゃないかなと思いました。それだけに「ストーリー」があるのかないのかわからない。それに起因する「散漫さ」というものを感じなかったわけではありません。
が、それを越えて、解放運動の弱体化とともに存在そのものが忘れられてしまうのではないかということが危惧されるいま、やはりこの映画が「そんないま」つくられた意味はすごくあるなというふうに思いました。

今年もやってきた

今日は毎年恒例の東九条マダンです。
はっきり言って、最近、やるのがしんどくなってきてはいるのです。でも、これをやらないと、交流会の活動ができなくなります。なので、やはりやらなきゃならないわけです。
それにしても、3日は特異日なんですが、3日をはずすとたいてい雨なんですよね。で、今年も雨らしいです。でも、マダンは決行です。
とりあえず8時に会場に入って、ひたすら準備。やがて毎年手伝ってくれるSさんか来てくれました。ほんとに助かります。
そうこうするうちに、卒業生から「向かってます」とか、現役生から「もうすぐ」とか連絡が入ってきます。よしよし。と、かつて担任したHがやってきました。久しぶりやなぁ…。
結局、マダンはこういうものなんですね。
マダンに来れば人に会える。まさに「マダン」です。だから、マダンをやる意味があるんだろうし、わたしも焼肉屋をやり続ける意味がある。
途中、えらい雨が降ってきて、ブログラムが中断。こんなのも珍しいです。やがてブログラムを再開したものの、スケジュールをぎっちり入れるものだから、隙間の時間がありません。ということは、お店をまわる人が少なくなる→肉が売れない(;_;)。
まぁ、それでも、1kg残して終了。もうけは少ないけど、ゼロではないはずです。
おそろしいほどの疲労と、でも何とも言えない充実感をもって、今年の東九条マダンも終了。

ファースト&オンリーステップ

↑が英語的にまったくダメダメなのはおいといて…。
今日は朝からレポートしなくちゃなりません。これ、年明けにある、とある集会への切符みたいなもんでして。
にしても、昨日の夜の飲み過ぎで、かなりフラフラです。てか、起きたくない(;_;)。
それでもなんとかかんとか起き出して、とりあえずおふろ…。うわ!気持ちいい。のんびり入…。あかん!レポートに間にあわん!
あわてて会場に急いで、レポート開始時間にはなんとか到着。さいわい開会のあいさつでつないでくださっていたので助かりました。
息も収まったところで、レポート開始。「多様性ワークショップの試み」なるタイトルです。このワークショップ、わたしひとりのものじゃないんですけど、まぁ、「アイデア」はわたしが出したから、よしとさせてもらおうかと^^;;。

にしても、レポート中に実演しながら、あるいはレポートのあとの質疑応答中に考えていたんですけど…。
このワークショップ、というよりも、そもそもが、ワークショップって、やる人の理解度とパーソナリティ、それからファシリテーターと参加者の関係にかなり影響されるものなのかもしれないです。
わたしなんかは、基本的にはワークショップとかやるのは嫌いなんですけど(笑)、やる限りは積極的にやろうと思うから、ま、そこそこにはなるんだろうなと思うんです。で、その「吹っ切れ方」ができないタイプの人はしんどいかもしれないですね。
あと、やはり人間関係ですね。どこかのセミナーみたいなのだったら、「一期一会」的なものかもしれないけど、学校でやるってことは、日常の関係がすでにあるわけです。すると、それにすごく左右される気がします。
まぁ、そのあたりが、学校でワークショップをやることの難しさなのかもしれないです。

ま、そんなこんなでレポート終了。

あけて京都の交流会

なんか、朝、騒がしいです。なんだろ…。あ、帰らなきゃならんメンバーが帰る音か…。
で、目を覚ますと、残っているのは5人。ま、これもいつものことです。ほとんどかたづけてくれたみたいなので、スロースタートでいきましょうか。
しばらくウダウダして、そのうちみんなが帰ったところで、K淵さんとふたりでニンニクの皮むき開始(笑)。
今日はタレとキムチの日です。
そうこうするうちに、ずっと一緒に交流会をやっているF村さん登場。3人でサクサク作業を進めていきます。にしても、生徒は遅いなぁ…。ま、いっか。
ヤンニョムをつくって、白菜に塗り塗り。できた!

タレを大鍋でグツグツ。

毎年繰り返される光景です。

けっきょく、生徒は来ず。こんな時もあります。でも、続けていれば「場」はあります。「場」があれば、必要とする生徒と巡りあうこともできます。
あとは試食タイム。大人の会話をしながら試食して片づけて、本日終了。

少し疲れたので、帰りに「マルガリータ」なる店で休憩(笑)。

さてと。明日もがんばるか…。