絶不調だけど提案県・日教組教研2日目

朝起きると全身がパキパキです。しかも8時。起き上がると、部屋中がバラッバラになってます。ヤバイです。でもとにかく朝ごはんを食べて、コーヒーをボトルに詰めて、スタートです。
タクシーに乗って、なんとか会場へ。みなさんと朝のあいさつをして、さぁ分科会開始という直前に「忘れた!」ってことに気づきました。
実はわたしは今年は「レポートのあるレポーター」です。ちなみに、この立場になったのはmuchan時代の2005年1月9日以来、実に15年ぶりです。あの時はたしか、「CMは子どもたちにとってロールモデルになるか」というのをやったんでしたっけ。で、子どもたちにアンケートとったら、女の子のトップは上戸彩で、男の子のトップは星野仙一でした。まぁ、あこがれるCMキャラクターにはジェンダー差があるのはあたりまえだけど、そのイメージそのものがジェンダー差をつくりだしてる可能性があるってことが言いたかったんだけど、どうもあまり理解されなかった思い出があります。ちなみに、この時は『正論』にほめられちゃいました(笑)
で、今回は2回目ですが、実はここだけの話、このとりくみは2014年度の教研に出してるんですよね。ただその時は「レポートのあるレポーター」にはならなかったんですが、なぜか今年はそうなったと。
で、忘れたのは「カードゲームに使うカードのサンプル」でした。どうしようと思ったら、Aっちゃんから「とりにいきましょうか?」という天の声が…。ありがたい。去っていくAっちゃんの後ろ姿を見ながら、どこからともなく「秘書やな」という声が…。いや、申しわけない。
それにしても、今年は質問が多いです。レポートそのものは10分なんですが、2本のレポート&質疑で1時間半ほどかかりました。すごいな。てか、わたしのもそんなに質問きたらどうしよう(笑)。
で、休憩のあとはわたしのレポートです。「提案県に選ばれたのは北海道以来2回目でして、普段は発言時間が3分しかないなら、身体が3分に慣れてるんですよね」とひとこと挟んでから、「多様性ワークショップ」の紹介をしました。レポートが終わると質疑応答。えーと…。4つ…。しかも、うち3つは友だち(笑)。ひでぇ。質問が出ないって事は盛り上がらないってことですやん。悲しいなぁ。
昼ごはんは近くのロイホ。「悲しいなぁ」って言ったら、「レポートには穴を開けなきゃ」って言われたけど、それ、いつもやってることなんだけどなぁ。
で、午後は友だちが提案県なので、それを聞きました。まぁそれはいいんだけど、なんで「セクシュアルマイノリティ生徒交流会」が提案県になって、かつての「トランスジェンダー生徒交流会」は提案県にならなかったんだろ。まぁええけど。
ちなみに、司会の方や共同研究者の方から「今年は選ばれるかもよ」とか言われたんですが、なんのこっちゃ?
そんなこんなで、濁りきった頭で今日の論議は終了。実は朝の絶不調は、まだ続いてるのでした。昨日のダメージはどんだけやねん。
いったんホテルに帰って、お風呂に入って身体を温めて、飲み会会場へ。やはり体調がダメですね。飲もうと思ったけど、身体が食べ物を受け付けません。横になって、お酒をちびちび、料理をちびちび。ふと宮崎全同教の夜を思い出しました。熱はヤバイです。てか、インフルはもっとヤバイです。今週のスケジュールがすべて吹っ飛びます。でも、帰るわけにはいきません(笑)。E井さんが来られるはずです(笑)。A井さんがマッサージしてくださって、少し楽になったかな。
そうこうするうちに、2時間半たって追い出されることに。外に出ると
「なんでお前らが(笑)!」
インクルーシブ教育分科会の二次会が、わたしたちのあとでした。てことで、急遽合同二次会が決定。無事E井さんも合流されて、わたしも体調がもどってきて、ここからはゲラゲラ笑いながら飲みました。

帰りはAっちゃんとKわら田さんと3人。なんとなく小腹がすいたよねということで、カップラーメンと缶チューハイと炭酸水の三次会。でも、わたしは途中で寝ちゃったみたいです。
起こされて、部屋に帰って、今日は倒れることなく寝られそうかな。

今年も来た・日教組教研1日目

朝、電車がいつになく遅れてます。おかしいな、なにもないのに。と思ったら、どうやら濃霧と倒木でダイヤがずたずたらしいです。嫌な予感が頭をよぎります。案の定、始業は20分遅れの午前は45分授業。うーん、今日の予定はどうなるかなぁ。
朝一番目に昨日の決断の話をしたり。状況が急激に動きそうです。
てことで、今日の授業を終えて、午後から休みをとって移動開始。やはりダイヤの乱れは残っていて、思った時間に京都駅に着くのは無理そうです。1本遅い新幹線に変更です。で、到着したのは広島です。今日から3日間、いつもの日教組教研です。行きの新幹線では明日の宴会の場所の相談。
会場に着くと、すでに討議ははじまっています。さすがに流れがわからないので、しばし沈黙。ただ、去年と違って後半の討議には参加できそうだったので参加してみました。なにせ、「労働・家族」はあまり得意ではないものの、義務制と高校の違いはかなり顕著なので、そのあたりの指摘はしておかなきゃなと思いました。何が違うか。
なんか、義務制における進路指導は「なんにでもなれる」がベースにあるように思うのです。それに対して、高校における進路指導は「すでに決まった方向」がベースにあるように思うのです。それは、単純に義務制時代をどう過ごしたかだけじゃなくて、なんか生まれた瞬間、すでに決まってるみたいなことがあるかなと。やはり、ほんとうにしんどい家庭で生まれた子が「すべての可能性がある」とはとうてい思えない。
そう言えば、かつて「才能」について考えたことがあったなぁ。なので、帰り道にKわら田さんとそんな話をしたり。
その後呑み会です。この間取材してくれた人がKわら田さんと友だちならしく、まずは3人でお好みをつついたり。その後、いつものメンバーと合流。さらにそうこうするうちに共同研究者の堀江有里さんが合流。堀江さんはとてもとても昔からのつきあいです。
そんなこんなで、12時ぐらいまで呑んで、その後コンビニで缶チューハイを買ってAっちゃんと3人で屋外で呑み。
かなり酔っ払って部屋に帰って、そのまま倒れるように寝ました。

あっちに座りたかった

今日は午前は歯医者の日です。こないだ詰物がとれて、やっとです。
とれた詰物を歯医者さんに渡したんだけど
「あれ?おかしいな。どう見てもこうだよな」
ってやってはります。つまりうまく入らないと。
「虫歯もあるし、つくりなおしますね」
ということで、速やかに麻酔を打たれます。うまいわ。はじめにチクリとしただけです。でも、身体に力が入るのは条件反射ですね。
あとは削りまくって型をとって仮詰めして終了。来週もっかい来たらいいってことかな。

ここから移動開始です。目指すは京都府最南端の町。今日はここのガッコで某人権教育研究会の会議です。ただ、楽しみなのは、会議の途中でDARCの見学があることです。
てことで、30分ほど会議をやって、山の下にある木津川ダルクへ。何回か前を通ったことはあるけど、中に入るのはもちろんはじめてです。
中に入って、スタッフの方に
「あの、この間龍谷大学でえんたくに…」
と自己紹介したら
「あー」
とわかってもらえたのはうれしかったです。
部屋に入ると、参加者の皆さんがミーティングをすべく待ってくださっていました。
わたしたちは机から少し離れたところにあるソファで見学です。
やがてミーティングがはじまりました。まずはダルクのパンフレットみたいなのの読みあわせ。そして12ステップです。
そこからひとりひとりが語りはじめられます。まずは
「〇〇」
とアノニマスネームを言うと
「〇〇!」
と返されるのを見て、『アル中病棟』で見たこと、ほんとにやってるんだと再認識したり。
なんか、依存系の人の話を聞いていつも思うのは「さびしい人生でした」って、みなさん口をそろえて言われるんですよね。加藤さんも言っておられたな。
これ、逆に言うと、ダルクと出会って「さびしい人生から脱出した」ってことになるのかな。仲間と出会うって、そういうことなのかな。薬物をやることを通して人とのつながりがどこかで切れる。依存症の回復って、そういうつながりの回復でもあるんだろうな。そしてそれは、たぶん依存症の人だけじゃなくて、例えばトランスの子どもたちや在日外国人の子どもたちも同じなんだろな。もちろん違うところもいっぱいあるんだろうけどね。でも、例えばとーますの話とか読むと、やはり、つながりの回復なんだなって気がします。
ミーティングのあとは質問タイム。わたしもマーシーのことを聞いてみたり。そうか、マーシー、捕まる直前は日本ダルクに行かなくなってたんだ。しんどいな。
壁に貼ってある紙を、許可をとってパチリ。

拡大!

こちらも!

なんか、ココルームの天井を思い出しました。

帰る前に
「みなさんの話を聞きながら、実はわたしもこっちに座りたいなと思ってました」
とか言ってみたり。もちろん「言いっぱなし、聞きっぱなし」ではなく「ツッコミあり」ではあるけど、わたしが日常的にやってることでもあるし、依存症の回復者の友だちもいるしね。

てことで、木津川ダルクをおいとまして、学校に帰って会議再開。まずは感想の交流です。みなさん、「行ってよかった」と言っておられました。そうなんですよね。会わなきゃわからない。なんでも、木津川ダルクができた時に、学校の中に「心配」する声があったんだとか。たしかに幻聴さんとともに生きてる人もいるかもしれない。でも、そういう人がいないことになってるこの社会で、幻聴さんとともに生きる人と日常生活で出会えるこの学校の子らは、幸せなんですよ。
そんなことを話して、あとは会議をさっくりやって、5時前に終了。

ここからまたまた移動開始です。向かうは大阪駅。ここでKうさんと合流して燃料補給。

と、Hりさんも来られたり。
そんなこんなで、恒例の会議です。今日はけっこうあっさりめに終わって、恒例の飲み会。こちらもわたしはさっくりあがりましょう。
それでも帰ると0時前。さぁおべんと詰めて、さっさと寝なくちゃ。

移動開始

今日は午前と午後に恒例の某在日外国人教育関係の会議があります。まだ年明け早々ですが、来年度へ向けていろいろ決めなくちゃなりません。なかでも、全体会の講師選びが大切です。
はじめはK島さんとかHま田さんとかEの井さんとかの名前があがってたけど、ちょっと待てよと。次回大会は鳥取です。てことは、やっぱり鳥大の人じゃないかと。こんな時「まこっちゃん」が生きててくれたらなぁと思ったけど、考えてみたら、まこっちゃんの跡継ぎいるやんかと。で、検索かけたら、ちゃんといはりますね。兵庫で震災関連をしておられる方とか、静男でブラジル人関連をしておられる方とか。
鳥取の人は鳥大とつながっておられないみたいだったけど、たぶん研究者とつながるのはとても大切です。なので、ここをチャンスにつながりを持ってもらえばいいかな。
まぁそんな提起をしたり。実践は全然できてないけど、たぶんそういうことを考えるところに、わたしの存在意義が少しは残されてるんじゃないかな。
午後の会議はメンバーが少し増えて、午前の話プラスアルファの話。話をしながら、大分とか熊本とか徳島(笑)と連絡をとりあうのが、やっぱりわたしの存在意義かな。
会議が終わったら、飲み会です。が、いつも行ってたお店がつぶれてます。どうしようと思ったけど「京都駅の近くに屋台があるんだって?」とかいう他県の方のために崇仁に向かいました。が、そのまま崇仁新町というのも芸がないので、「地元の人しか行かない飲み屋に行く?」ということで、かっちゃんへ。
と、
「あれなに?」
「銀行」
ということで、柳原銀行に寄り道。
「こんにちは」
と入ったら
「こんにちは。でも4時半までなんですよ」
「すぐに出ます。あ、もう4時35分なんや」
「せんせい、さっと見てさっと出てね」
ということで見せてもらえました。
「せんせいって言われてる」
とか言ってる人がいたけど、いろいろバレてるねん(笑)。
10分ほどで外へ出て、かっちゃんへ。お店に入るといつもの空気が流れてます。でも、わたしがいられるのは15分ほど。出掛けに
「先に帰るけど、あんじょうしたげてね」
と言うと、笑われました。
さてと、明日へ向けて、移動開始だ。

サルベージしたら見つけた

今日のフィールドワークに触発されて、昔のフィールドワークの資料を探してみるなど。すると、ありました!
遠足のしおり
さらにこんなことも書いてたんだな。
学級通信第6号」は「震災の爪痕(その1)」です。ちなみに「その2」は出ませんでした。
学級通信第7号」は遠足前の注意事項。なにやってるんだ?この教員www。
学級通信第10号」は振り返り(その1)です。
学級通信第11号」は振り返り(その2)です。
それにしても、暑苦しい。そしてなによりすごいのは、この暑苦しい教員につきあってた子どもたちです。
まぁ、そんな感じですね。

今年は長田

今日~明日、日教組の近畿・中国・四国ブロックの女性部長会議があります。ちなみに、去年は「山登りの翌日」に山口に行き、おととしは京都で迎え撃ち、その前の年は小豆島に行きました。
この女性部長会議は必ずフィールドワークがセットであります。今年は鷹取に行くんだとか。ここ、かつてきたことがあります。サルベージした資料によると、1996年5月2日に来ていたみたいです。
てことで、とりあえず元町に行って昼ごはん。

八宝菜、とろみがないけどうまい!

で、集合場所へ。ところが1時間早く着いてしまいました。まぁええか。ゲンコでもやっつけましょう。
やがて集合時間が来たので受付をすませて、そこから鷹取へ移動開始です。降り立った鷹取駅、なんとなく25年ほど前に来た時の感じが残っています。なんでも、このあたり、全焼区域と全壊区域がテレコになっているみたいです。そんななか、ところどころに昔のままの建物があったりします。
これは、当時ボランティアの人が地元の人を元気づけようと書いたペイント。

このレンガはお墓の塀ですが、昔のものと新しいものが混在しています。

大国公園。

そう言えば、遠足の時ペーパードームに行くのを希望しなかった子らに「ここで遊んどけ」とか言ったよなぁ。ここに震災当時の電灯が残っています。

旧鷹取商店街。今はまったく変わっています。

そして、鷹取教会へ。あれ?礼拝堂、こんな感じだったけ…。

でも、やはり紙の芯を使って建物が建っています。

チョゴリを着たマリア像。

ベトナムの服を着たマリア像。

和服のマリア像。

あ!昔のペーパードームの写真が!これですこれです。

奇跡のキリスト像。

焼け残ったのが奇跡なわけではなく、ここに「人のつながり」ができたことが奇跡なんだとか。

あと、FMYYの中を見学して、金秋子さんの話がはじまります。
とにかくメッチャたくさんのことをしておられます。でも、元はというと、「ボー」とした大学生だったんだとか。それが、地域に住むさまざまな人と震災を通して出会って、そこから今の活動に入ってこられたんだとか。その経験から出てくる言葉はおもしろいです。
例えば、長田は元々ケミカルシューズをつくっていた街ですが、町全体がひとつの工場のようだったんだとか。なるほどな。そうやることによって、街の中をお金がまわる。すると、町全体が豊かになる。すると、街の中に人々が行き交うようになる。
あと、印象的だったのが、最初に話された「街の中にある多文化を発信する」ということかな。つまり、外から持ってくるんじゃなくて、もともとある声を発信する。そうなんですよね。それは学校も同じです。
とにかく、あまりにも盛りだくさんなので、覚えきれません。そうそう、「1.17KOBEに灯りをinながた-今、伝えたいこと-」は見なくちゃ。
そんな感じで話を聞き終えて、外に出るとすでに暗いです。なんでも予定よりも1時間くらいたくさん話してもらえたんだとか。でも、このあとのフィールドワークがキャンセルになってしまいました。
阪神高速。

なるほど、これはコケるわな。
そして、鉄人28号。

「よっるーのまっちーにがおー♪」
ということで、今年のフィールドワークはおしまいです。

合宿の朝→やっとの思いで帰る

朝、6時頃にふと目が覚めました。なんか、痛いです。どうやら名札が食い込んでるみたいです。しかも、板の間にシュラフを直接敷いてるわけで、痛いに決まってます。
それでもしばらくシュラフの中でぬくぬくしていましたが、Mーさんが朝ごはんをつくってくれたので、いただくことに。うどん、うまい!
で、迷ったけど、結局チューハイに手を出したところで、今日一日が終了しました。やがてSおりちゃんが起きたのでサムゲタンをいただきました。うまい!サムゲタンを食べながら、いろいろディープな話。当然ビールに手が出ます。
しばらく朝の会話をしたのち、片づけ開始。動くやつと動かないやつの格差がはげしいです。まったくもう…。
片づけが終わったら、いつもの通り、崇禅寺駅前の惣菜屋さんへ。ここで、おいしい鶏の唐揚とかおでんとかをつつきながら、まずはワイワイ話。そのうち子どもが帰ったので、もう少しディープなトランス話。そして、最後に残ったのがNPO法人の理事長と副理事長(笑)と理事の3人。なぜかNPO法人の今後の活動へと話がシフトしていきました。
でも、今日は早く終わりましょう。5時過ぎにお開き。駅に着くと、新快速の2分後に特急があります。うーん、特急に乗ろう。疲れた…。
でもおかげさまで、家に帰ってビールを飲んで、パートナーに腰を押してもらって、お風呂に入って、10時半には寝られました。
よかったよかった。

お座敷の朝・焼肉の夜

朝、いつもの時間に起床です。そして向かうは八尾。今日は八尾市内の中学校でお座敷です。なんでもここの中学校、人権週間近辺の土曜日に「人権デー」を設定して、保護者や地域の人も一緒に人権講演会を開くんだとか。そんなのにわたしみたいなのを呼んでええんかとは思うのですが、呼ぶのはあちらの判断で、呼んでいただけたら喜んで行かせていただくわけです。
てことで、8時前に八尾に着いてそこからテクテク歩きです。途中コンビニに寄って朝ごはんをゲット。パンとコーヒーをいただきながら、またもやテクテク。と、登校途中の中学生発見!なので、その子らが歩く方向について行くと、目的の中学校まで行けました。
それにしても、朝の体育館は寒い!みんな暖かい格好をしてくれたらええんやけどな。
そんなことを考えながら、お座敷スタート。うーん、リアクションが薄い…。いや、寝てる子なんていないし、みんな一生懸命聞いてくれてるのはメッチャ伝わってきます。だって、頭を動かして、こちらを見ようとしてくれてますからね。ただ、リアクションが薄い。マジメなのかなぁ。
それにしても寒い。
「手、ポケットの中に入れて聞いたらいいよ」
って言ったら、かえってポケットから出す子もいたりして、どうしたらええねん^^;。
それでも90分ガッツリ聞いてくれました。
話しのあとは子どもたちは教室で感想文書きです。なので、教室訪問。すると、ここではみんなの表情はいきいきしています。
「みんな、マジメなんですか?」
と言うと、爆笑しています。ええ空気感です。教室では教員の方も生徒さんもいっぱい質問してくれました。おかげさまで1・2年生の教室はまわれませんでした。まぁ、3年生特権^^;ってことにしておきましょう。
昼前にホームルームも終わって放課。帰り道は暖かい。下校する中学生に混じって、声をかけあいながらテクテクと駅へ向かいます。途中少しだけ寄り道をしてムラを探訪。そうかぁ、ここだったのか。そうそう、八尾といえばベトナム人や中国人が多いって聞いてたけど、たしかにベトナム料理屋さんとかベトナム食材店とかあって、なるほどなと。
で、いったん京都にもどって昼ごはんとか雑用とか。

で、再び大阪へ。今日はトランスジェンダー生徒交流会の合宿です。
到着が少し遅くなって6時になりました。会場に着くと、すでに鍋の準備は万端です。肉も「そろそろ焼くぞ」という感じです。が、まだ早い。頃合いというものがあります。
そうこうするうちに、会場責任者のMきさん登場。集会所の使用にあたっての注意を説明してもらって、Mらいちゃんの「いただきます」で鍋と焼肉の夜がスタートです。Sゅんすけが買い出しをしてくれたので、ビール・ワイン・日本酒もおいしいのがたっぷりあります。
なんか、いろいろ話をして、結局Kっ川くんにマッサージをしてもらい、シュラフに潜り込んだら爆睡です。

ポリグリップらしい

朝、やはり楽です。平日がいいです。ちなみに、家を出ようとしたら、いきなり近くで蹄の音がしました。たぶん鹿ですね。そういう季節ってことです。
今日は授業にまみれます。6人講座は整数の性質をやることにしました。整数問題もクセがあるし、あまりやる人がいないけど、やればやったでおもしろいです。なにより、modとかやると、割り算の見方が変わったりしますしね。
あとのふたクラスは平均変化率。それにしても、「気になるクラス」があきません。ほんとのほんとに一部の子どもなんだけど、それがきつい。他の子らが勉強に向かいはじめただけに、その子らが目立ちます。まぁとにかく、明日は極限値をサクッとやってプリントだな。

で、職場を出て、向かうは滝井です。2ヶ月に一度の滝井参りです。診察室の会話は…。なにもないです(笑)。まぁそりゃそうです。ここ以外に毎月会ってるしね。
で、まんまるの会。少し早めに会場に着いたら、誰もいない(笑)。これはあきません。買い出ししなければ。ということで、山のように買い出しをして会場にもどると、何人か来てたので、飲み物を買いに行ってもらいました。ちなみに、買い出しで重いのは飲み物なんですよね。
今日は年末の会だけど、初参加の人もいるので、自己紹介はサックリと。あとは宴会です。今回は餃子を焼くだけじゃなくて、玉子も焼いてみることにしました。なかなか好評でうれしかったり。
宴も落ち着いたところで、みんながワイワイ話をしていて、なにかのことで、話題がわたしのことになりました。たまにそういうことがあるんですよね。
なんでも、わたしがいたほうが会が円滑に進むらしいです。なにもしてないのにね。てか、やってることはビールとかワインとか飲みながら、餃子を焼いたりそうめん茹でたりしてるだけなのにね。そしたら、ある参加者の方が
「いつきさんはポリグリップやねん」
と。そしたら別の人が
「うちら、みんな入れ歯やし」
どういうたとえやねん。
まぁなんでも接着剤らしいです。でも、そういうふうに感じてもらえるのはうれしいです。
ちなみに、今日は下の子が参戦してます。参加者のうちのひとりと話をしてほしいと思ってました。なんか、いろいろ参考になればいいな。
たしかにまんまるの会はトランスの集まりです。でも、トランスってシングルイシューであつまってるわけではありません。それぞれがそれぞれの生活をしていて、そういう人が集まってる。だから、性別や医療とは無関係な話もそこに出てくる。それが大切なんだろな。
そんなことを考えながら、少し早いけど、9時半においとま。これで帰って、家に着くのは11時です。たぶん限界だな。

と、帰り道に通産省によるトランスジェンダーへのトイレ排除問題&強制カミングアウト問題で、トランスジェンダー側の勝訴のニュース。おめでとうございます!ほんとによかった。というか、画期的。
だから「何も起こらない」って言ってるじゃん。

もっと発言過多・全同教2日目

朝、なんだかおなかいっぱいです。飲み過ぎなので、しかたないか。それでもカレーがあると食べてしまう悲しさです。昨日の宴会でもカレーを食べたな^^;。
さらにおなかいっぱいになったところで分科会です。
今日のひとつめのレポートはトランスガールへのとりくみです。はじめのうちは「ん?」と思ったけど、だんだんがんばっておられることがわかってきました。ただ、たぶんこのレポートを聞きに来てる人がかなり多いであろうことを考えると、少しはっきりさせたほうがいいかなと思い、質問です。
い「Aさんは男の子ですか?女の子ですか?」
レ「身体がですか?」
い「身体なんてどうでもいいです。男の子ですか?女の子ですか?」
レ「女の子です」
い「ありがとうございます」
即答してくださったのがうれしかったですね。
と、参加者から
「先程の質問の意味はなんですか?」
という質問が(笑)。
てことで
「現実の社会は男と女のふたつの性別しかないとされている。それに対して、トランスジェンダーは「その他の性」とされてしまう。ふたつの性別しか認めない社会であれば、その子のことはジェンダーアイデンティティにしたがった性別で扱わなきゃならない」
って趣旨の発言をしました。
その後、宿泊行事の部屋割りのことからはじまって、論議は名簿のこととか体育の授業のこととか。んー、違うんだよな。でも、悩んでおられる教員もおられるので、またまた発言。
「LGBTQの学習をするのはLGBTQの人のことを理解するためじゃなくて、この社会がどのような規範で成り立ってるかを理解するためです。男女でわけるのは、「異性愛規範」があるからです」
とバッサリ。まぁええやろ。
2本目のレポートは児童養護施設から通ってる子のレポート。担任さん、ええ人やなぁ。それにしても、同い年か(笑)。
ここで昼ごはん。Uりんちゃんとあだちゃんはよく食べる!わたしはそんなに食べられないよ。
で、3本目のレポート。地元三重のレポートです。ちなみにレポーターさんは昨日の宴会に来ておられたので、少し話をしてあります。
昼ごはんが遅くなったので、少し遅刻をしてしまった関係で、とりまおとなしく聞くことにしました。とにかく分厚いとりくみです。何が分厚いって、保・小・中と地域が一体となって子どもたちを見ています。そして、教員同士のスクラムもすごい。でも、だからこそ「ん?」と思うところがあるんですよね。なので2年前のことを思い出したり92年度生のことを思い出しながら発言。
すると、レポーターの同僚さんが「当事者をとりまく子」のことを発言されたのですが。みんなオフィシャルなんですね。「しんどい話」についての語り合いとか作文とか。ちゃいますねん。子どもたち同士がどれくらい日常の中で話し合ってるかですねん。休み時間とか放課後とか、はたまた学校の外なんかで、どんな関係をつくってるかなんですよね。わたしの知らないところで子どもたちが関係をつくる。大切なのは、それができるための安心できる場をどうつくるかなんです。だって、子どもたちはいずれ卒業をし、自分で関係をつくっていかなきゃならんからです。
教員ができることはたかがしれてる。そこからのスタートなんです。
そんなこんなで、今年の全同教も終了。やはり発言しすぎた全同教でした。

さて、あとは近鉄特急に乗って帰りましょう。家に着くとクタクタです。そして日常がそこにあります。ひとつだけ非日常だったのは体重か(笑)。
さてと、さっさと寝ましょう。