今日も滋賀→ちょぼやき会

朝はリハビリです。とにかく夜のうちに筋肉がこわばってしまうみたいで、朝は不調です。が、順番を待っている時に、試しに腕を上げてみたら、上がらないものの「上げ方」を少し思い出した気がしました。いや、実は腕の上げ方を身体が忘れてるんですよね。やっかいだな。
で、40分伸ばしてもらって、いったんお家へ。出発準備をして、おにぎり持って、昨日と同じ電車に乗りました。向かうは昨日と同じ駅です。で、迎えに来てもらって、隣町の中学校へ。今日は中学校区の夏季研です。ちなみに近隣の中学校区は中止だけど、ここはやるんだとか。ただし「密集」を避けるために3会場にわけて、放送室から各教室に配信するんだとか。すごいわ。
今日も与えられた時間は1時間40分です。ネタはミッション3。2時間かかります。かつ、今日も目標は普通の人の早口レベルで話すことです。どうしようか、かなり悩んだけど、動画をひとつカットすることにしました。これで7分くらいかせげます。
で、お座敷スタート。みなさん、マスクをしておられるので口の動きがわかりません。なんか、笑ってる気もするけど笑ってない気もする。ビミョーです。でも、そのうち明らかに反応しはじめた方がチラホラ出てきて、ホッとしました。あとはゆっくりを心がけながら話していって、なんとか1時間42分で終了。よかったよかった。
帰り道、駅まで送ってもらいながらいろいろ話。この方、若い中学校教員で、今は教育委員会に出向しておられます。今の仕事の中で、いろんな気づきがあるんだとか。いいですね。それがきっと子どもたちの前にもどった時に役立ちますよ。

で、家に帰って筋トレやって、再び出発です。久しぶりに「かっちゃん」に寄って、生ビールを1杯。うまいわ。
で、「ちょぼやき会」です。
今日のスピーカーは岡山さんです。
話の内容は、ご自分が自立生活をするまでのことや、自立生活をしたりJCILで仕事をする中で考えられたことでした。
わたしは、絶対に介助の世界には入らないと決めてます。のめり込むに決まってるからです。ただ、障害者解放運動というか自立生活運動というか、そのあたりの影響はものすごく受けています。なので、メッチャおもしろかったです。
そもそも、たぶん岡山さん、束縛されるのがキライな方なんですね。自立生活には運動から入るのではなく、そういう性格ゆえに入られたのかな。それだけに、運動の原則論にとらわれるのではなく、どちらかというとよりよい生活を送るためにどうしたらいいかってあたりを考えておられる気がします。そういうやり方に、プラスJCILの運動が加わって、今の岡山さんがおられるのかな。
例えば「だいたい指示介助」とか書いておられて、この「だいたい」ってのがおもしろい。
あと、やはりインクルーシブ教育の大切さですね。実は前からずっと「特別支援学校との交流」とかいう話に違和感があって、それをどう表現したらいいかと思っていて、岡山さんに質問したら「非日常ですね」とひとこと。それかぁ。なんか、健常者側の自己満足なのかな。
そんなこんなのいろんな話がおもしろかったなぁ。
最後に「命の大切さをどう伝えるか」ってことを質問したら「難しいですね」と。やはり悩んでおられる。ただ「価値がある生き方」ではなく「生きていることに価値がある」へと転換することが大切なんじゃないかっていう提起をされました。これ、言うのは簡単なんだけど、伝えるのは難しい気もします。それは、どこまでそれを自分が血肉化した生き方をしてるかってところが問われるからです。
まぁ、そんなこんなで充実した2時間を終え、solへ。ここで、おいしい料理とお酒をいただきながら、またまたいろいろ話。でも、10時には解散です。
長い1日だったなぁ。でも、充実してた。やってないのはおべんきょだけだな。

まぁ成功か

朝、子どもたちは発声練習に行ったみたいです。が、わたしは爆睡してました。これもいつものことです。
発声練習から帰ってきたら朝ごはん。なに?カレー?うまい!けど、朝カレーか。すごいな。
食べ終わったら、番組発表まで少し時間をあげると、みんな爆睡してました。まぁそりゃそうでしょう。寝るわな。
で、番組発表。まぁ未熟だけど、いいとしましょう。みんなの感想を聞いていると、イチからものをつくることのたいへんさ、具体的にはテーマを決め、台本をつくり、収録し、編集をすることってとてもたいへんだってことがわかったみたいです。そしてそれを知ることが番組制作の一番の目的です。あと、編集はやり方を教えてもらったからできるものじゃない。必要に迫られて具体的にやることを通して、やり方を身につけていく。そのあたりが少し達成できたから、今回の合宿は成功でしょう。
てことで、ガッコにもどって荷物をおろして、合宿終了。

家に帰って、実家の用事をすませたあたりで限界です。もう何をする気も起こらない。ビールだな。

で、合宿

今日〜明日、放送部の合宿です。ちなみに、ここしばらくのcovid-19の感染人数の報道を見ながら「1週間あとにしてくれよ」とは思ってました。が、しゃーないです。というか、行き先はカントリーなところなので、どちらかというとわたしたちのほうが感染源になりかねません。
と、わたしなんかは思うのですが、世間の人はそうは思わないらしいです。例えば「宿はいいけど、途中の電車の中の感染が怖い」とかね。もしもそうなら、電車通勤のわたしなんざ、とっくにかかってます。なんか、過剰な警戒心と、それの裏返しとしての「警戒してるから自分は大丈夫」という自信がセットになると、それが自警団につながる気がします。
ということで、数日前に宿から「ほんとうに泊まられますか」と確認の電話がかかってきたので、「人数が減って申しわけないですが、やりますよ」と答えました。
昼過ぎにみんな到着。まずは機材講習から。もっとも、今回はやむを得ず1泊2日にしたので、番組制作の時間を保証しなきゃなりません。なので、必要最低限の講習にとどめました。
番組制作のテーマは「コロナと○○」です。どんなのをつくるか楽しみです。ちなみに今年度は放送部の顧問がマジな3人体制になりました。今回は人数が少ないけど、引き継ぎのために3人で運営します。子どもたちに「必要があればアドバイスを求めたらええよ」と言えるのがうれしいです。
夕方は筋トレ。その後、晩ごはんはBBQです。去年よりも肉がいい気がします。たぶんすごくサービスしてくださってるんだろな。もちろん毎年ここでやってるってのもあるけど、それだけじゃなくて、キャンセルが相次ぐ中、少ない人数でも「やる」ってことへのサービスなんだろな。申しわけないです。
BBQが終わったら、子どもたちはお風呂。長い。しかも広いお風呂なのにひとりずつ入ってる。お前ら、ミーティングの時間とか番組制作の時間とか、考えてるのか?でも、すでにわたしは使いものにならなくなってます。
てことで、11時くらいに寝ちゃいました。まぁええやろ。

倒れた

朝起きると7時過ぎ。すでにのそのそ起きている人がいます。
庭に出ると、Sゅんすけが「いつきさんの飲み物」と、ほろよいを出してくれました。アカンヤツや。
てことで、朝呑みの開始です。ビールはさすがにしんどいので、チューハイからワインへと移行しましょう。そうこうするうちに、モーニング焼肉とかモーニングカレーが出はじめました。今回は最後に自粛する人がそれなりにいたので、食材がけっこうあります。なので、極力消費ということで。
宴会をしながら片づけ開始です。幸い、少し太陽が顔をのぞかせてくれたので、その隙にタープを片づけましょう。そんなこんなで、遠方から来ている人から順次出発。わたしも昼前に出発。
帰りにUりんちゃんと王将に寄って、遅めのランチ。なるほど、王将の酢豚って鶏肉使ってるんだwww。
てことで、家に帰ったらさすがにダウン。思いっきり寝てしまいました。まぁいいです。明日は原稿を書かねば。

決断の結果

この間の決断の内容はトランスジェンダー生徒交流会のキャンプについてでした。
このご時世、当然のことながら、キャンプなんか中止一択です。でも、「中止」という「正しい選択」が、「いい選択」なのかどうなのかを考えました。というのは、わたしは教員なので、時としてリスクがあってもそちらを選択するということがあるのです。さんざん考えた結果、「やる」という決断をしました。その理由は以下のとおりです。

子どもが子どもでいられる時間はあまりにも短いということ。そして、子どもにとっては今年の夏は今年しかないということです。

あまりにも子どもじみた理由です。でもいいんです。その代わり、リスクを極力避ける形で実施すればいい。実際に、自分の体調を考えて「参加自粛」という決断を下した人もいました。それでいいと思います。てか、こういうのを「自粛」というんです。

てことで、8時頃にUりんちゃんが来てくれて、荷物を積み込んで、一路日本海へ。途中生徒をピックアップして、魚とか昼ごはんとかをゲットしてキャンプ地へ。到着したら、まだ誰も来ていません。なので、キャンプ場開きをしてしまいました。Uりんちゃんと生徒さんはキャンプ場の掃除。わたしはなぜか筋トレです。このあたりで、続々とあちこちから参加者が到着。三々五々昼ごはんを食べたり海に遊びに行ったり。
わたしは庭にテーブルとゆらゆらするのを出して、おしゃべりしたり、お酒を呑んだり。
夕方になったところで焼肉開始です。わたしはしめ鯖と白いかのつくりをつくってみたり。
暗くなると、なぜか食べずに呑むばかり。これはやばいなと思うけど、しかたないです。てことで、12時過ぎに寝ようと思ったけど、「外で寝たら雨が降るよ」ということで、無事、屋根の下でシュラフにもぐり込むことに成功しました。
やれやれ。

案外好評だった

今日の午後は人権教育担当者の会議です。今回はうちの職場が会場なので、準備でパタパタ。
で、会議です。とにかく今年はメンバーがガラリと変わりました。残留してるのは14人中5人かな。しかも「人権教育担当、はじめてです」って人がほとんどです。まぁでも、それはとてもいいことです。もっともベテランの域に入ってて「はじめて」ってのは、これまでどういう人事体制でやってきたんやとも思いますけど、比較的若い人が多いのがいいです。ちなみに、女性も多い。とてもいいことです。
で、みなさん好奇心が旺盛というか、研究心が高いというか。ほんとに積極的に参加されてる感じが伝わってきます。
会議ではそれぞれのガッコの状況を交換したあと、人権学習の紹介をしたりします。今回はちょいと出しゃばって「世界人権宣言」のプレゼンを見せてみたり。
で、いろいろディスカッションをしてたらあっという間に終了時間。
と、ある参加者の方が「あの…」って来られました。
「さっきのプレゼンのデータをいただけませんか?」
「いいですよ(^^)」
「えっ!いいんですか!」
と、
「わたしも」
「わたしも」
ってことで、みなさんにデータをおわけすることに。
たぶんわかりやすかったんでしょうね。ある方が
「生徒になった気分で「うんうん」って聞いてました」
って言っておられましたが、子どもにわかりやすい教材は教員にもわかりやすいってことです。

ディスカッションの中で、あるベテラン教員の方が「理解したか?」みたいな話をされたのですが、理解はいらないと思うんですよね。ましてや「定着」なんてするはずがない。でも、1年生の1学期にやることに意味がある。いろんなことを感じてくれたらいい。
例えば2年生になって
「去年やったの覚えてる?」
って話たら
「ラップのやつやろ」
って返ってくることがあります。それで充分にうれしいです。

人権教育担当のおもしろさを通して、反差別を生きる人との出会いの豊かさへとつながっていけば、きっと仲間ができていく。
そんなことを感じさせられたひとときでした。

温故知新しながら呑む

今日は前のおべんきょ場所で後輩たちのフルボッコ大会があります。ちなみに、当然のことながら、わたしも経験しています。あれからずいぶんと遠くまで来たなぁ。
少し遅刻して入ると、知り合いのセンセが軽く会釈してくださったり。
今日のフルボッコのターゲットは3人。ひとり目は遅刻してわからず。2人目は…。すんごい勉強してて、前のペーパーも意欲的に書いておられて、やる気満々なんですが…。なにをしたいのかがわからない。正確にはなにをしたいのかが、書くべきところに書いてない。その代わりに「そんなに書かんでもええやろ」というくらいいっぱい書いておられます。いっぱい書いておられるからこそ、逆に何がしたいかわからなくなります。わたしもかつてあったし、今もあります。
3人目は、まさに後輩です。題材としてはおもしろいところに目をつけておられます。データもかなりそろってる。そしてやりたいことも明確に書いてあります。が、読み進めていくと、なんかやりたいことがぼやけてる。これもかつてあったことです。データがあると、どうしてもいろんなことに気がついて、つい「あれも言える」「これも言える」ってなってしまいます。たぶんみんなそこを通過するんだろな。てことで、いろいろフルボッコになっておられました。まぁでもフルボッコにされるってことは、課題が明確だってことです。

公開フルボッコ大会のあとは、おべんきょ部屋で呑み会です。センセもひとり声をかけてつきあわせてしまったり。でも、センセが来られる方が話が深くなります。
やがて「まさに後輩」さんとサシ飲みになって、「なんであのテーマ?」みたいな話をしてみたり。
そんなこんなで、9時前に解散。ちょっとお腹が減ったな。

鼻をかみながら食べてしまった^^;。

大人になる

朝、目が覚めたけど、起きたくない。昨日はそんなに遅くなかったんだけどなぁ。なんかしんどいなと思いながら出勤したら、朝から教科会議があるってことを思い出しました。
教科会議の内容は、新採さんの研究授業の合評会です。わたしは病院があったので参加できてません。なんで自分がここにいるんだとは思いますが、みなさんの「評」を聞きますか。んー、みんなえらいな。いろいろ考えて授業しておられますね。いや、わたしも考えてるけど、なんか違う。たぶんみなさんは数学を考えておられるのかな。わたしは…。あまり数学を考えてなくて「伝え方」を考えてる。たぶん数学の教員としてはダメダメなんだろな。
てことで、午前はダメな授業を2発やって、午後はリハビリなんぞ行って、夜はちょぼやき会です。
今回は久しぶりにリアルな会です。今回のスピーカーはHさん。
前から「おもしろい人だな」と思ってたけど、そんなんじゃないですね。とにかくまっすぐです。そのまっすぐは、ブーメランのように自分に突き刺さる。それを甘んじて受ける。
子どもの頃から怒りまくりです。おそらくは、その根源は「女性であること」にある。常に抑圧を感じてる。
これ、すごいなと。だって、抑圧は存在してるけど、その抑圧を感じない女性だっているはずです。わたしのまわりにはおられませんが^^;。
で、感じた怒りを語ろうにも、まわりにはその怒りを共有する同年代の人がいない。そりゃそうです。学校には多様性はありません(笑)。だから常に孤立してる。
で、怒りは当然「大人」に向かう。
ところが、やがてHさんも「大人」になる。いや、「大人」じゃないな。歳を重ねて「大人」と言われる年齢になる。でも、変わらない。怒りは「大人」に向かう。でも、東日本大震災の時に、自分が「大人」であることに気づく。でも、そのことを流さない。引き受ける。今度は「大人」として「大人」に怒りを向ける人生を歩きはじめる。
メッチャしんどい人生を歩んでおられるなと。
でもHさんは「早く大人になりたかった」と言われる。それは「自分のことを自分で決められる」からです。なんか「Nothing about us, without us」を地で行っておられる感じです。
それにしても、Hさんの生き方はしんどいやろな。しんどいだろうけど、そうじゃない生き方のほうが、もしかしたらHさんにとってはもっとしんどいのかもしれないな。

てなことで、終わってからは純豆腐太閤へ。けっこうおいしい。ビールもキリンです。よかったよかった。

久しぶりに集まった

今日は延期していたトランスジェンダー生徒交流会です。もともとは4月にやる予定をしてましたが、さすがに無理かなと。ただ「中止」はアカンやろと思ったので「延期」とアナウンスしてました。
ただ、いざやるとなると、飛沫の予防とかなんとか、ややこしい。特にみんなでごはんづくりとか「もってのほか」と言われてしまいます。調理がいらないごはんとなると、焼肉くらいしか思いつきません(笑)。てことで、焼肉をすることにしました。
ここで問題がひとつ。最近の交流会は、大人の自粛が求められてます。わたしも極力自粛をするようにしています。が、焼肉で自粛はいかがなものか。というか、可能なのか?ということで、今回は自粛そのものは自粛しながらも、極力自粛する方向で考えることにしました。

いつもの集合場所に行くと、すでに保護者と一緒に参加者が。なんでも20分くらい前に来ておられたとか。すんません。いつもギリギリに行くんです。そうこうするうちに、ボチボチと人が集まってきて、いよいよ交流会スタートです。調理がないから少しやりにくいな。でも、2回目の子がみんなを集めてトランプをしてくれたり。ありがたい。あとは密を避けるために公園にタープ・テーブル・イスを準備してみたり。
そうこうするうちに、肉も焼けて、食事の開始です。
密を避けようと思ったけど、無理ですね(笑)。
そんなもんだと思います。
今回は「話し合い!」とかいう感じでやるんじゃなくて、なんとなく「しゃべろか」という感じで、自然発生的なふりをして少人数での話し合いをスタートさせることにしました。が、実際はみんなが輪になってガッツリ話をしてました。
ちなみにわたしは今回は輪には入らず。いろんな人がかかわってくれてるからおまかせです。
そんなこんなで6時くらいまで話をして後片づけ。結局、公園のセットは使わなかったな。でも、それもそれでいいです。あくまでも保険です。

交流会のあとはいつものお店へ。最近は大人と子どもをわけることにしてるけど、今回は人数も少ないので合同にしましょうか。
そんなこんなで呑みながら、隣ではRぽたんが書き物やってます。ここに来てできるのがえらいです。わたしなら不可能です。
と、気がつくと寝てました。やはり疲れてるのかな。なので、Kっかわくんが送ってくれました。いつも申しわけないm(_ _)m。