謀議…

謀議っていうか、実は打ち合わせですけどね。
来年8月に開催する全外教の生徒交流会の開催場所の第一候補地に行って打ち合わせをしてきました。で、ほぼ即決ですね。第一候補地から開催場所に、その場で気持ちが固まりました。
なんと言っても、受けいれていただく町の姿勢がすごくおもしろいです。間口が広くて好奇心が旺盛で、それを支える熱いもてなしの心とか、いろんなものが伝わってきました。多種多様なエスニシティを背景に持つ子どもたちが、ここでならゆっくりと交流が持てるという安心感がほんとうにあります。これから一年、いろいろとお世話になると思いますけど、よろしくお願いします。って、ここで書いてもどうしようもないのですが(笑)。
打ち合わせが終わったら、まずは散歩。この季節にありがちな電飾の町がありますので、そこをめぐってきました。伝統的な日本家屋をはしごを伝ってのぼっていくサンタさんの電飾のミスマッチが、なんともいえず楽しいです。これが単なる一軒の暴走だったらなんということもないのですが、この町では、気がつくとみんながやっていて、気がつくと「オサナリエ」という固有名詞ができているという。しかも、どの家がどんな電飾をしているかという地図入りのチラシまでつくっているという、まあ愉快な町になっています。
散歩のあとは、近くのコミュニティセンターで、なぜか宴会。鍋を囲んでみんなでワイワイと楽しいひとときを過ごしました。
それにしても、おいしい鍋をつつきながらも、なぜここで自分が鍋を食べお酒を飲んでいるのかわからないという、不思議な体験でした。実は、この町の人たちって、振り返ってみると、ほとんど瞬間しか出会っていないんですよ。にもかかわらず「いつきちゃん!」っていいながら、気がつくと篤くもてなしてもらっているという、それがこの町の人のあったかさ*1なんでしょうね。そんな不思議な気分のする鍋のひとときでしたが、本当に楽しませてもらいました。と同時に、この町とはこれからも長いつきあいがあるんだろうなという、そういう心地よい「つきあい」の予感があるひとときでもありました。

*1:=好奇心(笑)

完全オフの過ごし方

いつからだっただろう、土・日・休日が完全につまってしまっていたのは…。ふとスケジュールを見ると、11月5日はなんにも印がついていません。なんだ、1ヶ月半前か…。って、違いますよね(笑)
ということで、1ヶ月半ぶりの完全オフです。
とにかく今日の第1目標は「寝坊」です。でもあきません。7時頃には起きてしまいました。まぁ、それでもいつもよりは1時間寝坊をしたからよしとしましょう。たとえ家族は誰も起きていないとしても(笑)。
で、メールチェックだのwebの巡回だのという、まぁあまりに寂しいオフの朝を過ごしているうちに、「早起きする!」と宣言していたパートナーが起きてきました。なんでも、今日は午前中に用事があるそうな。
パートナーが外出したら、あとは特にすることがなにもありません。せいぜいは、上の子どもの数学を見ることくらいでしょうか。ここしばらくやっていた図形の証明とかに比べたら、ルートの計算とか2次方程式とかは圧倒的に楽です。「今日はがんばって4ページほどやっとき」と言って、わたしは買い物へ。いや、別に特に必要はないのですが、なんとなくポテトサラダでもつくろうかという気になったもので…。
家に帰って冷蔵庫の中を見ると、前に買ってきたアキレスがあります。そうそう、これも処理しないといけないです。スーパーで安かったからつい買ってしまった小芋もあるし…。じゃぁ、今日の午前中は、大料理大会ですね。
アキレスを圧力鍋で炊いて、小芋の皮むきをして、ポテトサラダをつくって…。
そんなことをしていると、パートナーから「もうすぐ帰るし」というメール。じゃぁ、昼ご飯の準備ですね。今日はわたしが家にいる時の定番です。お好み焼き。今日はちょっとタネを少なめにして、キャベツが勝ち気味にしてみます。この間「風月」で見たように、ふたをせずに片面ずつじっくり焼きますか。
じりじり焼いている最中にパートナーが帰宅。今日は外がほんのり暖かいみたいなので、庭でごはんを食べましょう。テーブルをセットして、ビールで乾杯。ビールがなくなったら焼酎のお湯割り。
ごはんを食べ終わったら、ソファでくつろいでいるうちに寝てしまいました。ふと目が覚めると、すでに夕方。子どもの数学をちょこっと見て、晩ご飯づくり。といっても、昼のうちにほとんどつくってしまっているので、野菜を炊く程度でいいです。そうそう、下の子どもが食べられるもの…。せせりの網焼きか(笑)。パートナーは、昨日炊いておいたタケノコを天ぷらにしています。コストは安いけど、けっこう賑やかな食卓になりました。
うん、きわめて正しい完全オフの日でした。

忘年会・パート2

今週頭に一通のメールがありました。「木曜日、忘年会します。ぜひ来て下さい」。
へ?木曜日?
わたしを誘って下さった方は、企業の人なんで、たぶんみなさん、週末は週末でそれぞれの会社のつきあいもあるからこの日なのかな。
ところで、みなさん、単に「企業の人」というだけじゃなくて、それぞれの企業の人権担当をしておられます。若い人から超ベテランの人まで年齢層もさまざま。役職も、ベテランの人になるとたぶん管理職なのかな?そんな人たちが、「人権」というひとつのつながりで、かれこれ2年ほどつながっておられます。で、飲み会では全員「タメ口」。
わたしとこの人たちとの出会いは、部落解放・人権研究所の解放大学です。午前にひとつ、午後にひとつ講座があって、わたしは午後の高座*1の担当。午後の時間がはじまる前に、ある参加者の方が担当者の人に「昼からの人、男性なんか女性なんかどっち?」と質問をしたら、担当者曰く「どっちか楽しみにしといて下さい」。まぁそのまんまな答えなわけです。で、わたしがしゃべりはじめたら、みなさん脳みそが裏返られたそうな。そのまま「性別のワンダーランドへ、いらっしゃ〜い」な世界に突入されたわけです。で、みなさんからいたく気に入られて、お誘いがかかるようになってしまいました。
学校というところにいるととうてい出会えない人たちと、こうやって話、呑むことができるっていうのは、メチャクチャラッキーです。
それにしても、みなさんよく呑まれますわ。なにせ、「飲み放題」がついているのですが、焼酎は一升瓶が来ますし、日本酒は絶え間なく消費されていきます。同じペースで呑むと倒れてしまいそうです。ちなみに、料理は魚介類をかんてきで焼きながら食べるのですが、このご時世にチャレンジャーです(笑)。まぁ、なにがなんだかわからないままに、気がつくと閉店の時間。ぜったいヤバイです。あした仕事になるかなぁ。

*1:誤字じゃないっす

授業にて

つい、これプリントして教室で配ってしまいました。コメントを言ってしまいました。泣いてしまいました。でも、今は泣いている時じゃないんですよね。

今、私達は泣いているときではありません。大人も子どももみんないっせいに立って、悲しみの原因を打ち破ろうではありませんか。そして光り輝く新しい世の中にしていきましょう!
山田孝野次郎の水平社設立大会でのアピールより

JASEのセミナー

あたしゃ性教育なんてぜんぜん専門外なんですが、なぜかJASEセミナー*1で話をするハメになりました。いちおう、他の人がどんな話をされるのか聞かなくちゃと思っていたのですが、寝坊のおかげで午前の話はボツ。午後の実践報告を聴いて、次がわたしという状況になりました。
わたしの前の方は、障碍児の性にかかわる話。障碍をもつ子どもたちが「性」を意識化し、それと真正面から向きあうことにより、他者とのコミュニケーションがとれるようになったり、自分自身の成長をうながすことができたりしたという感じの話だったと思います。う〜ん、すごくまじめな方です。わたしとしては…。その方とのギャップがちょっとおいしいかもしれません。
で、話しはじめたのですが、案の定、よく笑っていただけました。そりゃそうだ。前の人は、けっこう涙ながらに語り訴えておられたわけで、その反動というのがありますから(笑)。
でも、むずかしいんですよね。自分自身のことだったら、まだしんどい話も「笑い」にすることがしやすいけど、子どもたちの姿を下手に笑いにしてしまうと、そりゃあまずいだろうということになりかねませんからね*2
相も変わらず、時間配分が下手な話だったけど、それなりに満足していただけたみたいで、ちょっとホッとしました。

*1:リンクはpdfファイルです

*2:でも、自分の話を「ネタ」にしたとき、同様の経験をもつ人がその「ネタ」で傷つくかもしれないという可能性を、常に考慮する必要があるっていうことをあとで指摘されましたけど…。

「ちがうことこそすばらしい 子ども作文コンクール」

今日は、午後大阪で「ちがうことこそすばらしい 子ども作文コンクール」の授賞式があります。なので、上川さんのお家を8時過ぎにバイバイして、一路大阪へ。
しかし、なんでこんな日程になっているんだorz。
とにかく、眠気を我慢しながらも寝られないという最悪の体調で、ようやく鶴橋まで来ました。もう、こうなったら「風月」のお好みを試してみて、ついでにビールを飲んで体調を復活させるしかありません(笑)。で、「風月」のお好みですが…。まぁ、個人的にはいまいちでした。せっかく熱々のお好みなのに、どっぷりとかけたマヨネーズとソースが冷たくて、味がさっぱりわかりません。まぁ、これはあくまでも私見ですけどね…。
ただ、急いで食べなくちゃ時間に間に合わなかったので、助かったといえば助かりました。店を出たら外に長蛇の列ができていましたから、本当はきっとおいしいんだと思います(笑)。
で、授賞式。
わたしは京都の事務局として前に立つ必要があったので、ジーンズ&パーカーからスラックス&セーターに着替えて、ついでなのでネクタイ代わりのネックレスをしてみました。で、一言言わなくちゃならなかったので、即興であいさつ。やれやれ…。
子どもたちの作文は、ほんとうにすごかったです。このコンクールは、在日外国人の子どもたちが、みずからの生い立ちや生活を振り返りながら、自分自身について自問自答しながら自己肯定をしていってほしいという思いで開催されています。そういうわたしたちの思いを凌駕するような作文が、たくさん出てきました。まぁ、ウチのガッコの生徒たちは、あの中の小学生の作文でも打ちのめされるんじゃないかなぁ*1
ちなみに、去年からは小学生だけじゃなくて、夜間中学の生徒さん達の作文も応募されはじめたのですが、こちらはただただ頭が下がるだけです。ひらがなばかりの作文を書く集中力と持続力。それが、「文字を書ける!」という喜びに裏打ちされているのがよく伝わってきます。「学び」っていうものがなんなのか、その作文を読まれているハルモニの姿から伝わってきました。「この場にいられて本当に幸せだ」と心の底から思いました。
おそらく、こうした実践の積み重ねを続け発展させていくことが、ありとあらゆる攻撃に抗することにつながるんだろうなと思いました。
ただ、一方で思ったこと。授賞式では入選した作文を、受賞した人自身が朗読をします。なかには渡日数年なために、流暢とは言えない日本語で読んでくれたりします。でも、そんなことを乗り越えて、すばらしいんですよね。当然、ハプニングが起きることもあります。
ある在日の子が、最近差別落書きや心ないひとことに直面したらしいんです。そのことを作文に書きながら、その経験を乗り越えようとしていたようです。でも、やっぱりしんどいんでしょうね。そこのところを読もうとした時、泣きはじめたんです。
ところが、その姿を見た瞬間、なんとも言えない冷めた思いが自分の中にありました。なぜか…。
実は、授賞式の最初にあいさつした時、わたしが言葉を出した瞬間、ある在日外国人(と思われる子)がひそひそ話をしているんですよね。それ、見た目が日本人とさほど変わらないような在日外国人の子どもたちが日本語が流暢じゃないことがわかった瞬間にまわりがする反応、すなわち、自分たちがやられてきたことと同じなわけです。そのことに思いが至らない。あるいは気づいていない。
さらに、差別落書きや心ないひとことなんて、わたしたちの仲間はさんざん食らってきています。大人ですら、そのことで凹んでしまう。でも、そんな思いを吐き出す場はないし、そのことに涙してくれる人間関係をつくることすら困難です。
こんな自分の思いが「ひがみ」であることは百も承知です。でも、そんな思いが自分の中からわきあがってくることもまた事実です。
かつてはそんな自分の思いを否定していたし、出してはいけないと思っていました。でも、いまはそうはしないことにしました。というより、口にしてもかまわない人間関係が、まわりの人たちと築けるようになってきたということかと思います。そういう「ひがみ」を持つ自分を認め、そんな情けない自分と折りあいをつけながら、それでも在日外国人教育運動の実践をすすめていくことが大切かな、と。
そんなことを、帰りの電車の中で、さらには京都駅前の飲み屋で今回いろいろご苦労いただいた方と話しました。

*1:読みたいという人がおられたら、ご一報下さい。

「そうだ!あそこに行こう!」

今日こそ雑事をしようと思っていたのですが、他の雑事が入ってきて、結局断念せざるを得ませんでした。
あとは、授業だのなんだのをとりあえずこなして、電車に飛び乗りました。向かったのは、なぜか渋谷。考えていた新幹線より30分ほど早いのにのれたので、東京で1時間ほど時間の余裕ができました。直接渋谷に行って、ちょっとそのあたりをぶらつこうか。アキバに行って、ウィンドショッピング(笑)を楽しもうか。そんなことを考えている時、ふと思いつきました。
「そうだ!国会前に行こう!」
地下鉄の駅からあがると、ちょうど国会前でデモをやっている最中でした。シュプレヒコールの声が聞こえます。チャンゴをたたいている人もいます。マスクはしていないは、ガサ物をいっぱい持っているは、もうかなりヤバイ状態だったのですが、思わず信号の向こうのシュプレヒコールに唱和してしまいました。そして、信号を渡って、デモに合流。といっても、デモのゴール地点だったんですけどね。
そこでしばらく総括集会みたいなことをやったあと、ダラダラと歩きながら移動。「あ、まだ集会やってる」と思って話を聞いていると、どうやら◯中の人たちのようです。で、またブラブラと国会のまわりを歩いてみました。
歩きながら、携帯でニュースをチェックすると、「参議院本会議で強行採決。成立」という文字が…。そうか、あのデモは強行採決のあとの抗議のでもだったんだ。
闘いのあとには、警備の◯機のみ。そこには日常がありました。そんなわけないのに…。

死のロード・飛び石の5日目

今日は、大阪府立人研のオープンセミナーで、話というかコーディネーターというか、まぁ、そんなもん(笑)をすることになっていました。
実は、コーディネーターって、あんまり自信がないんですよね。なにせ、地がピン芸人ですから(笑)。でも、事務局の方々と打ち合わせをしている中で、なんとなく*1、コーディネーター役をするハメになってしまったってことで…。
とにかく、授業がすんだら一仕事やって、すぐに出発。
オープンセミナーは午後からなので、とりあえず、会場近くの「ニューなにわ」でお昼ご飯に「カス丼」を食べました。んまかった!
その後、軽く打ち合わせをして、セミナーの開始です。
今回は、「コーディネーター」兼「基礎知識のレクチャー役」兼「問題提起役」なので、自分のことはほとんどなしです。そのあたりに関しては、「当事者」の高校生やその生徒にかかわった教員が話をするということになっています。なので、あまりネタが振れなくて、かろうじて振ったネタもことごとく不発に終わるという、たいへん悲しいことになってしまいました_| ̄|◯。やっぱり大阪はレベルが高いんだろうなぁ…。
セミナー全体は、なかなか好評だったようです。そりゃぁ、生徒が出てくれば迫力がありますわね。
終了後、京橋に移動して交流会。ここでもあつい話しあいが繰り広げられました。2時間しかここに入られなかったので、さらに2次会を近くのビールバーでやりました。こちらの方に長居をして、気がついたら10時半頃。ヤバイです。帰れないかもしれません。ちょっとビビリながらも、なんとか京都に着きました。帰り道、コロボックルにけつまずかないように注意をしながら歩いて(笑)、無事お家へ。
家に帰ったら、上の子どもが一人テレビを見ています。一緒にしばらくテレビを見ているうちに、やがて爆睡。
さすがにちょっと疲れました。

*1:単に打ち合わせの最中に呑んでいたら、わたし自身がどうでもよくなったというだけのことです。

死のロード・4日目

朝、いつもの通り6時に一度目が醒めて、でも2度寝。再び起きると、8時前。しまった…。散歩に行こうと思っていたのに…。てか、ウェイトオーバーやし…。とりあえず、20分ほどうろついて、朝ご飯。量、多いし…。
で、C歳中学校へ。
会場にはいると、全校生徒がずらりと並んでいます。といっても、80人くらいですけど…。その後ろに、同じくらいの数の保護者と教員の方々。みなさん、とても前向きな感じで、「さぁ、聞くぞ」という空気が伝わってきます。まじめだなぁ。というか、久しく忘れていた感覚(笑)です。あまりにもみなさんの「目」を感じたので、「わたし、不慣れなんです。ウチの学校、半分くらいの子は髪の毛しか見えないんで」とつまらないシャレを飛ばしておきました。
今日は与えられた時間が1時間半。それも、授業の一環なので「厳守」です。「大丈夫だろうか」という不安が頭をよぎります。さすがに今朝、刈り込むネタは考えたのですが、下手な刈り込みをすると、うまくつながらなくなるのでそのあたりも不安です。しかも、わたしは一度しゃべりはじめたら、とまりません。でもまぁ、しゃべっている人間をとめることはないやろうということで、話しはじめました。
気がついたら、あと5分。ネタは、あと3つ。苦しみながら、結局4分オーバーで終了。
やっぱり、修行が足りません。
話のあとは、しばらく先生とか生徒さんとかと懇談。
昼頃に大分駅に到着。あとは、ひたすら京都へ向けて移動。
到着したのは夕方。近所の神社に水くみに行って、お風呂に入ってごはんを食べて。単なる日常がはじまりました。
はぁ…。長くてあっという間の3日間が過ぎました。
明日は、採点しなくちゃ…。

死のロード・3日目

6時に目が覚めたものの、眠いです。次に気がついたら7時。あわてて飛び起きて、シャワーを浴びて朝ご飯*1を食べて支度をして、地元の教育会館*2へ。
今日は、9時〜12時まで3時間という、ものすごくファイトのわく(笑)時間設定です。しかし、3時間も話を聞かされたら、みんな暴れるんとちがうかなぁ…。てか、わたしだったらきついです。
ふたを開けてみると、20人くらいのこぢんまりとした会で、しかも半分くらいが昨日一緒に呑んだ人たちです。すごくリラックスをして、しかも言いたい放題話ができました。ちなみに、話し終えた第一声は「あ〜、すっきりした」。
なんか間違ってる気がする^^;;>自分。
終了後、話を聞きに来てくれた当事者の子*3としばらく話をしたり、相談を持ちかけられて悩んだりして、その後お昼ご飯。とはいえ、列車の時間が迫っているので、あんまりゆっくりとみなさんと話ができませんでした。まぁ、しゃべりすぎたわたしが悪いんだけどね。
とにかくサクサクッと昼ご飯を食べ、ゴクゴクッとビールを飲んで(笑)、駅に連れて行ってもらいました。
で、目指すは大分県(笑)。
九州横断特急に揺られ、 途中立野のスイッチバックも楽しみながら、三重町に到着。
ホテルに荷物を放り込んで、ちょっと散歩に行ってきました。
三重町って、おそらくかつては栄えた町なんだろうなぁと思いました。町のたたずまいのあちこちに、そういう痕跡が残っています。ところが、バイパスが通ってしまったために、車の流れや人の流れが変わってしまい、かなり寂れてしまった感じがあります。また、駅裏は完全に新しい町並みになっています。おそらく大分市までそんなに遠くない場所にあるため、おそらくベッドタウンかしているのかなぁと。となると、ますます地元の早くに閉まる個人商店は寂れてしまいますね。やはり、都市政策っていなかに厳しいということを痛感させられます。
でも、町の裏通りのあちこちにいろいろおもしろいものを見つけて、ちょっと満足…。
その後、ホテルにあった大浴場に突入。一人混浴状態を楽しみました。てか、トランスの人間が大浴場にはいると、それだけで混浴になるというのは、自分としては新しい発見でした。兵庫県だか大阪だかが「別浴にするため家族風呂も廃止する方向へ」みたいなことをやっているけど、日本全国に混浴を広めることが、自分一人の力でできるんだと思いましたね(笑)。けっこうパワーがいるけど…。
で、あしたわたしを呼んで下さった中学校の先生方と交流会。みなさん呑む呑む。すごいです。あたしゃ、ビール+日本酒+焼酎*4で、ほとんどダウン。10時頃交流会はお開きになったのですが、その後、近くの先生の家になだれこんで、さらにもうひと呑み。すごいよ…。

*1:きのうの晩コンビニで買ったコーヒーとサンドイッチ

*2:組合の事務所のある建物を「教育会館」っていいます

*3:18歳。メッチャかわいいです。かなりうらやましかった^^;;

*4:赤霧島