I氏、えらい!

家のパソコンのwin2kを再インストールしつつ、いままでものすごくたくさんのソフトを放り込んできたんだなぁということに気がつきました。もちろん、これ、無駄ではなかったです。いろいろと試しながら、「これは自分にとって使いやすい」「これは使いにくい」と判断してきたわけで、それがCドライブの肥やし*1になってきたということです。もちろん、「(・∀・)イイ!」と思って使っていて、その後、さらに「(゚д゚)ウマー」みたいなソフトを見つけて、そのうちだんだんと使わなくなったソフトもあります。
そんな中で、「使わざるをえないけど使いたくない」ソフトもあるわけで、わたしにとっては、その代表格が「iTunes」なんです*2。とにかく、中で何をやっているのかがいまいちわからないし、ipodの中身もブラックボックス化されていてよくわからない。基本的にはあの手のものって、単なるUSBストレージに再生ソフト+DAコンバータ+アンプがついたものなんだとはわかっているのですが…。
さらに、OSの再インストールをした関係で、いちおうiTunesのデータのバックアップをとってはいるのですが、再度バージョンの違うiTunesをインストールした時バックアップファイルを認識してくれるかどうかも不安。もちろん、やってみたら簡単だったりすることもよくありますが…。
で、ありがとうipodを見ていて、一度使ってみようと思って行ったところがドラQをこさえようでした。
いや、わたしにはあっています!これ。
とにかく、自動的には何もやってくれない。基本的には、すべて自分で明示的にやる必要がある。しかも、特別なドライバを入れるんじゃなくて、単にストレージデバイスとして認識するだけでいい。助かります。
せっかくなので、最近聴きたいなと思っていたCDをCD2wav+lameでmp3にして、「I氏のつぼ」で登録→ipodに転送とやると、ちゃんと転送されていました。
しばらくは、これでやってみよう。

*1:まさに肥やしですね。栄養になるけど、腐敗もしているという

*2:あくまでも「わたしにとって」です。

ある人の感想

今日、某人権文化センターに行って雑談をしていた時のことです。
そこの人権文化センターでは、この間部落史についての連続講座をやっています。で、センターの職員の方は興味と義務の入り交じった形で参加をしておられるようです(笑)。あ、けっして「義務だけではない」ということです。おそらく、すごく関心を持っておられて、だからこそ参加をしておられるんだと思います。
で、その雑談の内容。
「部落史の講演を聞いていて感じたんやけどな。結局な、オレら『賤民』は『賤民』っちゅうこっちゃなぁ(笑)」
いやぁ…。この「賤民」は、ある意味「選民」におきかえてもいいんだと、個人的には思うのですが…。
黒川さんの講演にもあったように、つねに部落民*1への周囲のまなざしは、新たな「徴」をつくりだしながら、差別を再生産しています。そのことを、部落の歴史をたどる中で感じられたんじゃないかと思うのです。で、それに対してどう対抗していくのか。
その時のわたしの答。
「そうなんとちゃいますか(笑)。もちろん、権利として同等のものを求めていくというのはあたりまえやけど、一方で『賤民で何が悪いねん!』と言い切ることが必要なんじゃないですか。まぁ『おかまで何が悪いねん』っちゅうのもあると思うんですけどね(笑)」
う〜ん。昨日といい、今日といい、なんでこんな話に落ち着くんだろうな(笑)。

*1:とされる人々≠部落住民

犬の居場所づくり

この間、家の外にアーチ(みたいなもの)をつくったわけですが、それに味をしめて、今度は「犬の居場所」をつくることにしました。
うちの犬、まぁ老犬ですから、この寒空の下、家の廊下で普段は過ごしています。いまはそこに段ボールの家をつくっているのですが、まぁあんまりだなぁということで、パイプを組んで「居場所」をつくることにしました。いや、ほんとうに簡単。骨組みだけだったら1時間もいりません。あとは床板をサイズにあわせて切っておしまい。骨組みのまわりに毛布を掛けたら、立派な「居場所」です。なんか犬もわかっていたみたいで、さっそくくつろいでいました。ちょっとうれしい…。

黒川みどりさんの講演

今日は人権教育関係の総会。午後からは記念講演で、聞きに行ってきました。講師は黒川みどりさん@静岡大学。前々から気になっていた人で、一度話を聞きたいなぁと思っていました。
テーマは「つくりかえられる徴 −近代社会と部落差別−」です。
つまり、部落への周囲のまなざしは、昔から一貫したものじゃなくて、それぞれの社会の情勢の中で、常につくりかえられてきたということ。そこに、さらに歴史の重層性といったものが加味されていくといった感じの話だったかなと思います。
どちらかというと、かなり通史的な話で、正直言うともう少し黒川さんならではのつっこんだところが聞きたかったなぁというのが感想かな。でも、いままで自分の中でバラバラになっていたことが、ひとつの線でまとめられたという意味で、とてもいい話でした。
ただ、時間の関係か、とても早口で*1、しかも会としては時間的に余裕があるはずなのに、ちょっと短めになってしまい、「質問しようかな」と思う間もなく終わってしまって、ちょっと残念でした。あ、質問したかったのは、レジュメの中に「同化を強制すること→異化を強化する」あたりのことなんですよね。
部落解放運動って、一貫して、「異化されているものを同化していく」という流れがあるように思います。でも、一方で「部落でなにがわるいねん!」という形で統合されるようなさまざまな営みが、それぞれの地域で*2あるわけです。つまり、そこには「異化を肯定する」という流れがあるわけです。
権利の内容としては、もちろん「同じ」というのが当然なわけですが、そのあたりの運動の立て方というのを、今後どう模索していくのかというあたりが課題なんじゃないかと、個人的には思っているんですよね。
あ、これ、トランスも一緒ね(笑)。

*1:人のこと言えんけど(笑)

*2:つまり、それぞれの地域で担ってきた生業や文化を誇るという形。

なんで趣味かはわからんが…

で、今日は昼からはフリー。
一念発起して、win2kの再インストール。
正月に一度やったのですが、windows updateで「エラー番号:0x8007041D」が出てダメだったり、あるソフトが動かなかったりと、どうしようもない状態が続いていました。特に前者の方はかなり有名なエラーで、しかもなんの対応もされていないッポイ感じです。win2kを使わなくなるようにするためのMSの陰謀という説もあるくらいです。
後者の方は、MDACまわりのトラブルのようで、こちらのほうもパッチが頻繁に出ていてかなりややこしいとか。
まぁ、win2kですら、そういう感じですから、VISTAなんざ入れる気が起こらないですね*1。てか、win2k時代のパソコンでは、そもそも動かないか。
再インストールの方はうまくいきました。で、sp3→sp4とパッチをあてて、update。ここで、「IE5.5以上じゃないとダメ」と怒られてしまいました。しゃーないから、MSのサイトに行って、IE6でも拾ってこようか、と。ところが、案の定、IE7の花盛り。なんで旧バージョンへのリンクを残しておかないかなぁ。このあたりも、さすがMSクオリティです。あちこちさがしまわって、ようやくゲット。あとはupdateを何回か繰り返して、ようやく最新パッチがあたっている状態まで持っていけました。
で、各種アプリを放り込んで、ちょっとずつ環境を整えて…。ま、とりあえず動くようになってきたかな、というところで、タイムアップ。
でも、快適に動きはじめたわ。
やっぱ、VISTAはいらんな…。

*1:なんか、あちこちバグっているらしいですね。ていうより、パソコンのリソースをOSが食っているという状態で、すでにダメダメでしょう。

で、滋賀へ(笑)

その後、滋賀県のK良町へ。今日は、なにやらぁゃιぃ合宿があるそうな。
到着すると、すでに宴たけなわのようです。わたしも乗り遅れた分をとりもどさなくちゃ。てことで、ビール→ウィスキーとハイペースで行きました。
話の内容は…。忘れた^^;;*1
なんしか、2時過ぎまで飲んで、その後爆睡でした。

*1:部落問題とか女性問題とかアイヌのこととか、いろんな話をしてた気がします。

母と女性教職員の会

こーゆーの↑が日教組の中にあります。
かつては「なんだかなぁ」と思っていたのですが、最近「必要だなぁ」と思っているんですよね。やはり、「女性」ということを軸にしながら、そこに共通する課題を考え、問題を提起していく必要があるということを、つくづく認識させられます。
もちろん、女性と男性を二分したところに立脚をしているとしたら、それはちがうだろうと思うのですが、現実にはとても柔軟なんですよね。なにせ、わたしを「女性の生き方」という分科会のレポーターにするくらいですから(笑)。
てことで、今日は大阪でレポート。
しかし、20分とか言われたけど、なにをしゃべればいいんだろう。自分のライフヒストリー(ネタあり)だと、1時間以上かかるし、「知識」だけだとすごく薄っぺらになってしまうし…。いろいろ悩んだんですが、最終的な結論は「出たとこ勝負」でした。
会場について、見覚えのある小柄な女性が一人。「久しぶり」と声をかけられ「聞き覚えのある声だなぁ…」。で、さらに最大のヒントをいただきました。「高野山さいぼしを持っていった…」「あぁ!塩谷さん*1!」。
しかし、さいぼしで思い出すわたしもなんだかです。
どうやら、今日のもう一人のレポーターは、塩谷さんとのことです。えらいこっちゃ…。なにがって、ふたりとも20分どころか、ピン芸人で2時間しゃべるのが平気な人間です。時間がどうなることやら…。まぁ、それぞれの持ち時間が1時間+質疑応答が40分ぐらいという配分らしいので、一安心。
まずはわたしのレポートから。とりあえず、ライフヒストリーを話さないとネタのくりようがないので、ちょびちょび話をしました。聞いてくれる人たちは、基本的には学校関係者ですから、やっぱり子どもの頃の話が必要ですからね。で、超ダイジェスト番を話し終えたところで18分。ここからです。トランスジェンダー生徒交流会の話とか、クローゼットでいる生徒や教職員の話をおりまぜながら、「現状と課題」のあたりを話したところで、そろそろ潮時かな。「これで40分ぐらい話をしましたか?」と司会の方の時計をのぞき込むと、41分。やれやれ…。
続いて、塩谷さんの話。すごかったです。わたしのように隠したまま世間の風をやり過ごしていた人間と、塩谷さんのようにそこに直面せざるを得なかった人間の違いを、まざまざと見せつけられました。だからこそ、部落解放運動が必要とされ、あそこまでの大きな結集力をもったんだなぁと、素直に思いました。
で、塩谷さんも「風邪でのどが」とかいいながら、超ダイジェスト番ながら凝縮した絶好調の話。結局、総括の質疑を45分とるはずが、ほとんどなし。司会の方から「最後にお二人から一言」と言われたので、「やっぱ先攻は不利です。今日は完全に負けました」と敗北宣言をしておきました。もっとも横から塩谷さんが「河内のおばちゃんには勝てへんで!」と勝利宣言をしておられましたけどね(笑)。
その後、そこにおられたレズビアンの人としばらく話。お互いの状況なんかを話していました。と、そこで思いついたこと。
わたしって、前にも書いたけど、あらためて学校ではカミングアウトしていないんですよね。なので、そのレズビアンの友だちに「わたしね、学校ではカミングアウトしてないんですよ。どちらかというと、クローゼットなんです。もっとも、クローゼットのドアは全開ですけど(笑)」「ほな、中、丸見えやんか」「うん、丸見えのクローゼットに入ってるねん。こっちからもよぅ見えるし。風もけっこう入ってくるし」。
そうか、我ながら、こういう表現があったんだ。
また、ネタで使おう…。

*1:部落解放同盟向野支部支部長さん兼大阪府連の副委員長

教研・3日目(最終日)

今日は、9時から1時までの半日が討論の時間。
「キャラがかぶっている人」は今日も絶好調です。わたしはというと、少々不調気味。というか、そろそろネタが尽きてきたところへもってきて、「学ぶしかない」という「デートDV」をめぐるすごい実践だったので、ほとんど論議に参加できず。
ところが、だんだんと話が深まるにつれて、ツッコミどころが出てきました。DVの予防として、アサーションスキルを身につけるというのは、たしかにわかるのですが、それだけでいいんだろうかという思いが出てきたんです。
というのは、常々気になっているのが、子どもたちの持つ「ダブルスタンダード」なんです。たしかに、人権学習の作文なんかではいいことを書いているんだけど、実際に社会に出た時にそれが生きているんだろうか。わたしたちが育てている子どもたちは「差別をしない*1」ところにとどまっていて「差別を許さない*2」ところまで深まっていないのではないかということなんです。
で、そのあとは、やっぱり爆裂!いやぁ、久しぶりに萌え燃えました。でも、そのあと「またやっちまった」って反省をするんですけどね(笑)。
分科会の最後は、オブザーバーの人たちの発言と共同研究者の人たちのコメント。よかったです。「暴力の反対は話しあうこと」というS藤さんの言葉、けっこうしみました。そうなんだよなぁ。話しあわずにものごとをすすめようと思うと、どうしても権力関係に依存しなくちゃならないんですよね。逆に、権力関係を排除しようとすると、どうしても「話しあうこと」が必要になります。そして、そこからひとつの物事を実現した時、「わたしは社会を変革する主体としての力をもちうる人間である」という力がわいてきます。これこそが、エンパワーメントなんだろうなぁ。
さらに、ふだんは決して「語らない」本部の女性部長が、わたしが参加し始めて以来はじめて語られました。すごくかっこよかったです。この場に自分がいてよかったと、心の底から思いました。

ということで、熱く長い4日間が終了。あとは、土産を買って電車に乗って帰るだけです。大分のみなさん、ありがとうございました。
それにしてもつかれた…。風呂も入れんかったし(笑)。

*1:言い換えると、「わたしの問題」「心の問題」「スタティックな問題」

*2:言い換えると、「社会の問題」「行動の問題」「ダイナミックな問題」

教研・2日目

今日は朝9時から夕方6時まで、丸一日討論の日です。
おもしろかったのは、三重の小学校のレポート。「男子トイレの出入り口にドアがないため、中が丸見えなのがイヤ」という子どもたちの思いから、子どもたち自身が校長と交渉して出入り口のカーテン設置を実現するという話。その中で「男が見られてなにが悪い」という教員とかが出てきたらしくて、みんなで大笑いをしていました。いいなぁと思ったのは、子どもたちの思いを行動にしてそれを実現していくという経験をさせたことです。こういう経験を積み重ねることで、あきらめることなく社会に積極的にかかわる態度がつちかわれるんだと思います。そういえば、何年か前、やはり同じ三重の小学校のレポートでスリッパの色についてとりあげたのがありましたが、これもおもしろかったなぁ。近所の雑貨屋のおじちゃんに働きかけて、自分の好きな色を買えるようにしたというレポートでしたが、同じ流れですね。
なかなか高校ではむずかしいところはあるのですが、学びたいなぁと思いました。
てな謙虚なことは書いてはいますが、もちろん2日目も爆裂。もう、発言の機会があれば、ほとんど発言し続けるという迷惑な存在になってしまいました。ま、わたし以外にそういう人、もう一人いましたが(笑)。

夜は、異種格闘技戦
通常、丸一日分科会の夜は、各単組ごとに交流会をするそうな。ところが、うちのように参加者がほとんどいない単組にとって「一人で飲めっつーのか!」ということに他ならないわけです。そりゃぁ、それぞれの分科会の報告をするとかいろんな目的はあるんだろうけど、せっかく全国から参加者が集まってくるんだから、各分科会ごとに交流会をする方がはるかに意味があると思うんですが…。
てことで、わたしが「両性」の分科会に参加して以来、「分科会参加者で飲みに行こう!」とみなさんを誘うことにしています。さらに今年は、「両性」と「人権教育(略称「人権」*1)」の合同飲み会を企画してみました。さてさてどうなることやら…。
で、会場は朝鮮料理の店。集まったのは20人ちょっと。もう…。すごかったです。
もともと「両性」も「人権」も根っこは一緒です。ところが、それぞれが分化していくなかで、少しずつ足りないところが出てきているような気がしてならないんです。
「人権」には、あきらかに「ジェンダー」の視点が欠けています。なにしろ、分科会の会場にはいると、いきなり「白黒の世界」です。居並ぶみなさんはとてもこわそう(笑)。もちろんそこからすぐれた実践が出てきているのですが、やはり「なんだかなあ」なわけです。
一方、「両性」には「実践」が不足しているように思えてしかたがない。この厳しい状況の中で、みなさんたしかにすごいとりくみをされているし、「へ〜!」と新しい世界を見せつけられる実践もあるのですが、なにかが足りないんです。子どもたちがみずからを「社会をよりよくするために変えていく主体」としていくところまで迫りきっていないんじゃないかという感じが、なんとなくするんです。
ところが、両方に参加した経験からすると、「両性」と「人権」は互いに棲み分けをしてしまって、交流がない。というより、敬遠しあっているのではないかという気までしてしまうのです。これはあまりにももったいない。
ということで、そこの交流を目論んでみたというわけです。
で、飲みはじめたら…。はじめのうちは、互いに垣根があるような気がしていたのですが、だんだんと「図々しい人」が強引に話をすることで*2、だんだんと垣根が低くなっていったような気がします。
大分行きの最終の時間が来た*3ので、やむを得ずお開きになるまでの約3時間。濃いぃ時間を過ごさせてもらいました。また来年もやろっと!
その後、中津行きの最終までの時間、もう少し呑みたいという人や、1次会には出られなかったけど合流したいという人*4を交えて2次会。さらに、地元の人たちに連れられて3次会と流れて、えらい夜になってしまいました(笑)。
ホテルに着いたのは、2時過ぎ。倒れるようにして寝ました。

*1:ってまんまやん!

*2:なにごとにもこういうのって必要なんだと思うんです。てことで、そんな役をお願いしたT川さん、ありがとうございます。って、こんなところ読んでないか(笑)

*3:10時過ぎ(笑)

*4:含む、なぜか本部の人(笑)

教研・1日目

起床は午前5時半。6時に集合してバスに乗りあわせて教研の会場へ。さすがにバスの中では寝ました。会場に着いたら7時…。全体会の開始は9時なんで、もう、すごい余裕です。もっとも、道路が混雑している可能性が高いので、しかたないんですけどね。
会場近辺はものすごい警備です。なんでも、U翼の人たちが全国から来られるとのこと。そうか、教研って地元にとったら2重に経済効果があるんだ(笑)。
会場の前では、赤い旗がたなびいています。Kクマル派のみなさんです。
さて、本日午前のメインは、CWニコルの講演。自分の子どもの頃の話からはじまって、空手がしたくて日本に来たこととか、日本に来た当初の話とか。
ニコルから見たら、自然*1と街*2が同居する国は日本だけだそうです。そして、流氷と珊瑚礁が同居する多様性を持つ国も日本だけだそうです。そんな日本がとっても好きなんだそうです。そして、その「美しい国・日本」*3の自然が破壊されていくことが耐えられない。そこで、「恩返し」として森の再生をはじめたと。
このあたりの話までは、なんだかなぁという感じでした。まぁそりゃそうかもしれませんが、一方で「民族意識」みたいなものとしては、あまりにも単一思考で、在日外国人への同化と排外を強いている。まぁ、そりゃあんたは白人だから…。みたいな。
ところが、このあたりから話は変わっていきます。
「恩返し」は「森」だけじゃなくて、虐待を受けた子どもたちの「再生」にも結びついていくんですね。自然とふれあうことで、虐待を受けた子どもたちに笑顔がもどっていく。そんな姿を写真で見せられた日にゃぁ…。そうだよなぁ。わたしもずっとやってたよなぁ*4などと思っていたら、気がついたら泣いていました。
おそるべしCWニコル!単にS名誠とたき火で遊んでいるだけじゃなかったんだ(笑)!
てことで、午前の全体会は終了。昼ご飯と燃料を補給して、午後から分科会。わたしが参加したのは「両性の自立と平等をめざす教育分科会(略称「両性」*5)」です。
分科会の開会のあいさつを聞いたら、「今年も長い3日間がいよいよはじまるなぁ」という気がしてきます。
分科会には全国から集まったレポーターとオブザーバーが参加します。基本的には、オブザーバーとしてまで参加したい人は、実践も豊富だし、理論もすごいです。でも、討論への参加は、原則としてレポーターだけ。で、レポーターについては「しゃべり」もいればおとなしい人もいます。わたしがどっちのタイプかというと、もちろん前者なわけで…。なので、意図していないのですが、いつも目立ってしまいます。困ったことだ…。もちろん、今年も初日からかなり目立ってしまいました^^;;。
ところで、似たような人はやっぱりいます。2年前にもキャラがかぶる人がいたのですが、今年もおられました(笑)。なんしか、わたしが手をあげて、ひょいとその人を見ると手をあげています。人の話へのリアクションも似ています。さらに「できるだけたくさんの人の意見を」みたいなことを言われると、胸を押さえながら「ズキズキー!」とかやっているのも同じ感じ。
てことで、夜、呑みに誘いました。他にも何人か誘って、別府の街へ。飲み会は、他に、大分の若いFTMの当事者もいて、全部で6人。おとなしいと言えばおとなしいのですが、まぁ、一日目ですから。でも、FTM当事者の話を聞きながら、みんなでいろんな話を共有できたいい一晩でした。
その後、4人の方は帰られ、わたしともう一人は別のグループと合流して、さらにもうひと呑み。でも、1時頃にはさすがに眠たくなったので、おいとましました。考えてみたら、22時間ぐらい起きてたな…。

*1:近世

*2:近代

*3:あえて使ってましたよ、このスローガン(笑)

*4:わたしは日本キャンプ協会2級ディレクターなんですよね

*5:って、まんまやん